メジャークラフト ソルパラ SPXJ-S64ML
シマノ ソルティーアドバンス S63ML
シマノ クロスミッションBB B66ML
ダイワ 19 ヴァデル J60MLS
テイルウォーク ジグフォース SSD C602
ダイワ デッキアクター 63MLS
ダイワ ソルティガR J64S-3MD
シマノ ゲーム タイプ LJ S63
ロッド1本で多彩なフィッシングスタイルを
カヤックフィッシングのおすすめ点とは
釣りは若者からの人気も高くなっているアクティビティで、有名な管理釣り場では週末になると順番待ちが発生することもあります。また、乗合船でのボート釣りも繁忙期は混雑し、余裕をもって予約することが必要です。
一方、カヤックフィッシングでは、自分で乗り物を運航し、空いている場所を選んで釣りを楽しむことができます。また、フィールドを移動すればターゲットや釣り方を変えて楽しめるのも魅力です。
カヤックフィッシングで釣れる魚は?
カヤックを用いた釣りでは、多彩なターゲットを相手にできるのが利点です。シーバスやヒラメのほか、ハタやアイナメといったロックフィッシュやブリやカンパチのような青物など、さまざまな魚を釣ることができます。
ほかにも、陸からの釣りと比較してビッグサイズのタイやイカなどを釣り上げられるのも、オフショアフィッシングの醍醐味です。
カヤックフィッシング用の万能竿は種類が豊富
カヤックはスペースの制限があるため積めるタックルは限られています。そんな場合にも便利なのが、多彩な魚種とのやり取りを1本で対応できる万能竿です。
以下ではカヤックフィッシング用の万能ロッドの選び方を解説し、価格帯別におすすめの商品をピックアップしていきます。本記事は2022年5月9日の情報をもとにしました。ご購入の際は最新情報をご確認ください。
カヤックフィッシング用のロッドの選び方
1.長さは6フィートから7フィートが適切
カヤックフィッシングの場合、ターゲットに近寄ってのやり取りとなるため、ルアーを遠くに飛ばす必要がありません。また、限られたスペース内でロッドの操作をするため、陸に比べて取り回しがよい短めのロッドがおすすめです。
カヤック用として一般的なのは6フィート(183cm)から8フィート(244cm)までのロッドとされています。
2.MLからMHのパワーがあるものを選ぼう
カヤックによるフィッシングでは、予想外のサイズの大きな獲物がかかる場合もあります。柔らかすぎるとやり取りすることが難しいため、ML(ミディアムライト)からMH(ミディアムヘビー)のパワーがあるものを選びましょう。
また、水深の深いフィールドに生息する獲物を狙うためには、早く落とせる重いジグに対応するロッドが有利です。ターゲットや環境にもよりますが、150g程度のジグを扱えることがカヤック用万能ロッドのスペックの目安となっています。
3.ロッドの調子はフィッシングスタイルに合わせよう
調子とはロッドがどの位置から曲がりやすいかを示す指標で、7:3の先調子から5:5の胴調子までバリエーションがあります。先調子はキャスティング時のコントロールがしやすくアクションを楽しむ釣りに向いています。
また、胴調子はルアーの重さを竿全体に分散することができるため、大きなサイズの獲物を相手にした釣りでも疲れにくいのが特徴です。ご自分のフィッシングスタイルにあった調子の製品を選びましょう。
カヤック用万能竿【~15000円】2選
1.メジャークラフト・2代目ソルパラ・ライトジギング(SPXJ-S64ML/LJ)
メジャークラフト ソルパラ SPXJ-S64ML
全長 | 193cm |
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重さ | 非公開 |
ルアー重量 | 60g~150g |
仕舞寸法 | 非公開 |
2019年に発売になったメジャークラフトの2代目ソルパラのライトジギングモデルです。2m以下の取り回しがよい長さで、1.5号までのPEラインを使用することができます。
150gまでのルアーに対応し、キャスティングとバーチカルの双方のフィッシングスタイルを楽しめるロッドです。8500円ほどの安い価格帯なので、カヤックフィッシングの入門用としても人気があります。
リーズナブルで多彩なスタイルに対応
メジャークラフトの上位機種のリールシートが転用され、頑丈な富士工業のステンレスフレームのOリングが搭載されています。高速で巻き取りができるスピニング型のため、スピード感のあるアクションが可能です。
ライトジギングでのシーバスや小型の青物狙いのほか、タイラバでのマダイやカサゴ釣りもできます。
2.シマノ・ソルティーアドバンスS63ML
シマノ ソルティーアドバンス S63ML
全長 | 1.91m |
---|---|
重さ | 120g |
ジグ重量 | 最大160g |
仕舞寸法 | 146.5ⅽm |
2019年にリニューアルされたシマノのライトジギングロッドです。扱いやすい2m以下の長さで、最大2号までのPEラインを扱えるスペックがあり、ボートやカヤックフィッシングに適しています。
スピニング型のためテンポのよいアクションがしやすく、スピード感のあるゲームを楽しめる製品です。値段は12400円ほど比較的安い価格帯ですが、シマノの上位機種の技術が詰め込まれています。
カヤックフィッシング入門用にもおすすめ
ソルティーアドバンスにはステンレスフレームのKガイドが搭載されていて、ライントラブルを低減しています。また、軽量なので長時間使用していても疲れにくいのもおすすめポイントです。
10gから150gまでの幅広いルアーを使ったインプレが報告されていて、5kgを超えるタイやハマチのほか、シーバスやタチウオ、サバといったさまざまな魚種をターゲットにすることができます。
カヤック用万能竿【~20000円】2選
1.ダイワ・ヴァデルJ60MLS・Y
ダイワ 19 ヴァデル J60MLS
全長 | 1.83 |
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重さ | 200g |
ルアー重量 | 50g~150g |
仕舞寸法 | 133ⅽm |
ダイワが2019年にリニューアル発売したロッドで、ボート・カヤックでのジギングからキャスティングまで万能に使うことができます。19800円ほどの安い価格設定ですが、上位機種のブランクスの技術を転用しているのが魅力です。
スピニング型のロッドで、ティップの張りを抑えることによりキャストの精度が向上しています。PEラインの2号から3号が推奨で、コンパクトに収納することが可能です。
上位機種のブランクス技術が搭載されたエントリーモデル
こちらの万能竿はブランクスの反発力が低めに設定されているので、繊細なアクションが可能です。また、スリムで軽量なため、長時間のゲームも楽しむことができます。
全てのリングをSICタイプにすることにより、ラインとの摩擦が少ないのもメリットです。マダイやサワラ、ワラサから、大型サイズのブリまで多彩な魚種をターゲットにできます。
2.シマノ・クロスミッションbb(B66ML-S)
シマノ クロスミッションBB B66ML
全長 | 1.98m |
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重さ | 108g |
ルアー重量 | 最大80g |
仕舞寸法 | 102.5ⅽm |
シマノが2021年に発売した小型ボートやカヤック向けのベイトロッドです。長さは約2mでジグは最大80gまで、鯛ラバなら100gまで対応します。
最大1.2号までのラインに適合し、ライトジングやタイラバ、ティップエギングといったルアーフィッシングに利用できます。値段は14200円ほどで、ベイトモデルは感度がよく等速で巻きやすいのが特徴です。
多彩なスタイルに対応する新作
ブランクスには「ハイパワーX」というねじれにくい構造を施し、耐久性をアップしています。また、穂先の強度を保ちながら、繊細な曲がりを実現した「タフテックα」が搭載されているのも特徴です。
ほかにも「ステンレスフレームKガイド」によりライン関連のトラブルも少なく、センターカットの2ピース構造により、1m程度のサイズに収納することができます。
カヤック用万能竿【~30000円】2選
1.テイルウォーク・ジグフォースSSD(C602)
テイルウォーク ジグフォース SSD C602
全長 | 1.83m |
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重さ | 180g |
ルアー重量 | 最大150g |
仕舞寸法 | 120ⅽm |
国内の人気釣り具ブランド・テイルウォークから2020年に発売されたライトジギング用のタックルです。6フィートちょうどの扱いやすい長さで、キャスティングからバーチカルまで万能にこなすことができます。
ブランクスは細身ですが、ビッグサイズの青物ともやり取りできるパワーがあるのが特徴です。価格は21000円ほどで、黒を基調としたシックなデザインは高級感もあります。
パワーと繊細さのバランスがとれた万能竿
シーバスや青物、根魚のほか、マハタのようなボトムに生息する魚まで幅広く狙えます。ブランクスはしなやかに曲がりつつも弾性を適度に抑えた設計で、ジグの自然な動きを演出できるのが利点です。
万能竿の先端にはラインが絡みにくいMNSTトップガイドを搭載し、それ以外の部分は本体との間にクッションを入れるダブルラッピング方式により、ブランクスの負担を軽減しています。
2.ダイワ・デッキアクター63MLS-S
ダイワ デッキアクター 63MLS
全長 | 1.91m |
---|---|
重さ | 85g |
ルアー重量 | 最大120g |
仕舞寸法 | 100ⅽm |
2021年10月に発売されたダイワの万能ロッドです。スーパーライトジギングやティップランエギングのようなバーチカルスタイルや、キャスティングによるエギングやワームフィッシングといった多彩なゲームを楽しむことができます。ブルーの差し色が特徴で、価格は28000円ほどです。
ボートやカヤックのビギナーにもおすすめ
こちらの万能竿にはダイワのハイエンドモデルの技術が転用されているのもお得なところです。ブランクスに「高密度HVFカーボン」を巻くことにより、感度を保ちつつ強度を上げています。
また、リールシートはシーバスロッドと同じものを採用しているので、ボートフィッシングの初心者にも扱いやすいのも特徴です。トップガイドにはSICガイドを、ほかの部分にはK型のガイドを採用することによりライントラブルを減らしています。
カヤック用万能竿【30000円~】2選
1.シマノ・ゲームタイプLJ(S63-2)
シマノ ゲーム タイプ LJ S63
全長 | 1.91m |
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重さ | 122g |
ルアー重量 | 40g~160g |
仕舞寸法 | 145ⅽm |
2021年にリニューアルされた、シマノのライトジギングロッドです。「S63-2」は2m弱の長さがあるスピニングモデルで、キャスティングで広い範囲の獲物を狙えるのが特徴です。
最大160gまでのジグにも対応しる万能竿で、タチウオやシーバス、マダイといったさまざまな魚種をターゲットにできます。最大2号までのPEラインが使えて、値段は36000円ほどです。
繊細さとパワーを兼ね備えた万能竿
ブランクスはグリップの近くまで曲がる仕様で、手元で当たりを感じやすく繊細なアクションができます。ブランクスはスリムな設計ですが、カーボンテープをらせん状に巻き付ける「スパイラルXコア」の採用により耐久性も抜群です。
チタン素材のガイドによりライントラブルも少なく、繊細でグリップ力がある「パーフェクションシートCI4+」という最新のリールシートも搭載されています。
2.ダイワ・ソルティガR(J64S-3MD)
ダイワ ソルティガR J64S-3MD
全長 | 1.93m |
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重さ | 150g |
ルアー重量 | 最大180g |
仕舞寸法 | 1.93m(1ピース) |
ダイワのボートフィッシング用ロッドの最上位機種で2020年に発売されました。「J64S-3MD」は対応するルアー重量が最大180gで、ラインナップのなかでは中間的なパワーのモデルです。
価格は51000円ほどで、ダークブルーとゴールドが施され高級感があります。ダイワの上位機種のリールとカラーが統一されているので、違和感なく取り付けられるのも人気点です。
軽くてパワーのある最高級ロッド
ロッドの型名についた「MD」はミッドレスポンスの意味で、中弾性のブランクにより、キャスティングとジャークを組み合わせた多彩な釣り方を楽しめます。
また、ブランクスは軽量で強度の高い「高密度HVFカーボン」を用い、とネジレに強い「X45」という構造で強化しているのが特徴です。シーバスやサワラから中型のメバチマグロまで幅広い獲物を狙うことができます。
好みのロッドで海上フィッシングを満喫
カヤックを用いた釣りにおすすめの万能ロッドを紹介してきました。好きな時に好きな場所で釣りができるのがカヤック釣りの利点です。1本で多彩な魚種や釣りのスタイルを楽しめる万能ロッドを準備すれば、カヤックフィッシングをより楽しめます。
気になる万能ロッドがありましたら、お近くの釣り具店で実際の商品をチェックしてみてください。
カヤック用の万能竿が気になる方はこちらもチェック!
カヤック用に使える万能ロッドはほかにも多くのメーカーから販売されています。下にはシーバスロッドやスーパーライトジギングロッドの特集をリンクしますので、こちらもご参考になさってください。
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出典:rakuten.co.jp