スタンレー フラスコ 0.14L
スタンレー フラスコ 0.23L
スタンレーとはどんな会社?
スタンレー社は、1913年にアメリカで創業したサーマルウェアのブランドです。創業から100年をむかえても長く愛用されるメーカーで、魔法瓶が主力製品になっています。
ハンマートーングリーンという特徴的な色合いが有名で、多くの製品に採用されているのが特徴です。この記事では、スタンレー社の小型携帯水筒であるフラスコについて、0.14Lと0.23Lのものを紹介していきます。
物理学者によって実用化された技術
スチールを使った真空断熱技術は、物理学者であるウィリアム・スタンレーJr.によって開発されました。元々は変圧器を作るための技術開発から生まれたこの真空断熱技術は、現在では魔法瓶に欠かせないものとなりました。
2層のステンレスの間に真空を作る技術は、現在でもマグやクーラーボックスなど多くのスタンレー社の製品に活かされています。この構造は耐久性も高いため、長年愛用することも可能です。
アウトドアに最適なラインナップ
スタンレー社は魔法瓶だけでなく、フードジャーやクッカー、コーヒードリッパーなど多くの製品を販売しています。いずれも丈夫なステンレス製で、耐久性が求められるアウトドア用品の中でも信頼性は抜群です。
グリーンなどカラーを揃えて使う人もいるほど人気でオンラインショップもあるため、アウトドア用品に悩んでいる方はぜひ検討してみてください。
フラスコとはどんな容器?
蒸留酒をいれる小型の水筒のこと
フラスコとはアルコール濃度の高い蒸留酒を持ち運ぶために使用される小型の水筒です。一般的にはスキットルと呼ばれますが、ヒップフラスコという別名もあため、スタンレーではフラスコという製品名になっています。
デザインは湾曲した形状が多いです。容量は0.2Lほどのものが多いですが、蒸留酒はアルコール濃度が高いため、量を必要とせずじゅうぶんな容量になっています。ウィスキーなどを持ち歩きたい場合はスキットルがおすすめです。
素材も選ぶポイントの一つ
スキットルは現在ではステンレスやチタンでできた製品が主流です。ピューターや銀でできたものもありますが、金属製のスキットルでは成分が溶けだして味に違いが出てきます。味が変わらないのはガラス製のものですが、重く壊れやすいため携行には向いていません。
スキットルを選ぶ際は味の違いへのこだわりと、どのくらいの重量になるかを考えるといいでしょう。また、アウトドアで携行する際は強度にも注意してください。
お手入れの方法
スキットルは注ぎ口が小さく中が見えにくいため、汚れているかどうかがわかりにくい構造になっています。アルコールを長時間入れずにこまめに洗い流すことが重要です。汚れがあまりない場合はお湯を入れてすすぎましょう。
汚れが酷い場合はお湯と希釈した漂白剤を使います。また、スキットルの匂いが気になる場合はお湯とお酢を入れて洗い流すと気にならなくなるため、おすすめです。
スタンレーのフラスコはここが便利!
サイズが小さく持ち運びやすい
スキットルやフラスコは、蒸留酒というアルコール度数が高いお酒を持ち歩くため、0.2Lほどの容量のものが多いです。スタンレーのフラスコも0.14Lと0.23Lという少ない容量で、それだけ小さくて持ち運びやすい容器になっています。
大きさは0.23Lのものでも長さが7cm、高さが16cmとスマートフォンほどの大きさで、重量も軽くアウトドアに最適です。片手で取り扱えるためキャンプなどでも使ってみましょう。
カラーが選べる
スタンレー社の製品で有名なのが、ハンマートーンという金槌で打ち付けたような凹凸のある面をグリーンで塗装するカラーです。どこかミリタリー製品のような風格のあるこのカラーは、クラシカルな雰囲気も手伝ってスタンレー社の代表的なカラーになっています。
また、基部のステンレスがそのまま露出しているものもあり、ツートンカラーのように見えておしゃれです。大人っぽい印象を持たせるカラーデザインになっています。
手に馴染むデザイン
スキットルといえば湾曲した形状が一般的ですが、スタンレーのフラスコは直方体に近く手に持ちやすい形になっているのが特徴です。小さいため携行するときにも便利で、めずらしいデザインが好まれています。
0.23Lのものでも手のひらに収まりやすいサイズです。サイズの割に飲み口が広く、紛失防止機能のあるキャップ付きのため中身を零しにくいこともあって、ポケットに忍ばせておけるフラスコになっています。
スタンレーのフラスコのレビュー
この項目では、スタンレー社のフラスコの0.14Lと0.23Lについて比較、解説していきます。カラーバリエーションの他にデザインも少し異なっているため、どちらのフラスコが好みに合うか検討してみてください。
どちらも付属品はなく、お酒を入れるための漏斗やグラスは個別に買い求める必要があることは注意しましょう。
スタンレーのフラスコ0.14L
スタンレーの0.14Lのフラスコは、基部がステンレスのままになっているのが特徴です。カラーはホワイトとハンマートーングリーンがあり、グリーンではツートンカラーのように見えます。
大きさは高さが12cmとスマートフォンよりも小さく、携帯性に優れたフラスコです。容量は平均的なスキットルよりも小さいですが、少しだけお酒が飲みたい人にとってはじゅうぶんな容量であると評判になっています。
登山にも持っていける小ささが魅力
テント泊や小屋泊まりなど、持ち込めるものに限りがある登山では、お酒を持ち込むのはなかなか大変です。スタンレーの0.14Lのフラスコは重量が90gと軽く、お酒を入れても150gほどとザックに入れやすいため登山者に重宝されています。
耐久性があり、キャップも紛失防止機能が付いているため、多少パッキングでぶつけたりこすれたりしても安全です。登山でのお酒の持ち込み方法として考えてみてはいかがでしょうか。
スタンレー フラスコ 0.14L
長さ | 5.8cm |
---|---|
幅 | 3.2cm |
高さ | 12cm |
重量 | 90g |
スタンレーのフラスコ0.23L
0.23Lのフラスコはカラーがネイビーとハンマートーングリーンの2色で、0.14Lと違ってホワイトはありません。重量は160gと少し重く、お酒を入れると400gほどになります。そのため、ズボンのポケットに入れていると重く感じるでしょう。
主にキャンプに使われるフラスコで、重量を気にしないでいいアウトドアとの相性が抜群です。容量も多いため、お酒が途中で足りなくなることもなくアウトドアが楽しめます。
クラシックなデザインが人気
0.23Lのフラスコは昔から変わらないデザインで、オンラインショップでもクラシックシリーズとして販売されています。一見スキットルに見えない形が人気の一つで、アウトドアのみならず日常の中で使用している人もいるほどです。
0.14Lのフラスコと違い基部にステンレスが見えないデザインのため、落ち着いた印象を受けます。容量にこだわりがない人は、デザインで選んでみてはいかがでしょうか。
スタンレー フラスコ 0.23L
長さ | 7.6cm |
---|---|
幅 | 3.3cm |
高さ | 16cm |
重量 | 160g |
スタンレーのフラスコでお酒を楽しもう!
アメリカで創業されたスタンレー社のフラスコの0.14Lと0.23Lについて、使い勝手のレビューやサイズ、カラーなどの評判を解説してきました。フラスコやスキットルは、アウトドアで蒸留酒を楽しみたい人たちには必須のアイテムです。
味の違いを加味するのか、手入れがしやすいかどうかなど、フラスコを選ぶ基準は多くあります。老舗で信頼性が確かな製品であるスタンレーのフラスコを、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
フラスコが気になる方はこちらもチェック!
スタンレーのフラスコが気になる方は、他のスキットルについての記事も読んでみてください。スキットルにはさまざまなサイズがあり、蒸留酒の愛飲家からのレビューも多くあります。
また、詳しい手入れの方法やスタンレー以外のメーカーの製品についても解説されているので、どんなスキットルやフラスコを使えばいいか悩んでいる人におすすめです。お酒の味などいろいろな違いがあるので、検討してみましょう。
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