オン・オフを楽しめる125ccバイク
スヴァルトピレン125は、オンロードとオフロードの両方を一台で楽しめる125ccクラスのバイクです。ブロックタイヤ「Pirelli Scorpion Rally STR」を装着しており、舗装路から未舗装路まで快適に走れます。
さらに「ROAD」と「SUPERMOTO」2つのモード切替ができ、「SUPERMOTO」に変更するとリアのABS機能を解除してスライドしながらの走行ができるようになります。
スヴァルトピレン125はハスクバーナの名機
スヴァルトピレン125ccは2021年に日本で発売されたハスクバーナの名機です。ハスクバーナはスウェーデンで造園機器を販売しているメーカーで、バイク以外にもチェーンソーや芝刈り機など多くの製品を取り扱っています。
実はハスクバーナのバイクの歴史は長く、最古のバイクメーカーとして有名です。そのため、バイクは造園機器で培ってきたノウハウが盛り込まれており、クオリティの高さで人気を博しています。
ハスクバーナは現在KTMグループに所属
2022年現在、ハスクバーナはKTMグループに属しています。2014年にハスクバーナがフサベルと統合し、KTMグループに所属するようになりました。KTMグループに所属したおかげで、人気のあるハイパフォーマンスマシンがつぎつぎと発売されています。
さらに、スヴァルトピレン125はKTMの125デュークと同じ馬力のあるショートストロークエンジンが使われており、両社のよさを感じられるマシンとなりました。
スヴァルトピレン125のスペックを紹介!
スヴァルトピレン125のスペックについて紹介いたします。スヴァルトピレン125は国内メーカーの125ccと比較して、サスペンションやエンジンを強化されています。
国内メーカー125ccモデルの価格を超えてくる値段ではありますが、上位モデル共通のサスペンションや装備が多く非常に豪華なスペックです。そんなスヴァルトピレン125のスペックについて紹介するので、気になる方はチェックしてみてください。
スペック①回転して楽しむ馬力のあるエンジン
スヴァルトピレン125は高回転型のエンジンで125ccにしては馬力が高いです。搭載されているエンジンは水冷単気筒、4ストロークでよく回転するセッティングになっています。
また、6速ミッションのボアストローク比は58mm×47.2mmで、高回転型のショートストロークエンジンといえるでしょう。そのため、低速トルクで走るというよりは、エンジンを回転して馬力を活かした走りのほうがを楽しめます。
スペック②前後サスペンションが非常に豪華
スヴァルトピレン125はサスペンションが125ccとは思えないほど豪華です。装備されている前後のサスペンションは、KTMでも使用されている高性能サスペンションのWPアペックスになります。
さらに、フロントフォークは倒立フォークを採用しており、振動吸収性と剛性が非常に高いです。スヴァルトピレン125の前後サスペンションの味付けは少し硬めにセッティングされていますが、問題なく走行ができます。
スペック③タンクはラゲッジラックが標準搭載
スヴァルトピレン125の燃料タンクにはラゲッジラックが標準で搭載されています。ラゲッジラックが搭載されていることで、スヴァルトピレン125純正アクセサリーの「タンクバック」が装着可能です。
一般的なバイクのタンクにタンクバックを装着するには、カスタムする必要があります。しかし、スヴァルトピレン125であればカスタムする必要が無く、デザイン性を損なうことがありません。
おすすめ純正カスタムパーツを紹介!
スヴァルトピレン125のおすすめ純正カスタムパーツを紹介します。スヴァルトピレン125はエンジン以外のほとんどのパーツが共通で、上位モデルのカスタムパーツも流用可能です。
純正のままでもいいですが、カスタムパーツを使用することで高回転なエンジンの性能をより引き出せたり、見た目のドレスアップもできたりします。スヴァルトピレン125のカスタムを考えている方は、純正カスタムパーツを見てみましょう。
Akrapovic slip-on マフラー
スヴァルトピレン125のAkrapovic slip-on マフラーは、純正カスタムパーツの中でも非常におすすめです。スリップオンタイプのマフラーなため、エキゾーストパイプを外す手間がなく、初心者でも簡単にカスタムできます。
また、スリップオンマフラーは性能よりドレスアップ目的のものが多く、マフラーサウンドもあまり変化しません。そのため、住宅街でも安心してバイクを所有できるのも魅力です。
タンクバック
純正カスタムパーツであるタンクバックは、スヴァルトピレン125との相性が非常にいいです。タンクバックを取り付けるには、タンク側のマグネットにタンクバックのマグネットをつけるだけです。
スヴァルトピレン125のタンクに直接貼り付けるわけではないので、キズの心配がありません。また、タンクバックの内容量は5Lで防水加工された生地に、浸水しないようチャックで開閉が可能です。
ヘッドライトプロテクション
ヘッドライトプロテクションカバーはスヴァルトピレン125の見た目を手軽に変更できる純正パーツです。ネジとドライバー工具があれば、10分以内に装着できてとても手軽にカスタムできます。
ヘッドライトプロテクションカバーはヘッドライトを守る役割というよりは、デザイン性を上げるのが主な目的です。スヴァルトピレン125をよりスクランブラーのような見た目に変更できるので、見た目を変更させたい人に向いています。
スヴァルトピレン125は試乗可能?
ハスクバーナのバイクを取り扱っている店舗であれば、スヴァルトピレン125の試乗は可能です。ハスクバーナの公式サイトへログインをして、「BOOK NOW」のボタンを押すと試乗可能店舗を検索できます。
指定された項目を入力すると現在地から一番近い試乗可能店舗が出てくるので、ネットから予約をしましょう。スヴァルトピレン125を試乗するには事前の予約が必要なため、事前に試乗の予約をしておく必要があります。
試乗車を運転する時は注意事項を確認
スヴァルトピレン125を試乗する際は、事前に注意事項を確認しておきましょう。事前に注意事項を把握しておかないと、アクシデントが起きた際にトラブルになってしまう可能性が大きいです。
スヴァルトピレン125を試乗する前にはしっかりとした説明と契約書の記入があります。ここでしっかりと事前に注意事項を把握しておかないと、アクシデントが起きた際トラブルになってしまう場合がありますので注意してください。
HondaCB125Rとの違いは?
スヴァルトピレン125はHondaCB125Rとよく比較されるモデルでどちらも高回転型のエンジンを搭載しているバイクです。両車種ともハイスペックで人気のある125ccクラスのバイクすが、2つの車種には大きな違いが3つあります。
もし、2つのバイクで購入を迷っている人は、スヴァルトピレン125とHondaCB125Rの違いを3つ紹介するので、参考にしてみてください。
違い①タイヤとホイール
スヴァルトピレン125とCB125Rは、装着されているタイヤとホイールの組み合わせが違います。スヴァルトピレン125はブロックタイヤにスポークホイールの組み合わせで、オンロードとオフロードを走れるスクランブラースタイルです。
CB125Rはオンロード専用のダンロップGPR300が装着されており、ホイールはスポーツバイクに使われるキャストホイールのセットになります。
違い②メーターパネルのデザイン
スヴァルトピレン125が走行できる道はオンロードとオフロードの2種類です。装着されているブロックタイヤはオンロードはもちろん、オフロードでもしっかりとグリップしてくれます。
さらに、路面に合わせて「ROAD」と「SUPERMOTO」モードの切り替えも可能です。一方CB125はオンロード専用のダンロップGPR300が装着されており、グリップ性能が高くタイヤの寿命が長くなっています。
違い③乗り味
スヴァルトピレン125は高回転域を楽しみ、CB125Rは低速から中回転域を楽しむバイクです。スヴァルトピレン125は1万回転近くまで回る高回転エンジンで、高回転時の馬力で走行を楽しむスタイルになっています。
逆に、CB125Rはスポーツ走行や街中走行の両方を楽しめるようにセッティングです。どちらも似たようなモデルですが、実際に乗ってみると乗り味に違いをかんじるでしょう。
スヴァルトピレン125は故障しやすい?
スヴァルトピレン125の作りは国内メーカーと同じくらいしっかりとしています。スヴァルトピレン125の目立った故障情報はいまのところほとんどありません。
たまたま、納車されてすぐにバッテリートラブルが起きてしまった人がいるようですが、ディーラーで対応してすぐに乗れるようになったそうです。そのため、国内メーカーと同じようにスヴァルトピレン125を購入しても問題ありません。
故障やリコールが心配ならディーラーに相談するといい
どうしてもスヴァルトピレン125の故障やリコールが心配な人は、ディーラーに相談するといいでしょう。ディーラーにあらかじめ相談しておけば、スヴァルトピレン125の購入前後の心配が減り、気持ちに余裕ができます。
また、万が一故障やリコールなどのトラブルが場合、ディーラーがどういった対応をしてくれるかを知るためにも、事前に確認しておくといいでしょう。
仕事も遊びもいけるスヴァルトピレン125
仕事も遊びにもバイクを使いたいのであれば、スヴァルトピレン125をおすすめします。排気量は通勤や通学に適している125ccモデルで、維持費やコストに関してもコストパフォーマンスが高いです。
さらに、スヴァルトピレン125はオフロードでも楽しめるようにサスペンションなども強化されています。エンジンも高回転まで回せて走行モードも自由に変更できるので、遊ぶのにはもってこいのバイクです。
他の125ccバイクが気になる方はこちらの記事をチェック!
スヴァルトピレン125以外のバイクが気になる方は、下の記事をチェックしてみてください。年々125ccバイクの需要が高まってきており、さまざまなメーカーがATからMTまでバイクを販売しています。
また、125ccクラスは用途によってバイクを使い分ける人も多く、楽しみ方が非常に多い排気量です。下の記事では、さまざまな125ccモデルのバイクを紹介しているので、用途に合ったものを探してみてください。
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