DOD いつかのタープTC
FIELDOOR タープL
バンドック スクエアタープTC
フィールドア レクタタープTC
冬キャンプは夏にはない魅力が豊富
寒さが楽しい
冬キャンプは寒さへの対策が必須となり春や秋のキャンプと比べると難易度は高くなります。しかし、冬の寒さ自体が他の季節にはない大きな魅力です。気温が低いことで焚き火が楽しめ、熱い料理も夏よりも楽しめます。また、料理だけではなく温泉も他の季節より楽しめため冬キャンプと温泉のセットも大きな魅力。
さらに寒い季節以外ではなかなか出会えない星空に出会えるところも魅力です。条件がいい場合は星の瞬きまで見ることができます。
人が少なく快適
人気のキャンプ上でも冬はピークのシーズンとなる初夏~初秋と比べると人が少なく静かになります。その結果のんびり、静かに過ごしやすくなることから冬のソロキャンプも人気。
また、ハイシーズン価格と比べシーズンオフ価格で利用できる場合もあります。サイト利用料が大きく変わるキャンプ場もあるためお得に宿泊できるところも冬キャンプの魅力です。
寒い時期はTCタープが便利
寒い時期とコットンの特性が噛み合う
コットンやコットンと化学繊維(以下化繊)の混紡のTC素材は冬キャンプで使いやすい素材です。コットンとTC素材には通気性や吸水性があるため夜露や結露に強く、結露が水滴になって落ちてくることが減ります。
また、コットンには燃えにくい特性があり焚き火の火の粉で穴が開きません。化繊が含まれているTC素材でもその特性は受け継がれており、化繊のテントやタープよりも火の粉による穴開きに強い素材です。
混紡素材ならではの魅力
化繊との混紡素材のTCにはコットンにはない魅力もあります。コットンは濡れてしまうと乾きにくい性質がありますが、TCは比較的乾きやすい素材です。冬は結露や夜露で濡れやすいため乾きやすいと使いやすくなります。さらに、軽量な化学繊維を含んでいるためTC素材は、コットンと比べると重量が軽く運搬しやすい特徴もあります。
初心者でも張りやすいヘキサタープ2選
1:ヘキサタープ TC
FIELDOOR タープL
本品はフィールドアが発売するTC素材のヘキサタープ。ヘキサタープはタープのオーソドックスな形状をしており左右対称の六角形になっているため初心者でもきれいに貼れる魅力があります。また、フィールドアのタープはコスパが高く、TC素材特有の遮光性を持つ人気商品です。
本品は530×570cmと大きく6人でもゆとりのあるサイズ感です。そのためテントと連結しやすく、タープの下に設営すると結露の発生を抑えられます。
防カビ加工と高い耐水圧で扱いやすい
天然繊維のコットンを含んでいるTC素材は濡れたまま放置しているとカビが発生しやすい素材です。フィールドアのTCタープは防カビ加工が施されており、結露で湿りやすい冬キャンプでも使いやすくなっており手入れも簡単。
また、フィールドアのTCタープは他社のTCタープよりも耐水圧が高く428mmもあります。強力な撥水加工により雨や雪の日でも快適なアウトドアが楽しめるところも大きな魅力です。
焚き火を近くで楽しめる
火の粉で穴が開きにくいというコットンやTC特有の特徴が本品にもきちんとあります。口コミではタープの真下で焚き火をしても問題なかったと好評です。本品はLサイズのため広く、サイズ違いのMサイズよりも焚き火がやりやすいモデルです。
なお、少人数向きのMサイズは440×470cm、4.4kgとやや軽量で運搬しやすい魅力があります。ソロキャンプやデュオキャンプなど少人数のキャンプをする場合はMサイズもおすすめです。
2:いつかのタープTC
DOD いつかのタープTC
いつかのタープは扱いやすさこだわってコットンではなく、化繊とコットンの混紡のTC素材を採用したタープです。本品も他のTCタープと同様に火の粉に強く、結露にも強く遮光性も高いため冬だけではなく夏でも快適に使えます。
使用サイズは420×410cm、付属品を含んだ状態で8.3kgと化繊と比べると重量があり軽量ではありません。しかし、オーソドックスな六角形のため初心者でも簡単にきれいに貼れるタープです。
アレンジしやすい
本品はテントと連結しやすいところもポイント。TCタープの下にテントを設営するのではなく、テントの入口がちょうどタープの端になるように延長ベルトを使った小川張りに対応しています。テントとタープを連結させると快適さが大きく変わるた連結しやすいことも重要です。
また、各頂点にグロメットがあるためガイロープで引っ張るなどのアレンジを加えることでさまざまなレイアウトが作れるところも大きな魅力です。
アレンジ可能な正方形・長方形のタープ2選
1:スクエアタープ TC
バンドック スクエアタープTC
正方形や長方形のタープは六角形のヘキサタープよりもループやグロメットの数が多くアレンジしやすい形状です。本品はバンドックが発売するコスパが高く、アレンジしやすいモデルとなっており状況に応じた多彩な張り方が魅力。少なくとも4種類以上のアレンジが楽しめます。
バンドックの製品はホームセンターやアウトドア用品店でも取り扱っていますが、本品は通販限定商品となっているため実店舗では購入できません。
オールインワンで初心者にもおすすめ
本品はメインポール、二又ロープと3mロープ、ペグの付属品がすべてセットになっているモデルです。ポールを買い足さなくてもアレンジが楽しめるようにサブポールもきちんと付属しているところがポイント。付属のスタッフバックにきれいに収まるところも大きな魅力です。
本品の大きさは290×290cmとやや小型のため大型タープよりも軽量な4.8kgしかありません。重量が軽いためソロキャンプにもおすすめです。
雨の日でも使いやすい
TCタープ良いわ
— スロ太(ラリーハチロクゲームキャンパー) (@SnowSloter) October 15, 2021
雨の日も安心の焚火#バンドック #キャンプギア pic.twitter.com/w1aJPTleFp
バンドックのTCタープは防水加工も施されているところがポイント。化繊と比べるとTC素材は防水性が低くなりますが水を弾いてくれるので吸水しにくいタープに仕上がっています。ただし、雨に弱い点は変わらないため防水スプレーなどを使って二重に対策をするといいでしょう。
2:レクタタープTC
フィールドア レクタタープTC
本品はヘキサタープよりも有効面積が広い435cm×500cmの長方形のレクタタープです。大きいためファミリーキャンプにも対応し、多彩なアレンジも楽しめます。その反面重量は5.3kgと少し重たい点は注意しましょう。
吸水するとさらに重たくなるため雪や雨が積もらないように傾斜を付けて設営するといいでしょう。サブポールを追加したり、ガイロープでテンションを掛けると簡単に傾斜が作れます。
使いやすさは変わらない
前述したフィールドアのヘキサタープと同様に本品も冬のアウトドアでも夏のアウトドアでも使いやすくなっており高い撥水加工と防カビが施されています。また、耐水圧も428mmと少しだけ高くなっており水濡れに強いTCタープです。
コスパが魅力的
難燃という特性があるため焚き火をするときに非常に便利なタープです。TC素材は化繊よりも高価になりますが、フィールドアは価格帯の低いメーカーのためコスパのよさも高く評価されています。そのため、入門用のタープとしてもおすすめです。
注意点としてはポールは別売になっておりタープポールを持っていない方、メインポールだけしか持っていない方で張り方をアレンジしたい方は別途ポールを購入しましょう。
TCタープの注意点
難燃性であり不燃性ではない
TCタープは難燃性であり不燃性ではありません。炎に触れると燃えます。また、焚き火の日の粉で穴が開きにくいだけとなりコットンと比べると混紡素材となるため難燃性も弱くなります。そのため、過信しすぎないように注意して、タープ内で焚き火をするときは自己責任で行いましょう。
重量に注意
TC素材は化繊と比べると軽量ではありません。そのためバイクでも重たくなりやすくオートキャンプに向いています。設営難易度は化繊のタープと変わらず簡単なものが多いですが、携帯性が大きく変わる点は注意しましょう。吸水するとさらに重量が増えるため別途ポールを購入する場合は太めのポールを用意したほうがいいでしょう。
冬はTC素材で快適に
冬は結露が発生しやすく、寒さによりタープの近くやタープの中で焚き火がしたくなる季節です。化繊では結露が雫となって落ちてくることもありますが、TC素材だと軽減でき、難燃性によりタープ近くで焚き火も可能。
そのため冬キャンプはTCタープを使うことで快適さが増します。今回紹介した4種類のタープだけではなくさまざまなブランドからTCタープは発売されているため自分の好みに合う好きなものを選んでくださいね。
コットン・TCタープが気になる方はこちらもチェック!
TCタープはさまざまなブランドから発売されています。またコットンのみのタープも冬キャンプでは非常に有効的です。当サイトにはさまざまなコットン、TCタープに関する記事がるため、よかったら参考にしてくださいね。
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