FUNKTION FUTURE サーフボード用 2フィン
ロングボード用センターフィン TRUE AMES
CAPTAIN FIN ロングボード用フィン
FCS2 フィン パフォーマー
ロングボードを楽しむ際に知っておきたいこと
フィンの種類や特徴を知ろう
一言でロングボード用のフィンと言ってもその種類や特徴はひとつだけではなく、さまざまなものがあります。ロングボード用のフィンについてもっと詳しく知るために、まずはその種類や特徴についてチェックしていきましょう。
フィンの種類
ロングボードのフィンには、大きく分けて2種類があります。1つ目はシングルフィンというモデルで、その名の通り1本だけのフィンが特徴です。ノーズライディングという技をするのに対応しており、大き目サイズのフィンとなっています。
2つ目はシングルスタビライザーというモデルです。センターフィンに使われるシングルフィンが1本、サイドフィンに使われるスタビライザーフィンが2本あるのがこのモデルの主流となっています。
フィンのサイズ
ロングボードのフィンは、大きさによって機能性が異なるのが特徴です。例えば、面積が広く大きめのサイズだと直進するときに安定感がありますが、大きすぎるものを選んでしまうと曲がりにくくなってしまいます。
また、小さめサイズのフィンは回転性が高いのでアクティブに動ける半面、サーフボードが不安定になりやすい面があります。自分が使うサーフボードのタイプや、楽しみたい波乗りスタイルに対応したサイズ感のフィンを選ぶことが大切です。
フィンの硬さ
ロングボードのフィン選びは硬さも重要となっています。硬めのフィンだと、安定感のあるターンを決めることができるでしょう。また、波の高さやパワーが大きくてもサーフボードが安定し、しっかりとしたホールド感があるのが特徴です。
反対にしなやかさがあるフィンの場合、波をコントロールしやすいのが特徴となっています。パワーに乏しい波や小さめの波に対応しており、男性向きというよりは女性向きのフィンと言えるでしょう。
フィンの各部の名称
各部分の名称は3つ
フィンの各部にはそれぞれベース(Base)、高さ(Height)、レイク(Rake)という名称があります。これらはフィンの性能を決めるのに大事な要素になるので、フィンを選ぶときにはあらかじめ覚えておきましょう。
ベース(Base)
フィンの付け根の幅のことをベース(Base)と言います。このベースの幅が広いと安定性や直進性、ドライブ性が高くなり、逆にベースが狭いとボードの安定性や直進性は低くなりますがその分回転性はアップするのが特徴です。
高さ(Height)
フィンの付け根から先端までの最短の長さを高さ(Height)、または深さ(Depth)と言います。これが高いとフィンはホールド性を高め、安定性と直進性が増します。
また、フィンが長いとノーズライディングをしたときにノーズが抜けにくくなり、ノーズの安定性が良くなるでしょう。逆に低い場合、安定性は悪くなりますが回転性は増します。
レイク(Rake)
フィンの反りの角度をレイク(Rake)、またはスウィープ(Sweep)と言います。ベースの後ろ側からどのくらい後側に伸びて、どんな角度で反り返っているのかによってドライブ性や回転性などが変わります。
角度があるほどターンしたときに粘りが生まれるので、ドライブが効いたターンが可能です。逆に角度がないと抵抗が少なくなるので、回転性はよくなります。そのため、ピポットターンをするのに向いているでしょう。
選び方のポイント
ポイントを押さえて自分に合ったものを選ぶ
ロングボードのフィンは、さまざまな要素から選ぶものです。また、自分がどんな風にサーフィンを楽しみたいかによっても選ぶべきフィンは変わるでしょう。ここからは、その際にチェックしておきたいポイントをご紹介します。
フィンの角度でターンが決まる
フィンの前側の縁がどのくらいの角度になっているかはフィン選びに欠かせないポイントとなっています。この角度を「スウィープ」と言い、ベース部分に対してスウィープが大きめの場合はスピードが出やすくターンの経も大きいです。
一方、スウィープが小さめの場合は操作性がアップして、細やかなターンがやりやすくなるでしょう。そのため、スウィープが大きめのものよりもアクティブに動くことができ、多くのサーファーから人気です。
スピードやコントロールはフォイルで決まる
「フォイル」というのはフィンの形のことで、特にポイントになるのはフィンの内側です。フォイルにはフラットなタイプや曲線を描いているタイプなど、さまざまなタイプがあります。
曲線を描いたフォイルはインサイドフォイルとも呼ばれており、スピードに乗ると減速しにくいのが特徴です。また、水の抵抗が少ないため滑らかなターンをすることができます。フラットなタイプは水の抵抗が大きめなので、ソリッドな方向転換向きです。
ターン時の反応はフィンの傾きで変わる
フィンの傾き加減のことを「カント」と言います。この傾き加減によってターンをしたときのサーフボードからの反応が変わるので、カントに関してもロングボードのフィンを選ぶときの大事なポイントです。
カントが大きいほど、ターンをしたときのサーフボードからの反応は拾いやすくなります。一方、カントが小さい場合はターン時の反応よりも直進性が増すので、スピードを出しやすいのが特徴です。
フィンの選び方とセッティング
自分に合ったフィンを選ぶ
選び方のポイントが分かったら、いよいよロングボードのフィンを選んでいきます。自分が持っているボードのサイズに合わせて選ぶのが一番ですが、自分が楽しみたいサーフィンスタイルによってフィンの種類を見極めることも大切です。
センターフィンのサイズの選び方
ロングボードのセンターフィンのサイズは、一般的にサーフボードのサイズが1フィートに対してフィンのサイズは1インチの高さで計算して選びます。例えば、9フィートなら9インチ、10フィートなら10インチのフィンが最適。
初心者のうちは下手にサーフスタイルに合わせて選ぶよりも、ボードのサイズに対応したフィンを選ぶのが失敗が少なく無難です。ちなみに、1フィートはおよそ30cm、1インチはおよそ3㎝となっています。
安定感があるシングルスタビライザー
ロングボードの性能は、フィンの数で大きく変わります。多くのサーファーが取り入れているのはシングルスタビライザーで、大きめのシングルフィンが1本と一回り小さなスタビライザーフィンが2本の、計3本のフィンを使うセッティングです。
シングルスタビライザーだとバランス感覚を上手に保つことができるので、サーフボードに安定感が生まれます。そのため、ロングボード初心者からも人気が高く、特におすすめのスタイルです。
ノーズライドを決めたいならシングルフィン
ノーズライドとはノーズ部分に体を移動させてスピードを上げていく技で、この技を成功させるのにおすすめのセッティングがシングルフィンです。シングルスタビライザーと違ってその名の通りフィンは1枚だけなので、安定感をキープするためにも面積が大きい方が成功率がアップするでしょう。
また、シングルフィンの場合体重が軽い方でもサーフボードを傾けやすくなります。ただし、シングルスタビライザーよりも安定性が低いので、サーフボード自体を長く大きなものにするのが望ましいです。
初心者のサーファーにおすすめ・人気のフィン
竹をマテリアルに使用したFUTURES BAMBOO
FUNKTION FUTURE サーフボード用 2フィン
フィンシステムの草分的なブランドの「FUTURES」は、オリジナリティ溢れる革新的な製品をコンセプトに最新のテクノロジーを取り入れて製品開発をしていることから、日本でも高い人気があります。
FUTURESらしさがあるフィンといえば、竹をマテリアルに使用した「BAMBOO」です。サーフィンを愛する方には環境への意識が高い方が多いですが、BAMBOOはその思いにぴったりなアイテムで高い人気があります。
世界レベルのロングボード用フィンTRUE AMES
ロングボード用センターフィン TRUE AMES
1979年にアメリカで設立した「TRUE AMES」は、世界中のサーファーたちを虜にしているブランドです。どんなシーンでも使えるのに高性能なアイテムが多く、プロサーファーから高い人気を得ています。
そんなTRUE AMESのフィンは、世界的レベルを誇ると言っても過言ではありません。中でもリッチ・パベルというデザイナーがデザインしたフィンは、スピードやターンなどのパフォーマンス重視の方におすすめです。
オリジナリティが高いCAPTAIN FIN
CAPTAIN FIN ロングボード用フィン
カリフォルニアで生まれたブランド「CAPTIAN FIN」は商品ラインナップがとても豊富で、多くのサーファーから人気があります。テンプレートなモデルだけでなくオリジナルデザインのモデルもあり、そのこだわりの強さが感じられるでしょう。
デザイン性の高さはもちろん、機能性の高さもしっかり合わせ持っています。数あるサーフィン用品のブランドの中でも、オリジナリティの高さに関しては定評があるブランドです。
ロングボード用フィン初のFCS PERFORMER
FCS2 フィン パフォーマー
世界で初めて取り外すことができるフィンを開発したのが、この「FCS」というブランドです。ボードの安定感やスピードやターンなどのコントロール性が抜群で、初心者でも安心して使えるのがFCSの魅力です。
また、フィンのバリエーションが豊富で、それぞれの使い方が分かりやすいのが特徴となっています。初めてフィンを選ぶ方に人気のブランドなので、迷ったらまずはFCSの「PERFORMER」を手に取ってみてください。
特性を知ってロングボードを楽しもう
今回はロングボードのフィンについて、選び方や種類をご紹介しました。ロングボードを楽しむにはフィンの特徴をよく知ることが大切です。また、どんなスタイルでサーフィンをしたいのかなど、フィンに関わる要素はたくさんあります。
上級サーファーには、フィンを使い分けることで毎日変わる波をスピードをつけて乗りこなしている人が多いです。初心者のサーファーにとっても、フィンに注目すればレベルアップを期待できるでしょう。
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出典:unsplash.com