コルサ・グラフェン2.0
グラベルキングSS
EWHR9100C24
カンパニョーロ・ゾンダC17
ロードバイクのタイヤについて
タイヤはロードバイクの乗り心地を決める重要なパーツになります。ロードバイクのタイヤは摩耗や経年劣化などで交換する必要がありますが、その時がレベルアップするチャンス。
従来はレース向けの細めのものがメインでしたが、サイクリングや通勤などでの利用者も増え、現在は太めのものが主流になりつつあります。
タイヤの種類やロードバイクとの相性
ロードバイクのホイールのリムは700c規格(直径約700mm)が主流になっています。一方、タイヤ幅については23mmから45mmまでと幅広く、フレームとの隙間や、リム幅が合えば自由に選ぶことが可能です。
ちなみにホイールのリム幅はC19なる規格が主流で、太さ25mm(25ⅽ)から28mm(28c)までの幅に対応できます。また、流行りのディスクブレーキのロードバイクは、フレームとタイヤの隙間が広くとれるため、28cに対応するものが大多数です。
28cのおすすめ点とデメリットも解説!
本記事ではこのロードバイク用の28cタイヤについて乗り心地のよさなどどのメリットを解説し、デメリットとされる重量についての評判をご紹介していきます。おすすめの28cタイヤやホイールについてもいくつかご紹介しますので、ご参考になさってください。
本記事は2021年1月5日の情報をもとにしました。28cタイヤをご購入の際は商品サイトなどで最新情報のご確認をお願いいたします。
28cのロードバイクの乗り心地は?
現在、タイムトライアルやヒルクライムなどのレースでは25cがメインで使われています。また、一般向けのロードバイクでは、さらにリム幅が太めの28cが主流になりつつあり、28cを標準装備した「エンデュランスロード」という長距離移動用ロードバイクも人気です。
28cは街乗りのクロスバイクでもメジャーな規格のため、種類も豊富でコスパがよいのもおすすめ点になります。下にはそんな28ⅽロードバイクの乗り心地についての情報をリストアップします。
1.28cのロードバイクは衝撃が少ない!
28cは他の細いロードバイク用タイヤと比べると容量が大きいので、空気圧を落とせるのが特徴になります。一般的な28cの推奨気圧は6気圧から7気圧程度で、ある程度の柔らかさがあることで路面の凹凸の影響を受けにくいのがメリットです。
2.28cのロードバイクは安定感抜群!
28cのロードバイクタイヤは25cに比べ地面との接触面が広く、グリップ力が強いのもメリットになります。これにより、横滑りや転倒などの危険を防いでくれるだけでなく、コーナリングがスムーズにできるのも28cの魅力です。
3.28cのロードバイクは悪路でも安心!
また、28cは砂利道などの悪路でも活躍します。28cは接触面積が大きいため、タイヤの一部が砂利などに乗り上げても、他の部分が地面に接地していれば安定した走行が可能です。これにより、23ⅽや25ⅽでは入れなかった裏道なども、ストレスなく楽しめるようになりました。
4.28cのロードバイクはパンクが少ない!
28cは25cと比較してトレッドの厚さなどは同じなので、釘が刺さるようなパンクに対しては同等の耐久性です。一方で、28cは空気量が多いので、乗り上げなどの衝撃によりタイヤがリムと地面に挟まれて起きる「リム打ち」というパンクに対しては、強い傾向があります。
28cの重量についての本音は?
ロードバイク用の28cは、25cと比べて3mm幅広になるため、20gから30gほど重くなる傾向です。下では28cの乗り心地がよくなった一方で、重くなったことによる影響について、本当のところどうなのかをご紹介していきます。
1.28cは速度が出しにくい!
28cは細いタイヤと比べると、少し重いため初速が出しくいというのが定評です。また、レースをされる方からは、時速40kmなどの高速域では25cとの違いが感じられるとの報告もあります。
一方、25cよりも転がり抵抗が少ないため、一度速度にのってしまえば違いが感じられないとの報告も多数です。28cはヒルクライミングやタイムトライアルなどの瞬発力や高速が必要な場面より、ロングライドや通勤などの用途に適していると言えるでしょう。
2.28cや周辺部品の軽量化が進行中!
近年の技術進歩で28cでも軽いタイヤがたくさん発売されています。300g以下のタイヤも多く、数年前の25cと重さの違いが感じられないほどです。
また28cに対応するホイールの軽量化も進んでいて、一般品に比べて300gから400gほど軽いものもあります。25cと28cの重さの違いは数10g程度なので、ホイールなどの部品でその違いを十分に吸収可能です。また、多少重くなるデメリットより、乗り心地のメリットの方が上回るとの口コミも多数あります。
ロードバイク用の28c対応タイヤ2選!
1.コルサ・グラフェン2.0
コルサ・グラフェン2.0
イタリアのロードバイクタイヤの有名ブランド・ヴィットリアから、2019年に発売された28c対応品です。中にチューブを入れて使うクリンチャータイプで、軽量でダイヤモンドより硬いとされるグラフェン2.0なる素材を使用しています。
また、ケーシング(タイヤ内側の骨格)は高密度なコットン材でできていて、しやなかで速い走りが魅力です。28cタイプは270gと軽量で、値段は8250円ほどになります。
ロングライドを快適に楽しめる!
このロードバイク用部品は、場所によってグラフェンの配合を変えているのも特徴で、他メーカー品と比べてグリップ力が高く、路面にしっかりと密着するような感覚があります。また、路面の凹凸の衝撃も少なめで、コーナリングの安定性が高いのも魅力です。
一方、転がり抵抗がやや高いとのインプレもあり、ロードバイクでのロングライドや通勤などの用途にぴったりの商品になります。
グラベルキングSS
グラベルキングSS
国内の有名な自転車タイヤブランド・パナレーサーが扱う商品です。未舗装の砂利道(グラベル)にも対応するというコンセプトの、幅広く使えるロードバイクやクロスバイク向けのタイヤになります。
「SS」とはセミスリックタイヤの略で、センターは溝が少なめのウェーブパターンで、サイドにはブロック状にしっかりと溝が切られた構造です。クリンチャータイプは28c規格のみで重さは310g、値段は4900円ほどになります。
舗装・未舗装とも走れるロードバイクタイヤ!
この28c対応品は未舗装路に入っても減速が少なく、林道などでもスリップなしで進めるのが最大の魅力です。また、転がり抵抗が低いため舗装道路での直線走行が快適で、側面の溝のグリップ力により安定したカーブ走行ができるのも安心点になります。
また、タイヤ全面の補強材のおかげで、パンクしにくいのも特徴です。通常のロードバイク向けタイヤでは走行できない場所まで行ける、と口コミでも話題になっています。
ロードバイク用の28c対応ホイール2選!
デュラエースWH-R9100-C24-CL
EWHR9100C24
ロードバイクの部品メーカーとしても人気が高い、シマノから発売されているホイールです。切削したアルミリムにカーボン繊維を貼り付けて補強したもので、剛性にも定評があります。
推奨のタイヤサイズは700x23cから28cで、値段は前後セットで145000円ほどです。重量は前後で1453gと、一般的なアルミフレームのホイール(約2000g)に比べて格段に軽く、28cの重量を吸収してくれます。
幅広く使える軽量ホイール!
このロードバイク用ホイールは軽量のため、ゼロ発進から時速30km程度までの速度の伸びがあるのが特徴です。登り道でも疲れにくので、アップダウンの多い長距離移動にも向いています。
一方で、軽量のため高速域(時速40km以上)になると慣性が働きにくいとのインプレもありました。ヒルクライムなどの競技から、ロードバイクでのツーリングや通勤まで幅広くおすすめできる28c用のホイールです。
カンパニョーロ・ゾンダC17
カンパニョーロ・ゾンダC17
1933年に創業したイタリアの自転車部品メーカー・カンパニョーロから2016年に発売されたロングセラーです。推奨のタイヤ太さは25ⅽや28cなどで、多くのプロ選手がトレーニング用として使用しているロードバイク用商品になります。
材質はアルミで強度と摩耗耐性があり、1596gと比較的軽量です。黒を基調にした渋いデザインで、値段は前後セットで58200円ほどになります。
軽量で回転がよいホイール!
このロードバイク用のホイールは28cと組み合わせた場合でも軽いため、漕ぎ出しがスムーズで、口コミではギアが2つ分以上楽になったとの報告もあるほどです。
また、ホイールの回転がよく、一度スピードにのってしまえば減速しにくいのも魅力になります。人気のホイールのため所有者も多く、困った時にはネットからの情報を得やすいのもおすすめ点です。
快適なサイクリングを満喫!
ロードバイクの28cタイヤの乗り心地を説明し、重さに関連した本音についてもご紹介しました。ロードバイクに28cを搭載すると、衝撃が少なく悪路でも安定した走りが期待できます。
一方、25cなどに比べると重いのが不利とされますが、技術進歩によるタイヤの軽量化や、軽量ホイールと組み合わせるなどにより、乗り心地を保つことが可能です。ロードバイクのタイヤ変更などの際には28cタイヤに履き替え、快適なサイクリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
28cのロードバイクタイヤが気になる方はこちらもチェック!
下にはロードバイクのサイズの見方について詳細に解説した記事をリンクしました。また、28cを含めたロードバイクのおすすめタイヤの特集や、ロードバイクのタイヤ交換方法などの記事も付記しますので、快適にロードバイクを乗るためのご参考になさってください。

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