ミヤマクワガタの寿命はどれくらい?その生態や長生きさせる飼育方法も解説!

ミヤマクワガタの寿命はどれくらい?その生態や長生きさせる飼育方法も解説!

りっぱなツノがかっこいいクワガタ。たくさんの種類の中で、あまりお目にかかることがないミヤマクワガタとはどんな昆虫なのでしょうか。他の種類との寿命の違いや、少しでも寿命を伸ばす育て方などをご紹介します。ミヤマクワガタを飼ってみたい人必見です。

記事の目次

  1. 1.ミヤマクワガタの寿命や育て方が知りたい!
  2. 2.ミヤマクワガタの特徴
  3. 3.ミヤマクワガタの名前の由来
  4. 4.ミヤマクワガタの成長
  5. 5.ミヤマクワガタ以外の虫の寿命
  6. 6.ミヤマクワガタの寿命は
  7. 7.ミヤマクワガタの寿命が縮む原因
  8. 8.ミヤマクワガタの寿命を伸ばす
  9. 9.ミヤマクワガタの飼育・育て方
  10. 10.ミヤマクワガタの寿命を伸ばし長く飼おう

ミヤマクワガタの寿命や育て方が知りたい!

短命?長生き?ミヤマの寿命

長い角や茶色や黒いツヤツヤとしたかっこいいボディ。クワガタやカブトムシなどの虫を獲っては、戦わせたりして遊んだ子供時代の記憶がある人も多いでしょう。デパートなどでは数百円から数千円。珍しいものならもっと高値で売られているクワガタムシの仲間。手に入れたなら、できるだけ長く飼育して楽しみたいですよね。クワガタの中でも、今日はちょっと他のクワガタと寿命に違いがあるミヤマクワガタについて、生態や長生きさせる育て方などをメインにしてご紹介します。

ミヤマクワガタの特徴

力の強いクワガタ

ミヤマクワガタ(特にメス)はとても顎の力が強く、樹木の皮を自分でかじって傷つけ樹液を吸うという生態があります。他のクワガタなどの虫も樹木の樹液を吸いますが、自分で樹液を出して吸うという生態を持っているのは、ミヤマクワガタのメスくらいです。顎の力だけでなく、足の力も強いミヤマクワガタ。木にしがみついているミヤマクワガタを取ろうとひっぱっても、なかなか取れなくて苦労することも多いでしょう。

体に毛がある

ミヤマクワガタのオスの特徴として、体毛が生えていることがあげられます。この体毛は実はメスにも生えているのですが体の下側なのであまり目立ちません。オスはお腹側だけでなく全体に短い毛が生えているので、他のクワガタの仲間との判別がつけやすいでしょう。それだけでなく、この体毛のおかげで色も白っぽく見える個体もいます。

ミヤマクワガタの名前の由来

名前は生態に由来する

ノコギリクワガタはノコギリのようなツノがあるクワガタのこと。では、ミヤマクワガタのミヤマって何のことなんだろう?と疑問に思います。このミヤマは漢字で書くと「深山」。ミヤマクワガタが生息している場所を表す名前だったのです。

静かな場所を好む生態

名前が生態から由来するミヤマクワガタ。この「深い山」とは、人があまり行かないような標高が高い山を差します。ミヤマクワガタが、どうしてそんなところに住む生態を持っているのかというと、暑さが苦手な虫だからに他なりません。ノコギリクワガタと違い、ミヤマクワガタは涼しいところが好きなクワガタムシの種類です。

ミヤマクワガタの成長

体の大きさ

ミヤマクワガタは体の大きさの個体差が非常にある虫です。小さなものなら20数ミリ程度。大きな個体にななると、その倍以上になる個体もいます。ミヤマクワガタの最大クラスだと70ミリオーバー、80ミリ近いくらいまで成長することもあるとか。やはり体が大きいと、強そうなその姿が、なおいっそう迫力のある姿に見えてきます。

どうしたら大きく育つ?

ミヤマクワガタに限らず、生き物の体を大きくさせるには長生きさせることに他なりません。ミヤマクワガタの大きさを決めるのは、個体差というよりも環境に依存することが多いのです。余計なストレスを受けず、良い環境で栄養をたっぷりとって静かに暮らせれば、大きなミヤマクワガタに成長します。

ミヤマクワガタ以外の虫の寿命

セミの寿命

ここで、ミヤマクワガタ以外の虫の寿命はどのくらいか見ていきましょう。昆虫の中では短命で寿命が短いというイメージが強いセミ。よく1週間くらいしか生きていないと言われることもありますが、それほど短いものでもなく成虫になってからも1ヶ月くらい寿命があります。幼虫の時代も入れれば数ヶ月から数年単位の寿命となり、決して短命の虫ではありません。幼虫の時代はアブラゼミで6年くらいです。

カブトムシの寿命

セミの成虫の寿命が1ヶ月くらい。では、セミと同じく夏の虫の代表格カブトムシの寿命は?というとセミと同じく成虫になってから1ヶ月から長くても3ヶ月くらいといわれています。「体が大きいのに意外と短命なんだな」と感じる人も多いでしょう。寿命が短いのにカブトムシの体が大きいのは、カブトムシもセミと同じく幼虫の期間が長く、1年から2年近く幼虫の姿で過ごす虫だから。幼虫の時代に時間をかけて大きく成長し、その大きな幼虫が大きなサナギになるので成虫も体が大きくなるのです。

ミヤマクワガタ以外のクワガタの寿命

セミもカブトムシもどんなに慎重な育て方をしても、成虫になってから1ヶ月くらいしか寿命がないことがわかりました。寿命が短いからこそ、虫として珍しく価値もあるといえますが、クワガタの仲間はどのくらいの寿命なのでしょうか。クワガタの中で長寿なのは「オオクワガタ」。オオクワガタは、成虫になっても越冬して3年ほど生きます。その次が「コクワガタ」で1年ほど。「ヒラタクワガタ」は半年から1年程度といわれています。

ミヤマクワガタの寿命は

クワガタの中でも短命なミヤマクワガタ

クワガタの仲間は、同じ夏の虫として有名なカブトムシやセミよりもずいぶん長生きで寿命が長い虫の種類ということがわかりました。でも、ミヤマクワガタはそんな長生きなクワガタの種類の中でも、少し違っていて短命で寿命が短い種類となります。成虫になる時期によるのですが、短いものなら3ヶ月程度。長生きしても1年を超えることはありません。

ミヤマクワガタの寿命が縮む原因

成虫になる時期

ミヤマクワガタの寿命の長さを決める原因に、成虫になる時期があります。クワガタの仲間には越冬する種類と越冬しない種類の2つに分けられます。長生きするオオクワガタは越冬するタイプ。ミヤマクワガタやノコギリクワガタは越冬できないので、冬になると死んでしまうのです。ですから、生まれてから冬になるまでの期間が長い=寿命が長いクワガタとなります。

ストレス

この他、虫の寿命を決める原因に体力の消耗があります。虫は体も小さいですので、力を使うことは寿命を縮めることになってしまいます。ミヤマクワガタは力が強いクワガタだというお話をしましたが、力が強いことが原因で、寿命が短いということにもなります。その他、体力を無駄に使う原因としては、暑すぎるなど生活環境の悪さもあります。ストレスによりじっとしていられず、少しでもよい環境に移動しようと体力を消費してしまいます。

ミヤマクワガタの寿命を伸ばす

体力の消耗を減らす

じっと体力を温存できる虫は長生きします。ミヤマクワガタを少しでも長生きさせたいなら、手で触ったりしてクワガタにストレスを与えないことが大切です。特に、虫同士を戦わせる虫相撲などは、見ている人間の方は楽しいけれど、虫にしてみれば寿命を縮める危険な行為なのです。長生きさせたいなら、飼育ケースの中で大人しくさせてあげるに越したことはありません。

飼育ケース内の環境を良くする

ストレスが虫の寿命を大きく左右することから、自然界で生きるミヤマクワガタよりも、快適な飼育ケースの中で生きているミヤマクワガタの方が長生きする例はたくさんあります。育て方の良し悪しでミヤマクワガタの寿命は変わってきます。飼育ケースの中がミヤマクワガタにとって快適な環境であれば、ストレスを感じることなく、その個体が持って生まれた体力をフルに活用して長い期間生き続けることができるでしょう。

むやみに触ったり戦わせない

ミヤマクワガタにとっては戦うことや触られることは体力をとても消費する命を縮める行為です。ミヤマクワガタを飼ったら、戦わせたり、手で触ったりしたいでしょう。その気持はわかりますが、長生きして欲しいなら「そっとしておく」ことが大切です。人が考えているよりも、虫は体力がないのです。体力を消耗することは、命の長さに直結してしまいます。

ミヤマクワガタの飼育・育て方

育て方①ケースの選び方

ミヤマクワガタの飼い方は意外と簡単です。環境さえ整えてあげれば、ミヤマクワガタを家で繁殖させることも可能です。ミヤマクワガタの飼い方は、まずはケース選びから。ミヤマクワガタが入れば良いと小さな飼育ケースに入れている人もいますが、それは寿命を縮めたり繁殖をできないようにさせてしまっています。

育て方②餌と与え方

餌は昆虫ゼリーがおすすめです。メロンやスイカをあげる人もいますが、虫が湧いたり、腐ったりとして飼育ケース内の環境が悪くなるので、長生きのためにはこのような生物で水分が多い餌はおすすめできません。

育て方③越冬

ミヤマクワガタの中には、成虫にならずにその一歩手前で越冬することで長生きする個体もいます。成虫になったら越冬できないミヤマクワガタには、幼虫が飼育ケースの中で越冬できる環境を作ってあげること。幼虫で越冬したミヤマクワガタは大きなミヤマクワガタの成虫になります。ケースの中半分くらいの位置まで「ハスクチップ」を敷いてあげましょう。

育て方④温度

ミヤマクワガタの育て方で一番重要なのが温度管理です。特に繁殖させようとするなら、気温は16度から20度くらいを保つように心がけましょう。クワガタ虫にもいろんな種類がいますが、ミヤマクワガタはちょっと変わり種のクワガタとおぼえておきましょう。他のクワガタとは適した温度が違うので、ノコギリクワガタなどと一緒に飼おうとはしないことです。

育て方⑤繁殖

長生きさせたミヤマクワガタ。できるならメスに産卵させ、次世代も見てみたいですね。幼虫の期間は長いので、じっくりとミヤマクワガタの成長を観察することができます。ミヤマクワガタに産卵させたいなら、Lサイズ以上の大きな飼育ケースを選びます。これはミヤマクワガタが広い場所がないと産卵しないからです。たくさんのメスに産卵させたいなら、服を収納するような大きな衣装ケースで飼育するのがおすすめです。

飼い方⑥マット

ミヤマクワガタなどのクワガタの「産卵(繁殖)セット」というものが売られています。これには、メスのミヤマクワガタに産卵させるために必要なものがすべて揃っています。飼育セットの中に入れるのは黒土マットや完熟マット。このマットはミヤマクワガタの幼虫の餌になります。少しずつ栄養価の高いマットを混ぜ合わせ移行させていくことで、幼虫の成長を促し、大きなサイズのミヤマクワガタを育てることができます。

ミヤマクワガタの寿命を伸ばし長く飼おう

虫を知り長生きさせよう

成虫になってからの命は短いけれど、幼虫としての期間が長いミヤマクワガタ。野生のミヤマクワガタのメスを捕まえたら、ぜひ自分で飼育・繁殖させて卵から幼虫、成虫へのその飼育を体験してみましょう。大切に育てれば、大きな幼虫になり大きなミヤマクワガタへと成長してくれるでしょう。

昆虫が気になる人はこちらをチェック

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佐藤3
ライター

佐藤3

ガーデニング、DIYを中心として自分の経験を活かして執筆中!多くの人の役に立つ記事を心がけています。

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