DOD(ディーオーディー) めちゃもえファイヤー
ソロストーブ キャンプファイヤー SSCF
コールマン 焚火台 ステンレスファイアープレイス3
ユニフレーム ファイアグリル 683040
焚き火で煙が出る理由を知りたい!
焚き火をする際にたくさんの煙が出て、目の痛みや咳に悩まされた経験のある方は多いのではないでしょうか。焚き火から煙が出るのには理由があり、しっかりとした対策をすることで煙による被害を減らせると言われています。
焚き火の煙対策を行おう
本記事では、焚き火をした時に煙が出る理由や快適に過ごすための対策方法を解説します。また、なるべく煙を出さずに火をつけられるおすすめの焚き火台もご紹介しますので、参考にしながら焚き火を楽しんでみませんか。
煙が発生する主な理由
焚き火をする時に大量の煙が出るのにはさまざまな理由があり、原因を取り除くことで煙を最小限に抑えられるようになります。そこで、ここでは焚き火をする前に知っておきたい煙が出る理由について解説します。
薪の中に残った水が水蒸気となる
伐採してから間もない木材の中にはたくさんの水分が含まれており、薪として使用する前に乾燥作業が行われます。しかし、中には十分に乾燥が進まず木材の内部に水分が残ったままの薪もあり、これが煙の原因になります。
乾燥不足の薪に火をつけると内部に残った水分が水蒸気となり、煙として外部に放出されるのが基本的なメカニズムです。そのため、内部に残っている水分が多ければ多いほど、大量の煙が出てくるようになります。
火を燃やす時の温度が低い
薪を燃やす時には、しっかりとした火力が必要です。火力が足りず、燃やす時の温度が低いままだと、薪に含まれている物質・成分が効率的に分解されず、煙となって放出されると考えられています。
基本的に、薪をきちんと燃やすためには450〜460度くらいの温度が必要です。燃料となる着火剤が足りなかったり、燃えにくい材質の薪を使ったりしていると必要な温度まで達しない可能性があるので気をつけましょう。
薪の選び方による対策
キャンプで料理を作ったり、焚き火を眺めながらリラックスしたりするためには、なるべく煙を出さない対策が求められます。まずは薪の選び方にこだわり、煙を出さずに焚き火をするためのノウハウを身につけるのがおすすめです。
しっかり乾燥させた薪を使う
キャンプ初心者が焚き火で大量の煙を出してしまう原因の多くは、乾燥不足の薪にあります。キャンプ場内に落ちている枝などを薪として使用する場合、乾燥が進んでおらず、多量の水分を含んでいることもあるので注意が必要です。
落ちている枝を薪として使う時は、水分が付着していないか目や木材水分計でチェックしてください。また、煙を回避するためにはキャンプ場で販売されている乾燥済みの薪を使うのもおすすめの方法になります。
煙対策にはブナやケヤキがおすすめ
燃焼時の温度が上がりやすく、長時間熾火をキープできる材質を選ぶことも重要なポイントです。ブナやケヤキはしっかりとした火力を維持し、煙が出にくい材質として人気を集めているので活用してはいかがでしょうか。
なお、ブナやケヤキは安定した熾火を維持できる一方で、火がつきにくいというデメリットもあります。最初は火がつきやすいスギやマツを燃料として着火させ、ブナやケヤキで熾火を作るとよいでしょう。
薪の扱い方による対策
薪の選び方はもちろんのこと、扱い方によっても煙の出方は変わります。基本的な方法を把握しておけば、煙に悩まされることもなくなるでしょう。そこで、ここからは初心者でも簡単にできる薪の扱い方をご紹介します。
空気が通る置き方を意識する
火力を強め、燃焼時の温度を上げるためには薪の置き方が重要になります。初心者でも簡単に薪を燃やすためには、薪を「井」の形になるように置く方法がおすすめです。「井」の形を意識することで薪の間に空気が通り、火が燃えやすくなります。
他には、薪同士を並列に重ね、空気を取り込みやすくする置き方もあります。自分がやりやすい方法を取り入れて、効率的に火がつくように工夫してみるのがおすすめです。
次に入れる薪は焚き火台の近くに置く
一見すると乾燥しているように見える薪でも、実は内部に水分が残っている場合があります。なるべく水分を放出させるために、次に入れる薪は焚き火台の近くに置いておきましょう。焚き火台の近くは温度が高く、薪の水分が蒸発しやすくなります。
焚き火台の横や下など、近くであれば置く場所はどこでもかまいません。焚き火台に入れる前の一手間によって快適性はグッと変わるので、事前の準備が大切です。
機能的な焚き火台による対策
初心者が簡単に煙を回避するには、機能的な焚き火台を使用する方法もおすすめです。そこで、ここからはどのような焚き火台なら煙が出にくいのか解説しますので、焚き火台選びの参考にしてみてください。
燃焼効率の優れた焚き火台を選ぶ
しっかりとした火力を出すためには、燃焼効率のよい形状を採用した焚き火台を使用するのがおすすめです。下部やサイドに空気を通すための穴がある焚き火台であれば、簡単な置き方でも燃焼効率が上がると言われています。
また、オープンタイプではなく筒状になった焚き火台も燃焼効率が高いので、煙対策に役立ちます。筒状の焚き火台は熾火にしやすいため、初心者にも最適です。
未燃焼ガスを再燃させる焚き火台も効果的
近年は、未燃焼ガスを再燃させることで火力を上げるタイプの焚き火台も煙対策として人気を集めています。薪を燃やした際に燃焼されずに残ったガスを循環させて再び着火することで、大きな火力を期待できるのが魅力です。
燃焼時に高い温度まで達するため、低温度による煙の放出を防げます。また、初心者でも簡単に火をつけやすいので、気軽に焚き火を楽しみたい方にもおすすめです。
ソロ向けのおすすめ焚き火台2選
初心者の場合、選び方はわかっていても具体的にどの焚き火台を取り入れればよいのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。そこで、ここからは快適に使える焚き火台をピックアップしました。まずはソロ向けの商品を紹介します。
①:DOD
DOD(ディーオーディー) めちゃもえファイヤー
燃えずに残ったガスを循環させ、効率的な燃焼を叶えてくれる焚き火台です。専用の薪でなく、キャンプ場で拾った枝でも煙を気にせずに焚き火を楽しめるのが嬉しいポイントとして挙げられます。
付属品も含めて辞書と同じくらいのサイズなので、ソロキャンプでも気軽に持ち運べるのも魅力です。網が付属しており、鍋やフライパンを乗せて料理を作れます。また、焚き火後は燃え残りが少なく、後片付けも簡単です。
②:ソロストーブ
ソロストーブ キャンプファイヤー SSCF
焚き火台の壁面を二重にすることで、少ない燃料でもしっかりとした火力を引き出す便利アイテムです。松ぼっくりや小枝など、身近にある素材を燃料として使え、誰でも簡単に着火できることから人気を集めています。
煙が出にくいのに加えて底部が熱くなりにくいので、場所を選ばずに使用できるのも大きなメリットです。アクセサリー類も豊富に揃い、好みに合わせてカスタマイズできます。
多人数向けのおすすめ焚き火台2選
ファミリーキャンプや友人とのキャンプでも、燃焼効率がよく煙が出にくい焚き火台が役立ちます。ここからは多人数向けのおすすめ商品をご紹介しますので、みんなで楽しく焚き火をするために活用してみませんか。
①:コールマン
コールマン 焚火台 ステンレスファイアープレイス3
高い燃焼効率を誇る、井形の焚き火台です。空気の流れを作りやすい構造なので、初めて火をつける方でも簡単にしっかりとした火力を引き出せます。付属の網を使えば、肉を焼いたり、煮込み料理を作ったりといった作業も気軽に行えます。
また、多人数用でありながらも折りたためばコンパクトサイズになり、携帯性が高い点も人気を集めているポイントです。キャンプの荷物を大きくしたくない方にも適しています。
②:ユニフレーム
ユニフレーム ファイアグリル 683040
頑丈で耐久性の高いステンレスを使用した焚き火台です。底部に穴を設けることで効率的に空気を取り込み、薪の燃焼をサポートします。底部の穴は熱膨張を防ぐ効果もあり、使用時に焚き火台が変形するのを防げるのも嬉しいポイントです。
ウェイトバランスに優れたデザインを採用しているため、ダッチオーブンのように重たい鍋を乗せても安定感をキープできます。ダッチオーブンを使った煮込みや焼き料理を作りたい時にもおすすめです。
火を扱う際の注意点
火を扱う際には、煙だけでなくさまざまな点に注意をする必要があります。気をつけていないと思わぬトラブルに繋がる可能性もあるため、基本的な知識を身につけることが大切です。そこで、最後に火を取り扱う際の注意点について解説します。
ほとんどの場合で直火はNG
ほとんどのキャンプ場では、直火が禁止されています。直火は火事の恐れがある他、周囲にある植物を燃やし、自然破壊に繋がる危険性があります。また、薪の置き方を間違えると焚き火台を使用した時よりも煙が出やすくなるというデメリットもあるので、必ず焚き火台を使用するのがおすすめです。
目を離さない
どんなに安定感のある焚き火台でも、火から目を離さないようにしましょう。焚き火を放置したままトイレに行ったり、他の作業に集中していたりすると異変が起きても気付けず、火事の原因になります。常に焚き火の様子をチェックして、安全を確保することが重要です。
煙対策をして焚き火を楽しもう
火をつけた時に大量の煙が出るのは、薪に含まれている水分や燃焼時の温度が十分でないことが理由として挙げられます。なるべく煙を出さないためには、水分をしっかり抜いた薪を使用し、ブナなどの燃焼率の高い木材を取り入れることが大切です。
また、空気を取り込みやすい薪の置き方や、燃焼効率の優れた焚き火台を使用するのも効果的な対策方法として挙げられます。今回ご紹介した知識を役立てて、快適に焚き火を楽しんではいかがでしょうか。
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