検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

【連載】春に向けてボートシーバスロッドをリサーチ!カヤック用の1本を探します!

今週はカヤックで使うボートシーバスロッドをリサーチ!新作、準新作のロッドから、ヒラスズキキャスティングに合うモデルを探します。カヤックでキャスティング用のボートシーバスロッドはあると何かと便利!デビュー向けにロッドをお探しの方もぜひチェックしてみてください!
2022年2月7日
sim0223
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

シマノディアルーナ BS S73M+

ボートシーバスロッドを検討!

春に向けてカヤックのロッド選び!

ヒラスズキ

出典:ライター撮影

連載99回!今週は春に向けてのロッド探し、ボートシーバスロッドをリサーチして自分に合う1本を選びます。去年はボートサワラの流行で超品薄、今年も品薄な製品が出てきていますが、5月頃までに手に入ればいいので目途を立てておこうという作戦です。

ボートシーバスロッドはカヤックゲームでいろいろな釣りを担当できる万能な1本、シーバス狙いオンリーではなく、ジグを投げたりエギを投げたりする使い方もできます。チャーターボート用の1本やカヤック用にロッドをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください!

釣りは難しい状況に

今年も自粛期間に突入

海

出典:ライター撮影

寒いし青物の回遊状況は最悪、やるならメバルか夜ヒラかというタイミングで2月に入りました。去年はサワラの状況がよかったような記憶がありますが、今年はベイト、本命ともとにかく数が少なくてうまくいかない日が続いています。

そんな中で自分が住んでいる県でも「まん延防止等重点措置」の発表があって、自粛要請を検討しているというニュースも出始めました。現在は遊漁ぐらいならという感じではありますが、釣れているわけでもないし連日の釣りは控えた方がいいかなと感じています。こんなときは暖かくなった後の準備、釣り具の整理や道具選びでストレス発散です!

こんなボートシーバスロッドが欲しい!

どんな釣り場でどんな釣りをするのか

シーバスロッド

出典:ライター撮影

それでは早速ですがロッド選び!まずは使用する釣り場や釣り方について整理するところから始めます。運用を考えて、乗り換えるのか、乗り換えないのであれば持っている道具と用途が被らないように、なるべく自分の釣りに合うものを選ぶには、釣りの条件を整理するところから始めなくてはいけません。

今回はボートシーバスロッドについてですが、条件の整理の仕方は他の釣り向けにロッドを選ぶときにも役に立つので、2本目を検討中の方はぜひ自分の釣りに当てはめて検討の参考にしてみてください。

条件を洗い出してみよう!

条件の洗い出しはターゲットだけでなく、釣り場の条件と使用ルアーを項目に付け加えておくのがポイントです。パワーファイトが必要な釣り場なのか、ドラグを滑らせてどこまでも走らせることができるのか、条件は釣り場次第です。

使用ルアーもロッド選びのポイントで、ミノーならティップが柔らかいもの、バイブレーションなら中くらい、ジグは硬い方が動かしやすいといった具合に条件が出てきます。もちろんいろいろなルアーを1本で投げてOKなんですが、メインをどこにするか決めておくと購入後の満足度が高いです!

ターゲット

ヒラスズキ

出典:ライター撮影

狙うターゲットはヒラスズキ。サイズは大型がメインで、かなり大型までヒットします。釣り方はカヤックを使ったオフショアゲームです。カヤック用、オフショア用のヒラスズキロッドというのはないので、条件が近く使用ルアーがマッチするボートシーバスロッドから選択するのがベター。

使用ルアーがマッチするボートシーバスロッドの中から、ヒラスズキに負けないパワーのあるタイプを選ぶのが第一条件です!

使用ルアー

今シーズンの青物の釣れなさを見ていると、今年のカヤックで去年と同じようにヒラスズキが釣れるのかはちょっと怪しい。前シーズンは「セットアッパー125S-DR」だけでボコボコ釣れました。とりあえず26gのミノーが使えて、ティップが硬すぎないのが第二条件。ボートシーバスロッドならこの条件はほとんどのロッドがクリアしています。

セットアッパーで釣れなかったらレンジが違うミノー、ブレード、ワーム、このあたりでしょうか。軽めが使えたらなおよさそうですが、パワーと相反する部分なので、この場合はパワーを優先します!

釣り場の条件

釣りの条件はカヤックでのテトラ打ち。テトラはそんなに難しい積み方ではないので、キャストが甘くても釣れるし引っかかりません。船外機を使わないカヤックでロングディスタンスが効いていると感じているので、できれば不安定な姿勢からでも飛距離を出しやすいタイプを選びたいです。

問題はカヤックで釣るという部分で、ここは長さとパワーに影響してきます。長さは7フィートより6フィートが扱いやすい、つまりボートシーバスロッドの中でもちょっと短い方が扱いが楽です。カヤックはPE1.5号程度の力で引っ張ると海面を滑ってしまうので、極端に強いロッドは必要ナシ。単純に硬いのではなく、粘りや曲がりでパワーを発揮してくれるものが理想的です!

気になるボートシーバスロッド5選!

気になるボートシーバスロッド5本をご紹介!

カヤック

出典:ライター撮影

ここからは具体的に製品をチェック!新しい製品の中から、先ほど設定した条件に合いそうなモデルをピックアップしてみました。強めのシーバスロッド=サワラロッドということで、多くのアイテムで欠品が目立ちます。暖かくなってサワラのオフシーズンに入れば、流通状況は多少落ち着くでしょうか。あるものでやるという形になるかもしれません。

ボートゲームはもちろん、カヤックであればシーバス、青物のキャスティング、ジグのキャスティングなんかにもおすすめできるので、ヒラスズキ以外で検討中の方もぜひチェックしてみてください!

①シマノ「ディアルーナ BS:S73M+」

シマノディアルーナ BS S73M+

出典:Amazon

1本目は21年モデルのシマノ「ディアルーナ BS:S73M+」。定価30,300円でシマノらしく割引率高め、お手頃価格ですが、カヤックフィッシング的にはちょっと長めです。ショートなS610Mでも十分機能しそうですが、ヒラスズキの大型を狙うならM+がいい、M+は73しかないというラインナップになっています。

S73Mでも適正ルアーウェイトのアンダーが8gからなので、ワームや100mm以下のミノーを出す展開にはよさそうです!

②メガバス「空海ガルフ:CKG-70M+S」

メガバス 空海ガルフ CKG-70M+S

出典:Amazon

オフショアボートゲームでルアーが人気爆発中、メガバスの新作ロッドです。空海がショア向け、空海ガルフがオフショア向けのラインナップになっています。気になるモデルはパワーゲーム対応の「72MS」と「70M+S」。「70M+S」はサワラを意識したタイプで、「72MS」はクロダイ、ロックフィッシュ、小型青物にも対応できます。

今回は大型ヒラスズキ用ということで「70M+S」がよさそうですが、個人的には価格がネック。品薄で入手も難しそうです。カヤックは落としたり折ったりといったリスクがボートゲームよりも高いので、価格は抑えめがおすすめです。

③ヤマガブランクス「アーリーフォーボート:610MH/B」

2022年2月発売予定のヤマガブランクス新製品です。スピニング、ベイトとラインナップがあって、短くパワフルな610MH/Bがカヤックのヒラスズキゲームにマッチ。MAX50gのルアーまで対応できて、価格は定価32,500円です。

カヤックのファイトと曲がって粘るヤマガブランクスのロッドは相性がよさそうですが、こちらも流通状況が気になるところ。キャスティングとバーチカル両方を1本でやって、エギングタックルやライトゲームタックルを別で持っていきたいときは便利に使いまわせそうです。

④テンリュウ「ベイブレイズ: BBZ702S-M」

天龍 ベイブレイズ BBZ702S-M

出典:楽天

昨年検討していた1本。カヤックゲームはスタートが風が収まる5月頃なんですが、発売日が7月ですぐに使えないという理由から見送っていました。自分の釣りに合いそうなロッドは「702S-M」、ルアーMAX40g、PE1.5号まで使えるパワーが魅力的です。

RFテーパーで流通状況良好、パワフルなブランクスが人気のメーカーなので、個人的にはかなり有力な候補です!

⑤ジャクソン「ジェスター:JSS-610M-SP」

ジャクソン ジェスター JSS-610M-SP

出典:Amazon

昨年メーカー様にお借りしてヒラスズキをたくさん釣ったロッドです。2022年新モデルとしてリリースされる「JSS-611MH」はRFテーパー、ルアーMAX45g、ラインも2号までとかなりパワフルな仕様で魅力があるんですが、「JSS-610M-SP」のミディアムサスペンションテーパーはかなりよかった!長さもちょうどいいし、かなりおすすめです。

パワーがあって、張りで遠投が効いて、サスペンションテーパーが寄せてからの突っ込みをサポートしてくれます。この曲がりはジグを投げてアジイサキを狙うときにも効いてくるので、汎用性もバッチリです。品薄傾向ですが値段も手ごろ、最有力候補です!

春の準備を進めよう!

シーズン前に道具を揃えておこう

ヒラスズキ

出典:ライター撮影

春の釣りはまだまだ先ですが、昨今の釣りブームを考えると道具は早めに用意しておいて損はナシ。シーズン前かシーズン後か、道具購入のタイミングはシーズン中と被らないように計画を立てておくのがおすすめです。

来週も釣りに行くのは控えて道具選び、ヒラスズキ用のルアーをリサーチする予定です。釣りに行きにくい小のタイミングで春の準備を進めておきましょう!

連載が気になる方はこちらもチェック!

連載が気になる方は下記のリンクをチェック!

今回の記事でリサーチしたロッドを使う予定のカヤックヒラスズキ、カヤックジグサビキゲーム実釣レポートをご紹介します。こちらもぜひ合わせてチェックしてみてください!