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【初めてでも簡単】クワガタの飼育方法。置き場所や産卵木の作り方のコツも!

クワガタと言えば、夏の風物詩。子供たちが夏休みにかけて捕る姿もよく見かけます。しかしクワガタはしっかりとした知識が無いと、飼っていてもすぐに死んでしまうことも少なくありません。そこで今回、初心者でも簡単にクワガタを飼育できる方法を解説します。
2022年5月11日
syunsyun

目次

夏の風物詩クワガタの育て方を解説!

クワガタの基本情報

Photo byLeeyoungku

クワガタは大きな顎を持つのが特徴で、大人から子供にまで人気の代表的な昆虫です。その一生は幼虫の頃から蛹にかけてを土の中で過ごして成虫になると外に出るという典型的なもの。幼虫は通常1年で成虫へと成長しますが、稀に2年間幼虫のまま過ごすこともあります。

野生の成虫クワガタが見れるようになる時期は夏場にかけてなので、店頭に並ぶのも夏の時期が多いです。


POINT大きさの豆知識

  • クワガタの大きさは幼虫の頃に決まります。大きな幼虫のを育てれば成虫になった時のサイズも大きくなります。
  • 成虫になってからは、体のサイズは変化しません。

代表的なクワガタの寿命

Photo by Photopressionism

クワガタの寿命は長いもので5年、短いと1年程度です。代表的な品種ですとオオクワガタはおよそ4年から5年生きられますがノコギリクワガタやミヤマクワガタは1年程度しか生きられません。短い寿命だからこそ、大切に育ててあげましょう。

種類によっては越冬する


クワガタは種類によっては越冬する種類がいます。例えばオオクワガタやコクワガタなどが越冬する種類で、ノコギリクワガタやミヤマクワガタは冬を越す前に寿命が尽きてしまいます。

クワガタの越冬方法は、エサは少なめにしてマットの上に落ち葉を敷いてあげるだけです。エサは基本的には食べませんが、稀に食べることもあるので減り具合をこまめにチェックしてあげましょう。この時暖房をつける部屋には飼育ケースを置かないようにしましょう。

家で幼虫を育てよう!

幼虫の飼育セットで用意するもの

昆虫飼育セット

出典:Amazon

それでは早速クワガタの幼虫の飼育方法を解説していきましょう。必要なものはケースに幼虫用のフードのくぬぎマット、湿気管理用の昆虫ウォーターと朽ち木のみです。ペットショップなどでは全てが揃っている飼育セットなどが販売されているので、そちらを購入するのが便利です。

幼虫用飼育セットの作り方

クワガタの幼虫用の飼育セットは、用意したケースの中に水を吸わせた朽ち木を3本程度並べます。その上にくぬぎマットを軽く入れて、水を吸わせていない朽ち木を多めに配置してください。上から更にマットを被せたら飼育セットの完成です。ケース内の乾燥を防ぐために蓋の間に新聞紙を挟むと効果的です。

クワガタの幼虫の飼育方法

クワガタの幼虫は初心者でも比較的簡単に育てることができます。先ほど準備した飼育ケースの中にくぬぎマットごと幼虫を静かに上にそっと置くだけです。マットや朽ち木が幼虫のエサになるのでエサの準備は不要です。幼虫が勝手に朽ち木の中を進むので上に置いたらそのまま放置して問題ありません。

幼虫を飼育する際の注意点

クワガタの幼虫を育てる時にはいくつかの注意点があります。まずクワガタの幼虫は土の中で生活する生き物なので直射日光は避けてください。マットや朽ち木が乾燥しすぎないように昆虫ウォーターで湿度を管理しますが、必要以上にマットや朽ち木に水分を含ませないように質量や肌触りなどをチェックしてください。

夏場はケースの置き場所にも注意を払いましょう。急激な温度変化で幼虫が刺激されないように、35度以上の場所には置かないでください。

POINTここが大事

  • クワガタの幼虫は、1つのケースで1匹しか飼えません。複数飼育する場合には複数のケースを用意しましょう。
  • 食べ尽くしてボロボロになった朽ち木は取り換えましょう

幼虫や卵にダニがいる場合

クワガタの幼虫や卵にダニが付着することは多いです。特にイトダニという種類は幼虫の体液を吸って栄養素を全て奪われてしまいます。発見したら木酢液を使用してダニを駆除しましょう。また、ダニの発生を抑制させるためには、飼育セットを使用前に煮沸消毒しておくといいでしょう。

家で成虫を育てよう!

成虫の飼育セットで必要なもの

昆虫ゼリー

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

クワガタの幼虫がしっかりと育って成虫になると自然とマットの上に顔を出してきます。クワガタの成虫は幼虫の頃とは違った飼育環境が必要になるのでしっかりと準備しましょう。

用意するものはケースに朽ち木、昆虫ウォーターに昆虫マットとくぬぎマットといった幼虫の頃と同じものが挙げられます。その他に昆虫ゼリーと登り木も用意してあげましょう。

成虫の飼育セットの作り方

Photo byLeeyoungku

準備したやや太めの朽ち木を水に3時間ほど浸して昆虫マットの中に埋め込みます。昆虫マットはおよそ10センチ程度の深さまでケースの中に敷き詰めてください。湿度の管理は幼虫の時同様に昆虫ウォーターで行います。昆虫マットの上に登り木と昆虫ゼリーを置いたら飼育セットの完成です。

POINTポイント

  • 昆虫マットに多少のくぬぎマットを入れると、より自然に近い形を再現できます

クワガタの成虫の飼育方法

クワガタの成虫は幼虫同様に初心者でも簡単に飼育することができます。できるだけ自然に近い形を作り出してあげることで、クワガタにストレスを与えずに長生きしてくれます。そのためには飼育する場所と湿度に特に注意を払いましょう。

直射日光は避けてやや涼しめの場所にケースを置くのが最適の場所です。汚れたらマットは表面をしっかりと取り除いて常に清潔な状態を保ってあげましょう。幼虫の頃とは違って成虫は複数同じケース内で飼育できます。

POINT同じケースで成虫を飼育できる目安

  • 中サイズ(幅29.9×奥行き19.2×高さ20.1cm程度)のケース内にオス2匹・メス4匹くらいがちょうどいい

成虫を飼育する際の注意点

Photo bykcoreart

クワガタの成虫を飼育する時には、前述したように直射日光は絶対に避けてください。幼虫の頃のように蓋とケースの間に新聞紙を挟む必要はないので、クワガタが逃げないようにしっかりと蓋を閉めるようにしてください。

クワガタはエサを食べ過ぎることはないので、信頼できるメーカーの良質なエサをたっぷり与えてあげてください。昆虫マットは月に1度は全てを交換して清潔さを保ってあげましょう。

POINT飼育のポイント

  • マットの上に軽く濡らした落ち葉を10枚程度入れてあげると、落ち葉とマットの間でクワガタが休憩をします
  • 昆虫マットを交換する時、朽ち木は交換せずにそのまま使用して問題ありません

ダニを発見した時の対処法

Photo byHeungSoon

クワガタの成虫の体にダニが付着していた場合は、柔らかいブラシや歯ブラシで優しくブラッシングしてダニを除去します。ブラッシングする時に軽く水をかけますが、水道水が冷たい場合にはぬるま湯を使用します。成虫のクワガタを購入した時に予めブラッシングしておくことで、ダニの繁殖を防げます。

POINTブラッシングする時の注意点

  • 水またはぬるま湯をいきなりかけるとストレスを与えてしまいます。慎重に少しずつかけましょう

初心者でも簡単に産卵させる方法

産卵を目的としない場合は朽ち木は不要

クワガタの産卵は種類によって違うので、ここでは朽ち木の中で産卵をするオオクワガタやコクワガタについて解説します。先ほど飼育ケースの底に水に浸した朽ち木を入れると紹介しましたが、これは産卵用なので産卵目的でない場合には朽ち木を入れる必要はありません。

POINTクワガタの産卵木

  • クワガタの産卵木はここでは水に浸した朽ち木にしています
  • 産卵木はペットショップなどで購入できる
  • 産卵木は取り出すまで動かさない

メスが朽ち木に傷を付け始めたら産卵の合図

7月の終わりから9月の頭にかけてが産卵の時期で、朽ち木に傷をつけた後に卵を産みます。卵の数はおよそ15個前後で1週間でふ化して幼虫になります。メスが朽ち木に傷を付け始めたら産卵の合図だと考えて、朽ち木を注意深くチェックしてあげましょう。

幼虫は1匹ずつ管理

前述したようにクワガタの幼虫は1つのケースで1匹しか飼育できません。このままでは1つのケースに10匹以上の幼虫がいることになるため、10月頃に朽ち木をそっと取り出して割ります。

幼虫1匹ずつをくぬぎマットを入れた牛乳瓶やガラスの瓶にそっと入れてあげます。瓶の蓋は紙で被せて輪ゴムで止めるだけにしておきましょう。2週間くらいはこのままでも問題ないので、早めに先ほど紹介した幼虫用の飼育セットを作って中に入れてあげてください。

産卵時の注意点

クワガタが産卵をした後の注意点としては、幼虫がいるであろう朽ち木を割る時にそっと割ってあげてください。荒っぽく割ってしまうと中の幼虫を殺してしまいかねません。また、幼虫は土の中の生き物なのでできるだけ早めにマットの中に戻してあげましょう。

クワガタの飼育方法を知ろう!

今回はクワガタの飼育方法について解説してきました。初心者でも簡単に育てることができるため、クワガタはカブトムシと同じくらい人気がありますが、せっかく育てるならば少しでも長生きしてほしいものです。今回の記事を参考にしてクワガタを上手に長生きさせて、できれば世代交代も成功させてみてください。

クワガタの種類が気になる方はこちらをチェック!

当サイトでは、クワガタの飼育方法や産卵方法だけでなくクワガタの種類や販売価格などについても紹介しています。飼育方法と共に種類についての知識を深めることで、より上手に飼育することができます。クワガタの種類が気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください。