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モンベルで人気のカヤック9選!軽量化を叶えたデザイン性、手頃な値段が人気の理由!

モンベルのカヤックは初めてのマリンスポーツにおすすめです。ブランドの信頼性はもちろん、軽量でデザイン性も高く、値段も手ごろなカヤックのラインナップもあります。今回はそんなモンベルのカヤックについて、レビューや評価と合わせてご紹介したいと思います。
更新: 2023年8月29日
水木誠人
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目次

この記事で紹介しているアイテム

アクアグライド チヌーク120

モンベルの人気のカヤックをご紹介

Photo bylobsarts

モンベルといえば、45年以上の歴史がある日本国内の最大手アウトボアブランドです。モンベルは、カヤックに限らず、アウトドア全般のギアに通じ、多くの登山者やキャンパーなどが愛用しているブランドでもあります。

今回はそんな信頼あるブランド、モンベルのカヤックのご紹介です。ひと口にカヤックといっても、実にさまざまな種類があります。モンベルに限らずカヤックは値段が安いものではありませんので、失敗しない選び方でカヤックを購入しましょう。

モンベルというブランドについて

Photo by Hyougushi

アウトドアブランド、モンベルは、いまや日本全国に店舗を構えています。もともとは大阪が拠点で、モンベル大阪に本社ANNEX店がありますが、東京にもモンベル営業所があり、アメリカやスイスにも店舗があるなど、世界的なブランドです。

モンベルというブランドの利点といえば、比較的値段がリーズナブルで、日本人のサイズにもフィットし、デザイン性も高くて軽量でおしゃれなので、はじめてカヤックを購入されるという方ににもおすすめできます。

モンベルのカヤックのおすすめの選び方

モンベルのカヤックのラインナップには、レクリエーショナル・カヤック、インフレータブルカヤック、シット・オン・トップ・カヤック、シット・イン・カヤック、フォールディング・カヤック、ツーリング・カヤックなど、たくさんのラインナップがあります。遊びのシーンやシチュエーションに応じて、モンベルのどのカヤックを選んだらいいのか、簡単な選び方についてご紹介しましょう

値段が安く軽量【インフレータブルカヤック】

Photo byklimkin

モンベルのカヤックの中でも値段が安く、人気の高いのがこちら、インフレータブルカヤックです。空気で膨らますタイプのカヤックで、しっかりと膨らませれば安定性もよく、使い終わったら空気を抜いて持ち運びも簡単にできます。

ただし、インフレータブルカヤックは、しっかりと浮く分、操作性が悪いため、風や波の強い海でのシーカヤックとしては不向きといえます。湖や穏やかな川で利用するのがおすすめです。

釣りで活躍する安定性の高い【シット・オン・トップ・カヤック】

Photo by Cowork Klitmøller

モンベルのシット・オン・トップ・カヤックに限ったことではありませんが、こちらは釣りで使われることの多いタイプのカヤックです。上に載るタイプのカヤックで、パドルなどで漕いで使います。

フィッシングカヤックとして釣りを楽しむ方が選ぶカヤックですが、カヤックの形状やサイズなどによっては、強風などが原因でカヤックが転覆しやすいものもあります。事故に至るケースもありますので、シット・オン・トップ・カヤックで釣りに出かける方は注意が必要です。

安定性があり手軽で軽量【シットイン・カヤック】

シットイン・カヤックとは、コックピットの中に入って座るタイプのカヤックです。軽量タイプが多く、操作性がよいため小回りが利くなど、モンベルのカヤックの中でも手軽なカヤックとしてメリットが多くなっています。

ただし、荷物の収納スペースが制限されているため、多くの荷物を運べません。また、シットイン・カヤックは一度転倒してしまうと、再び乗るのがむずかしく、ある程度、練習して操作の仕方を覚える必要があります。

折りたためて機能的【フォールディング・カヤック】

Photo by Lindblom

モンベルに限らず、フォールディング・カヤックといえば、折り畳み式のカヤックのことです。軽量タイプのものが多く、セットアップにもさほど時間がかからないカヤックも多く、小さく収納できて機能的なので、場所を考えずに保管できます。

ただし、フォールディング・カヤックは、ほかのタイプのカヤックに比べると、多少、強度が低くなっています。ハードな使い方や水流の激しい場合は注意するようにしたいです。

旅仕様の超機能的な【ツーリングカヤック】

Photo by Steve AM

ツーリングのためのカヤックがこちらです。操作性が高く機能的な設計で、直進に対する安定性が高く設定されています。あらゆる状況に対応できるタイプのカヤックで、長時間のパドリングも快適に行うことが可能です。荷物用のスペースも確保され、素材も強度が高いモデルがたくさんあります。

ツーリングカヤックは、ある程度の荷物を積むことで安定性が増す造りとなっています。購入する際は、体重や積載量などを考慮する必要があります。

モンベルの人気のカヤック9選


①モンベル・KOKOPELLI(ココペリ) ローグライト

モンベルで扱うカヤックの中でもその軽さが自慢のインフレータブル・カヤックがこちらです。シンプルな造りで、2.5kgという軽量設計なので、バイクや自転車のツーリング時などにも持ち運ぶことができます。

船体の素材は210デニールナイロン、底部にはさらにケブラー®補強が施され、衝撃などに対する強度が増強されているため安心です。収納サイズは縦45cm×直径13cmと実にコンパクトなモンベルのカヤックで、湖や穏やかな川などで楽しめます。

モンベルで人気のカヤックのレビューや評価

荒川を下ったという方は、電車で川の上流まで行き、カヤックをセットアップしてのんびりと下り、駅近くのポイントでカヤックを下りるという方法で楽しんでいらっしゃいます。このモンベルのカヤックの乗り心地は、背もたれがないため仰向けに寝そべることができるとあり、快適なひと時を過ごすことが可能です。

なお、こちらの方は、乗り放題の切符を購入して、何度も川下りを楽しんでいらっしゃいました。インフレータブルならではの楽しみ方です。

背もたれがないことによって腰を前方にずらして仰向けに寝そべったときの姿勢が実に快適になる

②モンベル・アクアグライド チヌーク120

アクアグライド チヌーク120

出典:楽天
出典:楽天

10万円以下という値段の安さで大人ふたり以上が載れるサイズで、安定性にすぐれた船体が魅力のモンベルのインフレータブル・カヤックがこちらです。重量は13kgですが、サイズは全長366cmで、積載量は227kgまで可能となっています。

背もたれがついているのでのんびりと水上散歩を楽しみたいという方におすすめです。前後にバンジーコードが装備され、荷物を安心して積めます。こちらも穏やかな川や湖などにおすすめのモンベルのカヤックです。

モンベルで人気のカヤックのレビューや評価

こちらの動画では、モンベルのインフレータブル・カヤックを購入した方のレビュー動画です。エアーポンプは女性でも楽に入れられる様子がわかります。空気室が左右とフロアーマットに分かれているので安心です。空気弁を開けると一気に空気が抜けるため、片付けも簡単にできそうです。

なお、こちらの動画はセットアップから片づけまでの動画ですので、実際に購入した時のイメージがつかみやすくなっています。購入を検討されてらっしゃる方はぜひチェックしてみましょう。

③モンベル・STAR レイブン 2

モンベルで扱っているこちらのカヤックは、流れの激しいいわゆるホワイトウォーターに適したインフレータブル・カヤックです。船体は1000デニールPVCと強度と耐環境性を高めた仕様となっています。

内部に水が入ってきた場合、フロアに設置されているセルフベイラーを使ってすぐに排出することが可能で、前後のロッカーとともに操作性もいい点も見逃せません。重量は20kgを切り、収納バッグも付属していて、コンパクトにまとめられます。

モンベルで人気のカヤックのレビューや評価

モンベルで購入できるSTARのレイブン2を実際に使いながら評価しているレビューがこちらです。インフレータブルなので膨らます様子などが細かく見られるので、購入の際の参考になります。

また、シートの背もたれの装着方法や、フロアの剛性なども確認することが可能です。さらに、付属の専用ザックは背負って移動するのも楽な造りとなっています。

④モンベル・Perceptionペスカドールプロ10.0

釣り人仕様のフィッシングカヤックで、シット・オン・トップ・カヤックとなっているモデルがこちらです。

多くの機能が搭載され、デザインは釣り人好みに施され、長時間の釣りを快適にするべく安定性に優れたフレームシートが採用、船体の形状は幅広く、魚群探知機のモニターはコンソールボックスに設置できます。また、ボトムには探知機の振動子が設置しやすいようにくぼみが作られるなど、釣りがしやすいように細かい設計が施されるなど、魅力的なモデルです。

モンベルで人気のカヤックのレビューや評価


ほかのブランドとモンベルのこちらの製品を比較した方のブログに、シートが船体から離れているため、通気性にいいという利点について書かれていました。事実、こちらのモデルでは、シートを完全に船体から外すことが可能で、キャンプチェアのような使い方も可能となっています。

ほかにもさまざまな機能が搭載されているため、釣りを楽しみたい方にはうれしいモデルとなっています。ただし、釣りに夢中になりすぎないように、注意して楽しむようにしましょう。

椅子がボディーから離れており、通気性や雨の日に
お尻が濡れにくいなどの利点を持つ

⑤モンベル・Perceptionプロディジー XS

モンベルで扱っているパーセプションのプロデイジーXSは、体の小さな子どもや女性のためにデザインされたモデルです。総重量12kg、最大積載量は68kgで、サイズは全長305cm、幅は58cmと全体的に小さな形状となっています。

こちらのモンベルのカヤックは、シット・イン・カヤックタイプで、しっかりとコックピットに収まり、安定性の高い水上散歩を満喫することが可能です。親子でカヤックをはじめようという方、ぜひご検討をしてみてください。

モンベルで人気のカヤックのレビューや評価

モンベルで扱っているこちらのカヤックですが、体格の小さい方や子どもからの評判は非常に高いという評価が散見されます。ただし、シートと直進性について扱いにくいというレビューも見られますので、購入の際には検討したい点です。

つまり、小柄の体形の大人が使うとシートが小さすぎるということと、パドリングを中、少しでも気を緩ませると回転しはじめるなどが挙げられます。シートは実際に座るなどして確認し、操作性については検討する必要がありそうです。

this boat meets 90% of my needs...So, the remaining 10% is divided between the seat back and tracking.

⑥モンベル・Daggerザイディコ 9.0

はじめてカヤックを購入される方におすすめのモンベルのシット・イン・カヤックがこちらです。10万円を切る値段設定、総重量17lgで全長276cmとちょうどいいサイズで、穏やかな川や湖などで十分に楽しめるカヤックとなっています。

これまでのモデルからシートまわりが快適になり、幅が広くなったことから安定性もアップ。カラーリングはブルー、ライム、レッドの3色となっています。

モンベルで人気のカヤックのレビューや評価

釣りでシーカヤックを楽しんでらっしゃるベテランの方がレビューされているのがこちらです。最新モデルのレビューではありませんが、カヤックの使い方の参考になります。

こちらの方がはじめて購入したカヤックがこのザイディゴだったということで、ほかのさまざまなブランドのカヤックと比較しても、値段の安さやちょうどいいサイズなど、魅力のつまった1艇です。はじめてカヤックを購入しようという方はぜひチェックしてみましょう。

長すぎず、短すぎず、、内水面のバス釣りにはちょうどいいサイズの艇と言っていいでしょう。重量も軽めなので、水辺までのアプローチも楽ちんなのは間違いありません。。

⑦モンベル・アルフェックエルズミア480

モンベルのカヤックの中でも高級感あふれる優れもののフォールディング・カヤックがこちらです。エルズミアの中では高速型の1艇で、フレームの構造やフラットデッキのデザインなども風の影響を受けない高速性を実現しています。さびに強いアルミパイプのフレームに、3か所のキールレールが装着され、セットアップの際に正確にフィットすることが可能です。

また、安定性を高めるため、船体内部にエア―スポンソンが内蔵されるなど、細かい機能もしっかりと施されています。

モンベルで人気のカヤックのレビューや評価

フォールディング・カヤックは、折り畳み式のカヤックですが、製品によっては組み立てに時間がかかるものもあります。こちらのレビューの方は、少し前のモデルですが、組み立てに時間がかかったことをレビューされていました。出かける前に組み立て方を確認しましょう。

また、全長480cnとかなり大きいカヤックですので、場所も必要となります。幅は58cnとスリムな上、大型のバウハッチも装備され、ツーリングなどにもおすすめのモデルです。
 

カタログなんかには組立て時間20分とあるが、私はどうやっても1時間はかかる。よほど手が遅いのかと悲しくなる。

⑧モンベル・オルカヤック ベイST


モンベルで扱うオルカヤックのベイSTは11.7kgという軽量ながら、5mm厚ポリプロピレンシート素材を2重構造にした剛性を持ち、シーカヤックはもちろん、穏やかな川でのツーリングにも対応したモデルです。

セットアップは5~10分と、組み立てやすいフォールディング・カヤックで、1枚の板を合わせて折る方法となります。全長370cnのカヤックですが、収納すると80×90×31cnほどになるため、場所を取らずに保管が可能です。

モンベルで人気のカヤックのレビューや評価

こちらの方は、このカヤックを1年ほど使った感想としてレビューされています。シーカヤックとして使う場合は、それなりの経験と技術が必要ですが、操作性や機能性も高いため、ゆったりとしたキャンプツーリングなどでも楽しめるそうです。

ただし、セルフレスキューなどの技術を習得していないと、やはり不安な面もぬぐえません。事故などを引き起こさないように注意して楽しみたいです。

沈脱している状態でうまく水を抜く方法と、デッキに負荷をかけない再乗艇の方法の二つをなんとかしないと海では安心して乗れない。確実に泳いで岸につける場所で使うなら今のところなんの問題も感じない。とはいえ、季節によっては100mと泳げない場合もあるし、安全のマージンが極端に少ないのを気をつけないといけない。荷物もたくさん入るから、キャンプツーリングも普通にやれると思う。

⑨モンベル・アルフェック ボイジャー 460T

こちらは、1人乗り用としても2人乗り用としても使えるフォールディング・カヤックです。セットアップには20分ほどかかりますが、操縦しやすく安定性が高く、軽快に漕げるカヤックとして、ツーリングシーンに重宝します。

全長460cm、幅は77cmとサイズは大きく、ゆったりと乗ることが可能です。2人乗り仕様でも、数日のツーリングが可能となりますので、友だちや家族などといっしょに休日を楽しむのにもってこいのカヤックとなっています。

モンベルで人気のカヤックのレビューや評価

アルフェックのカヤックは、セットアップにいささか時間がかかるという評価をされる方が多いです。こちらの方も、20分程度と説明書などに書かれていても、いろいろ準備していると40分はかかってしまうとレビューしています。ある程度は慣れていくものですが、はじめてカヤックで出かける方は練習することをおすすめします。

ほかの面では素材もしっかりとしていて、操作性もよく、スペースもあるのでツーリングでも楽しめると評価はとても高いです。

釣りグッズのセッティングなども考えると30〜40分くらいは必要そう。

気軽な水辺の旅はモンベルのカヤックで!

Photo byFree-Photos

モンベルでは、じつにさまざまなブランドのカヤックを取り扱っています。カヤックをはじめて購入するという方はもちろん、2艇目、3艇目の方も、ぜひ国内の信頼あるブランドであるモンベルで扱っているカヤックを検討してみてください。デザイン性はもちろん、機能性が十分に備わり、それぞれの目的に応じたカヤックと出会えるはずです。

カヤック体験が気になる方はこちらもチェック!

今回はモンベルのカヤックについてご紹介しました。モンベルに限らず、ほかのブランドのカヤックで水上散歩を体験したいという方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。きっとすばらしい体験ができるはずです。体験後、カヤックをさっそく購入してみようという方は、ぜひモンベルのカヤックを検討してみてください。