一斗缶でバーベキューコンロを作る
キャンプグッズは自作でも作る方が多く、SNSなどでも自作したアイテムをたくさん見ることができます。今回はその中でもお金を掛けずに作れる一斗缶を使ったバーベキューコンロの作り方をご紹介しましょう。
一斗缶の余りがあるのなら、バーベキューコンロにすることで再利用できるためゴミにもなりません。作り方も簡単に自作が可能ですので、この機会にぜひ手作りに挑戦していきましょう。
一斗缶を使ってバーベキューコンロを手作りしよう
キャンプでのバーベキュー、もしくは庭やベランダでバーベキューをする場合はコンロが必要です。コンロは買ってくる方が多いでしょうが、自分でも簡単に手作りが可能なアイテムでもあります。
手作りならば買うよりもお金を掛けずに作れますし、一斗缶を使えば割と大きなバーベキューコンロとして使えるでしょう。使う道具もそこまでこだわる必要なく100均アイテムでも作れます。
一斗缶バーベキューコンロで用意するもの
一斗缶を使ったバーベキューコンロを手作りする場合、使うものは何なのかを見ていきます。ここでご紹介する材料は必ずなければならないものではありません。次の項目では100均アイテムで作る場合のアイテムもご紹介しますので、そちらも参考にしてみてください。
用意する材料
一斗缶
一斗缶を欲しい人を募集しています。
— ブルーオメガ【公式】※リポスト希望 (@blueomega_japan) February 9, 2022
牡蠣の一斗缶がたまっていて、そろそろ廃棄する予定だそうです。
ただ、燻製作りやキャンプなどでそれなりに使い途があるのかなと思うので、欲しい人がいたら差し上げます。
近場の方は取りに来て頂けると助かります。 pic.twitter.com/bnQianFmLm
今回は一斗缶を使った手作り方法をご紹介しますので、コンロ用に一斗缶を用意してください。一斗缶が手元にないという方は、近くの飲食業のお店や塗料屋さんなどで使っているものを譲ってもらったり、ジモティーなどでも取引がされたりしていますのでそれを利用して手に入れるといいでしょう。また、ホームセンターでも販売があります。
焼き網
何に使えばいいかわかってなかったラジエントヒーターですが、手持ちのセラミック焼き網でトースト焼けました✌🏻 pic.twitter.com/5BZ0jaWqBV
— ゆきえこ (@yukieco_) February 8, 2022
もう一つ用意する材料は焼き網です。バーベキューコンロを作るには一斗缶と焼き網があれば簡単に手作りできてしまいます。なお、焼き網のサイズは一斗缶の上に載せられるくらいのサイズのものを用意していきましょう。ちなみに網は100均でも手に入ります。
用意する道具
金属切断用ハサミ
次に、バーベキューコンロを手作りする場合に使う工具をご紹介していきましょう。一斗缶を使ってバーベキューコンロを作る場合は、金属をカットするための金属用ハサミが必要になります。ホームセンターなどでも手軽に購入できるので、そちらを用意してください。
電動ドリル
1/35 HAL-X10。
— ririwo (@ririwo) November 3, 2020
前足モモはエポパテが在庫きれて中断。泣。
後ろ足と前足後ろのブチ穴。悩んだ挙句、電動ドリルで穴あけ、お助けパーツで裏打ちするとこに決定です。
テンプレ作って同じ位置に穴あけです。#パトレイバー
#パトレイバー模型部 pic.twitter.com/l5q1a0qP4j
一斗缶をカットするのにも、まずは穴を開けなければなりませんので電動ドリルがあると便利です。もちろん電動ドリルを持っていない方もいることでしょう。そんな方に関しては、電動ドリルを使う代わりに使えるアイテムがありますので、それは次の項目を参考にしてください。
軍手などの手袋
最後に必要な道具は軍手などの手袋です。バーベキューコンロのDIY方法では金属をカットする作業が必要になってきます。素手のまま作業してしまうとケガをしてしまうこともありますので、手袋を利用して作っていくようにしてください。
100均でそろえられる自作アイテム
一斗缶バーベキューコンロを作るのに必要な材料と道具をご紹介してきましたが、中には道具を持っていない。もしくは安く材料や道具を手に入れたいという方もいることでしょう。ここでは先ほどご紹介した道具や材料の中で100均でも手に入れられるもの。もしくは100均の道具で代用できるものをご紹介していきます。
100均の缶切りを利用する
だてさん!
— アズキング (@reazuking) June 5, 2021
100均で缶切りありましたよ✨ pic.twitter.com/GG69CT2Tkc
一斗缶をカットするものとして金属用のハサミをご紹介しました。ですが、トップ部分をカットする場合に関しては一斗缶を利用することができます。缶切りは100均でも手軽に購入ができますので、お家にない方はぜひ100均で手に入れてください。
一斗缶に穴を開けるなら金づちと釘
自分の部屋の窓にカーテン代わりにつけたシーツ、雑にガムテでとめてたらベロベロ剥がれてたので100均行って金づちと釘買ってきた!わたしにしては物騒な買い物しちまったぜ… pic.twitter.com/wDKIJri4R5
— 蚕 (@sachlichkaiko) June 11, 2020
一斗缶に穴を開ける道具としては、電動ドリルの代わりに釘と金づちを利用することができます。金づちと釘に関しても、100均で手に入れることができますので、それを利用してバーベキューコンロをDIYしていきましょう。
ニッパーやペンチ
100均ニッパーをだんだん使いこなせるようになってきた。覚醒間近かも。 pic.twitter.com/pm5XroxwS4
— 森本レオ子 (@reocopon) April 20, 2020
あとはニッパーやペンチを利用していきましょう。ニッパーに関しては、金属用ハサミの代わりに一斗缶を切るアイテムとして使えます。またペンチ、もしくはニッパーもそうですが、釘で開けた穴を広げたり曲げたりするのに使っていくことに使うことが可能です。
一斗缶バーベキューコンロの自作方法:縦型
ではここから、一斗缶を利用したバーベキューコンロの自作方法をご紹介していきましょう。一斗缶を使ったバーベキューコンロは、思っている以上に簡単にできるものでもあります。
DIYすれば一斗缶のリサイクルにもなりますし、バーベキューコンロとしても使えるようになるので一石二鳥です。もしお家に一斗缶が残っているのであればぜひ、この機会に一斗缶を使ったバーベキューコンロの自作に挑戦してみてください。
バーベキューコンロ縦型を自作する
縦型のバーベキューコンロで使っているものは、今回ご紹介しているアイテム以外にスーパーで購入したという餅網です。もちろん餅網を利用せずとも100均の網を利用して作ることもできますので、お好みの物を利用して作っていきましょう。
縦型バーベキューコンロの作り方
縦型のバーベキューコンロの作り方ですが、まずは側面と底面に穴を開け、金属をカットしていきましょう。底面の切り方では、ダイヤ型にカットしていますが、缶切りで全部開けてしまっても大丈夫です。
100均の材料を使って作る場合は少し時間がかかってしまいますが、作れないことはありませんので、とにかくケガに気を付けながら作っていきましょう。カットが終わったら網を乗せて完成となります。
一斗缶バーベキューコンロの自作方法:横型
一斗缶を使ったバーベキューコンロの自作方法ですが、次は横型の作り方をご紹介していきましょう。ここでも作り方は難しくはなく、一斗缶をカットしていくだけで作れてしまいます。縦型、横型とありますので、お好みの方を選んで手作りしてみてください。
ストーブとしても使える便利なバーベキューコンロ
お手製一斗缶バーベキューコンロ pic.twitter.com/J0AhtiDE7b
— スミノフ (@s_suminoff) July 24, 2021
次にご紹介する作り方は一斗缶を横にして作る方法です。ここでは道具に金属用ハサミと缶切り、そしてペンチを利用しています。とても簡単に作れる上、ストーブとしても使えるアイテムですので、ぜひ作ってみてください。また、この作り方では調理できるところが3か所できますので、その点でも便利に使っていただけます。
横型バーベキューコンロの作り方
缶切りを使って、一斗缶の上下の半分をカットしていきましょう。ペンチで金属を広げながらカットし、切った部分は折り込んでゴムハンマーを利用して折りたたんでいます。なお、ゴムハンマーも100均で手に入れることが可能です。
折りたたみができたら完成となります。横にして置けるので、火が出る部分に焼き網を乗せ、残ったスペースで調理も可能です。一つあれば三種類の料理もできてしまいますので、便利に使えるでしょう。
一斗缶バーベキューコンロ実例
では次に、一斗缶を使ったバーベキューコンロの実例を見ていきましょう。一斗缶を使ったバーベキューコンロはどれも同じものだと思っている方もいるかもしれません。ですが人によって作り方も変わってきますので、それも参考にしながらバーベキューコンロを作っていくといいですよ。
一斗缶の切り取った上部に穴を開けて
この方は一斗缶の側面を一面カットし、その部分に穴を開けて網として利用しているようです。また、一斗缶には鉄筋が入る穴を開けて、そこに鉄筋を通して炭を置く場所を作っています。
バーベキューコンロの作り方もさまざまありますので、ご自身の作りたい方法で作っていくといいでしょう。どの作り方であったとしても、100均の道具で作れる方法ですので安心してください。
連結式のバーベキューコンロがすごい
この方は一斗缶を二つ使って、一つはバーベキューコンロ、もう一つは連結式のスモーカーセットとして作っています。一斗缶を縦につなげることで二刀流の使い方が可能です。
とても面白いアイデアですね。バーベキューコンロの部分は一斗缶の4分の1程度をカットし、網を設置しています。燻製が好きな方はこの方法で連結式のものを作ってみてはいかがでしょうか。
100均のスタンドを使って高さを出す
ガンダム試作・・・じゃなくて一斗缶バーベキューコンロ試作1号機(足付き)完成❗ pic.twitter.com/bzPEF4KAAu
— MSGCキャンプ同好会(Aki) (@AkiMsgc) March 29, 2020
100均で販売されているステンレススタンドを使い、高さ出しをしているようです。また、側面と底面をカットして横に使ったバーベキューコンロを自作しています。カットしている部分は内側に折り込んで、ケガのないようにしていますが、ご自身で作る場合もこの作業は必ず行うようにしてください。
丸く穴を開けて空気を通す
一斗缶で作ったお手製のバーベキューコンロ。原価300円ぐらい。
— いぱ☆まき (@ipa_maki) June 9, 2019
火の着きもいいし、火力は半端ないぞ!
準備は万端だ!#東條希生誕祭2019 pic.twitter.com/GE9JCXuki6
この方は上部を丸まるカットし、底面に関しては丸く穴を開けて空気の通り穴を作っています。なんと原価300円でできてしまったというバーベキューコンロ。買うとかなりかかりますが、一斗缶の再利用ならかなり安く作れます。
番外編:100均アイテムを使った自作方法
最後に番外編として、100均アイテムを使ったバーベキューコンロの自作方法をご紹介しましょう。一斗缶を手に入れるのも大変だという方もいるはずです。ここでは100均の材料を使った作り方をご紹介しますので、ぜひ一度手作りで作ってみてください。
100均バーベキューコンロで必要なアイテム
100均の材料だけで小型のバーベキューコンロを作ってみたけれど、ホームセンターで「B6」や小型の廉価な角形七輪的なコンロを買った方が金銭的には安上がり。
— まぁちゃん (@MasayukiTaguchi) August 22, 2019
でも、自作の方が楽しみがあって良い。\(^o^)/ pic.twitter.com/1E92n0V7Mr
100均バーベキューコンロで使う材料は、スタンドロースター、ブックスタンド、万能トレー、万能トレー用網です。すべて合わせても500円程度でできてしまいます。とても簡単に安く作れますので、この方法でも作ってみてください。なお、こちらは加工はしていませんのでコンパクトに収納も可能です。
100均のコンパクトバーベキューコンロの作り方
100均のブックスタンドを横に二つ並べ、その間にトレーを置いたら網を乗せて完成です。とても簡単に安く作れてしまう方法ですし、場所も取らずにコンパクト収納ができます。特に問題なくお肉も焼けていますので、美味しい料理が食べられるでしょう。
まとめ
今回は一斗缶を使ったバーベキューコンロの作り方をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。一斗缶バーベキューコンロは思ったよりも簡単にでき、リサイクルにもなるのでおすすめな方法です。
バーベキューのアイテムは、自作できるものもたくさんあります。バーベキューコンロが自作できたら、他にもテーブル、ストーブなど自作に挑戦してみるといいでしょう。きっと楽しく自作できるはずです。
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