乗鞍岳へのアクセス方法を徹底解説!
乗鞍岳は「雲上銀座」と呼ばれるほど登山客が多く訪れる標高3,026mの山です。バスで標高2700mほどまで登れるため、登山の初心者が挑戦できる山としても評判になっています。
東京や関西方面からの乗鞍岳へのアクセス方法と、主なアクセス手段であるバスについて詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事は、2022年4月26日現在の情報を元に作成されています。
乗鞍岳とはどんな山?
乗鞍岳は岐阜県と長野県にまたがる標高3,026mの剣ヶ峰を中心とする山々の総称で、日本百名山の一つに数えられています。周辺にはスキー場や温泉地などの観光地が多く、東京や関西方面からのアクセスも良いため初心者も多く訪れる山です。
中部山岳国立公園の範囲に含まれていて、火山地形が多くあるため見所がとても多く、登山客に人気です。火山湖や紅葉が美しい乗鞍高原など、四季を通じて楽しめる山になっています。
料金や交通機関に関する注意事項
バスの運行状況や時刻表、登山道の状況は天候などの状況で変わるため、訪れる前には必ず公式サイトでチェックしてください。
また、乗鞍岳は車での通行ができない他に冬季閉鎖もあり、通行止めとなります。どちらの登山口からいつ登るかでアクセス方法が変わってきますので、通行止め情報などにも気をつけましょう。
乗鞍岳の主な登山口は2つ
乗鞍岳には多くの登山コースがあり、9つほどの登山口があります。しかし、通行止めになっていたり長い時間を歩く必要があったりするため、初心者でも登れる主な登山口は2つほどに限られます。
初心者でもおすすめなのがバスで登山口まで登れる畳平ルートと乗鞍高原ルートで、周辺には多くの観光地もあるため人気です。この記事ではこの2つの登山口へのアクセス方法を解説していきます。
①岐阜県側の畳平バスターミナル
畳平は標高2,702mにバスターミナルが設けられていて、路線バスやシャトルバス、タクシーで高度を稼げます。山頂までの高度差が300mと頂上まで苦労なくたどり着けることもあり、初心者におすすめのコースです。
畳平の周辺は高山植物の数も豊富で、鶴ヶ池という火山地形の池やお花畑を楽しむことも可能でトレッキングコースが整備されています。乗鞍岳に登頂はせずとも高山を堪能できるため、家族連れにも人気です。
畳平からの登山ルート
畳平バスターミナルから乗鞍岳山頂までの所要時間は、1時間35分と初心者向けのコースになっています。山頂までの中間地点にある肩の小屋には売店があり、休憩や軽食を取ることも可能なため、ゆっくりと景色を楽しみながら登れるルートです。
傾斜が穏やかで、体力に自信のない人でも3,000m級の山が楽しめます。人通りも多いため、よほどの悪天候でなければ危険な箇所も少なくおすすめです。
②長野県側の三本滝バス停
長野県側の主な登山口は三本滝バス停です。乗鞍高原を歩く登山道は途中でバス停と合流するため、途中下車して登山を始められます。付近には観光センターやスノーリゾートなど、普段登山をしない方でも楽しめる観光施設がそろっていることも特徴です。
三本滝バス停、位ヶ原山荘など多くのバス停があり、好みに応じて登山の距離を決められるので、初心者から中級者まで多くの登山客に人気のコースになっています。
三本滝バス停からの登山ルート
乗鞍高原の登山ルートは三本滝バス停から始まり、バスも通っている観光道路と何度か合流しながら登っていきます。三本滝から位ヶ原山荘までは約3時間、位ヶ原山荘から肩の小屋までは1時間50分、肩の小屋から山頂までは50分のコースです。
位ヶ原山荘や肩の小屋にもバス停があるため、好きな場所から登山を始められるのが乗鞍高原側からの登山の魅力になっています。天候や体力に応じてどこから登るか決めましょう。
畳平へのアクセス方法
電車を使う場合はまず高山駅へ
電車を使って畳平まで行く場合は、東海道新幹線で「名古屋駅」まで出た後にJR高山本線の「高山駅」に向かうか、JR中央本線の「松本駅」に向かいます。名古屋駅からは特急ひだ号が1時間から2時間に1本出ているため、特急を利用するといいでしょう。
駅からは路線バスで「平湯温泉」または「ほおのき平」を目指します。畳平登山口への直通バスはなく、平湯温泉かほおのき平で乗り換えるため、乗り継ぎに注意してください。
高速バスを使う方法
高速バスを使う場合は、直接平湯温泉まで行く方法と高山濃飛バスセンターを経由する方法があります。新宿発の高速バスは平湯温泉まで直接行けるものもあり、約5時間ほどで到着するのでおすすめです。
高山濃飛バスセンターまでは新大阪や名古屋などいろいろな駅から高速バスが出ています。関西方面から畳平登山口へ向かう場合は、高山濃飛バスセンターを経由するコースが一般的です。
タクシーか路線バスで畳平へ
平湯温泉やほおのき平から畳平バスターミナルへ向かう道路は「乗鞍スカイライン」と呼ばれています。有料のシャトルバスが畳平まで出ているので、バスに乗るかタクシーで畳平まで向かいましょう。運賃は往復で2,500円です。
乗鞍スカイラインは令和3年11月1日から令和4年5月14日まで冬季閉鎖期間になっています。旅行計画を立てる際には閉鎖期間中でないか、必ず確認してください。
三本滝バス停へのアクセス方法
電車を使う場合はまず新島々駅へ
電車を使う場合は、JR中央本線「松本駅」で乗り換えて、アルピコ交通「新島々駅」に向かいましょう。新島々駅からはアルピコ交通のバスで乗鞍高原の入り口である三本滝登山口まで向かいます。
三本滝の登山口から登る場合は「乗鞍高原観光センター前」で下車し、観光センター前から乗鞍岳へのバスに乗り換えます。体力に自信のない人は山頂まで50分ほどで到着する「肩の小屋」までバスで行けるので、ぜひ検討してみてください。
高速バスを使う方法
東京方面からの高速バスは、新宿駅から上高地・乗鞍方面のバスが多数運行しています。松本駅のターミナルまでのバスもあれば、新島々駅のターミナルまで行くバスもあるので、行き先を確認しましょう。
関西方面からも上高地・乗鞍方面のバスが出ていますが、長野県側の乗鞍高原方面ではなく、岐阜県側の畳平へ行くバスが多いです。長野県側から登りたい人は、松本駅のターミナルに到着する高速バスを選ぶことをおすすめします。
三本滝バス停へはタクシーか路線バスを使用
三本滝バス停から乗鞍岳までは「乗鞍エコーライン」という道路を通ります。この道路は三本滝バス停から先が7月から10月末までしか開通しておらず、冬季閉鎖が長いことに注意が必要です。
開通している期間であれば、シャトルバスやタクシーで頂上に近づけます。三本滝から先はどこで下車しても登山ができるため、体力と相談しましょう。シャトルバスの料金は往復3,000円ほどですが、変動するため必ず事前に確認してください。
アクセスが便利な乗鞍岳へでかけよう!
乗鞍岳は3,000mを超える高山であるにも関わらず、バスで標高2,700m付近まで登ることが可能な初心者にも向いている山です。交通手段も豊富で、公共交通機関を使って複数の登山口までアクセスできます。
マイカー規制と冬季閉鎖の期間に注意が必要ですが、初夏から秋にかけて手軽に登山をしたい人にはおすすめです。周辺には温泉などの観光地もありますので、ぜひ乗鞍岳に足を運んでみてください。
乗鞍岳へのアクセスが気になる方はチェック!
乗鞍岳は標高の高い登山口までバスでアクセスできる、観光客や初心者に易しい山です。そんな乗鞍岳へのアクセス方法が気になる方は、以下の山へのアクセス方法の記事もチェックしてみてください。
マイカーを使わずとも駅から直接バスが運行している、東京や関西方面から電車で行きやすいなどの山は多くあります。観光シーズンに向けて特別なバスも出る場所もありますので、ぜひ旅行計画の参考に調べてみましょう。
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