シイラ料理が絶品
シイラってどんな魚?
シイラとは、スズキ目に属する魚で、主に暖かい地域に分布している回遊魚です。銀色、黄色に光る独特な姿をしている魚で、サイズも2mになるほど大きいものが釣れる場合もあります。
シイラはハワイでも人気で、ハワイでは「マヒマヒ」という名前の高級魚として食べられています。日本ではそこまでメジャーな魚ではなく、どこでも買えるわけではありませんが値段は手ごろです。
シイラの食べ方は?
シイラは白身魚です。淡白な味わいではあるのですがジューシーな味わいがあるのが特徴です。他の魚と同じように、フライや煮物など、いろいろな食べ方ができます。和風、洋風とどちらでも美味しく食べられるので、一度食べていただきたい食材となっています。
シイラの毒に注意!
なお、シイラは生の刺身で食べることもできるのですが、毒(腸炎ブリビオ菌、表皮粘液毒)を持っている場合があるため、生で刺身を食べる時には注意が必要です。生で食べた場合、食中毒になってしまう可能性があります。もし心配であれば、加熱料理で調理していきましょう。
シイラはいつどうやって釣れる?
シイラの釣り方
シイラはルアー釣りや泳がせ仕掛けなどで釣ることができます。ルアー釣りは生き餌ではなく、疑似餌(ルアー)を使って行う釣りのため、餌代がかかりません。
一方泳がせ仕掛けでは、生きた小魚を泳がせて魚を釣る方法で、ノマセ釣りとも言います。どちらでも、お好みの方法でシイラが釣れるため、釣り好きな方はぜひ、シイラ釣りに挑戦してみてください。
釣れる場所
シイラが狙えるのは、磯や堤防や防波堤、砂浜といった場所になります。シイラは回遊魚なので、季節や時間に合わせて潮の本流が流れる場所を選び、シイラ釣りに挑戦していきましょう。
釣れる時期
シイラを釣るなら、朝の時間帯がおすすめです。特にシイラを釣る場合は、7時ごろの時間帯を狙って釣るようにしましょう。時間が遅くなるほど釣れなくなっていくため、ある程度の時間で引き上げる必要があります。
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シイラのさばき方
シイラの下処理は念入りに
シイラに限りませんが、うろこやぬめりには汚れ、雑菌などが付着している可能性があります。シイラを仕入れたら、捌く前に水でよく洗い流すようにしましょう。そして、包丁でうろこをしっかりと処理していきます。
シイラは滑りやすいですので、新聞紙を敷いておくと作業がしやすいです。また、押さえる部分にも新聞紙を使って、シイラのうろこ、そしてぬめりをとっていきましょう。
シイラを捌く方法とは
うろこを取ったら、ひれを頭側に残して斜めに切っていきましょう。一気に頭は落とせないため、表側、裏側から同じように切って頭を落とします。お腹に切り込みを入れ、内臓も一緒に取っていきましょう。
血合いをよく落としたら水気をとり、中骨に沿って切っていきます。一つ一つの作業を丁寧に行うことで、初めて魚を捌く方でもきれいに切れます。一気にやろうとせず、少しずつ包丁を入れながら捌いていきましょう。
何度でも食べたくなる揚げ物料理3選
1:シイラのサクッとフライ
魚の食べ方の中でも人気な揚げ物レシピをご紹介いたします。こちらは、シイラがサクッと食べられる美味しい調理方法です。シイラの切り身を揚げていく調理方法で、調味料にはパプリカパウダーが使われています。また、ソースには刻んだ玉ねぎがのっているため、シイラのサクッと食感にプラスして玉ねぎの食感も楽しめますよ。
シイラフライの作り方
シイラは小さめの切り身にカットして調理していきます。切り身を袋に入れ、片栗粉をまぶす作り方なので、洗い物も少なくて済みますし、調理方法も簡単です。あとはソースを作っていくだけです。
ボウルに刻んだ玉ねぎと調味料を入れて混ぜるだけなので、こちらも簡単にできるでしょう。仕上がったらシイラの上に玉ねぎソースを乗せ、パプリカパウダーを掛けて完成です。パプリカパウダーがとてもおしゃれに仕上げてくれます。
2:カレー風味のシイラフライ
こちらは、カレー風味の唐揚げレシピです。白身魚のからあげも美味しいのですが、いつもとは違った味付けをしたい方におすすめとなっています。いつもとは違った味付けとはいえ、作り方も簡単なのでおすすめです。
いつもの唐揚げの調味料に、カレーパウダーとブラックペッパーを使うだけで美味しい唐揚げが作れます。食べやすい大きさにシイラを切ってから、作っていきましょう。
ジップロックで簡単料理
カレー風味唐揚げも、ジップロックを使って調理すれば簡単に作ることができます。まずはカレーパウダーとブラックペッパーを振りかけた後に、ジップロックの中に入れてそのほかの調味料を入れていきましょう。
唐揚げの場合、そのまま揚げてしまうと味がしみこまなくなるため注意が必要です。30分程度は冷蔵庫で寝かせ、しっかりと味をしみこませていきましょう。
3:シイラのあんかけ料理が絶品!
今日も好く働いた。 本日の晩酌は、ツナレタスのサラダ、かなやま(シイラ)のあんかけ。 お酒はブランデーの炭酸割り。 あんかけが非常にうまくいったので大満足♪ヘ(゚∀゚*)ノ pic.twitter.com/x8lGV2rhw6
— きっちょ@永眠不足 (@kiccho1182) November 19, 2013
シイラを揚げたなら、あんかけ料理も食べたいですね。ここでは揚げたシイラのあんかけ料理をご紹介します。あんかけレシピは、「あん」の作り方が分かっていれば作ることが可能です。今回ご紹介している「あん」はには、砂糖や酒など、お家にあるものが利用されているため、簡単に作れるでしょう。
人気あんかけ料理の調理方法
シイラは切り身を食べやすい大きさに切り、白だしに漬けておきます。こうすることで、味がしっかりとしみ込みます。片栗粉を付けて揚げたら取り出しましょう。別で調味料を入れて「あん」を作り、最後にシイラにかけたら完成です。
シイラ:5切れ
白だし:大さじ1
片栗粉:適量
油:適量
■ 〈甘酢しょうがあん〉
水:350ml
砂糖:大さじ2
酒:大さじ2
かんたん酢:大さじ2
濃口醤油:大さじ1
白だし:大さじ2
おろししょうが:大さじ1
水:大さじ2
片栗粉:大さじ1
小口ネギ:適量
簡単焼き料理2選
1:シイラの洋風ムニエルがたまらない
次や焼きレシピです。魚の洋風焼き料理と言えば、ムニエルが思い浮かぶ方も多いことでしょう。シイラもムニエルにするとおいしく食べられます。ムニエルはおしゃれな料理なので難しく感じるかもしれませんが、簡単に作れる料理の一つです。
しかも今回ご紹介するレシピではクリームチーズものっていて、食卓を彩ってくれるでしょう。例えば誕生日や記念日など、特別な日に作るのもいいですね。調味料は手に入りにくいものなどもないため手軽に作れるでしょう。
シイラムニエルの作り方
シイラのムニエルには、塩ではなくクレイジーソルトを利用しています。クレイジーソルトを利用することで、風味豊かなムニエルが完成します。初めにクレイジーソルトを振り、小麦粉を付けていきましょう。
小麦粉を付けたらバターで焼いていきます。お皿に盛ったら、クリームチーズや粉チーズ、オリーブオイルをかけて完成です。淡白なシイラではありますが、クリームチーズをのせることで濃厚な味わいが堪能できるでしょう。
2:照り焼きが美味しい絶品
次は日本の和食料理、照り焼きの作り方です。照り焼きは日本の食卓ではおなじみで、ご飯に合う料理の一つですが、普通の白身魚と同じように、シイラでも美味しい照り焼きが作れます。
照り焼きは合わせ調味料を作ってしまえば味付けができるため、こちらも簡単に作ることが可能です。大きいシイラが釣れることもありますが、そんなときは、一品だけではなく、いろいろな調理方法でたっぷり味わってみてはいかがでしょうか。
照り焼きの作り方
シイラを捌いたら、水分をふき取ってまずは酒に10分ほど漬けておきます。時間の短縮にもなりますので、その間に合わせ調味料を作ってしまいましょう。シイラを取り出し片栗粉をまぶしたら、フライパンで焼いていきます。
調味料を入れる前には、余分な油をふき取るようにしてください。合わせ調味料を入れて味を付けていくのですが、入れっぱなしにするのではなく、時々スプーンでかけていきましょう。そうすることで、しっかりと味付けができるようになります。
美味しい!パスタ料理2選
1:クリーミーなシイラのパスタ
洋風レシピとして、シイラのパスタはいかがでしょうか。こちらのパスタにはシイラ以外にも玉ねぎアスパラも使い、彩りよく仕上げています。もちろんここに書いてある野菜以外にも、お好きな野菜に変えて作ることも可能です。
今回ご紹介するのはレモンの酸味が効いた、クリーミーなパスタです。野菜もたっぷり食べられるレシピとなっていますので、ぜひ一度作ってみてください。
レモンクリームパスタの作り方
まずはシイラ、野菜を食べやすい大きさに切っていきます。なお、アスパラは、あらかじめ1分ほど茹でてから切っていくようにしましょう。フライパンにバターと具材を入れ、火を通していきます。
火が通ったらその他の調味料を入れて煮ていきましょう。パスタは2分短めに茹でておき、最後に絡めたら完成です。牛乳だけでなく生クリームが使われているため、より濃厚なパスタが味わえます。
2:やみつきになるほど美味しい燻製パスタ
トマトソースパスタでも、シイラを美味しく食べられます。トマト缶を使ったレシピで、白ワインも使った上品な味わいです。最後にバジルの葉を乗せれば、おしゃれな食卓にもなるでしょう。
こちらも簡単に作れる料理でもありますので、シイラを釣った際、もしくはシイラが仕入れられた際はぜひ作っていただきたい一品となっています。いろいろな料理があって迷ってしまいますが、食べてみたいものから一つずつ挑戦していきましょう。
シイラトマトソースの作り方
シイラを食べやすい大きさに切り、あらかじめ塩コショウをして味付けをしておきます。オリーブオイルににんにく、鷹の爪を入れることで風味を出していきましょう。にんにくや鷹の爪は強火にしてしまうと焦げてしまうため、弱火で加熱します。
シイラを入れたら白ワイン、トマト缶、バジルを入れて調理していきましょう。パスタはあらかじめ茹でておき、最後に合わせて完成です。
しいら:60g
トマト缶:1カップぐらい
オリーブオイル:大さじ2
にんにく(みじんぎり)チューブでも:大さじ2分の1
白ワイン:大さじ2
※トマトソース:大さじ2
バジル:4枚+1枚
パスタ:80g
塩・こしょう:各少々
シイラ料理を堪能しよう
シイラは店頭ではあまり見かけない魚ではありますが、釣りをされる方の間ではとても人気です。稀にお店でも手に入る場合がありますので、釣りをされない方は一度、シイラがないかお店の人に聞いてみるのもおすすめです。
シイラは生で食べる場合注意が必要だとお伝えしましたが、加熱処理がしてあれば問題なく食べられます。今回、揚げ物から焼き料理、パスタ料理とさまざまご紹介しましたので、ぜひおいしいシイラ料理を堪能してみてください。
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なお、暮らし~のでは釣りやレシピの記事以外にも、キャンプや登山、ウォータースポーツなどのアウトドア記事が充実しています。検索機能も利用できますので、気になることをぜひ、検索してみてください。
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