検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

安い125cc輸入バイクのスペックランキング8!デメリットも解説!

安い125ccバイクの輸入車を最高出力ランキングで紹介します。安い125ccバイクの輸入車は壊れやすい?いえいえ、そんなことはありません。現地で疾走する125ccバイクを目の当たりにすると、そんな疑念は吹き飛ぶでしょう。安い輸入車のデメリットも解説しています。
更新: 2024年7月4日
hosokawa_taka
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

125ccの安い輸入バイク:はじめに

125ccクラスのバイクは街乗りでの手軽さに人気があり、通勤や通学で活躍します。自動車と同じ速度域で走行できますし、二人乗りができるのもメリット。50ccの原付バイクよりも距離を稼ぎやすいので、ツーリングバイクとしても使えます。

しかし、国内モデルは価格が年々高くなる傾向にあり、購入に二の足を踏んでいるライダーも多いはず。ここでは、125ccバイクの安い輸入車を紹介します。

なお、ここで紹介する内容は2019年9月15日現在の情報をもとにまとめていますことをご了承ください。特に価格については変動しますのでご注意願います。

125ccクラスの安い輸入バイクを探す!

125ccクラスの輸入バイクは国内でたくさん流通しています。GOOBIKEなどで「排気量から探す」「新車」で検索し、車両価格の安い順に並べ替えると、安い輸入バイクを取り扱っている業者がたくさん見つかります。業者が独自に集めた並行輸入車がほとんどで、国内モデルのように希望小売価格に縛られないため、価格は驚くほど安いですね。

125ccの安い輸入車のスペックはどう?

安い125ccバイクの輸入車に疑念をもつライダーは多いことでしょう。デメリットについては後述しますが、輸出先のアジア諸国では日常の移動手段として活躍していますので問題ないといえます。

アジア諸国への旅行経験がある人なら理解できるでしょうが、現地でのバイク扱われ方を目の当たりにすると、耐久性に対する疑念は一気に吹き飛びます。猛スピードで我先にと疾走するアジアンバイクの様子は圧巻です。

輸入車と逆輸入車の違い

輸入車と逆輸入車は違います。安い125ccクラスのバイクは輸入車であって、逆輸入車ではありません。ホンダ、ヤマハ、スズキなど、国内のバイクメーカー名になっていますが、アジア諸国の現地法人で生産され、日本国内に輸入されたバイクなのです。

国内で正規販売されている125ccバイクでも、アジア諸国で生産されているバイクは多いですね。スペックシートの末に記された生産メーカー名で、輸入車か?逆輸入車か?がわかります。

逆輸入車とは?

逆輸入車とは、日本国内で生産したバイクを海外に輸出し、国外で販売されているバイクを再度国内に輸入しているバイクのことをいいます。輸出先の基準によってバイクのスペックが違うため、フルパワー仕様の大型メガスポーツバイクやスーパースポーツバイクの逆輸入車が流行った時代がありました。

しかし、使いもしないスピード域に逆輸入車の必要性を感じられなくなり、ここ近年は落ち着きを取り戻しています。国内で生産されているメリットはあるものの、デメリットは安い125ccバイクの輸入車と大して変わりません。

125ccバイクの安い輸入車ランキング8位

ヤマハ FASCINO:スペック7.1馬力

ヤマハのFASCINO(ファッシノ)はインドで生産されている125ccクラスのスクーターです。クロームメッキ調パーツが盛り込まれたまとまりのあるデザインに、アジアっぽさは微塵もありません。

排気量は113cc、最高出力は7.1ps/7,000rpm、最大トルクは0.8kgf・m/5,000rpm。理論上の最高速度は79.3km/h。ロングストロークのブルーコアエンジンを搭載していますので、低中速での力強さと燃費の良さに期待できます。

ヤマハのFASCINOは安い?

ヤマハのFASCINOの実勢新車車両価格は約12万円と安く、通勤や通学で気軽に乗れる125ccスクーターだといえます。取り扱っている業者は少ないのですが、デザイン性に優れていますので今後に期待。スピードメーターはシンプルで見やすいアナログ表示です。後輪ブレーキが前輪ブレーキに連動するコンバインドブレーキシステムも備えています。

125ccバイクの安い輸入車ランキング7位


ヤマハ CYGNUS RAY ZR:スペック7.1馬力

ヤマハのCYGNUS(シグナス)RAY ZRはインドで生産されている125ccクラスのスクーターです。シャープでスポーティなデザインは国内販売されているシグナスXに似ているものの、スペックは全く違います。

排気量は113cc、最高出力は7.1ps/7,000rpm、最大トルクは0.8kgf・m/5,000rpm。先述したFASCINOと同じエンジンを搭載していますので、理論上の最高速度は近い数値だと考えられます。

ヤマハのCYGNUS RAY ZRは安い?

ヤマハのCYGNUS RAY ZRのS実勢新車車両価格帯は約11~15万円ですので安いといえます。取り扱っている業者は少ないものの、FASCINOほどではありません。仕様は先述したFASCINOと酷似していますが、アルミ製ホイールとディスクブレーキをフロントに装備。

スピードメーターも液晶デジタル表示と豪華ですね。国内販売されているシグナスXにはないキックスターターも備えています。

125ccバイクの安い輸入車ランキング6位

ホンダ DIO110:スペック7.9馬力

ホンダのDIO(ディオ)110はインドで生産されている125ccクラスのスクーターです。国内販売されているディオ110とは仕様が全く違い、前後10インチのタイヤを装着しています。

排気量は109cc、最高出力は7.9ps/7,000rpm、最大トルクは0.9kgf・m/5,500rpm。最高速度は83km/hと公式ホームページに記載されています。通勤や通学などの街乗りでは、小回りが利く10インチタイヤのほうが便利です。

ホンダのDIO110は安い?

ホンダのDIO110の実勢新車車両価格は約11~13万円と安いものの、取り扱っている業者は少ないですね。デザインはスポーティな印象を受けますが、装備はシンプルで価格相応。通勤や通学で使う125ccクラスのスクーターに豪華な装備を求めない人向けだといえます。

しかし、国内仕様のディオ110よりもかっこいいのでは?と思えるほど、アジアっぽさがないかっこいいデザインです。

125ccバイクの安い輸入車ランキング5位

ホンダ CLIQ:スペック7.9馬力

ホンダのCLIQ(クリック)はインドで生産されている125ccクラスのスクーターです。今回紹介する安い125ccバイクの輸入車の中では最も全長が短く、シート高も低めなのが特徴です。

エンジンスペックは先述したDIO110と全く同じで、排気量は109cc、最高出力は7.9ps/7,000rpm、最大トルクは0.9kgf・m/5,500rpm。最高速度は83km/hと公式ホームページに記載されています。

ホンダのCLIQは安い?

ホンダのCLIQの実勢新車車両価格は約9~12万円と破格に安い上に、取り扱っている業者は増えてきています。輸入されている台数が多めなのは人気モデルになりつつある証拠。

カラーリングに左右されやすいデザインで、ダーク系はシャープでかっこいい、明るい系はポップでかわいい印象を受けます。仕様は価格相応なものの、コンバインドブレーキシステムを備えているのがうれしいですね。

125ccバイクの安い輸入車ランキング4位

スズキ ACCESS125:スペック8.7馬力

スズキのACCESS(アクセス)125はインドで生産されている125ccスクーターです。クラシカルなデザインが流麗で、通勤や通学だけでなく、レジャーやツーリングのお供にも似合います。

排気量は124cc、最高出力は8.7ps/7,000rpm、最大トルクは1.0kgf・m/5,000rpm。最高速度はデータ不足のため未知数です。低中速のトルク感が豊かなロングストロークエンジンを搭載しています。


スズキのアクセス125は安い?

スズキのACCESS125の実勢新車車両価格帯は約13~20万円ですが、装備を踏まえて考えると安いですね。デジタル表示のツイントリップメーター、ワンプッシュでセルモーターを回せるスズキ・イージースタートシステム、デジタルデバイスを充電できるDCソケットなどを備えています。

取り扱っている業者は残念ながら少なめ。シートが前後に長いので、タンデム(二人乗り)でのツーリングにも適しています。

125ccバイクの安い輸入車ランキング3位

ヤマハ YB125SP:スペック9.7馬力

ヤマハのYB125SPは中国で生産されていた125ccバイクです。残念ながら生産中止となりましたが、国内に残っている新車在庫を購入できます。SR400をイメージさせるクラシカルなデザインが特徴で、国内での人気は高いですね。

排気量は124cc、最高出力は9.7ps/7,800rpm、最大トルクは1.0kgf・m/6,000rpm。最高速度はデータ不足のため未知数です。

ヤマハのYB125SPは安い?

ヤマハのYB125SPの実勢新車車両価格帯は約13~22万円と、125ccクラスのスクーターよりは高いものの、MT車としては安いといえます。取り扱っている業者や輸入されている台数が多くので購入しやすいですね。

カスタムパーツも多く流通しており、カフェレーサーやボバ―スタイルへのカスタムに適しています。地面と平行基調のデザインがかっこいいですね。

125ccバイクの安い輸入車ランキング2位

ホンダ CGL125:スペック9.8馬力

ホンダのCGL125は中国もしくはメキシコで生産されている125ccバイクです。中国向けのCG125(角目ライト)と南米向けのCGL125(丸目ライト)が存在します。日本に輸入されているのは中国製とのこと。

排気量は124cc、最高出力は9.8ps/8,500rpm、最大トルクは0.9kgf・m/7,500rpmです。残念ながら、最高速度はデータ不足により計算できませんでした。

ホンダのCGL125は安い?

ホンダのCGL125の実勢新車車両価格帯は約12~14万円ですので、125ccのMT車としては安いですね。細身のタイヤに前後ドラムブレーキという簡素な仕様や、アジアっぽさが漂うデザインに惹かれるライダーは多いはず。

ちなみに、車両重量117kg程度ならドラムブレーキで十分。ドラムブレーキはシュー(ディスクブレーキのブレーキパッドのようなもの)の耐摩耗性に優れているだけでなく、メンテナンス性がすこぶる良好です。

125ccバイクの安い輸入車ランキング1位

スズキ GN125H:スペック12.5馬力

スズキのGN125Hは中国で生産されていた安い125ccバイクです。中国ではバイクの環境対策基準が高められ、GN125Hは現在生産されていませんが、日本国内には今も新車在庫が豊富にあります。

最高出力は12.5ps/9,500rpm、最大トルクは1.0kgf・m/8,500rpm、理論上の最高速度は約112.7km/hです。エンジンはショートストロークの高回転型だといえます。

スズキのGN125Hは安い?

スズキのGN125Hの実勢新車車両価格帯は約11~20万円と、業者によって価格が大きく違います。しかし、取り扱っている業者は多いので、安い業者を選ぶことが可能です。

人気モデルですので、新車だけでなく、中古車在庫も豊富。メンテナンス性に優れており、整備に必要なサービスマニュアルやパーツリストもネット上で簡単に見つけられます。かつては日本で生産されていたバイクですので、アジアっぽさがない日本人の感性に合うデザインですね。


125ccの安い輸入車のデメリット

安い125Cのバイクは購入しやすいものの、使用するにあたってデメリットを知っていなければなりません。国内で正規販売されているバイクにはメーカー保証がついていますが、安い125ccの輸入バイクにはないのです。また、生産精度の高さは国内生産モデルに敵わないことも知っておきましょう。

安い125ccの輸入車のデメリット①

メーカー保証がない安い125ccバイクの輸入車は、販売店保証を受けられるショップで購入しましょう。万が一、製造過程で不具合があっても、対応してくれるショップが安心です。

国内で正規販売されているバイクは不具合があった場合にリコールや無償修理サービスキャンペーンが行われますが、それがないもの安い輸入車のデメリット。不具合があっても、国内正規販売モデルのようにメーカーの責任を問えません。

安い125ccの輸入車のデメリット②

安い125ccの輸入車は、パーツの調達や修理でデメリットを感じることがあります。パーツは入手しやすいか?購入ショップで修理やパーツの調達が可能か?を、必ず購入前に確認しておきましょう。

安い125ccバイクの輸入車はメンテナンスや構造の知識を持っている人向けのバイクだといえますが、メンテナンス好きのバイク乗りには、そんな一筋縄ではいかないところも魅力。実際、安い125ccバイクの輸入車でメンテナンスの経験を積んでいるライダーは多いですね。

125ccの安い輸入車:まとめ

125ccバイクの安い輸入車を紹介し、使用するにあたってのデメリットを解説しました。アジア諸国で生産されている輸入車のクオリティは年々向上しており、日本のライダーを満足させるスペックを有しています。

デザインも洗練されていく傾向にあり、中には国内正規販売モデルより魅力的なバイクもチラホラ。取り扱っている業者は増えていますが、メカニックの評判を確かめながらショップ選びをしましょう。

125ccが気になる人はこちらをチェック!

安さよりも安心を得たい人は国内で正規販売されている125ccバイクがおすすめです。125ccのミニバイクをすべて取り上げ、スペックやおすすめポイントを記載した記事をチェックしてください。

また、125ccスクーターの記事も要チェック!イージーな操作性や積載性の高さは、街乗りだけでなくツーリングも楽しめます。125ccのバイクは、困難を楽しさへと変換できる放浪系ツーリングライダーにもおすすめです。