3T ERNOVA PRO 460MM ハンドル
Satori X-Race ハンドルバー
RITCHEY WCS BUTANO 400
イーストン EA50 AX
THOMSON OFF-ROAD DROP BAR
タイオガ タスクフォース グラベル
グラベルロードのおすすめハンドルをご紹介
グラベルロード用のフレアハンドルは、優れた操作性とロングライドでも疲れにくい形状で人気を集めています。フレアハンドルは、フレア角を設定することによって、グラベルロードでも抜群の安定性と操作性を提供してくれますが、ブランドや商品によって角度が全く異なるので、ご自身に最適のハンドルを選ぶことが重要です。
今回は、おすすめのグラベルロード向けフレアハンドルを6つご紹介します。フレアハンドルに興味のある方は必見です。
優れた操作性とロングライドでも疲れにくい構造
グラベルロード用のフレアハンドルは、ハンドル幅が広めに設定されており、未舗装道路でも優れた操作性を発揮します。また、フレア角によって下のハンドル幅も広がるため、よりコントロールを要する砂利道などでは、下に持ち替えて走行すると、さらに安定感と操作性を得ることが可能です。
リーチ部分やドロップ部分が短く、体勢を変えやすい上に、リラックスポジションも取りやすい形状になっていることから、ロングライドにも適しています。
フレア弱めのおすすめハンドル2選
1:3TERNOVAPROフレアハンドル
3T ERNOVA PRO 460MM ハンドル
形状を一新してさらに扱いやすく進化
3Tのグラベルロード用ハンドル、ERNOVAPROは人気シリーズERGONOVAの後継モデルとして登場。ショートリーチに加え、ブレーキブラケットの取り付け部の形状を一新して、さらに操作性が向上しました。
ハンドルトップは、卵の形状で握りやすく、ロングライドでも疲労が溜まることはほとんどありません。ドロップサイズは123mm、リーチサイズは77mmと扱いやすいサイズとなっている点も魅力です。
耐久性に富んだアルミ合金で重量も軽い
AL7050アルミニウム合金が使用されている、3Tのグラベルロード用ハンドルは、耐久性に非常に優れ、多少の衝撃なら変形することがありません。また、軽量化にも力を入れており、一般的な42cmのバーで260gの重量となっています。
2:SATORIX-RACEフレアドロップバー
Satori X-Race ハンドルバー
グラベルロード走行に最適
シクロクロスレースにフォーカスして作られた、SATORIのグラベルロード用ドロップハンドル、X-RACEは、程よい末広がりの形状をしており、ドロップエンドの抑えが効きやすいため、グラベルロード走行に最適となっています。
ノーマルのドロップハンドルに近いタイプのため、舗装道路でも自転車の操作がしやすく、グラベルロードと半々で乗る機会が多いという方にもおすすめです。
マグネシウムとシリコン含有のアルミ合金製
SATORIのグラベルロード用ドロップハンドルの素材に使われているのは、マグネシウムとシリコンを含有したアルミニウム合金です。耐食性に非常に優れており、長年使っていてもさびる心配がありません。
強度に関しては、ジュラルミンなどと比較すると劣りますが、船舶や鉄道などに利用される合金であることを考えると、ロードバイクとしては十分すぎる強度を持っています。
フレア中間のおすすめハンドル2選
1:RITCHEYWCSBUTANOフレアハンドル
RITCHEY WCS BUTANO 400
耐食性耐久性に優れたアロイ製
Ritcheyのグラベルロード用ハンドル、WCSBUTANOは、耐久性と耐食性に非常に優れているアロイ製です。銅とマグネシウム、亜鉛を混ぜたアルミニウム合金で、その重量の軽さと強度の高さから、飛行機用部品によく利用されます。
銅を含むアルミニウム合金の場合、応力腐食割れ性がデメリットとなることが多いのですが、アロイはこの欠点を克服しているため、長期間にわたって愛用することが可能です。
グラベルロードで優れたパフォーマンスを発揮
グラベルロードの曲がりくねった小道を走行する際には、ハンドルの安定性が重要なポイントとなります。
Ritcheyのグラベルロード用フレアハンドルは、ハンドル幅やフレア角、径サイズにこだわり、ハンドルの操作性と安定性を極限まで引き上げ、圧倒的な自転車パフォーマンスを生み出すことに成功しました。
2:イーストンEA50AXドロップハンドル
イーストン EA50 AX
グラベルロードに特化したハンドル
新登場となったイーストンのグラベルロード用ハンドル、EA50AXはシクロクロスやグラベルロード、アドベンチャーバイクに特化したロードバーとして誕生しました。16度というフレア角を設けることによって、ハンドル幅を広くし、ハンドルの操作性と安定性を確立。
また、ブラケットの取り付け位置のハンドル幅に対し、68mmも広いドロップエンド幅を持つことも特徴の一つとなっています。
イーストン独自のアルミニウム合金製
イーストンのグラベルロード用ハンドルは、同社独自のアルミニウム合金であるイーストンEA50アルミニウムを採用しています。非常に高い耐久性を持っており、多少の衝撃では破損や変形の恐れがほとんどありません。
重量も300g前後と軽量化が施されており、バイクの重さが結果に直結するレースでも活躍してくれます。
フレア強めのおすすめハンドル2選
1:トムソングラベルロードバー
THOMSON OFF-ROAD DROP BAR
トムソンの新作アルミロードバー
アメリカの自転車用高品質コンポーネントブランドで知られる、トムソンのアルミロードバーです。7000番台のアルミニウム合金で作られたグラベルロード用ハンドル、オフロードドロップバーは、銅やマグネシウムを含むことにより、非常に高い強度を持っています。
また、重量も300gを切るほどの軽さで、大きめとなりがちなグラベルロード用のハンドルの中では非常に軽いモデルです。
フレア角25度で安定性抜群
トムソンのオフロードドロップバーはフレア角が25度と広めに設定されており、これによりグラベルロードでの抜群の安定性と揺るぎない操作性が生み出されました。
ハンドル幅のタイプは44cmと46cmの2種類のみで、バランスの取りやすさを重視しています。グラベルロードでの操作性や安定性を求める方におすすめです。
2:タイオガ タスクフォース グラベル
タイオガ タスクフォース グラベル
ツーリングに適している
5000円程度で購入できる、こちらのグラベルロード向けフレアハンドルは、ツーリング向けでもあります。そのため、これからグラベルロードやツーリングを楽しみたいという方にピッタリ。
安価で購入できるため、まずはグラベルロード向けフレアハンドルを試しに購入してみたいという方にも適しています。ぜひこの機会に購入してみてください。
サイズ展開は3種類
こちらのグラベルロード向けフレアハンドルは、400mm、420mm、440mmとサイズ展開は3パターン用意されています。そのため、シチュエーションに合わせて購入できるのがおすすめポイントの1つ。
また、こちらのグラベルロード向けフレアハンドルは通販から、さまざまな店舗で販売されているため、比較的手に入れやすいです。
フレアは操作性抜群でロングライドにも最適
フレアハンドルは一般的なドロップハンドルと比較して、どのような点が異なるのかを簡単にレビューします。ポイントとなる特徴は、抜群の操作性とロングライドでも疲れにくいという点です。
フレアは安定性と操作性が抜群
フレアハンドルは、一般的なドロップハンドルと比較して、ハンドル幅が広めに設定されています。ロードバイクのハンドルが360mmから440mmの間に収まるのに対し、グラベルロード用はハンドル幅400mmから480mmが主流です。
このハンドル幅の広さが、グラベルロードでの抜群の操作性と安定性につながります。
フレア角によってドロップ部のハンドル幅も広い
グラベルロード用のハンドルは、フレア角によって末広がりの形をしています。この形状によって、下のハンドル幅が50cmを超え、ハンドリングの安定感を得ることが可能です。
ある程度舗装されている道路では幅の短い上の部分を、グラベルロード区間では幅の広い下の部分を握ることで、抜群の安定感と操作性を生み出します。
ロングライドでも疲れにくい
ロードバイク用のドロップハンドルでは、常に前傾姿勢である上に、肩幅が狭いことによって、ハンドリングに神経を使うので、肉体的にも精神的にも疲労しやすくなっています。
一方、安定感と操作性の高いグラベルロード用ハンドルは、楽な姿勢で簡単にコントロールできるので、ロングライドでも疲労がたまりません。
さまざまなポジションを取ることが可能
グラベルロード用のハンドルは、リーチ部分とドロップ部分が短く設定されているものが多く、さまざまなポジションをスムーズかつ楽に取ることが可能です。
また、フレアハンドルの種類によっては、フラット部分が手前に向かってせり出しているタイプの商品もあり、そこに腕を乗せてリラックスポジションで走行することもできます。
グラベルロードのハンドルを使おう!
今回レビューしたグラベルロード向けのフレアハンドルは、未舗装道路でも優れた操作性を提供してくれる点が大きな魅力です。また、さまざまなポジションを取りやすく、リラックスした姿勢でも自転車に乗れるため、ロングライドでも疲れにくい点もおすすめポイントとなっています。
日常でグラベルロードを走ることが多いという方は、ぜひフレアハンドルを使用してみてください。
他の商品が気になる方はこちらの記事もチェック!
今回は、グラベルロード用のおすすめフレアハンドルをレビューしましたが、ロードバイクには多種多様なハンドルが展開されており、他の商品も見てみたいという方もいらっしゃるかと思います。そんな方のために以下の記事をリンクしました。
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