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【超簡単】快適な車中泊に必須の窓断熱を自作!必要な材料や作業工程を解説!

冬の車中泊は特に、冷気が窓を通じて入ってきてしまうため、断熱ができた方が暖かく過ごせます。断熱用のアイテムは販売されていますが、自作することも可能です。自作すれば安く済みますし、車中泊用の窓断熱は思っているよりも簡単に作れます。
2022年1月12日
大石ゆう
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車中泊の窓断熱を自作しよう

寒い冬に車中泊をする場合、いつもの装備のままだと寒くて寝ることは難しいです。もちろん、暖房を使って過ごすことはできるのですが、一晩中つけておくことはおすすめはできません。

なぜなら、燃料を消費してしまいますし、万が一雪が積もって排気管を覆ってしまうと一酸化酸素中毒になってしまう可能性もあるからです。窓に断熱を取り付ければ安心して過ごすことはできますので、冬の寒さ対策に自作で作っていきましょう。

車中泊の窓断熱は自作できる

車中泊用の窓断熱は、通販サイトで手軽に購入することはできます。しかし、価格も高いため手が出せないという方も多いようです。ですが、窓用の断熱は自分で簡単に作ることができます。

100均のアイテムを使えば安く作ることもできるので、自作するのがおすすめです。車中泊用の窓断熱にはどのような材料が必要なのか、そしてDIY方法もお伝えしていきますのでぜひ参考にして作ってみてください。

車中泊用車に窓断熱をつけると

窓断熱の効果

車中泊用の車の窓に断熱を取りつけることによって、外の冷気を防いでくれる効果があります。車だけでなくお家にいても、寒い日の窓に手を当てるだけで寒さが伝わってくることは誰もが経験のあることでしょう。

ですが窓にカーテンがあったり、アルミの断熱シートがあることで外の冷気が遮断されます。この断熱材は、厚みや素材によっても効果が変わってくるので、より効果を高めたいなら素材を考えて作っていくようにしてください。

寒さを防ぐ効果以外にもある

車中泊の断熱の効果は外からの冷気を防いでくれること以外にもあります。それが、結露を抑えてくれる効果です。冬に車中泊をすると、窓に結露ができてしまうことも問題になるため、その点が断熱を取りつけることで解消できます。

車が結露してしまうと、カビが発生してしまうことにもなりますのでできればそれは避けたいもの。窓に断熱を取りつけることで寒さを防ぐ効果と結露防止につながるため、冬の寒い時期に車中泊をする場合はひとまず自作で作っておくと安心です。

車中泊用の窓断熱に必要な材料

では次に、車中泊用の窓の断熱を自作するのに必要な材料をお伝えしていきます。ここでお伝えする材料は、ホームセンターや通販サイトはもちろん、100均でも手に入れることは可能です。できるだけ安く自作したい場合は100均の材料で作るといいでしょう。

車中泊用の断熱を自作するにはアルミマット

断熱、といえばアルミマットが思い浮かびますが車中泊の窓断熱にもアルミマットが使えます。アルミマットはホームセンターでも売っていますが、100均でも購入可能です。

ホームセンターでも100均でも、さまざまな種類のアルミマットが販売されていますが、効果を高めたいなら厚手のものを利用するといいでしょう。簡単に自作するのであれば、窓の大きさにカットして貼り付けるだけでもOKです。窓よりも大きめのサイズを選んで利用してください。

車中泊の断熱をよりきれいに自作するなら


アルミマットだけを使って窓の断熱を自作すると柔らかいので落ちやすかったりつけにくかったりします。ですがそんな時にプラダンをプラスして使うことでぴったりはめ込める断熱を作ることが可能です。

また、プラダン以外にもカラーボードやスタイロフォームを使う方法もあります。スタイロフォームは発泡プラスチックの断熱材です。実際の作り方については、次の項目でお伝えしていきますのでそれを見ながら自作してみてください。

車中泊の断熱にフリースを利用するとより暖かくなる

車中泊の断熱にはアルミマットでも十分なのですが、それでも冷気は侵入してきます。ですので、アルミマットの内側にフリースや毛布などを取りつけることでより断熱の効果を上げることが可能です。フリースも100均で手に入るので、それを利用して暖かい空間を作っていくといいでしょう。

車中泊用の窓断熱の作成工程

ではさっそく、車中泊用の窓断熱の作成工程を見ていくことにしましょう。ここでお伝えするDIY方法は、プラダンとスタイロフォームを使ったDIY方法と、カラーボードとアルミマットを使った自作方法の二つです。どちらも簡単に作れますので、ぜひ手作りに挑戦してみてください。

①アルミマットとプラダンで断熱を自作する方法

アルミマットとプラダンを使った車中泊断熱のDIY

この作り方で使う材料は、スタイロフォームマットとプラダン、そしてゴムシートです。どのサイズも、窓より大きめのサイズで準備するようにしましょう。プラダンを使うことによってかっちりはまる形を作り、断熱にはスタイロフォームを利用した作りになっています。作り方はとても簡単ですし、ぴったりはめられる断熱が作れるのでおすすめです。

車中泊用窓断熱の自作方法

まずは、窓の型を取るところから始めます。この方はいらなくなったカレンダーを利用して作っていますが、お家にある新聞紙でもゴミ袋でも、使いやすいものを使って作っていきましょう。

型ができたらそれに合わせてスタイロフォームとプラダンをカットし、二つを接着させます。断熱の周りにゴムシートを付けることで、ぴったり隙間なくはめ込めるものを作ることが可能です。使わないときは重ねて収納できます。

②カラーボードとアルミシートで自作

100均の材料だけで自作する車中泊用の断熱

自作の材料は、カラーボードとアルミシート、両面テープ、リメイクシートですべて100均で手に入れることができます。断熱をできるだけ安く作りたい場合は、この方法で作るといいでしょう。また、100均のアルミシートには厚み、価格のさまざまなものが販売されているため、できるだけ厚みのあるものを選ぶと効果が高まります。

車中泊用窓断熱の自作方法


こちらの作成工程は先ほどご紹介した方法と同じで、まずは窓のサイズに合わせて型を取り、カットしていきます。二種類の素材を両面テープで貼り付けたら完成です。この方はおしゃれに見えるように、さらにリメイクシートを貼り付けています。

車の窓以外の断熱も

車中泊用の車は、窓の断熱をするだけでも十分暖かくはなるのですが、それ以上に断熱をしたい場合は窓以外の断熱をする方法もあります。ここでは窓以外の断熱方法をお伝えしますので、特に寒い地域にキャンプに行く方はこちらの対策も合わせてやっておくといいでしょう。

天井の断熱を自作で行う

外の冷気は窓からだけ侵入してくるものではありません。天井からも冷気は入ってくるため、天井部分にも断熱対策をしておくと安心です。アルミマットを使う方もいますが、ツイッターにあるように断熱コートを塗る方もいます。費用や作成の時間などは材料によっても異なるので、いろいろと検討したうえで自作していくようにしましょう。

床の断熱も自作しよう!

そこまで寒くない地域であれば、窓の断熱をするだけでも十分なのですが豪雪地帯などの特別寒い地域にキャンプに行く場合は、窓の断熱だけでは寒すぎることもあります。先ほどのように天井の断熱に加え、床部分の断熱をすることでより暖かく過ごすことができるでしょう。

もし作業が大変そうだというのであれば、厚手のマットを敷くのもおすすめです。100均のジョイントマットで断熱をしている方もいます。

車中泊を暖かく過ごすためのアイテム

車中泊の窓の断熱は重要ですが、車内でより暖かく過ごすためのアイテムがあるとより快適な空間を作ることができます。ここでは車中泊の断熱以外に使えるアイテムをご紹介していきますのでこちらも参考にしてみてください。

毛布やフリースなど暖かいアイテムを取り入れて

車中泊をする場合には暖かく寝られるフリースや毛布を用意するようにしましょう。暖かい毛布だけでもいいのですが、例えば電気毛布だとさらに暖かく過ごせるので、寒がりの方は用意しておくと安心です。

また、必要な材料のところで紹介しましたが、フリースを窓に取り付けることでさらに暖かくすることができます。フリースをカーテンにするなどして、さらに暖かい空間を作っていきましょう。

湯たんぽでぬくぬく快適に

電気関係は怖くて使えないというのであれば、湯たんぽを使うのもおすすめです。お湯を入れるだけでできる昔ながらの方法で、湯たんぽは100均で購入することもできます。そのまま直接使うと熱くなってしまうので、カバーがあると安心して使うことが可能です。湯たんぽカバーも100均で購入できるので、そろえて購入するといいでしょう。

インナーで調節


外から暖かくする方法以外にも、中から暖かくする方法もあります。今はヒートテックなどインナーで暖かく過ごせるアイテムが販売されているので、そういうものも合わせて寒さ対策をしていきましょう。

インナーはもちろんですが、トップス、アウターなども暖かいものを用意して冬キャンプに備えてください。持っていくことはいくらでもできますから、後悔のないよう、準備はしっかりと行うようにしましょう。

窓断熱を自作して快適に過ごそう

自作すれば安く済む

車中泊用の窓断熱のアイテムは、その車専用のものが売っていることもあります。ですがそれを購入するとなると価格も高いですし、自分の車種に合うものが見つからない可能性もあるでしょう。

今回ご紹介してきたように、自作してしまえば安く済ませることができますし、簡単に作ることもできます。寒い冬は断熱をしないと厳しい場所もありますので、手軽に自作できる方法で、断熱を作っていきましょう。

断熱を自作して温かく過ごす

Photo byJillWellington

断熱をすることで、今まで寒くて耐えられなかった冬の車中泊も快適に過ごせるようになります。100均の材料でも自作できるので、まだ断熱対策をしていない方は早めに自作するようにしましょう。

今回ご紹介している自作アイデアは、どれも使わないときは隙間に収納ができます。場所も取りませんのでその点も安心です。材料も自由に選べるので、できるだけ暖かくしたい場合は厚みのあるもを選んで作ってください。

まとめ

断熱の自作方法を見てきましたが、思っているより簡単に作れるため、さっそく作ってみようと感じられた方も多いことでしょう。断熱にかかわらず、車中泊のアイテムは自作でできるものもたくさんあります。

自作することの良さは価格を抑えられること、そしてデザインを好みに仕上げられること、材料が選べることなどメリットも多いです。車の窓に合ったぴったりの断熱が作れるので、ぜひこの機会に断熱を自作していきましょう。

車中泊の自作が気になる方はこちらもチェック!

車中泊の自作についての記事は、他にもフィットを車中泊仕様にする方法、車中泊のカーテンや目隠しの自作方法、車中泊の換気についての記事があります。より快適な車中泊空間を作りたい方は、こちらも合わせて読んでみてください。

また、暮らし~のではキャンプやDIY記事以外にも、釣り、ガーデニングの記事などが充実しています。検索機能もありますので、気になる記事がある方は検索で探してみてください。