OMM・クラシック25
ソニックジャケット
過酷なレースにも使えるのはこのザック!
OMMについて
OMMとはオリジナル・マウンテン・マラソンの略で、1968年にイギリスで始まったマウンテンレースになります。そして、そのレース向けにザックやウェアなどの多彩なアウトドアギアを開発・販売しているのが同名のOMMというブランドです。
このレースは2人でチームを組んでゴールを目指す仕組みで、決められたルートはありませんが、初日には指定場所で野営をするのがルールになります。
OMMブランドの魅力とは!
OMMは過酷なレースのため、勝利するには、軽量で急な悪天候にも強いアイテムが必要です。OMMの製品は必要な部分以外をそぎ落としたものが多く、そのシンプルさも魅力にもなっています。
ベストのようにして身に着ける重さを感じにくいザックや、パソコンを入れて自転車通勤にも使える機能性の高い商品などバリエーションが豊富です。そんな魅力的なOMMのザックを中心にご紹介していきます(本記事は2021年1月20日の情報をもとにしました)。
OMMのザック【クラシック】2選!
1.OMM・クラシック25
OMM・クラシック25
背面長 | 45ⅽm |
---|---|
重量 | 715g |
OMMのザックのなかでも最も基本的な製品です。2020年にデザインが更新され機能がさらに充実しました。25LとOMMレースにも十分な容量があり、重量は715gと軽いのが特徴です。
生地は210タフタ(T)のナイロン製で、ボトムには防水性のあるリップストップTPU強化ナイロンを採用し、登山中の直置きにも耐えられます。ピンクやブルー、グリーン、オレンジなど6色もあり、値段は17600円ほどです。
レースやジョギング用にもぴったりのザック!
このザックのフロントとサイドにはメッシュポケットがあり、ウエストベルトには小物ポケットも付いていて収納力が抜群です。荷室は1室のみとシンプルで、背面には取り外せばシートとして流用できるDUOマットが収納されています。
DUOマットやウエストベルトを取り外せば405gとさらに軽くなるのも魅力で、ジョギング用にも便利です。ショルダーハーネスにはやわらかいEVAパット付きで、体によくなじみます。
2.OMM・クラシック32
クラシック32
背面長 | 50ⅽm |
---|---|
重量 | 730g |
上の製品のサイズ違いで、32LとOMMブランドのザックとしては大きな部類です。生地は同じく210Tナイロンで、底面には強化ナイロンが用いられています。重量は730gで、DUOマットやウエストベルトを外せば420gと超軽量です。
コンプレッションコードが付いているので、隙間がある場合でもコンパクトに圧縮し、中身が暴れないようにできます。カラーはグレイやブルー、オレンジの3種類で、値段は18700円ほどです。
容量たっぷりの着け心地満点のザック!
OMMなどの過酷なレースでは、慣れた方でないと荷物をコンパクトにまとめるのは難しいものです。このザックは容量が大きいので、荷物をあまり考えずに詰め込めるのが利点になります。
通常の山小屋泊なら2泊から3泊の容量があるので、用途もさまざまです。また、3次元形状のメッシュハーネスや、厚めの背面パッドなどにより、腰で支える構造なので、長時間走っても息が上がりにくいとの口コミもあります。
OMMのザック【ファントム】2選!
1.OMM・ファントム12
ファントム12
背面長 | 40cm |
---|---|
重量 | 360g |
このザックの容量は12Lで、トレイルランニングなどに活躍するコンパクトなザックです。ハーネスがベストのような形状になっているのが最大の特徴で、通常の軽量ザックのように肩でなく、背骨で支えるというコンセプトになります。
耐久性の高いナイロン生地を使っていて、総重量は290gと超軽量です。カラーはブラック(オレンジのワンポイント入り)の1種のみで、値段は18700円ほどになります。
快適な走行ができる小型のOMMザック!
このザックは小型になりますが収納スペースは豊富です。トップ部はファスナータイプになっていて、背面には大きなメッシュポケット、ショルダーの両側にはボトルや小物を入れておけるポケットなどが付いています。
また、チェスト部は伸縮性コードと伸縮しないベルトの2つでバランスよく固定され、肩の部分に衝撃吸収用コードをセットすることにより揺れを抑える仕組みです。
2.OMM・ファントム20
ファントム20
背面長 | 40cm |
---|---|
重量 | 360g |
上でご紹介したファントム12のサイズ違いのザックになります。20Lあるので本格的なOMMレースのほか1泊程度のトレランにも十分な容量です。このザックの生地は30デニールのナイロンで防水性も高くなっています。
ハーネスがベスト形状なのは12Lタイプと同じで、コンプレッションループを使って、 バランスよくサイズを絞りこむことも可能です。カラーはブラック(オレンジのワンポイント入り)の1種類で、値段は23100円ほどになります。
快適な走りができるレース仕様のザック!
この商品は12Lタイプとはポケット部の仕様が若干違います。特に、ショルダーベルトのポケットの一つがボトル専用になっているのが特徴で、揺れにくいようにコードで絞れる仕組みです。
伸縮コードを多用することにより、バランスを崩さずに走れるのが特徴で、5kgほどの荷物を背負ってもあまり重さを感じないとの口コミもあります。レース以外にも冬のトレランなど多めの荷物が必要なアウトドアにもおすすめです。
OMMのザック【ウルトラ】2選!
1.OMM・ウルトラ8
ウルトラ8
背面長 | 38cm |
---|---|
重量 | 235g |
この製品はレースから日帰りハイキング、通勤までと幅広い用途で使えるザックになります。ほかのOMM製ザックとの違いは、体にフィットするように、チェストストラップとウエストベルトが自由に調整できることです。
これにより、個人の体型による微妙な違いも吸収してくれて、ランニング中の揺れを抑えられます。重量は235gとシリーズ最軽量で、背面長も38cmとタウンユースにもなじむサイズです。値段は9900円ほどになります。
軽さに特化したOMMならではのザック!
このザックは、サイズは小さいですが収納力は高めです。メッシュタイプのサイドポケットは背負ったまま手が届く仕様で、伸縮性があるのでペットボトルやレインウェアなど多彩なアイテムを収納できます。
また、フロントの小物入れは携帯電話などを入れるのに便利で、鍵などを固定するキークリップも完備です。余分なものをそぎ落とした仕様で、背負っていることを忘れてしまうとの口コミもあるOMMらしいザックになります。
2.OMM・ウルトラ15
ウルトラ15
背面長 | 48ⅽm |
---|---|
重量 | 360g |
OMMのウルトラシリーズは8L・12L・15L・20Lなどの種類がありますが、なかでもマルチに活躍するザックが15Lタイプになります。用途は幅広く、宿泊でのレースはもちろん、サイクリングや通勤などの普段使いにもおすすめです。
8Lタイプと同様にシンプルなつくりで、360gと軽いのも特徴になります。売れ筋商品だけにカラーはピンクやブルー、オレンジなど5種もあり、コーディネートも楽しめる製品です。値段は12650円ほどになります。
程よいサイズの多用途なザック!
このOMM製品の生地には、210Tの強度の高い生地を使用しているので、3kgから10kgの荷重にも対応できます。また、メインの荷室はファスナータイプで大きな荷物を出し入れできるのも人気のポイントです。
メイン室にはパソコン用の背面ポケットも付いていて、通勤用としても使えます。ショルダーハーネスはEVAパッド入りで、重量があっても肩に食い込むのを防止し、快適な背負い心地です。
OMMのおすすめ人気ウェア2選!
ここからは、OMMから提供されている口コミでも評判のウェアを2つ取り上げます。1つ目は急な雨でも困らないレインウェアで、2つ目は、春先から秋まで活躍するウインドブレーカーです。どちらもレースや登山などのアウトドアを快適に過ごすのに必要なアイテムになります。
1.OMM・ヘイロジャケット
ヘイロジャケット
OMMのレインウェアで、重さは105gと超軽量で、折りたたむとテニスボールサイズに収納できるコンパクトさが特徴になります。また、体にぴったりフィットするのが最大の魅力で、袖部は親指用のホールが付き、めくれない構造です。
また、フードは頭に従って柔軟に動くので視界をさえぎりません。少し長めの裾部はドローコードでしっかり締め上げ、めくれ上がりを防ぎます。カラーはグレイとブルー&グレイ、グリーン&グレイの3種類で値段は20900円ほどです。
2.OMM・ソニックジャケット
ソニックジャケット
次に取り上げるのはOMMのウインドブレーカーです。「ポイントゼロ」という極薄で風を通しにくい生地を用いたウエアで、60g以下と軽く手のひらサイズに収納できます。
また、撥水加工なので、多少の水汚れが付いても拭き取りやすいのも特徴で、親指を出すホールがあるフィット感のよいウエアです。ファスナーによる開閉式になっていて、ポケットなどはないシンプルなつくりになります。カラーはブルーとブラックの2種類で、値段は13750円ほどです。
人気のザックでアウトドアを満喫!
OMMのザックをご紹介し、人気ウェアもピックアップしました。「ファントム20L」はベストのように装着するザックで、5kgほどの荷物でも重く感じない優れものです。また、「ウルトラ15」にはパソコンを収納する場所もあり、街中でも活躍するスマートな製品になります。
ジョギングから、本格的なレースまで幅広く使えるのもOMM製ザックの魅力です。軽くて体によくなじむザックをお探しの場合は、このようなOMMの製品も候補にいれてはいかがでしょうか。
OMMのザックが気になる方はこちらもチェック!
OMMにはここでご紹介した以外にもザックのラインナップがあります。下にはOMMザックや関連アイテムの特集をリンクしました。また、他のブランドも含めたトレラン用のザックや、登山用リュックの記事もリンクしますので、ご購入の際のご参考になさってください。
![](https://kurashi-no.jp/images/production/posts/eyecatches/000/042/263/original.jpg?1622214761)
日本の山岳レースで活躍!OMMのおすすめアイテム6選!アクセス簡単&使いやすい!
OMMのザックをはじめとするアウトドアアイテムは山岳レースなどにおすすめの機能が満載です。デザインはシンプルですが、使いやすいと評判で、アウ...
![](https://kurashi-no.jp/images/production/posts/eyecatches/000/008/472/original.jpg?1598489389)
トレランザック14選|初心者でも安心!選び方と特徴もご紹介!
トレイルランニングに必要不可欠なトレランザックをご紹介!沢山の荷物を上手くまとめて楽しくトレランしませんか?大きさや形など、重要なポイントを...
![](https://kurashi-no.jp/images/production/posts/eyecatches/000/008/439/original.jpg?1598486958)
登山ザックの決定版14|本当におすすめしたい人気ザックを紹介!
登山でおすすめしたいザックをブランド別にご紹介します。ドイターやノースフェイスやアークテリクスなどのアウトドアブランドの登山用ザックは各メー...