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ハスクバーナ「ヴィットピレン701」を大解剖!無駄を削ぎ落とした無骨さが超クール

ヴィットピレン701は無駄な物が一切ついておらず、細かいところまで作りこまれているバイクです。また、大型のエンジンには単気筒が搭載され、珍しい仕様となっています。本記事では、ヴィットピレン701について詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
2022年2月9日
Hiroshi
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ヴィットピレン701はトルクフルなバイク!

ヴィットピレン(VITPILEN)701はトルクフルで扱いやすいバイクです。単気筒エンジンを搭載していて、どの加速域からもアクセルを開ければトルクフルでスポーツな走りが楽しめます。

大型バイクはスポーツ走行だけを楽しめるものが多いですが、ヴィットピレン701は低速でも扱いやすいです。また、単気筒エンジンなため、ゆっくり走ってもバイクの性能を活かせるので、乗っていて楽しい車両になっています。

バイクのメーカーは海外の農林業で有名なハスクバーナ

ヴィットピレン701を製造、販売しているメーカーは、農林業で有名なハスクバーナです。ハスクバーナーは、海外でチェーンソーや芝刈り機など機器を製造しているメーカーになります。

実はハスクバーナは1903年にバイクを製造して以来、現在までの110年間一度もバイクの製造を中止していないという歴史のあるメーカーです。オフロード車がメインですが、オンロードタイヤを履いたバイクも続々と登場するようになりました。

ヴィットピレン701には似ている別のモデルがある

実はヴィットピレンに似ているスヴァルトピレン701というモデルが存在します。違いとしてはデザインとタイヤ、乗車姿勢です。ヴィットピレン701はカフェレーサーデザインで、乗車姿勢はやや前傾になります。

対して、スヴァルトピレンはスクランブラーのようなデザインにバーハンドルが装着されているので、楽な乗車姿勢でバイクに乗れますよ。また、スヴァルトピレンはブロックタイヤを履いており、悪路でも走行可能です。

ヴィットピレン701のスペックを紹介

ヴィットピレン701のスペックを紹介します。大型バイクで単気筒エンジンを搭載しているモデルは珍しく、スペックが気になる方も多いでしょう。

「大型バイクと言ったら2気筒以上が普通」と思っている人は、ヴィットピレン701を知ると考え方が変わります。ヴィットピレン701について詳しく知りたい人は、ぜひスペックを参考にしてみてください。


エンジンは693ccのビックシングル仕様

Photo by haru012

ヴィットピレン701のエンジンは、693ccの単気筒エンジンが搭載されています。エンジンはKTM690デュークと同じもので、どの回転数からでも地面を強くけるようなトルクに、ふけ上りのいいエンジンです。

大型排気量の単気筒なためある程度の振動はありますが、乗るのが億劫になるほどではありません。また、単気筒バイクはエンジンブレーキが強いものばかりですが、ヴィットピレン701は控えめなになっています。

車重が250ccと同じくらいの軽い

ヴィットピレン701は車重が157kgと250cc並みに軽いです。大型バイクとなるとエンジンやタイヤ、各パーツが強化されるにあたってどうしても重くなってしまいます。

しかし、比較的軽量な単気筒エンジンで余計なパーツがついていないので、車重を抑えることに成功しました。車重が軽いため、多少足つきが悪くても立ちごけする心配がかなり減り、バイクへ気軽に乗れます。

クイックシフターが標準搭載されている

ヴィットピレン701は上下クイックシフターが標準搭載されています。クイックシフターはクラッチを握らずにギアチェンジができるので、ロングツーリングの疲労軽減につながりますよ。

さらに、クラッチの操作が苦手な人でもクイックシフターであれば、ミッションへのダメージを最小限に抑えられます。後付けで同じようなクイックシフターを付けると、安くても5万円ほどの価格が必要です。

ヴィットピレン701は生産終了したのか?

Photo byTumisu

ヴィットピレン701は残念ながら2020年で生産が終了しました。理由は明らかになっていませんが、規制問題やユーザーへの需要があまりなかったといわれています。

ヴィットピレン701が登場して2年しかたっていないので、バイクとしてはあまりにも短命でした。今のところヴィットピレン701の再販情報はでていないので、購入を考えている方は中古車を検討してみましょう


ヴィットピレン701の購入は中古のみ

ヴィットピレン701は中古車でしか手に入れられません。2021年に生産が終了したため、購入できるモデルは2018年から2020年モデルのみです。ヴィットピレン701の2019年モデルは、艶無しのメタリックカラーが印象的で、キャストホイールが採用されています。

2020年のファイナルモデルは、キャストホイールからスポークホイールに変更され、カラーリングも変更されました。

カスタムパーツはどのくらいあるの?

Photo by2427999

ヴィットピレン701のカスタムパーツはそれほど多くはありません。カスタム方法は、純正でのオプションパーツか他メーカーの汎用品の2種類です。純正オプションでのカスタムパーツは海外からの輸入品になるため、価格が日によって変動します。

汎用品のパーツであれば、国内のものあり比較的安価です。カスタムパーツの購入を検討している方はハスクバーナ公式サイトでも注文ができるので、ぜひ活用してみてください

カスタムをしなくてもすでに完成されているバイク

ヴィットピレン701は完成されているバイクなため、カスタムする箇所が少ないです。カスタムするのであれば、ミラーやシート、ブレーキなど細かなパーツだけにしておきましょう。

コンセプトモデルとして登場したヴィットピレン701はデザイン性が高く、手を加えるような部分があまりありません。下手にカスタムをしてかっこ悪くなるよりも、純正のまま乗り続ける方がいいバイクといえます。

ヴィットピレン701に関する車両情報

ヴィットピレン701の車両情報について紹介します。外車となると故障やリコールが多く、バイクに乗るのが怖いと思う人が一定数いるでしょう。

全く故障が起きないバイクはありませんが、事前に故障情報を知っておくことで瞬時に対処できたり、パニックになりにくかったりします。ヴィットピレン701についての車両情報を紹介するので、購入を検討している方は是非参考にしてみてください。

クラッチが突然きれなくなってしまう

ヴィットピレン701で報告される故障のほとんどが突然クラッチがきれなくなることです。ヴィットピレン701は油圧式クラッチを採用しており、クラッチに使用しているフルードが漏れることでクラッチがきれなくなります。

また、フルードが漏れても構造上エンジンに流れていくため、フルード漏れにほとんど気づけません。もし、走行中にクラッチがきれなくなったら、路肩にゆっくりとバイクを止めてレッカーを呼びましょう。


燃料タンクがリコール対象となっている

ヴィットピレン701の燃料タンクは現在リコールの対象です。ヴィットピレン701の燃料タンクは樹脂製で、長年使い続けると穴が開いて燃料が漏れてしまう可能性があります。一般的なバイクの燃料タンクは金属でできているので、経年劣化で燃料が漏れることはあまりありません。

ハスクバーナは燃料タンクが今後、破損する可能性があるという意味でリコールを出しているので、気になる方は取扱店舗に確認しておきましょう。

ヴィットピレン701は個性的なバイク!

ヴィットピレン701は非常に個性的なバイクです。他のバイクには無いようなデザインに、大型の単気筒エンジンを搭載している珍しい仕様になっています。また、今流行りのカフェレーサーのような雰囲気があり、ファッション性も高いです。

バイクの装備もとても豪華で価格もそれほど高くなく、カスタムをしなくても十分楽しめるようになっています。他の人と被らず、個性的なバイクが欲しいという方にピッタリです。

他のおしゃれなバイクジャンルが気になる方はこちらの記事をチェック!

ヴィットピレン701のようなおしゃれなバイクが気になる方は、こちらの記事をチェックしてみてください。近年ではレトロでおしゃれなバイク「カフェレーサー」が非常に人気です。普段着との相性が良く、個性的なバイクがとても増えてきています。

カフェレーサーバイクは排気量が幅広く、装備内容によって価格帯もバラバラです。おしゃれなバイクを探している人は、下の記事を参考にしてみてください。