カヤックスタンドなら自作がおすすめ
カヤックスタンドは通販サイトなどでも簡単に見つけられますが、かなり価格が高く、購入を諦めてしまう方もいることでしょう。しかし、自作であればかなり安くDIY可能です。
フィッシングカヤックなどを屋外に置く場合、そのまま保管してしまうとやはり見栄えもよくありません。カヤックスタンドを自作し、すっきりと収納していきましょう。作り方もさまざまな方法をご紹介しますので、参考にして自作してみてはいかがでしょうか。
DIY材料の種類
木材
カヤックを保管するスタンドを自作する場合、どのような材料を使っていくのかについてですが、DIYの代表的なものには木材が挙げられます。木材は加工がしやすいため、必要なサイズのスタンドを自作できます。材料によって価格も異なるため、予算に合った材料を選んで作っていきましょう。
イレクターパイプ
イレクターパイプも、スタンドを作るのに使える材料としておすすめです。ブラックカラーが一般的ですが、他にも白やカーキといった色がそろっています。作り方もパーツを組み合わせるだけなので簡単ですし、価格もお手頃です。
塩ビパイプ
イレクターパイプより安く作りたい方におすすめなのが、塩ビパイプです。塩ビパイプはイレクターパイプより安いですし、イレクターパイプと同様パーツがそろっているため組み立てもしやすいでしょう。塩ビパイプの見た目が好みではないという方は、スプレーなどで黒に塗るとおしゃれに仕上がります。
単管パイプ
イレクターパイプ、塩ビパイプよりも価格は高くなりますが、とにかく頑丈なものが作りたい方におすすめなのが単管パイプです。単管パイプにもパーツがあるため、作ること自体は難しくはありません。2台、3台とカヤックを多く乗せるスタンドを作る場合は、単管パイプが安心です。
イレクターパイプを使った自作方法
パーツを使って組み立てるだけ
イレクターパイプを使ったDIY方法であれば、作り方も簡単なのでおすすめです。イレクターパイプにはジョイントできるパーツに種類があり、三方向につなげるパーツと、垂直につなげるパーツなどがあります。それらをうまく組み合わせれば縦置きカヤックスタンドが作成可能です。
イレクターパイプは自分でカットできるため、必要な長さに合わせてカットしていきましょう。カットする道具に関しては、専用のハンドカッターがあるため購入しておくと作業もやりやすくなります。また、のこぎりでカットも可能です。
縦置きスタンド自作方法
イレクターパイプを使ったフィッシングカヤックスタンドの自作方法では、パーツとサイズに合わせてカットしたパイプがあれば簡単に作れます。ただ、DIYに慣れていない方だと組み立てが難しくなる場合もあるでしょう。
あらかじめ長さなどを確認して設計図を書いておくと安心です。パイプカットはホームセンターでしてもらえるところもあります。もしお願いする場合、寸法が分かっていないとその場でもたもたしてしまいますので、寸法を書いた設計図を持ってホームセンターに行くようにしましょう。
単管パイプを使った自作方法
2台分が置けるスタンドも自作できる
単管パイプを使って、2台分のカヤックが保管できるスタンドが自作できます。単管パイプもイレクターパイプと同じく、パーツが豊富なので組み合わせにより手軽にスタンドが自作可能です。
利用しているのは単管パイプに直交クランプ、ベース、単管キャップがあります。単管パイプも「単管パイプカッター」によりカットが可能です。もしカットが難しければ、ホームセンターのカットサービスを利用するといいでしょう。クランプの種類について気になる方は、こちらの建築クランプの種類をご確認してみてください。
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カヤック収納スタンドの自作方法
十字にパイプをつなげるときに使うのが直交クランプです。ですので、パイプをサイズにカットした後は、直交パイプで繋げていくだけでスタンドがDIYできます。イレクターパイプの作り方でもお伝えしましたが、自作する場合はサイズの把握が重要になります。
自作するまえにしっかりと必要なサイズを把握し、設計図を書いておくようにしましょう。ホームセンターでカットサービスを利用する場合も自分でカットする場合も、設計図があればスムーズに自作できます。
格安でできる自作方法
格安でフィッシングカヤックの保管場所を自作
フィッシングカヤックをできるだけ安く作りたい方におすすめの方法をご紹介しましょう。使っている材料は、単管バリケード4つ、単管パイプです。材料費は6千円代で、二台分のカヤック置き場が自作できます。
また、作り方もとても簡単なので、DIYに慣れていないという方であればこの作り方がおすすめです。DIYの道具がない方でも、ホームセンターのカットサービスを利用すれば道具の用意も必要ありません。
カヤックスタンドの自作方法とは
単管バリケードをスタンドの柱とし、バリケードについているパーツに単管パイプを固定していくだけで自作が可能です。単管パイプはカヤックが置けるサイズにあらかじめカットしておきましょう。単管パイプはナットを締め付けて固定すれば二台分の置き場が完成します。
なお、これだけでは固定が不安定ですので、自転車などで利用するゴムバンドを使ってスタンドとカヤックをしっかり固定していきましょう。見た目を変えたいなら単管パイプの周りにカラフルなパーツを利用するのもおすすめです。
木材を使った自作方法
木製の三台用カヤックスタンドを自作
日ごろ木材を使ったDIYをしている方は、木材を使ったスタンドの方が作りやすいかもしれません。木材を使ったカヤックスタンドは、3台分のカヤックが収納できるようになっています。またそのまま配置するとバランスを崩してしまうため、基礎に固定した作り方をご紹介しています。
木材は溝を掘り、そこに組み立てるような作り方です。木材でDIYする際も設計図を書いておくことで、スムーズに自作できるでしょう。
木材を使ったスタンドの自作方法
まずはスタンドを作るのに必要な長さに木材をカットしていきましょう。カットはパイプと同様、ホームセンターでもカットしてもらうことができます。動画では穴を開けて固定しているのですが、ビスなどで固定も可能です。
基礎部分は木枠を作り、そこに鉄筋、コンクリートを入れて作っていきます。基礎に固定するために木材に穴を開け、ボルトを固定しましょう。その上にスタンドを取り付ければ完成です。
自作実例をご紹介
コンパクトな塩ビパイプスタンド
この方は、塩ビパイプを使ってカヤックスタンドを自作しています。スタンドを作る材料にはさまざまあり、イレクターパイプ、単管パイプ、塩ビパイプがあります。どれもつなげるパーツがあるため、手軽に自作可能です。
なお、それぞれパイプの価格は異なりますしカットのしやすさも異なるため、価格や作業のしやすさなどを考えて自作する材料を選んでいくといいでしょう。なお、この方はスタンドを二つに分け、スタンドを利用しない場合はコンパクトに収納できるようにしています。
100均のチェアを代用してカヤックスタンド
カヤックスタンドを安く、かつ手軽に代用して自作したいなら、折りたたみ椅子を代用するのがおすすめです。折りたたみチェアの上にそのまま置いてしまうと、滑ってしまう可能性があるため、この方はさらに足の部分に滑り止めシートを巻いています。
折りたたみチェアを始め、滑り止めシートも100均で購入できるため、かなり安く自作できます。チェア代用の場合、耐荷重が問題になりますので、確認した上で必要数の折りたたみチェアを用意すると安心です。
カヤックスタンドを自作しよう
カヤックスタンドは購入しようとするとかなり価格がかかってしまいますので、自作が一番です。作り方もさまざまあり、それによってかかる費用も異なります。置き方、見栄えも異なりますので、置けるスペースやデザインも気にしながら気に入った作り方で作っていくといいでしょう。
カヤックはかなり大きいので、スタンドに収納できればすっきりします。ぜひこの機会に、カヤックスタンドを自作してみてはいかがでしょうか。
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