OMMクラシック25
OMM Ultra
OMMファントム20
OMMチェストポッド
OMM Leanweight MSC
OMM Go Pod
機能性の高いOMMのザックやアイテムを紹介
OMMとはイギリス発祥の山岳レース
OMMとはThe Original Mountain Marathonの略で、英国で開催される山岳レースのことです。OMM最初の開催は1968年で、現在に至るまで毎年開催されています。
このOMMでは、決められたスタート地点からゴール地点まで、参加者がルートを考え、気象状況やルートを読み、チェックポイントを通過してゴールを目指すという山での総合力を競い合う1泊2日の山のスペシャリストたちの熱いレースなのです。
OMM山岳レースは日本国内でも開催される
そんな英国発祥山岳レースOMMですが、2014年から日本国内でも開催されるようになりました。これまで日本で開催されたのは、2014年が静岡県の東伊豆、2015年は群馬県の嬬恋村、2016年は長野県の大町、2017年は長野県の野辺山高原などとなっています。
2021年は滋賀県の長浜氏に位置する旧余呉町で国内レースが開催予定です。日本国内のOMMレースは日本の東西あちこちで開催される興味深いレースとなっています。
日本と気候条件がよく似た英国製だからこそ
そんな世界屈指の山岳レースであるOMMの製品アイテムは、日本と気象条件がよく似ているメイド・イン・イングランド製だからこそ、雨に対応した素材や機能が備わり、快適で使いやすいと人気です。
また、長時間の山岳レースに対応した製品も多く、とくにザックなどでは重量や容量なども計算しつくされているため、山岳レースに参戦しない方でも、登山シーンなどのアウトドアで存分に活躍できます。ぜひチェックしておきたいです。
OMM製品はザックをはじめウエアなどもおすすめ
OMMの製品には、ザックをはじめ、ウエアやアウトドアで使いやすいアイテムなどのラインナップがあります。OMMのアイテムは、作りがどちらかというとシンプルで、どんなスタイルにも合うデザインが評判です。
ハードな山岳レースで活躍できるアイテムばかりですので、他ブランドと製品アイテムを比較したいときや気になるアイテムのスペックを確認したいときなどにもぜひチェックしてみましょう。気に入ったアイテムが見つかりやすいです。
OMMでおすすめのザック3選
OMMのオフィシャルサイトでラインナップされている現行のザックのモデルは3タイプあります。クラシック、ファントム、そしてウルトラシリーズです。いずれも収納サイズのラインナップがいろいろあるため、ザックの使用目的に応じて収納サイズを選びましょう。
①OMM Classic 25&32
OMMクラシック25
:
生地 | ナイロン210T/TPU強化ナイロン |
---|---|
サイズ | 25L |
重量 | 715g |
カラー | グレー、ブルー、オレンジ、グリーン、ピンク、パープル |
英国の陸上競技選手であり、ロンドンマラソンの創設に尽力したクリス・ブラッシャーのために設計されたザックで、ザックの重要な機能を残してはじめて軽量化を実現したOMMのいわばはじまりのザックです。
最新の当モデルでは、ザックを使っていく上でのアクセスのよさ、登山などでの動きに対する快適性、体に負担がかからない重量などの点において、あらゆるシーンで活躍するタイプとなっています。
サイズのバリエーション:25Lと32L
こちらのOMMのザック、容量がちがうだけでスペックは同じです。しかし、25Lは715g、32Lは730gと、重量の差はわずか15gで、容量の違いと比較してもかなり重量を軽量化したモデルとなっています。
ザックを選ぶ際、体格とザックのサイズを確認し、体に合ったザックを見極めることが大切です。サイズが大きくなると、多くの荷物を入れることができるようになるため、必然的にザックが重くなってきます。
生地・素材・サイズ・重量・カラーなどのレビュー
OMMのクラシックシリーズのザックは、レビューにあるようにシンプルかつ軽量で、必要な機能がすべてそろったザックです。デザインやカラーが気に入れば、ぜひ登山やアウトドアに持っていきたいザックといえます。
このシリーズは、カラーのラインナップが多いため、登山ウエアとのコーデを考えてぜひ選びたいです。
付加的なものは極力省き、シンプルかつ必要十分の機能を持ったザックです。
②OMM Ultra8&12&15&20
OMM Ultra
生地 | 210T / HTTF |
---|---|
サイズ | 8L |
juuryou | 235g |
カラー | オレンジ、ブラック、ブルー、グリーン、パープル、ピンク |
OMMのザックのシリーズの中でもウルトラシリーズは、トレーニング用とレース用に特化したものです。容量は、8L、12L、15L、20Lと4サイズのバリエーションがあり、カラーもサイズによって異なります。
デザインがシンプルで、大きなジッパーによって開閉でき、両サイドにポケット、胸ベルトと腰ベルトが一体化されたタイプです。ショルダーキャリーシステムとして設計され、荷物の重量を肩全体に分散させることで快適性が高められています。
サイズのバリエーション:8L、12L、15L、20L
OMMのオフィシャルサイトで取り扱っている現行のウルトラモデルは、運ぶ荷物の重量と好みのカラーリングによって以下のような違いがあります。
8Lモデルでは全6色のカラーリングで重量が235g、12Lモデルでは、グレー、ブルー、オレンジの3カラーで重量が285g、15Lモデルでは、ピンク、ブルー、グレー、オレンジ、パープルの5色のカラーリングで重量360g、そして20Lモデルは15Lモデルと同じカラーリングで 重量が395gです。
生地・素材・サイズ・重量・カラーなどのレビュー
OMMのザックにあるウルトラシリーズは、日々のランニングやトレーニング、レース用に設計されたシリーズです。機能性に長け、シンプルなデザインなので合わせやすいザックとなっています。
毎日の使用にも適していて、とくに12Lのタイプは通勤用として評判の高いおすすめのモデルです。また、8Lのタイプはレビューにあるように体の小さな子どもにも使えます。荷物の量や使うシーンによってサイズを選びたいです。
This was purchased for my daughter to use when running and a need to carry a limited amount of gear. I was influenced by the comment that it was a perfect fit for a person with a small frame and a competitive price. She has used the pack and loves everything about it. Very satisfied.
⑤OMM Phantom 12 & 20 & 25
OMMファントム20
生地 | 防水リップストップ生地 |
---|---|
サイズ | 20L |
重量 | 360g |
カラー | ブラック |
OMMのファントムシリーズのザックは、ランナーのためのザックとして設計されています。このザックの大きなポイントは、ベスト型のザックということと、7つの支点で支えられているハーネスシステムです。
体のサイドに位置するV型ストラップ、首の後ろに位置するヨークが背骨と連携してザックを支え、ショルダーベルトから腕が自由に動けるように考えられています。走るときに持って行きたいザックを探していらっしゃる方、ぜひ手に取ってみましょう。
サイズのバリエーション:12L、20L、25L
OMMのファントムシリーズには3種類のサイズのラインナップがあります。12Lは最小限の荷物で軽いランニングに出かけるのに適した機能的なタイプ、20Lは汎用性が高く、快適で安定したランを実現したい方におすすめのタイプ、25Lは長時間のレースに対応したベスト型ザックです。
3種類ともカラーのラインナップは同じなので、どのようなシチュエーションで使いたいのかによって選ぶようにしましょう。
生地・素材・サイズ・重量・カラーなどのレビュー
ベスト型のザックであるOMMのファントムシリーズは、背負うときに感じる重量感がなくなるような設計がいくつも施されると同時に、数多くのポケットが配されて機能的にもすぐれたランニングザックとなっています。
25Lのタイプではテントポール、スリーピングマットとしても使用できるマットが背中に配されるなど、レビューでも指摘されているように山岳レースにも対応した便利な機能が満載です。トレランや長距離の登山でぜひ活躍させましょう。
5kg以上の荷物を背負いながらトップスピードで走るエリートランナーや長時間行動するファストパッカーの最強の武器。
OMMでおすすめのザックの付属アイテム3選
①OMM Chest Pod:胸の位置に着脱できるポケット
OMMチェストポッド
生地 | 210T / HTTF |
---|---|
サイズ | 4L |
重量 | 95g |
カラー | オレンジ、ブルー、グレー |
こちらは胸の位置に取りつけることのできる小さなポーチ型の付属品で、ザックに閉まっておくには心配でしかもアクセスしにくい貴重品などを収納するのにちょうどいい4Lサイズとなっています。
デザインはシンプルでおしゃれ、ウルトラシリーズの8Lザック以外のラインナップで使用できるのも便利です。4本のフックをザックのDリングに簡単に接続することができます。フィット感も調整できるので、使いやすいと評判です。
生地・素材・サイズ・重量・カラーなどのレビュー
背負うザックの欠点である使いにくさを思い切りカバーしたこちらの製品は、実に使いやすいと評判です。こちらはOMMのザックと合わせてスタイリッシュに使うことができ、しかも必要なものが取り出しやすいアクセスの良さが魅力で、実に機能的にできています。
4方向からザックにフィットさせられるため、レビューのようにカメラなどを入れても安心して使えます。使い方を工夫してフックの位置を変えてみると便利な持ち運び方と出会えるかもしれません。
ミラーレスカメラ入れて、散歩で使ってます。
本来はリュックと固定するフックが付いたコードを、ズボンのベルトリングに引っ掛けてます。
②OMM Leanweight MSC:外付けのメッシュポケット
OMM Leanweight MSC
生地 | ダイニーマ/ 30Dナイロン |
---|---|
サイズ | 3L |
重量 | 40g |
カラー | ブラック |
これはザックの正面に取り付けられるメッシュポケットで、ザックの外側に装着して使用します。両サイドにいくつもの接続ポイントがあるため、均等にザックにフィットし、安全に持ち運びが可能です。
また、ザックを背負った状態でのアクセス可能で、天候が不安定なときの雨具など、そのときの必要性に応じて利用することができます。すべてのOMMのザックに適合するため、いざというときに購入しておくと便利です。
生地・素材・サイズ・重量・カラーなどのレビュー
こちらのメッシュポケットはワンサイズ、ワンカラ―しかありませんが、OMMのザックと一緒に購入しておくと、いざというときの収納ポケットとして大いに役立ちます。
ヘルメットやポールなど、そのときのアクティビティに持参するグッズを収納するポケットとして、必要に応じた使い方をすることで、ザック自体の軽量化がさらに図られます。レビューでも指摘されているように、脱着することで必要に応じた軽量化が可能なポケットです。
背負って山を走るために、少しでも背負う荷物を軽くしたい、そのためには服についているタブさえも切除する。OMMの製品には、快適さと引き換えに、重量を減らす手段が示されています。
③OM Go Pod:ショルダーストラップに着脱できるポケット
OMM Go Pod
生地 | 210T |
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サイズ | 0.75L |
重量 | 30g |
カラー | オレンジ、ブラック、ブルー、パープル、グリーン、ピンク |
こちらのポーチは、ショルダーストラップに装着して使うことができるOMMのザックの付属品です。すべてのOMMのザックに適合し、マジックテープでショルダーストラップに取りつけるだけとなっています。
移動中にアクセスするのも簡単で、ポーチの中にはボトルのほか、コンパス、ジェルや食料品など、さまざまなものを入れておくことが可能です。
生地・素材・サイズ・重量・カラーなどのレビュー
こちらのGoポッドには6色のカラーリングがラインナップされています。ストラップがついているためポーチの中身が外に出てしまうという心配はありません。
このポッドは、カメラや地図など、ザック使用中に必要なものを入れておくことができます。ボトルを入れる場合、ゴムで押さえておくとさらに心配なく使用することが可能です。レビューのように左右セットでそろえるとさらに安定し安心して使えます。
実際、アイテムを入れたり、ボトルを刺した状態で少し走ってみましたが、今まで使っていたボトルホルダーとは段違いの安定感&安心感です。
なんならもう一つかって左右セットにしたいくらい。
OMMはザック以外のアイテムもおすすめ
①Kamleika:マウンテンジャケットも高い評判
OMMの製品は、ザックやザック付属品以外にもさまざまなアイテムが評判です。ウエアでは防水透湿機能にすぐれたマウンテンジャケットであるKamleikaシリーズがおすすめで、軽量で通気性の高い防水マウンテンジャケットとなっています。OMMの看板商品でもあるジャケットのひとつです。
②Sonic:超軽量のウエアシリーズ
こちらのシリーズは、信じられない超軽量化に成功したOMMのウエアラインです。耐久性、耐候性、防汚性、通気性にすぐれ、手のひらサイズに収納することができます。
ジャケットであっても重量わずか54gにまとめることができるため、持ち運んでも荷物になりません。いざというときの強い味方になる評判のウエアシリーズ、気になる方はぜひチェックしてみましょう。
③Core:フリースも軽量化したウエアシリーズ
OMMのコアシリーズはフリース素材を使ったウエアのラインナップです。ただし、OMMのフリースは、ただのフリースではありません。PRIMALOFTNEXT断熱生地テクノロジーが使われ、羽毛のように軽く、濡れても保温性が落ちないというすばらしい素材となっています。
また、この素材は水分を含まないため、通気性が保たれ、しかも軽量化が図られているため、登山中の防寒着として大活躍するアイテムです。
OMMのザックやアイテムで山に出かけよう
OMMのザックをはじめとする製品は、登山やトレラン、山岳レースといったアウトドアで活躍するアイテムが勢ぞろいです。登山アイテムで迷ったら、まずOMMの製品をチェックしてみると、希望に合った製品と出会えるかもしれません。
また、他ブランドの製品を比較検討したいときも、OMMの製品を参考にすると判断材料となります。そんなOMMの製品、これからも注目していきたいです。
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