キャンプの象徴とも呼べる「焚き火」
アウトドアの定番とも呼べるキャンプでは、さまざまなアクティビティを楽しめます。その中でも特に「非日常感」や「特別な時間」を感じられるのは、焚き火やキャンプファイヤーを使って調理をしたり、眺めたりしているシーンかもしれません。
日常生活ではまず体験できない焚き火は、まさにキャンプの象徴とも呼べる存在でしょう。日頃感じているストレスや悩みを忘れさせてくれ、その時だけは「キャンプ」や「自然」を心身で楽しめます。
焚き火がムードを創り上げ演出してくれる
焚き火・キャンプファイヤーは、キャンプには欠かせない存在と言っても決して過言ではありません。焚き火を設置することで、キャンプ飯を調理するのに使ったり、暖を取ったりなど大変実用的な活用ができます。
そして、見た目が美しいというのもポイント。ゆらゆら揺れる炎は、不思議と心を穏やかにしてくれます。また、パチパチとした音とともに燃え上がり、静寂な空間においてなんともムーディな雰囲気を演出してくれるでしょう。
モンベル・フォールディング ファイヤーピットに注目
キャンプで焚き火を行う際役に立つのが、いわゆる「焚き火台」と呼ばれる製品です。数多くの製品が存在している焚き火台ですが、今回の記事ではアウトドアメーカーとして有名なモンベルの製品に注目していきましょう。
その名も「フォールディング ファイヤーピット」という製品です。基本情報・特徴をチェックしていきましょう。なお、本記事は2022年2月4日に作成されています。価格などの情報は執筆時点のものとなりますのでご了承ください。
モンベルの二次燃焼できる焚き火台!
早速、モンベルの焚き火台・フォールディング ファイヤーピットについてチェックしていきましょう。こちらの焚き火台は二次燃焼を楽しめる焚き火台として有名。各所のレビューなどで高い評価を勝ち得ている商品で、人気も高いです。
本記事を通してなぜレビューで高評価なのかも併せて調査をしていきましょう。まずは基本的な情報を整理していきます。
「mont-bell」が販売している焚き火台である
最初に頭に留めておくべきポイントが、フォールディング ファイヤーピットはあの「mont-bell(モンベル)」の焚き火台であるということです。モンベルは1975年に創業した日本のアウトドアメーカー。
これまで数多くの人気商品を世に送り出してきており、歴史と由緒のある、そして実績もあるブランドです。まさに日本において名実共に申し分のないメジャーブランドと呼ぶに相応しいでしょう。
1~2人での利用を想定したモデルも存在
モンベルの焚き火台・フォールディング ファイヤーピットには、「フォールディング ファイヤーピット S」という小さめのモデルも存在しています。こちらは1~2人での利用を想定しており、全体的にコンパクトにまとまっているモデルです。
多くても2人でしかキャンプやアウトドアをされないという方は、コンパクトなSモデルも視野に検討してみましょう。
焚き火台としての違いはサイズ
今回注目しているモンベルの焚き火台の、通常モデルとSモデルの違いはサイズです。中でも大きく異なるのは「幅」で、通常サイズは「高さ30×幅42×奥行き22(cm)」。対して、Sは「高さ24.55×幅34.5×奥行き17(cm)」です。
今回はあくまで通常サイズを基準にお伝えいたしますのでご了承ください。とはいえ、違いは基本的にサイズだけで、その他のスペック面は変わらないので安心です。
本体とロストルはステンレス鋼製
モンベルの焚き火台・フォールディング ファイヤーピットの本体とロストルはステンレス鋼製。熱に強いだけでなく汚れがつきにくく衛生的。さびにくいといったメリットもあり、食事においても安心して使えるでしょう。
対して、焼き網はスチール製。強度・耐久性が高いという特徴を持つものの、本体とロストルに使用されているステンレスと比較すると錆びやすいという特徴もあるので注意しましょう。メンテナンスが大切です。
収納袋が付属!
モンベルの焚き火台・フォールディング ファイヤーピットの本体重量は4.1kgになっています。そして、本製品は購入時に収納袋も付属するのが嬉しいポイント。ぴったりと収納が可能なケースなので運びやすいです。
なお、収納袋を含めた重さは4.3kgとなっているので、頭に留めておきましょう。こういった部分も、レビューで高評価を受ける要因と言えます。
モンベルの焚き火台の特徴をチェック!
モンベルの焚き火台・フォールディング ファイヤーピットは他にも多数の特徴を持っています。ただの没個性的な焚き火台というわけではないのです。より深い部分まで注目し、モンベルの焚き火台が持つ特徴に注目していきましょう。
携行性に自信アリ!厚さ5cmのコンパクトサイズ
今回注目しているモンベルの焚き火台は、携行性抜群という特徴を持っています。というのも、本製品は折り畳みが可能。折り畳み時の厚さが僅か5cmになってしまうという優れものなのです。
荷物としての焚き火台はかさばりがちですが、厚さが僅か5cm、収納袋も付属しているということを考えると持ち運びやすいので安心できます。収納サイズは25×34×5(cm)ですので、自宅でもスペースを取らず保管がしやすいでしょう。
二次燃焼システムを搭載し「煙」が少ない
モンベルの焚き火台・フォールディング ファイヤーピット最大の特徴と言えるのが燃焼室の側面が二重構造になっているというポイントです。この構造こそいわゆる二次燃焼を実現させるもので、「煙が少ない」という大きなメリットを生み出しています。
二次燃焼は無駄の少ない構造である
簡単にではありますが、二次燃焼について解説いたします。今回紹介しているモンベルの焚き火台は、側面の下部から空気を取り込み、壁の内部で加熱し、上部の穴からそれらを噴出。これを二次燃焼と呼んでいます。
煙の原因・未燃焼ガスを再度燃やすという無駄のないシステムなのです。この二次燃焼により、効率的なだけでなく煙やススの排出が少ないという特徴を持ち合わせている焚き火台と言えます。レビューで高評価を獲得している大きな要因です。
モンベル公式の焚き火台オプションパーツ
モンベルは、別売りでフォールディング ファイヤーピット向けのオプションパーツを提供しています。どのオプションパーツも、焚き火台としての魅力を一段階上へ引き上げてくれるものばかりです。魅力的な便利パーツ3種を紹介します。
クッカースタンド装着でダッチオーブンも使用可能!
まずチェックしておきたいのが、今回注目しているモンベルの焚き火台でダッチオーブンも使えるようになるオプションパーツ「クッカースタンド」です。クッカースタンドは、本体に取り付けるだけでOK。僅かワンステップでダッチオーブンも使用可能な焚き火台に早変わりします。ダッチオーブンを使った調理を楽しみたい方はマストバイです。
耐久性を更に高めたい方におすすめのパーツ
モンベルのクッカースタンドは、純粋に機能を拡張させる便利パーツでした。しかし、モンベルが別売りしている便利オプションパーツは更に2種類存在しています。どちらも「耐久性」を意識される方にぴったりのパーツですので、長く使いたい方は必ずチェックしておきましょう。
ステンレスの焼き網「ステンレス HDグリル」
本記事の冒頭で紹介した通り、モンベルのフォールディング ファイヤーピットは本体とロストルこそステンレスが採用されていますが、焼き網はスチール製でした。スチールは錆びやすく、耐久性という観点でステンレスに劣る素材です。
「焼き網もステンレスならよかったのに」と感じた方もいっらっしゃるかもしれません。そんな方に朗報です。モンベルが別売りしている「ステンレス HDグリル」は、ステンレス製の焼き網。耐久性を高められます。
燃焼効率アップ「ステンレス HDロストル」
モンベルからステンレス製のロストルとして別売りされているのが、ステンレス HDロストルというパーツです。焚き火台の底に取り付ければ、燃焼効率を高められます。ステンレス製なので頑丈なのもポイント。錆びにくく、変形しにくく、耐久性に優れタフに使用できます。
モンベルの焚き火台はどこで買えるの?
ここまでモンベルのフォールディング ファイヤーピットについてお伝えしてきました。一体どこで買えるのか気になっている方もいらっしゃるかもしれません。実は、モンベルの焚き火台はAmazonなどでは販売されていません。通販なら公式ウェブショップ、もしくは実店舗で購入する必要があります。
モンベルの焚き火台在庫情報
今回注目している製品は、モンベル公式ウェブショップで税込み19,800円で販売中。現在はモンベル直営店の在庫がある状態なので、いつでも注文できるので安心です。
また、直営店に直接買いに行くこともできるでしょう。モンベル直営店在庫状況はフォールディング ファイヤーピット商品ページから確認できます。足を運べそうな店舗があれば直接訪ねて購入するのも選択肢です。現時点では124店舗中118店舗で在庫があります。
焚き火台を賢く使っていこう
焚き火台を使えば、直火が禁止されている場所でも焚き火を楽しめます。料理や暖を取る手段として、今回注目してきたモンベルの焚き火台などを上手く活用していきましょう。焚き火は、日常生活ではまず体験できない特別な行為です。
これまで挑戦したことがない方も、ぜひ挑戦してみてくださいね。間違いなく特別な時間を過ごせるはずです。すっかり病みつきになってしまうかもしれません。
モンベルの焚き火台が気になる方はこちらもチェック
本記事で注目してきたモンベルの焚き火台は、二次燃焼を実現している便利な製品でした。本サイトには、そんなモンベルが手がけている他の製品について特集・紹介している記事を多数掲載しています。
本記事と併せて、ぜひモンベル関連記事をご覧ください。また、モンベル以外のメーカーの焚き火台についてチェックしたい方におすすめの記事リンクも掲載いたしますので、参考にしていただければ幸いです。
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