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ロードバイクを街乗りするならブルホーンハンドルが◎ドロップとの違いは?

今回はロードバイクのブルホーンハンドルについて紹介します。ロードバイクの標準装備はドロップハンドルですが、牛の角のようなブルホーンハンドルにカスタムするのもメジャーです。ブルホーンハンドルはブレーキ操作がしやすいので街乗りしやすいハンドルになりますよ。
2022年2月2日
揚げ餅
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目次

ロードバイクとは

レース用の車種

Photo bymaxmann

ロードバイクとはシティサイクルやママチャリと比較すると、細身のタイヤと非常に軽い軽量なフレームを使い、オンロードでの走行性が高く自転車レースで使われる車種です。近年はパーツのグレードを下げた一般向きのものも発売されていて、通勤通学で使われることも多い自転車になります。

非常に早く長く走れる作りですがオフロードには向きません。そのため日本のように舗装されている道が多い場所では非常に相性のいい乗り物と言えます。

ロードバイクの特徴

ロードバイクはもともとはレース用の車種のため必要最低限の装備しかなく、軽さを重視した自転車です。そのため、駐輪するためのスタンドがなかったり、荷物を運ぶためのかごやキャリアがありません。

また、夜間走行時に必須となるライトが標準で付属することはなく、普段使いするにはスタンドやライトを別途購入してカスタムしていく必要があります。その分スポーツ用の自転車のため走行性や携帯性が高いところも特徴です。

ロードバイクのハンドルの種類

ドロップハンドルとは

Photo by gtknj

ロードバイクは殆どの車種で特殊なハンドルが使われています。一般的なハンドルはフラットな形状ですが、ロードバイクのハンドルは主にドロップハンドルと呼ばれる多彩な持ち方ができる特殊なハンドルを採用し、長距離走行しても体制を自由に変えられる作りです。

ドロップハンドルは前傾姿勢を維持できるため、レース用自転車となるロードバイクでは非常に使いやすいハンドルになります。一方で普段使いには少し向かないハンドルになります。

パピヨンハンドルモデルもある

ロードバイクのハンドルにはドロップハンドルをさらに発展させ、蝶が羽を広げているように見えるパピヨンハンドルを採用しているものもあります。

ドロップハンドルよりも多彩なポジションで乗れるハンドルですが、シティサイクルに使われているフラットなハンドルと比べると大きく形が異なるため、初心者の方は少し扱いにくく感じるでしょう。

ブルホーンハンドルとは


ブルホーンハンドルは標準でロードバイクに装着されていることは少ないですが、スポーツ向きの自転車と相性のいいハンドルの一つです。

ブルホーンハンドルは、牛の角のようなデザイン性がかっこいいと評価されていたり、シンプルな形状になったことで初心者でも違和感がなくなっているなどの違いがあり人気です。標準で装備されていることが少ないためカスタムして取り付けましょう。

ブルホーンハンドルの種類・違い

基本のブルホーンハンドル

基本のモデルとは正面から見ると牛の角にきちんと見えるモデルのことになります。ブルホーンハンドルを真上から見るとコの字型です。標準モデルは、先端が斜め上に曲がっているデザインになっていて見た目のかっこよさに加え、小型車でも通常のロードバイクでも似合う種類になっています。

スタンダードな種類のためブルホーンハンドルで迷ったときにおすすめの形状です。

フラットバーのブルホーンハンドル

上から見るとコの字になっているのは変わりませんが、バーの先端が曲がっていない(少ししか曲がっていない)種類です。非常にシンプルな形状で、前傾姿勢になりやすいため、ブルホーンハンドルでも早く走りたい方に向くモデルになります。

また、ハンドルの先端が少し短めになっていて水平なフレームの自転車との一体感が高く、ロードバイクの外見をきれいできるところがドロップハンドルとの違いです。

なで肩タイプブルホーンハンドル

なで肩タイプは文字通りハンドルの中央から外側に向かい下がっていき先端で少し斜め上に曲がっているタイプです。バーがフラットになっていない、なおかつ一旦下がっているという不思議な形状をしています。バーを握る位置が低くなるためより前傾姿勢になりやすく高速走行しやすい形状です。

前傾姿勢になる点はドロップハンドルと同じでも、ドロップハンドルのような多彩なポジションはできません。

エアロタイプ

ロードバイクではなく、トライアスロンなどの競技用仕様の特殊なモデルのブルホーンハンドルです。手前が扁平になって空気抵抗が軽減でき走りやすいところが魅力となります。ドロップハンドルとの違いが大きいモデルとなりバーテープを巻かずに使用しましょう。

ブルホーンハンドの魅力


1:適度な前傾姿勢に

Photo byTho-Ge

ロードバイクの標準装備となるドロップハンドルと比べると操作しやすいところがポイントになります。ドロップハンドルほど前傾姿勢になりませんがシティサイクルのハンドルよりも前傾姿勢になることで空気抵抗が減り、ペダルに力を加えやすくなり速度が出せるハンドルですです。

ドロップハンドルは下ハンがありますが、ブルホーンには下ハンがありません。

下ハンとは

ドロップハンドルの下側のバーを握ることを下ハンと呼びます。ドロップハンドル、ブルホーンハンドルともに前傾姿勢になりますが、ブルホーンハンドルには下ハンがないため、前傾姿勢関してはドロップハンドルのほうがしやすいでしょう。

街乗りでスピードをあまり出さない場合は深い前傾姿勢になる意味がないためブルホーンハンドルでも問題ありません。

2:ブレーキ操作がしやすい

Photo by uka0310

ブレーキ操作がしやすいところも大きな魅力です。ブルホーンハンドルは、ブレーキをつける位置が近くになるため手が小さい方でも使いやすくなります。一方ロードバイクの標準仕様となるドロップハンドルは一番多く使うポジション(ハンドルの握り方)でもブレーキまでの距離が少し離れているため、人によっては操作しづらいと言えるでしょう。

そのため、ロードバイクをブルホーンハンドルにすると速さは落ちますが、操作性が高くなります。

3:デザイン性

ブルホーンハンドルは、下ハンがないためすっきりとしたデザインになります。また、街乗りでもスポーツシーンでもさまざまなシチュエーションで使いやすいハンドルです。デザイン性を優先にしたい方はロードバイク標準仕様のドロップハンドルよりもブルホーンハンドルがおすすめになります。

長距離を走るときは、ドロップハンドルのほうが疲れません。そのためどちらのハンドルにするか迷ったときは、走行距離で考えるといいでしょう。

ブルホーンハンドルの取り付けについて

カスタムはブレーキを外す必要がある

ロードバイクの標準仕様はドロップハンドルとなるため、ブルホーンハンドルにするにはカスタムする必要があります。その際にブレーキを取り外さないとカスタムできないため、初心者は自力でしないほうがいいでしょう。また、ブレーキだけではなく変速機なども取り外す必要がります。

動画はクロスバイクからの交換ですが、ロードバイクも同じように交換しましょう。

ブレーキレバーを取り付け


ハンドルの交換方法は、ブレーキや変速機を外しステムからドロップハンドルを外しましょう。次にブルホーンハンドルを取り付けます。次にブレーキレバーを取り付けていきましょう。ブレーキレバーを新調した場合は、ブレーキワイヤーのタイコがブレーキレバーに合っているか確認しましょう。

ロードバイク系のコンポートとマウンテンバイク(MTB)のコンポートでは対応しない場合もあります。

クロスバイクのハンドル交換について

ロードバイクと同じようにクロスバイクもブルホーンハンドルできます。クロスバイクからのブルホーンにすることで、前傾姿勢で乗りやすくなり高速走行しやすくなります。

ロードバイクと比べるとブレーキの構造、仕様が異なるため、各パーツがフレームに対応しているか調べてから交換しましょう。クロスバイクはMTB系のパーツを採用しているものが多く、同じスポーツ用車種でもクロスバイクとロードバイクでは違いが多いです。

ロードバイクのブルホーン化もおすすめ

対応できる自転車店でのカスタムがおすすめ

Photo byWFranz

ブルホーンハンドルはロードバイクの標準仕様のドロップハンドルと比べると下ハンがないシンプルな形状で軽く、空気抵抗にすぐれブレーキ操作がしやすい魅力があります。その反面ドロップハンドルほど前傾姿勢になれず、ポジションの変更もできないため長距離のライドには向きません。

ハンドルの交換はブレーキの仕様によっては難しくなることから、初心者の方は対応できる自転車店でカスタムをお願いしましょう。

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