雨具は快適な釣りに必須の道具！
釣り用雨具はレインウェアがおすすめ
釣りは梅雨の時期を含め、雨の日でも行うことが多いアウトドアです。一説では雨の日は魚たちの警戒心が弱まり、晴天の日より釣果が増えるともいわれており、雨の日ならではのメリットもあります。
また、釣りは水辺で実施するため、一定量の水はねは避けられません。そのため、釣りにおいて、雨具は必携のアイテムとなります。傘を含めてさまざまな雨具がありますが、手がふさがることが多い釣りの用途には、上下を覆うことができるレインウェアが便利です。
釣りに利用できるレインウェアとは
釣りなどのアウトドア用のレインウェアは防水性だけでなく、汗などの水分を放出してくれる透湿性が必要とされます。また、ルアーを投げる動作が多いため、腕周りがゆったりしたものや、ストレッチ性の高いものを選ぶのがおすすめです。
長時間の釣りをされる場合は、肩が凝りにくい軽いものを選びましょう。なお、軽量でコンパクトになるものは携行にも便利です。また、ポイントまでの藪（やぶ）こぎが必要な場合もあり、耐久性もチェックする必要があります。
レインウェアのバリエーションは豊富
商品サイトでは釣りに使えるレインウェアが多数販売されています。本記事では最初に、釣り具ブランドなどが手がける釣りに特化したレインウェアをご紹介します。
また、普段着としても使える海外アウトドアブランドのおしゃれなレインウェアや、リーズナブルと話題の国内ブランドの商品も取り上げますので、お気に入りを探してみてください（本記事は2022年3月15日の情報をもとにしました）。
釣り特化のレインウェア【釣り具ブランド】2選
1．ダイワ・DR-3621レインマックスレインスーツ
「レインマックス」とは有名釣り具ブランドのダイワが独自に開発した、撥水性や防水性、透湿性能の高い素材です。DR-3621はその素材を2層構造にし、メッシュ素材を併用することで汗のべたつきを抑えています。
上下のスーツタイプのレインウェアで、ジャケットの胸やパンツの側面にはダイワのロゴがさりげなく入っています。カラーは10色あり、おしゃれなコーディネートも可能です。女性用や子供用サイズもあるので、色違いでそろえるのもおすすめです。
釣りを意識した防水機能が満載
DR-3621のジャケットのフードは、アジャストベルトが付いているため、前垂れで視野を遮られることもなく快適に釣りができます。また、袖口のベルクロ付きポケットには止水ファスナーも備えられ、水の侵入を防いでくれます。
パンツの横の部分はストレッチ性の高いゴムが使われ、腰回りはひもで調整するスタイルです。また、パンツのフロント部はジッパーとベルクロのダブル構造で、座った姿勢でも水が入りにくくなっています。
2．シマノ・レインギアジャケット01
昨年（2021年）、シマノから発売になったレインウェアで、今年3月にはサイズのバリエーションが増えました。シマノが独自開発した「デュラスト」という素材を採用した製品で、防水透湿性だけでなくストレッチ性と耐久性も高いので、移動しながらのアクティブな釣りにも活躍します。
また、315gとレインウェアとしては軽量で、肩から袖のラインは立体裁断になっているので、着心地がよいのも魅力です。カラーは5色あり、スリムなシルエットも人気のポイントです。
フィット感やストレッチ性が魅力
レインギアジャケット01の襟からフードにかけての構造は立体的で、快適なフィット感が得られます。また、フードは帽子の上からでもかぶれる大きさで、片手のみで絞りの調整が可能です。
フロントにはビスロンファスナーという軽量樹脂の止水ジッパーが採用され、スムーズな開閉ができます。また、サイドにはファスナー付きポケットがあり、釣りの小物を入れておくのに便利です。裾部分のドローコードはバタつきを防ぎ、冷風から身を守ってくれます。
釣り特化のレインウェア【その他ブランド】2選
1．モンベル・ウエイディングレインジャケット
モンベル・ウエイディングレインジャケット
| サイズ | XS・S・M・L・XL |
|---|---|
| カラー | ダークグリーン |
| 重量 | 227g |
モンベルは国内でも有名なアウトドアブランドで、ウエイディングレインジャケットは、水の中に入って釣りをする「ウェーディング」というスタイルにぴったりの商品です。
フィッシングベストの上から着用するのに適していて、200g台とご紹介するなかでも超軽量となっています。「ゴアテックスパックライト」という生地を採用していて、ゴアテックスの防水透湿性と、裏面の凹凸構造によるさらさら感が特徴です。
釣り用ベストとの相性が抜群
届いた(^^)
— たつのきんご@FTK事務局長 (@ryoheitatsunoki) April 27, 2018
モンベルのウエイディングレインジャケット！
明日からGW、釣りだー(^o^)/ pic.twitter.com/A1rF9a5Qdc
ウエイディングレインジャケットは、ひじの部分が立体裁断構造のため、動きやすいのが利点です。フロントの「アクアテクトジッパー」や、伸縮性の高いクロロプレンカフの袖口が水の侵入を防ぎます。
また、両胸にあるジッパー付きのスルーポケットは、ベストのポケットにアクセスしやすく、釣り道具を簡単に取り出すことができます。500mLのペットボトル程度のケースに収納できるので、持ち運びにも便利です。
2．ヘリーハンセン・アトラクターゴアテックスプロジャケット
ヘリーハンセンはノルウェーの港町で創業したアウトドアブランドで、防水性が高い製品を提供しています。アトラクターゴアテックスプロジャケットは、そのヘリーハンセンがプロアングラーの吉田遊氏と共同で開発した釣り用レインウェアです。
釣りの動作を解析することにより、特有の動きをスムーズにできるように設計されています。また、3層構造のゴアテックスの採用により防水透湿性が高く、街着としても利用できるおしゃれなデザインも人気です。
釣りの動きに特化した人気のレインウェア
こちらのジャケットは釣り竿を持つ前傾姿勢を基本パターンにしているため、背中にゆとりのあるのが特徴です。袖や裾の一部は厚手の生地を採用し、釣りポイントまでの藪こぎに対応できる耐久性があります。
また、ひさしが設けられたフードには、マグネットが内蔵されていて、折り返して固定すれば、雨を側面に流してくれます。ほかにも、袖口はネオプレーンとベルクロで止水できる仕様で、ギアを固定するDリングが標準装備されるなど、便利な機能が満載です。
街着もできるレインウェア【海外ブランド】2選
1．ノースフェイス・クライムライトジャケット
ここからは、普段着としても使える多用途のレインウェアをピックアップしていきます。クライムライトジャケットは、名前のとおり登山用としても人気の商品で、3層のゴアテックスによる高い防水性と耐久性が人気です。
また、300g以下と軽量なので長時間でも快適に着用できるのもおすすめ点です。ハリのある構造ですが肩などの可動部分はゆったりしたシルエットになっているため、投げる回数の多い釣りスタイルにも向いています。
釣りから登山まで幅広く使える
カラーは5種類ほどあり、シンプルなシルエットなのでおしゃれな街着としても利用できます。胸部にはフラップ付きのファスナーポケットがあり、釣り用の小物を入れておけるのも便利です。
また、頭の丸みにフィットする立体的なフードは、後部にあるアジャスタコードを用いて適度な大きさに調整できます。フロントは止水ファスナー、袖口は面ファスナーで水の侵入を抑え、裾の部分はアジャスタドローコードで冷気を遮るなど防水・防寒の工夫がされています。
2．コロンビア・シンプソンサンクチュアリ2レインスーツ
アメリカの人気ブランド・コロンビアのレインウェアで、上下がセットで販売されています。パンツはブラックで、ジャケットのカラーは5色から選ぶことが可能です。コロンビア独自の「オムニテック」という防水透湿機能のある素材を2.5層重ねることによって、十分な耐久性を確保しています。
また、縫い目の全てをシールで保護することにより、さらに防水性を高めているのも特徴です。裏側は凹凸構造のため汗をかいても肌に貼りつきにくく、快適に釣りを楽しめます。
上下がそろった快適なレインウェア
ジャケットのフードは、左右の首元にあるドローコードと後頭部にあるベルクロの3方向から調整する仕組みです。フードは使用しない場合は襟に収納できるので、シンプルな街着としても活用できます。
胸元のポケットは小物の収納だけでなく、換気用としても使うこととが可能です。また、肩やひじ、ひざの部分は立体裁断でつくられているため、激しい動きにも追従します。パンツの裾はサイドファスナー付きで、靴を履いたままでも着脱しやすい仕様です。
街着もできるレインウェア【国内ブランド】2選
1．透湿レインスーツSTRETCH
近年、アウトドア製品が人気のワークマンからも、釣りに使えるレインウェアが多く販売されています。防水性能が高く価格が安いものが多いので、釣りの初心者にもおすすめです。透湿レインスーツSTRETCHは5000円以下の価格帯ですが、耐水圧10000mmと大雨に耐えられる防水能力があります。
ストレッチ素材を使用しているため、釣りだけでなくランニングや軽登山などにも便利。カジュアルなデザインのため、さまざまな服にあわせられます。
カジュアルな外観で釣りの初心者にもおすすめ
透湿レインスーツSTRETCHは、シルエットがスリムにつくられているので、中間着の上から着る場合は1サイズ大きいものを選ぶことをおすすめします。腕を上げてもつっぱりにくい「アクティブカット」や、腰をしっかりと包む「サイクルカット」などにより快適性も抜群です。
また、ポケットは水が入りにくいフラップ付きなので、貴重品を入れておくこともできます。コンパクトに折りたためる収納袋もセットで、携行にも便利です。
2．ブリザテックレインジャケット
次にピックアップするのは同じくワークマンのブリザテックレインジャケットです。東レが開発した「ブリザテック」という防水素材を用いたレインウェアで、耐水圧は10000mmと大雨にも対応できる性能があります。
また、汗をかいてもべたつきにくい透湿性も確保しているため、気温の高い季節の釣りにも利用できます。2色を使ったおしゃれなデザインが特徴で、値段（5800円ほど）以上の高級感があると評判です。
ファッショナブルで収納が多い高コスパ品
ブリザテックレインジャケットにはポケットが両サイドと左胸にあり、釣りのアイテムを保管するのに便利です。3か所とも水が入りにくい止水ファスナーを採用しているため、携帯電話などの大事な小物も入れておけます。
また、袖口はマジックテープで調整できるので、冷風の侵入を防ぎ、防寒具として使うことも可能です。背面にはワークマンのブランドロゴ（イージス）の反射材が付き、夜でも安心して活動ができます。
お気に入りの1着で釣りを満喫！
釣りにおすすめのレインウェアをご紹介してきました。雨や水はねなどから身を守れるレインウェアは釣りに必須のアイテムです。釣り具メーカーやアウトドアブランドなどからはおしゃれな商品が次々とリリースされ、普段着としても併用できる商品も多くあります。
素材や機能のバリエーションも豊富で、数千円から数万円以上と価格帯もさまざまです。ご自分の釣りスタイルにあったレインウェアを探して、快適な釣りをお楽しみください。
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