アウトドアではライフジャケットが活躍!
大人もライフジャケットで安全対策を!
夏を中心に川や海でのレジャーが盛んになっていますが、忘れてはいけないのが安全対策です。川が急に増水したり、海で離岸流などで沖に流されたりして、泳ぎが得意な大人でも水難に合うことがあります。
そんな時に助けてくれるのが、浮力により溺れる危険性を減らしてくれるライフジャケットです。モンベルを含むアウトドアメーカーからもたくさんのライフジャケットがでていて、ベストやジャンパーなどの形状の種類や、浮力体内蔵式や膨張式といった違いもあります。
モンベルの大人用ライフジャケットは豊富!
国内でも人気の老舗アウトドアメーカー・モンベルからも、たくさんのライフジャケットを販売中です。機能や安全性はもちろん、最近ではマリンファッションのアイテムにもなっていて、色の種類が豊富にあります。
フリーサイズの便利なライフジャケットや、激流下り用の軽量なモデル、長時間着用する用途のツーリング向けまで多彩です。そんな、モンベルでおすすめのライフジャケットを用途別でご紹介します(本記事は2022年2月8日の情報をもとにしました)。
モンベルのライフジャケットの選び方
モンベル製品は用途別で選ぼう!
PFD(Personal Flotation Device)いわゆるライフジャケットはいくつか試着した、結果モンベルのビックウェイブ。
— nisimasa (@nisimasa_R) September 4, 2021
決めては収納容量w
携帯がスポッと入るかどうか。最悪、沈してフネが流された場合、携帯が命綱となる😅 なんかトラブった時もね。 pic.twitter.com/zXHAmwMvEl
モンベルからリリースされているライフジャケットは、大人用だけでも10モデル以上と多彩です。公式サイトでは用途別に分類されていて、湖や海辺などの緩い流れの水上で使うレクリエーション用や、川下りなどの激流(ホワイトウォーター)で用いるもの、長時間使えるツーリング向けといった3タイプがあります。
ほかにも、ラフティングやSUP(スタンドアップパドルボート)、釣り向けに特化したものもあるので、用途に合ったものを選びましょう。
ライフジャケットのスペックも要確認!
用途別で選んだあとは、詳細なスペックで絞り込みます。安全に直結する浮力は重要な指標で、自分の体重の10%以上が目安です。モンベル製品の浮力は6kg台から10kg超えまで幅広いラインナップがあるので、ご自分の体重に合ったライフジャケットをお選びください。
また、重量も着心地や持ち運びなどに関連する指標で、競技向けには600g台の超軽量品もあります。なお、ほとんどのモンベル製品は1kg以下で体への負担が少なめになっています。
機能性もチェックしよう!
モンベルのライフジャケットには、フロントジッパーで開閉するタイプと、一体型で被るタイプの2種類があります。ジッパー方式は手軽に着脱しやすく、クラシックな一体型は耐久性や安全性がやや有利です。
また、ツーリング向けなどの長時間使用するタイプには、収納が豊富なライフジャケットもあります。ほかにも、キーストラップやカラビナホルダー付きなどタイプごとに機能が多彩です。
モンベルのライフジャケット【緩流】2選
1.アクアファン
最初にご紹介するモンベルのライフジャケットは、フロントオープン仕様のアクアファンです。NBR(ニトリルゴム)の発泡材を浮力体にすることにより、7.5kg(S・Mサイズ)の高い浮力が得られます。
カラーはブルーとオレンジ、レッドがあり視認性もよく、サイズはS/M(胸囲72~92cm)とL/XL(92~113cm)の2種類です。値段は8140円ほどとご紹介するモンベル製でも安い価格帯になります。
安全でコスパ抜群のライフジャケット!
モンベルのフローティングベスト『アクアファン』
— igarander (@igarander) July 30, 2017
数年前に購入したものですが、浮力材に問題なし!
流石はお高いだけのことはある(๑•̀ㅂ•́)و✧ pic.twitter.com/A4oZ6MXIkx
このモンベル製品は穏やかな湖や川でのレクリエーション用のライフジャケットですが、ジッパーはオートロック機能を備えていて、激流に飲み込まれた際でも開きにくい安心の構造です。
また、フロントがオープンし着脱しやすいのもこのモンベルの特徴で、ショルダーやサイド、ウェスト部などで合計7つのアジャスターで体形に合わせた調整ができます。多少かさばりますが重量が670gと軽く、持ち運びも楽なライフジャケットです。
2.フリーダム
フリーダム
次のおすすめ品はモンベルのフリーダムで、XSからXXLサイズ(胸囲72~113cm)までを網羅するフリーサイズのライフジャケットです。浮力体を前後で9つのパーツに分割し、腰や肩などのベルトを締めることによって、細かい調整ができます。
浮力は8.0kgで、10倍の80kg程度の方までが余裕をもって使える仕様です。このモンベル製品のカラーはライトグリーンとオレンジ、ブルーで、値段は8580円ほどになります。
調整範囲が広く着心地のよいライフジャケット!
このモンベルの重量は780gと軽量で、着用のストレスは少なめです。幅広い体型の方が使えるので、友人との貸し借りが可能なのも特徴になります。
フロントオープン式のライフジャケットなので着脱も簡単で、肩から脇にかけてのスペースが大きく空いているため、パドルを使った動作もスムーズにできるのも利点です。このライフジャケットにポケットはありませんが、ベルトなどを利用すれば小物の固定ができます。
モンベルのライフジャケット【激流】2選
1.アクアライト
このライフジャケットは、680gとご紹介するモンベルで最も軽いモデルで、カヌースラロームなどの激流でのレースにも利用されます。アームホールが広めにとられているのでパドリングがしやすく、前面の構造はシンプルで動きやすいのがメリットです。
カラーはライトグレーとレッドの2種類で、サイズはS/M(胸囲72~92cm)とL/XL(92~113cm)の2タイプがあります。価格は8140円ほどです。
軽さに特化した動きやすいモンベル製品!
このライフジャケットは、レース以外にも激流下りなどの機敏な動きが必要な場面で活躍します。また、モンベル製品でも特にフロント部の面積が狭いのも、激しいマリンアクティビティに向いているポイントです。
なお、軽量化に特化しているため、浮力は6.5kgとほかのモンベルのモデルに比べるとやや小さめなのがデメリットになります。ポケットは付いていないので、必要に応じて収納グッズをご準備ください。
2.アクアバット
激流下り向けのライフジャケットで、アクアライトよりも浮力の高いモンベルのモデルをお探しなら、アクアバットがおすすめです。浮力は7.5kgを確保し、75kgほどの方まで安心して使えます。
また、腕や首などのスペースは広くとられていて、720gの軽さは激しいアクティビティにぴったりです。カラーはブラックのみで、サイズはS(胸囲72~84cm)・M(84~96cm)・L(96~113cm)の3種類があります。値段は9240円ほどです。
動きやすく収納完備で使い方もさまざま!
モンベルのアクアバット使ってます。
— Wanko (@wanko_outdoor) July 29, 2021
それまで持っていた水遊び用の安いライジャケと比べると、調整できる箇所が多くてより体にピッタリフィットするのと、肩周りが開いててパドル漕ぎやすいです。持ち運ぶ時にコンパクトなのも良き👌 pic.twitter.com/lT9w4bPxBU
このモンベルは一体型のシンプルなモデルで、ファスナーでなくかぶって装着するスタイルです。左下が外れる構造なので、スムーズな着脱ができます。腰や肩の調整機構は他のモンベルと同様で、体型に合わせて調整可能です。
ライフジャケットの胸には大型のポケットが付いていて、中には仕切りがあり、小物を分けて収納できます。激流から穏やかな流れでのレクリエーションまで、幅広く活躍するモンベル製品です。
モンベルのライフジャケット【長時間】2選
1.ビッグウェイブ
ビッグウェイブ
ここからはモンベルでも長時間の使用に人気のライフジャケットをご紹介します。シーカヤッカーとして有名な内田正洋氏が開発にかかわった商品で、ライフジャケットにしてはポケットが多く、長時間快適に過ごせるアイテムを収納できるのが魅力です。
カラーはライトグレーで、サイズはS/M(胸囲72~92cm)とL/XL(92~113cm)の2種類あります。浮力は7.5kgと大きく、値段は10120円ほどです。
収納が豊富で夜の安全性も抜群!
このモンベルのモデルにはフロントの両側に大型ポケットがあり、カメラなどのサイズのあるものや、行動食などを分けて入れておくのに便利です。片側のポケットにはカラビナのホルダーがあり、左胸にはナイフの固定箇所も設けられています。
また、前後には特殊な再帰反射材(スコッチライト)が、背面にはフラッシュライトなどを搭載するホルダーがあり、夜の視認性も抜群です。アームホールは広くとられ、ストレスなくパドリングができるのもおすすめ点になります。
2.リバーランナー
モンベルのカヌーツアーなどに人気のライフジャケットです。着脱しやすいフロントオープンタイプで、体によくなじむ立体成型で仕立てられています。
生地は210デニールのリップストップ(破れ防止)ナイロンで、背面は横方向に伸縮する機能があるため、パドル操作などもスムーズです。浮力は7.5kgで重量は775gと軽く、カラーはブラックとレッドの2種類あります。価格は13200円ほどです。
収納力がある着心地のよいライフジャケット!
このモンベル製品は、ツーリング用にL字のジッパー付きのポケットが右胸に設置され、カメラやスマートフォンなどを入れるのに便利です。
なお、このライフジャケットよりさらに収納が欲しい方には、ポケットが両脇についた上位クラス・リバーランナープロ(16500円)をおすすめします。どちらのモンベル製品ともに厚みがあるわりには動きやすく、長時間着用しても疲れにくいのがメリットです。
モンベルのライフジャケット【特化型】2選
1.キャニオンラフター
キャニオンラフター
ここからはモンベル製品でも用途を特化したライフジャケットをご紹介します。キャニオンラフターはラフティング用のライフジャケットで、浮力が13.0kg(M)とモンベルでも最大級なのが特徴でです。
着心地がよく調整がしやすい立体的な構造と高い浮力を両立しているのが魅力になります。カラーはブルーとイエローで、サイズはS(胸囲72~84cm)・M(84~96cm)・L(96~113cm)・XL(113~125cm)の4種類、値段は11220円ほどです。
浮力が最大のラフティング向け製品!
このモンベル製品はほかにもラフティング向けに工夫された仕掛けが満載です。頭部にはピローが付いていて、落水してもより安全な対応ができます。また、裏地のすそ部分はナイロンメッシュでできているため、乾きやすいのも利点です。
モンベルでもユニークな3本のバックル付きベルトがあり、体に合わせて細かな調整ができるのも人気点になります。前面にはDカンが付いた収納があり、小物の整理に便利です。
2.シーランナー
このモンベル製品は、スタンドアップパドルボード(SUP)を主な用途にしたライフジャケットになります。カヤックなどに比べて水中に落ちる可能性が高いため、再び乗りやすいようにフロント側の生地を薄くしているのが特徴です。
カラーは赤のみで、丸みをおびたかわいい形状が特徴になります。サイズはS/M(72~92cm)とL/XL(92~113cm)の2種類あり重量は805gと軽く、値段は12430円ほどです。
SUPに特化した特殊形状のライフジャケット!
このライフジャケットは浮力が7.5kgとモンベルとしては平均的な大きさです。フロントにはひだ付のポケットがあり、中にはキーストラップもついています。
また、水分補給用のハイドレーションパック(別売り)のポケットが背面についているのも、ほかのモンベルとは異なる特徴です。なお、こちらのポケットは荷物を入れるなどの他の目的には使用しないでください。バランスが悪くなり危険です。
人気ライフジャケットでアウトドアを満喫!
モンベルでおすすめのライフジャケットをご紹介しました。「フリーダム」は、広いサイズの大人に対応するモデルで、複数で共有できるのが人気点になります。また、モンベルでも超軽量の「アクアライト」は着用しているのを忘れるような、軽い着心地です。長距離用には「リバーランナー」などの軽くて収容があるライフジャケットもありました。
アウトドア用にライフジャケットの購入をお考えの場合は、このような魅力的なモンベル製品も候補にしてはいかがでしょうか。
モンベルやライフジャケットが気になる方はこちらもチェック!
ライフジャケットは多くのアウトドアブランドでも扱っていて、モンベル以外にも人気商品があります。下にはカヤックやSUP向けで、人気のライフジャケットの特集をリンクしました。モンベルが扱うカヤック本体についての記事も付記しますので、こちらも合わせてお楽しみください。
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