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【連載】ドライブで楽しむおすすめの旅 ~冬の宮城で絶景三昧~

マイカーで宮城県に出かけてみませんか?沿岸地域なら冬でも積雪が少なく、たくさんの観光スポットを巡ることが可能です。今週は冬の宮城県をドライブで巡るおすすめの観光コースをご紹介します。立ち寄るのは全部で7ヶ所の観光スポットです。どうぞご覧ください。
2022年1月7日
iiyudana

冬の宮城をドライブで観光

出典:ライター撮影

いい旅してますか?今週は宮城県の冬の魅力をドライブで満喫します。旅の舞台となるのは「七ヶ浜町」と「塩竈市」、「利府町」と「松島町」の4市町です。すべての市町は宮城県の沿岸部に位置していて、冬でも比較的温暖で積雪も少なくドライブ旅を楽しみやすい環境にあります。

ドライブ旅のスタートとなるのは仙台東部道路「仙台港北IC」です。仙台東部道路は常磐自動車道と三陸自動車道を結ぶ延長24.8キロメートルの自動車専用道路で、仙台港北ICがその道路の最終地点となっています。今回の旅ではここから沿岸部を走る道路を北上していきます。

ドライブ旅の行程をご紹介

出典:ライター撮影

今回のドライブ旅の行程をご紹介しておきましょう。まず七ヶ浜町にある絶景スポットから松島の景色を眺め、そこからお隣の塩竈市に移動して復興した魚市場を見学します。午前の部の最後は塩竈市名物の魚介グルメでランチタイムを満喫します。

午後の部はお隣の利府町に移動して穴場の絶景スポットを観光し、そこからお隣の松島町へと入って船の上から松島の絶景を堪能します。クルージングを終えた後は近くにある島に橋を使ってアクセスして見晴らし台から景色を眺めます。ドライブ旅の最後は日帰り温泉で完結です。

高台から絶景を眺めよう!

出典:ライター撮影

多聞山展望広場

まず最初に観光するのは仙台港北ICから20分ほどドライブした場所にある「多聞山」です。宮城県を代表する海沿いの観光スポットといえば「松島」ですね。波の穏やかな湾内に約260もの島々が浮かんでおり、その景観の素晴らしさから「日本三景」の一つに数えられています。

松島周辺にはこの多島海の絶景を眺められる場所がたくさんありますが、その中でも特に眺めが素晴らしいと言われているのが「松島四大観」と呼ばれるスポットです。今回立ち寄る多聞山もその四大観の一つとなっていて、四大観の中では最も近くから松島の景色を眺められます。

お堂の裏が絶景ポイント

多聞山は標高56メートルの低い山で、山頂までアクセスするには観光用の駐車場から歩いて向かいます。階段が多いので歩きやすい靴を持参したいですね。山頂には毘沙門天立像が祀られた毘沙門堂がありその裏側が眺望ポイントとなっています。

馬放島や寒風沢島、桂島などの景色が一望でき、視界を遮るものがないためさらに遠くの景色まで眺めることが可能です。雪化粧した冬の島々の景色も素敵ですね。今回は楽しむことができませんが、多聞山から見るサンライズとサンセットの景色も一見の価値があります。ぜひリピートしてみてください。

観光スポットは宮城のココ!

多聞山展望広場

  • 住所
    宮城県宮城郡七ヶ浜町代ヶ崎浜字八ヶ森
  • 電話番号
    022-357-7443
  • アクセス
    仙台東部道路「仙台港北IC」より20分

震災から復興した漁港を観光

出典:ライター撮影

塩竃市魚市場

四大観で絶景を満喫した後は今度は塩釜市に移動して漁港を観光しましょう。多聞山から15分ほどドライブした場所にある「塩竈市魚市場」へ向かいます。宮城県の沿岸部は2011年に発生した東日本大震災で大きな被害を被りました。

しかし、壊滅的な被害を乗り越えて復興が加速し塩竈市のこの漁港市場も新しいスタートを切りました。漁港市場といっても現在の新しい塩竈市魚市場は観光の魅力が満載で、建物内にはミュージアムや展望施設が整備されています。ミュージアムの主なテーマは塩釜港で水揚げされる魚介類です。

窓越しに見えるたくさんのマグロたち

塩釜港のマグロの水揚げ量は全国的にもトップクラスです。特に秋から冬の間に水揚げされるメバチマグロは絶品で、その中でも厳格な基準を満たした高品質なマグロは「三陸塩竈ひがしもの」と呼ばれてブランド化されています。冬の時期はそのブランドマグロを食せる絶好のチャンスですね。

魚市場の2階からは窓越しに競りの様子や競り落としたマグロを職員たちが箱詰めしたりする様子を見ることができます。床の上に並べられた大量のマグロは見ているだけでもワクワクしてしまいますね。見ているとすぐに食べたくなります。

観光スポットは宮城のココ!

塩竈魚市場

  • 住所
    宮城県塩竈市新浜町1-13-1
  • 電話番号
    022-364-6151
  • 営業時間
    7:00~17:00
  • アクセス
    三陸自動車道「利府塩釜IC」より15分

絶品の魚介グルメに大満足

出典:ライター撮影

塩竈まぐろ直売・食堂

午前の部の最後は塩竈自慢のマグロを食しましょう。ランチスポットとしてセレクトしたのは塩竈市魚市場から6分ほどドライブした場所にある「塩竈まぐろ直売・食堂」です。塩釜港には水揚げされるマグロの品質を見分ける「目利き」がおり、毎朝良質のマグロを競り落としていきます。

ご紹介するお店はこの目利きのいる会社が運営していて、仕入れたマグロを自社で加工して出荷しているため、良質のマグロを安価に提供できるのが特長です。高級店ではなくカジュアルな雰囲気で気軽にマグロを食べられるのがこのお店の魅力となっています。

リーズナブルな価格に感激

店内ではスタッフがマグロを調理用にカットしている様子を見ることができますが、これを見ただけでもこのお店で消費されるマグロの量を推測することができますね。マグロ専門店だけにメニューは全部がマグロですべて丼もので提供されています。

どの丼も美味しくて甲乙つけ難いものがありますが、見逃したくないのが普段のメニュー表にはない限定の特別の丼ぶりです。冬は三陸塩竈ひがしもののマグロを使った丼ぶりが食せる可能性があります。ぜひ店内の本日のおすすめコーナーを見てから注文を入れることをおすすめします。

観光スポットは宮城のココ!

塩竈まぐろ直売・食堂

  • 住所
    宮城県塩竈市海岸通4-1
  • 電話番号
    022-366-8968
  • 営業時間
    平日11:00~14:00 土日祝日11:00~15:00
  • アクセス
    三陸自動車道「利府塩釜IC」より9分

穴場の観光スポットはスリル満点

馬の背

新鮮な魚介グルメに満足した後は午後の部へと突入しましょう。最初に訪れる観光スポットは塩竈まぐろ直売・食堂から10分ほどドライブした場所にある「馬の背」です。松島の絶景スポットの一つですがが、少々わかりずらい場所にあるため比較的観光客の少ない穴場のスポットになっています。

表松島とも呼ばれる松島湾の波の穏やかな入り江にあり、桟橋のような幅の狭い陸地が海に向かってのびています。長い年月をかけて波の浸食によってつくり上げられた陸地はまるで馬の背中のようです。「天然の桟橋」という表現がぴったりですね。

安全第一で観光しよう!

馬の背には柵などはなく先端部まで歩いて行くことが可能です。立ち入り禁止にはなっていませんが道のりは険しく手すりなどもないため、この観光スポットの所在地である利府町では手前の離れた場所から馬の背を眺めるように勧めています。

手前から眺めると突き出た陸地に生える松の木々がちょうど馬のたてがみのように見えますね。馬の背という表現がまさにぴったりと当てはまります。馬の背を見るための無料駐車場があるので、マイカーはそちらにとめて観光するといいでしょう。穴場の観光スポットとしてぜひおすすめします。

観光スポットは宮城のココ!

馬の背

  • 住所
    宮城県宮城郡利府町赤沼櫃ヶ沢
  • 電話番号
    022-356-3678
  • アクセス
    三陸自動車道「松島海岸IC」より8分

船の上から絶景を楽しもう!

出典:ライター撮影

松島湾観光遊覧船

穴場の観光スポットに立ち寄った後は定番の松島湾クルーズをエンジョイしましょう。遊覧船の乗り場までは馬の背からドライブで6分ほどです。高台から見る松島も絶景ですが、遊覧船に乗るとまた違った角度から松島の景色を楽しむことができます。

遊覧船は「松島島巡り観光船」と「丸文松島汽船」、「ニュー松島観光船」の3つの会社が運航していて、どの遊覧船も同じ桟橋から乗船することが可能です。ほぼ同じコースを巡るため乗船料金はほぼ変わりませんが、季節やイベントなどによって割引などが異なる場合があります。

寒くてもデッキで景色を眺めよう!

遊覧船に乗ると松島湾に浮かぶ島々を近距離から眺めることができます。仁王島や桂島、千貫島など松島を代表する島々をほぼすべて巡ることが可能で、50分ほどのクルージングはあっという間です。

船内はエアコンが完備されていて冬でも快適ですが、デッキから眺める松島の景色は船内のそれとは比べ物にならないほど素敵でダイナミックです。ぜひ防寒対策を万全にしてデッキから絶景を撮影してみてください。冬季は普段よりも日の入りが早いため遊覧船も早めにクローズとなります。午後に乗船する場合には発着時間に注意しましょう。
 

観光スポットは宮城のココ!

松島島巡り観光船

  • 住所
    宮城県宮城郡松島町松島字町内85
  • 電話番号
    022-354-2233
  • アクセス
    三陸自動車道「松島海岸IC」より6分

朱色の橋が魅力

福浦橋

遊覧船で絶景を堪能したならそのまま歩いて次の観光スポットへ向かいましょう。遊覧船乗り場から7分ほど浜沿いを歩いていくと「福浦橋」到着します。橋の長さは252メートルでこの橋を渡ると松島海岸の東側に浮かぶ福浦島へアクセスすることが可能です。

福浦島は「宮城県立自然公園」に指定されている名所で、島にある見晴らし台からは松島の素晴らしい絶景を眺めることができます。また、橋の上からも遊覧船が行き交う景色や松島のシンボルとなっている五大堂などの景色を楽しめるので撮影スポットとしてぴったりです。

夜のライトアップも必見

この橋も東日本大震災の影響で一部が破壊されてしまいましたが、台湾の遊覧船業者の人々からの義援金を使って修復するに至りました。橋を渡るには大人200円の渡橋料がかかりますが、松島を訪れたならぜひ一度は渡りたい橋ですね。

今回の観光コースでは夕方近くにこのスポットを訪れることになりますが、冬は午後5時から橋のライトアップが見られるので、ぜひその時間までとどまって幻想的な橋の景色を楽しみましょう。桜をイメージしたピンク色や松島の松をイメージした緑色など、季節やイベントごとにライトアップの色が異なります。

観光スポットは宮城のココ!

福浦橋

  • 住所
    宮城県宮城郡松島町松島字仙随39-1
  • 電話番号
    022-354-3457
  • 営業時間
    8:30~16:30
  • アクセス
    三陸自動車道「松島海岸IC」より10分

日帰り温泉でドライブ旅の疲れを癒そう!

松島日帰り天然温泉芭蕉の湯

ドライブ旅の最後は温泉に浸かってのんびりと旅の一日を振り返りましょう。福浦橋から6分ほどドライブした場所にある「松島日帰り天然温泉芭蕉の湯」で日帰り温泉を満喫します。松島にあるいくつかの温泉ホテルでも日帰り温泉を楽しめますが、宿泊客が多い日などは日帰り温泉お断りとなる場合も多くあります。

その点芭蕉の湯は日帰り専門の温泉施設のため、いつでも遠慮なく温泉を楽しむことが可能です。広い内風呂が一つというシンプルなお風呂ですが、メタケイ酸が豊富に含まれる天然温泉を堪能することができます。

温泉に浸かりながら絶景見物

芭蕉の湯のお風呂の特徴は浴場の壁に描かれている松島の風景です。これはプロの銭湯絵師が描いた作品で、温泉に浸かりながら昼間見たばかりの多島海の絶景を思い浮かべることができます。宮城旅の一日を振り返るには最高のシチュエーションではないでしょうか。

温泉施設のフロントではフェイスタオルやバスタオルのレンタル品も用意しているため、着替えだけ持参すれば手ぶらで日帰り温泉を楽しむことができます。アメニティやドライヤーも揃っていて設備やサービス内容は文句ありません。ぜひ温泉で温まってから帰途に就きましょう。

観光スポットは宮城のココ!

松島日帰り天然温泉 芭蕉の湯

  • 住所
    宮城県宮城郡松島町松島字石田沢32-1
  • 電話番号
    022-353-8155
  • アクセス
    三陸自動車道「松島海岸IC」より4分
  • 営業時間
    10:00~20:00

冬のドライブ旅は宮城に決まり!

出典:ライター撮影

今週は冬の宮城県をドライブで巡る観光コースをご紹介しましたがいかがでしたか?寒さが厳しくなる季節となりますが、宮城県沿岸部なら冬の観光も比較的容易に楽しめるに違いありません。人も車も冬対策を万全にしてぜひ冬の宮城県を訪れてみてください。