125ccスクーター人気ランキング:はじめに
小型二輪免許で乗れる125ccスクーターは日常での移動手段として人気です。50㏄の原付スクーターに近い感覚で乗れますので、通勤やお買い物で便利ですね。アセアン諸国での需要が高いため国内のバイクメーカーによる開発が進み、侮れない性能を備えています。
125ccスクーターのメリット
125ccスクーターのメリットは①通勤やお買い物で気軽に乗り出せて便利②街乗りでの小回りが利くのでイージー③実用からツーリングまで汎用性が高いこと…です。
小型二輪ですので一般道では自動車と同じ流れで走行できますし、タンデム走行も可能です。しかし、高速道や自動車専用道路のほか、125ccバイクの通行を制限する道路もありますので、道路標識の見落としには注意が必要です。
125ccスクーターの注意点
125ccスクーターでは①エンジンオイルの交換時期と②すり抜け走行については特に注意が必要です。毎日乗るスクーターですので長持ちさせたいですし、安全性についての知識も深めたいですね。
125ccスクーターの注意点:エンジンオイル
125ccスクーターはエンジンオイルの交換時期に注意が必要です。特に真夏や真冬はエンジンオイルが劣化しやすいので、頻繁にオイル交換しましょう。スクーターにはシフトペダルがありませんのでエンジンオイルの劣化を感触で知ることができません。
125ccスクーターの注意点:すり抜け走行
すり抜け走行は迷惑かつ危険な乗り方ですので厳禁です。複数の違反を重ねないとできない乗り方でもあります。稀に125ccスクーターは渋滞でもスイスイ走れるのがメリットという人がいますが、それは間違った認識です。
余談ですが、50cc原付スクーターでもすり抜け走行はできません。
小型2輪AT免許の取得について
AT小型限定普通二輪免許を取得する方法は、試験場で試験を受ける方法と教習所に通う方法があります。
普通自動車運転免許を持っていなければ試験場で学科試験を受けなければなりませんが、持っていれば学科試験は免除されますので比較的に短期間で取得できます。
実技試験や教習の課題は試験場も教習所も同じです。125ccのスクーターでコースを走り、運転の正確さと法令に従った運転ができるかを試されたり学んだりします。
試験場での取得は?
試験場でAT小型限定普通二輪免許を取得するのは難しいといわれています。しかし、普段から50ccの原付スクーターと自動車に乗っていれば恐れるほどではありません。難しいと感じるのは普段から交通法規に従った運転ができていない証拠です。
教習所での取得は?
多くの人が教習所でAT小型限定普通二輪免許をしています。運転技術に不安がある場合は教習所で取得するのがベストです。また、普通自動車運転免許を持っている人は交通ルールをおさらいする気持ちで教習所に通うのもおすすめですよ。
人気ランキング10位:BW'S125
小型二輪AT免許で乗れるおすすめ125ccスクーター
ヤマハのBW'S125はオフロードテイストたっぷりな125ccスクーターです。遊び心たっぷりなデザインに毎日の通勤が楽しくなること間違いありません。車体サイズが大柄ですので大らかな気持ちで運転できますし、ツーリングでの疲労を軽減してくれます。
狭い駐輪場で神経を使う場面もありますが、慣れると気にならない範囲です。
BW'S125のおすすめツーリングスタイル
ヤマハのBW'S125はツーリングで楽しい125ccスクーターだといえます。直進安定性が高いので、長距離移動が苦になりません。バーハンドルタイプですのでスマートフォンホルダーなどのアクセサリーの取り付けがしやすいのもおすすめポイント。
リアキャリアやリアシートが大きいのでキャンプツーリングも可能です。
ヤマハ BW'Sの評価(5満点)
便利度:2
通勤度:3
ツーリング度:5
BW'S125のスペック
シート下トランク容量:29L
全長×全幅×全高:1,910×765×1,125mm
シート高:780mm
車両重量:119kg
排気量:124cc
タイヤサイズ(前):120/70-12
タイヤサイズ(後):130/70-12
新車価格(税抜き):305,000円
※2018年10月現在
人気ランキング9位:アクシスZ
小型二輪AT免許で乗れるおすすめ125ccスクーター
ヤマハのアクシスZは軽量でコンパクトな125ccスクーターで、50cc原付スクーターに近い感覚で乗れるといえます。前後のタイヤサイズが10インチですのでUターンは楽勝ですね。狭い駐輪場での車体の取り回しはすこぶる良好です。
全長が短い割にシート長が長いのでタンデム走行も苦になりません。
アクシスZのおすすめツーリングスタイル
大容量なシート下トランクを有効活用すればヤマハのアクシスZはツーリングで大活躍します。重い道具をトランクに入れてしまえばキャンプツーリングも可能です。ヤマハ純正オプションのリアキャリアやトップケースがありますが、さほど必要性を感じないレベルだといっていいですね。一眼レフカメラ用の中型三脚もトランクに入ります。
アクシスZの評価(5満点)
便利度:5
通勤度:5
ツーリング度:2
アクシスZのスペック
シート下トランク容量:37.5L
全長×全幅×全高:1,790×730×1,145mm
シート高:770mm
車両重量:100kg
排気量:124cc
タイヤサイズ(前):100/90-10
タイヤサイズ(後):100/90-10
新車価格(税抜き):225,000円
※2018年10月現在
人気ランキング8位:トリシティ125
小型二輪AT免許で乗れるおすすめ125ccスクーター
ヤマハのトリシティ125は前輪2本後輪1本の独創的なスタイルが魅力です。カーブではフロントサスペンションが左右独立で伸縮して路面を追従しますので、前輪の接地感は異次元レベルだといえます。濡れた路面でのブレーキングも安心ですね。
車両重量が重く大柄ですので、通勤やお買い物で狭い駐輪場を利用する場合は神経を使います。
トリシティ125のおすすめツーリングスタイル
ヤマハのトリシティ125はツーリングでの疲労感が少ない125ccスクーターだといえます。安心感が高くて大柄ですのでタンデムツーリングがしやすいですね。リアシート面積は広いのですが、コードをかける場所がありませんので、キャンプ道具の積載には工夫が必要です。
トリシティ125の評価(5満点)
便利度:2
通勤度:2
ツーリング度:4
トリシティ125のスペック
シート下トランク容量:23.5L
全長×全幅×全高:1,980×750×1,210mm
シート高:765mm
車両重量:159kg
排気量:124cc
タイヤサイズ(前):90/80-14
タイヤサイズ(後):130/70-13
新車価格(税抜き):365,000円
※2018年10月現在
人気ランキング7位:アドレス110
小型二輪AT免許で乗れるおすすめ125ccスクーター
スズキのアドレスは安定した走行性能を備えた110ccスクーターです。14インチのタイヤを前後に装着していますので直進性に優れており、ハンドリングも素直だと評判がいいですね。荒れた路面でも不安定になることは少ないといえます。
20万円を切る税抜き価格や100kgを切る車両重量も魅力です。
アドレス110のおすすめツーリングスタイル
安定した走行性能はロングツーリングで疲労を軽減してくれます。硬めのリアサスペンションはタンデムツーリングで快適ですね。シートを跳ね上げないと給油できませんので、リアシートに荷物を積載するキャンプツーリングには不向きです。
アドレス110の評価(5満点)
便利度:3
通勤度:3
ツーリング度:3
アドレス110のスペック
シート下トランク容量:フルフェイスヘルメット1個+α分
全長×全幅×全高:1,845×665×1,095mm
シート高:755mm
車両重量:99kg
排気量:112cc
タイヤサイズ(前):80/90-14
タイヤサイズ(後):90/90-14
新車価格(税抜き):198,000円
※2018年10月現在
人気ランキング6位:スウィッシュ
小型二輪AT免許で乗れるおすすめ125ccスクーター
スズキのスウィッシュはスタイリッシュなデザインと小回りのよさが人気の125ccスクーターです。本来ならば12インチのタイヤを装着する車格なのですが、前後とも10インチタイヤが装着されています。
駐輪場での取り回しは良好でありながら、走行中の挙動に神経質なところもありません。
スウィッシュのおすすめツーリングスタイル
スズキのスウィッシュはツーリングでも大活躍します。125ccスクーターとしては標準的な車格ですので、ライディングポジションにゆとりがありますね。10インチタイヤはツーリング先での路地裏散策にぴったりです。標準装備のリアキャリアはとても機能的ですし、リアサスペンションは3段階のプリロード調整ができますので、キャンプツーリングやタンデムツーリングにもおすすめです。
スウィッシュの評価(5満点)
便利度:4
通勤度:4
ツーリング度:5
スウィッシュのスペック
シート下トランク容量:不明
全長×全幅×全高:1,830×690×1,095mm
シート高:760mm
車両重量:114kg
排気量:124cc
タイヤサイズ(前):100/90-10
タイヤサイズ(後):100/90-10
新車価格(税抜き):295,000円
※2018年10月現在
人気ランキング5位:リード125
小型二輪AT免許で乗れるおすすめ125ccスクーター
ホンダのリードは標準的な車格に機能と装備をてんこ盛りにした125ccスクーターです。前12インチ後10インチのタイヤを装着することで、小回りと走行安定性を両立しています。
燃費を向上させるアイドリングストップ機能、後輪ブレーキに前輪が連動するコンビブレーキ、電子機器の充電ができるアクセサリーソケットの装備は嬉しいですね。
リード125のおすすめツーリングスタイル
標準的な車格でありながらリード125はツーリングでも快適です。大容量のシート下トランクと積載性がいいリアシートを活用すればキャンプツーリングは楽勝です。硬めのリアサスペンションはタンデムツーリングでも快適ですが、プリロード調整機構を備えた社外品のリアサスペンションに換装するのもおすすめです。
リード125の評価(5満点)
便利度:4
通勤度:4
ツーリング度:5
リード125のスペック
シート下トランク容量:37L
全長×全幅×全高:1,840×680×1,130mm
シート高:760mm
車両重量:114kg
排気量:124cc
タイヤサイズ(前):90/90-12
タイヤサイズ(後):100/90-10
新車価格(税抜き):287,000円
※2018年10月現在
人気ランキング4位:NMAX
小型二輪AT免許で乗れるおすすめ125ccスクーター
ヤマハのNMAXはスポーティな125ccスクーターです。フレーム剛性やタイヤの接地感が高いので、ワインディングロードでのファンライドが楽しめます。
エンジンの回転数が6,000rpmを境に低速側と高速側のカムに切り替わる可変バルブ機構が採用されていますので、全回転域でトルク不足やもたつき感が少ないですね。
NMAX125のおすすめツーリングスタイル
ヤマハのNMAXは他の125ccスクーターと比較すると車重があり大柄です。通勤、お買い物、狭い駐輪場での取り回しには慣れが必要ですが、その代わりに快適なツーリングができます。特に景色を眺めながら走るワインディングロードが楽しいですね。リアキャリアを追加すればキャンプツーリングも楽勝です。
NMAXの評価(5満点)
便利度:3
通勤度:2
ツーリング度:5
NMAX125のスペック
シート下トランク容量:24L
全長×全幅×全高:1,955×740×1,115mm
シート高:765mm
車両重量:127kg
排気量:124cc
タイヤサイズ(前):110/70-13
タイヤサイズ(後):130/70-13
新車価格(税抜き):325,000円
※2018年10月現在
人気ランキング3位:シグナスX
小型二輪AT免許で乗れるおすすめ125ccスクーター
ヤマハのシグナスXは125ccスクーターの標準形だといえます。長年ヤマハモーター台湾で蓄積されてきた実績に安心感がありますね。どんな使い方にも対応できるオールマイティなキャラクターですが、足回りはやや硬めにセッティングされたスポーティな味付けです。
シグナスXのおすすめツーリングスタイル
ヤマハのシグナスXは日常と非日常を1台の125ccスクーターでつなぐことが可能です。丁度いいという表現が相応しい車体サイズ、ワインディングロードでファンライドと絶景を楽しめる大人な余裕、長寿モデルならではのアフターパーツの豊富さに魅力があります。タンデムバーはシートバッグを積載しやすい形状ですので、キャンプツーリングも得意です。タンデムのしやすさにも人気がありますね。
シグナスXの評価(5満点)
便利度:4
通勤度:3
ツーリング度:4
シグナスXのスペック
シート下トランク容量:29L
全長×全幅×全高:1,890×690×1,120mm
シート高:775mm
車両重量:119kg
排気量:124cc
タイヤサイズ(前):110/70-12
タイヤサイズ(後):120/70-12
新車価格(税抜き):305,000円
※2018年10月現在
人気ランキング2位:アドレス125
小型二輪AT免許で乗れるおすすめ125ccスクーター
スズキのアドレス125は通勤快速ナンバーワンと絶賛されたアドレスV125の後継モデルですが、仕様は大幅に変更されています。フロントタイヤが10インチから12インチになり、全長も大幅に延長されました。
大柄なライダーに窮屈なライディングポジションを強いることのないフラットシート仕様もあります。
アドレス125のおすすめツーリングスタイル
スズキのアドレス125は通勤だけでなくツーリングも楽しめる125ccスクーターに姿を変えました。丈夫で積載性の高いリアシートが表重装備されていますので、トップケースを追加しやすいですね。タンデムツーリングも可能ですが、シートを跳ね上げないと給油ができませんので、キャンプツーリングでは積載に工夫を強いられます。
アドレス125の評価(5満点)
便利度:3
通勤度:3
ツーリング度:3
アドレスV125のスペック
シート下トランク容量:不明
全長×全幅×全高:1,900×685×1,135mm
シート高:745mm
車両重量:109kg
排気量:124cc
タイヤサイズ(前):90/90-12
タイヤサイズ(後):100/90-10
新車価格(税抜き):205,000円
※2018年10月現在
人気ランキング1位:PCX
小型二輪AT免許で乗れるおすすめ125ccスクーター
ホンダのPCXは大柄な車体と静粛性の高さに人気があります。最大トルクを発生させるエンジン回転数が低いだけでなく、伸びやかに高回転まで回るエンジンフィーリングも魅力です。精悍なデザインへの評価も高いですね。
狭い駐輪場では取り回しに中型バイク並みの神経を使いますが、車体サイズの割には軽量です。2018年4月にフルモデルチェンジした新型PCXは高級車並みの剛性感だと評価されています。
PCXのおすすめツーリングスタイル
PCXは静粛性が高いので、ツーリングでの疲労感を軽減してくれます。外装からサスペンションまでアフターパーツが豊富で、ツーリングのスタイルに合わせて追加すると一般道最強旅バイクになります。タンデムツーリングは得意ですが、キャンプツーリングでシートバッグを積載するには荷かけ箇所に工夫が必要です。
PCXの評価(5満点)
便利度:3
通勤度:2
ツーリング度:5
PCXのスペック
シート下トランク容量:28L
全長×全幅×全高:1,925×745×1,105mm
シート高:764mm
車両重量:130kg
排気量:124cc
タイヤサイズ(前):100/80-14
タイヤサイズ(後):120/70-14
新車価格(税抜き):317,000円
※2018年10月現在
125ccスクーターの人気傾向
125ccスクーターのスペックを確認すると車体サイズに合わせた性能を備えているのがわかります。
ユーザーの使い方を想定したスペックを備えているモデルが多いので、わずかな違いにこだわるよりも、その125ccスクーターが持つキャラクターを重視した選び方が相応しいですね。
使い方に合わせてカスタムする
バイクはスペックや装備だけでは比較できません。もっとも重要なのはデザインです。あなたの感性にあうデザインの125ccスクーターなら毎日乗りたくなりますよ。もし、あなたの好きなデザインと使い方にギャップがあればカスタムするべきですね。
125ccスクーターは人気カテゴリーですのでアフターパーツが豊富ですし、パーツの価格も比較的に安価です。
ツーリングも楽しむ
イージーな操作性と一般道を自動車と同じ速度域で走行できるのが125ccスクーターの魅力です。高速道路を走行する機会が極端に少ないライダーにぴったりだといえます。
ワインディングロードでのファンライドはMT車の方が楽しいですが、絶景も楽しむなら125ccスクーターの方が有意義です。車体がコンパクトですので、ちょっとしたスペースも停車しやすいですよ。操作性がイージーですので、絶景を楽しむ余裕も生まれます。
非力なバイクに旅心をくすぐられるのはツーリングライダーの性ですので、大型バイクに劣等感を感じずツーリングを楽しみたいですね。
125ccスクーター人気ランキング:まとめ
125ccスクーターには通勤から通学まで幅広く使える汎用性があります。また、モデルによって通勤よりだったりツーリング寄りだったりしますので、あなたの使い方にあわせた選び方も可能です。
MT車では味わえないツーリングが楽しめますが、独自の走行特性や整備性に対する知識と経験を積んで、125ccスクーターを使い倒したいですね。
市町村名が入ったナンバープレートはツーリング先で出会った人との話題づくりにも貢献しますし、キャンプ場では遠くから来た125ccスクーターに人だかりができるケースもありますよ。
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