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グラベルロードならどんな道でも安心?おすすめ10選からその魅力と性能を解説!

グラベルロードの紹介と同時におすすめ11選を取り上げます。通勤やサイクリングで人気があるスポーツバイクカテゴリーで新たなジャンルとなってきているグラベルロード、しっかり比較して自身の通勤や休日をもっと楽しくさせましょう。
更新: 2021年6月28日
tryyua
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この記事で紹介しているアイテム

カノーバー(CANOVER) CAR-014-DC NERO

シクロクロス KYUZO KZ-108

BASSO (バッソ) グラベル ロードバイク FANGO

GIANT ANYROAD 3

Trek Crockett 5 Disc

GIANT ANYROAD ADVANCED 1

PARALANE APEX 1 FACTORY

Trek Boone 5 Disc

【2018年】KONA(コナ) ROVE ST(ローブ エスティー)【プロの整備士による整備組付済】

Raleigh(ラレー) 2018年モデル CARLTON-C (カールトンC) CRC[スローピング][スチールフレーム]

はじめに

グラベルロードとは何なのか、その質問に筆者がお答えします。グラベルロードとは、その特徴などのようなものか、説明します。さらにおすすめのグラベルロードを10選しましたので、比較などして購入の参考にしてください。

グラベルロードとは

グラベルロードというものがあるか、グラベルロードとはいったい何なのか、ロードバイクとの違いはどの点か、などの疑問をお持ちの方がいらっしゃるはず。そこで今回はグラベルロードとは、ということにお答えします。まずはグラベルロードがどんな自転車か、そしてその価格帯を紹介します。さらにおすすめのグラベルロードを11選紹介します、違いを比較してみてください。

グラベル(砂利道)を走るロードバイク

グラベルロードとはグラベルを走るロードバイクのことです。一般的なロードバイクでも走ろうと思えば走れますが、タイヤがすぐにパンクしたりと走り切るのは難しいでしょう。グラベル(砂利道)を走って楽しめるのがグラベルロードです。ロードバイクとの決定的な違いはこの方向性、つまりどこでも走れるのか舗装路しか走れないのか、という違いになります。ロードバイクとMTB(マウンテインバイク)を足して2で割ったような自転車、それら2つの中間にあるような融通の利く自転車、それがグラベルロードです。

10万円以下のグラベルロードから100万円のものまである

グラベルロードとはどこでも走れる自転車とわかりましたが、価格帯はどれくらいなのでしょうか。ロードバイクの価格帯と比較してみたところ、価格帯に違いはそれほどありませんでした。価格の低いもので大体8万円前後、そしてそこから10万・20万と上がっていき、高いもので100万円くらいの価格となっています。価格帯も比較的に幅広いのでお試しで買ってみたい方や、最初は入門モデルでゆくゆくはスペックの高いグラベルロードを購入したい、という初心者の方、中堅・ベテラン勢、皆が楽しめる価格となっているのでおすすめできます。

グラベルロードの特徴

ここではグラベルロードの特徴を紹介します。他のバイクとは違いがあります、その違いを是非確認してください。

走行路面を考慮したジオメトリー設計

グラベルロードの特徴1つ目はそのジオメトリー設計にあります。舗装路やグラベル、そして未舗装路など路面状況の異なる道をトラブルなく走れるのがグラベルロードの強みです。それを可能にしているのがグラベルロードのジオメトリー設計になります。

グラベルでの走行速度やコントロール性を高めるためにグラベルロードの全長をロードバイクよりも長く設計する、ロードバイクとは違いヘッドチューブの角度が多く付けられたことで長時間の運転でも快適性を確保しているのです。

どこでも走れる太いタイヤ

2つ目の特徴はその太いタイヤです。グラベルロードのタイヤ幅は28-32Cで収まるのが基本となっています。ロードバイクのタイヤ幅と比較するとその違いは一目瞭然です。ロードバイクのタイヤ幅は23-25Cのものが多く使われています。ロードバイクと比較するとグラベルロードのタイヤ幅は3mm以上大きいことになり、その分パンクの心配をあまりしないでグラベルを積極的に走行できるのです。

ディスクブレーキやマッドガードなどのパーツ

特徴その3は装備されているパーツが違う点です。グラベルロードにはディスクブレーキやマッドガード(泥除け)といったロードバイクには付けられていないパーツが組まれています。ロードバイクと違い、土の上や砂利の上を走ることからロードバイクとは異なるパーツが付けられているのです。

グラベルロードを購入するかロードバイクを購入するか?

通勤やサイクリングコース、競技などで未舗装の道を走る・走りたいのであれば、迷わずグラベルロードを購入しましょう。グラベルロードタイプでもレース用の細いタイヤを履けるタイプがありますので、購入時に検討してください。

グラベルロードの選び方


①タイヤの幅

グラベルロードに使われるタイヤの種類はロードバイクよりも種類が多いため、自分の用途にあったものを選ぶ必要があります。
グラベルロードには28〜47Cのモデルが採用され、細いものほど加速し太いものほど安定感があります。

・30C未満…バランスを保ちにくい反面、スピードが出せる。

・30C〜34C…汎用的なタイヤ、多少の悪路なら突破できる。

・34以上…安定感は抜群だが、タイヤの抵抗が増すためスピードが出にくい。

②拡張性

グラベルロードをキャンプやツーリングで使用する場合は拡張性が高いことも重要です。
車体にあるダボ穴の数に注目してください。この穴の数が多いほど拡張性が高く、荷物を多くのせたりすることができたり、泥除けやボトルゲージなどのアイテムを容易に装着することができます。

フレームの素材

ロードバイクのフレームは主にカーボン・クロモリ・アルミの3つです。

・カーボン…外部からの衝撃に弱く、価格も高価ですが軽量で振動吸収性が高いため、軽
      快な走りを楽しみたい方におすすめです。

・クロモリ…振動吸収性と耐久性が高いため、荷物を多くのせることができます。しかし
      サビやすいデメリットがあるのでメンテナンスする自信がない人は避けるべ
      きでしょう。

・アルミ…軽量で安く、サビに強いことが特徴です。他と比べ劣化が早いことがデメリッ
     トです。

おすすめのグラベルロードその1:RITEWAY SONOMA ADVENTURE

カノーバー(CANOVER) CAR-014-DC NERO

出典:楽天
出典:Amazon
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出典:Amazon
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お求めやすい価格のグラベルロード

1つ目に紹介するおすすめのグラベルロードはRITEWAY(ライトウェイ)のSONOMA ADVENTUREです。お求めやすい価格ではじめてグラベルロードを購入する方にもお求めやすい価格となっています。フレームには実用車やロードバイク、シクノクロスなど多くの自転車のフレーム素材になったクロモリが使用されています。

MTBのタイヤや本格的な装備

RITEWAY SONOMA ADVENTUREに使用されているタイヤはKENDAのMTB向けに作られた太いタイヤです。抜群の安定性を誇ります。マウンテンバイクのタイヤであるにもかかわらず舗装路では低い転がり抵抗で、そして未舗装路では抜群のグリップ力を発揮します、どこを走ってもより高い乗り心地が期待されるグラベルロードです。

重量は重い

重量は13kgと重たい部類ですが、雨天でも高い効果を発揮するディスクブレーキなどで重さを感じさせない走りが可能です。

おすすめのグラベルロードその2:JAMIS RENEGADE A1

シクロクロス KYUZO KZ-108

出典:楽天
出典:Amazon
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出典:Amazon
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入門車・セカンドバイクに

2つ目に紹介するおすすめのグラベルロードはJAMISのRENEGADE A1です。入門用におすすめされている代表的なグラベルロードとなりますがパーツのバランスがよく通勤に使うセカンドバイクとしてもおすすめのバイクで、フレームはアルミニウムフレームとなりますが、アルミニウムは軽量でサビに強い素材になります。

快適な走行性

グラベルロードですが軽量なアルミフレーム、44cm、48cmには650Bロードプラスタイヤを採用し快適な走行性能があります。グラベルロードもロードバイク同様に車体が軽いほど走行性が増し本品はグランドシートとしては非常に軽い10.8kgしかありません。

コンポーネントはシマノ社ShimanoCLARISを採用していて2×8の16段切り替えに対応し価格帯とパーツのバランスが優れたモデルです。

重量が軽い

ロードバイクと比較しても重量は10.8kgと入門向けロードバイクと大差ない重量です。通勤や入門モデルにおすすめするグラベルロードになっています。

おすすめのグラベルロードその3:GRADE ALLOY CLARIS

BASSO (バッソ) グラベル ロードバイク FANGO

出典:楽天
出典:Amazon
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長時間楽しく乗れるバイク


3つ目に紹介するおすすめのグラベルロードはGT社のGRANDE ALLOY CLARISです。こちらも(税抜ですが)88,800円と入門モデルとして購入できる価格帯のおすすめのグラベルロードです。長時間長く楽しく乗ることのできるバイクを目指して作られたグラベルロードになります。重量は10.96kgで既に紹介した2モデルよりも軽量です。

レースタイヤやワイドタイヤに対応

出典: https://www.riteway-jp.com/bicycle/gt/2017/grade_alloy_claris-3/

このグラベルロードの特徴は、細いタイヤも太いタイヤも履くことができる点です。細いタイヤやレースタイヤの23Cサイズを装着可能で、35Cサイズのタイヤも履くことができます。グラベルのような未舗装路も走りたいけど舗装路をレースタイヤで走りたい、そんな方におすすめするグラベルロードです。強度・剛性・耐久性・快適性、これら全てを満たせるように設計されたGT社独自の設計が施されています。

おすすめのグラベルロードその4:GIANT ANYROAD 3

GIANT ANYROAD 3

【スペック】 価格:95,000円(税抜) サイズ:390(XS),400(S),415(M)mm 重量:11.0kg(415mm) フレーム:ALUXXグレードアルミニウム OLD135mm,D-FUSE Aluminum Seat Pillar フォーク:GIANT コンポージット,アルミニウムオーバードライブコラム BRAKES SHIMANO CLARIS + TRP SPYRE C AL 160mm Rotors with GIANT ERGO-CONTROL Sub Lever タイヤ:GIANT P-SLX2 700x32C 変速:24速

入門モデルにおすすめのグラベルロード

4つ目に紹介するおすすめのグラベルロードはGIANTのANYROAD 3です。入門モデルとしても人気の高いロードバイクを販売するGIANT社が製造販売するこのグラベルロードも入門用に十分なスペックを備えています。ツーリングだけでなく通勤用としても活用できるモデルです。

軽量かつ高い安定性・操縦性

重量が11kgと軽量なのも特徴のひとつです。専用に設計されたドロップハンドルやアシストブレーキレバー、そしてディスクブレーキによって安定性・操縦性は高くなっています。通勤の1台を探している方や初心者の方におすすめのグラベルロードです。

おすすめのグラベルロードその5:Trek Crockett 5 Disc

Trek Crockett 5 Disc

【スペック】 価格:200,000円(税別) 重量:9.11 kg / 20.08 lbs(56㎝) フレーム:300シリーズアルファアルミニウム、 タイヤ:700x32c 変速:11変速

中堅者向けの価格帯

5つ目に紹介するおすすめのグラベルロードはTrekのCrockett 5 Discです。アメリカのメーカーであるTrek社が製造するシクノクロス(オフロードの自転車競技)入門バイクになりますので、グラベルロードとは使い方が非常に似ています。価格は20万円でバイク中堅者の方が購入するような価格帯となっています。初心者の方でもデザインが気に入ったり予算があったら購入されるの良いでしょう。

そのまま競技に参加できる

メーカーがシクノクロス入門用と謳っているだけあってシクノクロスに必要な装備は既にバイクに付けられています。フラットマウントディスクブレーキからSRAM Rival 1x11のフルドライブトレイン、ドロップハンドルなど、レース仕様として使うのも街乗りやツーリング、通勤に使うのもOKです。レース仕様にされたグラベルロードが欲しい方におすすめです。

おすすめのグラベルロードその6:GIANT ANYROAD ADVANCED 1

GIANT ANYROAD ADVANCED 1

【スペック】 価格:245,000円(税別) 重量:10.1kg(415mm) サイズ:390(XS),400(S),415(M)mm 変速:22速 タイヤ:GIANT CROSSCUT TOUR 2 700x30C Tubeless Ready

6つ目に紹介するのはGIANTのANYROAD ADVANCED 1です。軽量10.1kgで操縦性と快適性が売りのグラベルロードです。価格は少し高めとなっています。目を引くデザイン性も特徴のひとつです。

おすすめのグラベルロードその7:FOCUS PARALANE APEX 1 FACTORY

PARALANE APEX 1 FACTORY

【スペック】 価格:548,000円(税抜) 重量:8.2kg(48㎝) サイズ:48、51、54cm フレーム:PARALANE カーボン SL DISC フォーク:PARALANE カーボン DISC タイヤ:MAVIC YKSION ELITE ALLROAD、700x30C

技術を集約したモデル

7つ目に紹介するのはFOCUSのPARALANE APEX 1 FACTORYです。FOCUS社のロード、MTB、そしてシクノクロスの開発を通じて獲得した技術・経験を注ぎ込んだモデルです。価格は548,000円と高額です。価格的にも通勤よりはツーリングや競技など、特定の目的に特化すると良さそうです。

軽量8.2kgに30Cサイズのタイヤ

重量も8.2kgであるなど他のバイクと比較しても違いがわかります。乗ってもみればさらに違いを感じられるバイクです。フレームにカーボンが採用されるなど、品質にもこだわっています。30Cのタイヤで舗装もグラベルも軽快に楽しく走りたい方におすすめの1台です。

おすすめのグラベルロードその8:Trek Boone 5 Disc


Trek Boone 5 Disc

【スペック】 価格:362,000円(税別) 重量:8.39 kg/18.50 lbs(56㎝) サイズ:47、50、52、54、56、58 フレーム:カーボン タイヤ:Bontrager CX3 Team Issue, 120tpi, aramid bead, 700x32c

8つ目に紹介するおすすめのグラベルロードはTrekのBoone 5 Discです。先ほど紹介したTrek社のモデルと同様にシクロクロス入門モデルになります。シクロクロスのために選ばれたコンポーネントやカーボンフレームにジオメトリーなど、レースに堂々と参加できるスペックを持っています。

通勤に使うなら防犯対策を

タイヤ幅は32mmとなっています、これなら通勤に使っても快適性を損なうことはないでしょう。バイク全体と比較しても中堅の価格帯ですから、通勤の際は盗まれないように気を付けましょう。

おすすめのグラベルロードその9:kona ROVE ST

【2018年】KONA(コナ) ROVE ST(ローブ エスティー)【プロの整備士による整備組付済】

出典:Amazon
出典:Amazon
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【スペック】 価格:162,000円(税抜) 重量: サイズ:48, 49.5, 51, 54㎝ フレーム:クロモリ タイヤ:Clement X'Plor MSO チューブレス 700x36c

世界旅行にも使える丈夫なバイク

9つ目に紹介するお勧めのグラベルロードはkonaのROVE STです。価格は162,000円で、入門者でも少し背伸びすれば購入できるかなという価格帯になっています。自転車で世界を旅する大物からも愛され続けている丈夫なバイクです。デザインも印象に残りやすく、一度見たら忘れることはなさそうです。

修理しやすいバイク

このグラベルロードの特徴は修理・整備が行いやすい、シンプルな構造になっていることです。フロントギアが1速のみで修理も容易になり、フロントのディスクブレーキはホイールにトラブルがあっても機能するように作られています。また、タイヤ幅は36Cタイプで他の自転車と比較しても結構幅があります。安心してどこでも走って行けそうです。グラベルロードとは、に当てはまる1台だと思います。

おすすめのグラベルロードその10:RALEIGH CRC Carlton-C

Raleigh(ラレー) 2018年モデル CARLTON-C (カールトンC) CRC[スローピング][スチールフレーム]

【スペック】 価格:240,000円(税別) 重量:11.5kg サイズ:460mm, 500mm, 540mm フレーム:レイノルド631 Mid-size D.B. TIG Welding フォーク:カーボン タイヤ:コンチネンタル 700×35C Cyclo X King F/V

強度の高いバイク

10番目に紹介するおすすめのグラベルロードはRALEIGHのCRC Carlton-Cです。強度が高いフレームを採用し、グラベルツーリングも十分楽しめるような設計になっています。ディスクブレーキは油圧、スルーアクスルを採用しています。

美しいデザイン

Raleigh(ラレー) 2018年モデル CARLTON-C (カールトンC) CRC[スローピング][スチールフレーム]

グラベルロードとは思えないほど美しいグラベルロードだという印象を筆者は持っています。フレームやタイヤそしてコンポーネントの色具合、そしてヘッドパーツにある社章、すべてが自然に合わさったかのような美しさを醸し出しています。筆者はこのグラベルロードを購入したいです。

まとめ

グラベルロードとは舗装・未舗装どっちも走れる融通の利くバイクです。年々人気が出てきていますので、これからサイクリングや通勤で自転車に乗ろうと考えている方、購入をお勧めします。各メーカーのものを比較して気に入ったものを購入してください。