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【連載】ドライブで楽しむおすすめの旅 ~栃木で冬ならではのお楽しみを満喫~

冬の季節の栃木県を観光してみませんか?寒さも厳しい時期ですが冬ならではの見どころがいっぱいです。今週は冬の栃木県をドライブで旅するおすすめの観光コースをご紹介します。観光するのは全部で7ヶ所の観光スポットです。どうぞご覧ください。
2021年12月18日
iiyudana
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冬の栃木をドライブで巡ろう!

いい旅してますか?今週は栃木県の冬の魅力をドライブ旅で満喫します。旅の舞台となるのは宇都宮市と壬生町、下野市の3つの市町で、厳冬期であっても雪が降り積もる日が少なく、車の冬装備をして出かければ日帰りでも十分に観光が楽しめるに違いありません。

ドライブ旅のスタートとなるのは東北自動車道「宇都宮IC」で、東京都心からも1時間30分ほどとアクセスしやすい距離にあります。また、北関東自動車道を利用することで群馬方面や茨城方面からの日帰りアクセスも可能でしょう。

ドライブ旅の行程をご紹介!

出典:ライター撮影

それでは今週のドライブ旅の行程をご紹介しましょう。まず最初は市営の動物園にアクセスしてたくさんの動物たちと触れ合い、続いて城跡に整備された公園へ移動して歴史について学んだり景色を楽しんだりします。午前の部の最後はご当地の有名なB級グルメでランチタイムを満喫します。

午後の部は隣町にある観光果樹園に移動してフルーツ狩りを体験し、観光のお土産を買うためにすぐ近くの道の駅に立ち寄ります。夕方からは綺麗なイルミネーションを鑑賞して、最後は安い入浴施設で温泉を堪能します。

動物たちに癒されよう!

出典:ライター撮影

宇都宮動物園

まず最初に観光するのは宇都宮ICから5分ほどドライブした場所にある「宇都宮動物園」です。動物園の隣には遊園地などもあり、週末や休日はファミリーやカップルで賑わいをみせます。夏場は屋外にあるプール施設もオープンするため一年を通じて楽しめますね。

動物園には90種類400点の動物たちが生活していて、散策路を歩きながら順番に動物たちを見て回ります。この動物園の特長は人と動物との距離が近いことで、キリンやゾウなど体の一部が長い動物は柵の外からでも触れることが可能です。迫力満点でなかなか見ごたえがあります。

冬でも動物たちは元気いっぱい!

暑い国に住む動物たちもたくさんいますが、寒さにも慣れていて冬でも活発に動き回っています。ライオン、ツキノワグマなどの猛獣類もいて、中には絶滅危惧種に指定されている「アムールトラ」も見ることが可能です。園内には動物用のエサが販売されていて、キリンやゾウどに直接エサを与えることができます。

体にも直接触ることができるので大人気ですね。動物園ではスタッフによる動物のガイドも行っていて、特定の動物の特性などについて説明を聞くことができます。ぜひ動物と一緒に写真撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。

観光スポットは栃木のココ!

宇都宮動物園

  • 住所
    栃木県宇都宮市上金井町552-2
  • 電話番号
    028-665-4255
  • 営業時間
    9:00~16:30
  • アクセス
    東北自動車道「宇都宮IC」より5分

昔の時代を思い出させる城跡

宇都宮城址公園

可愛い動物たちと触れ合った後は今度は宇都宮の歴史に思いを馳せてみましょう。宇都宮動物園から25分ほどドライブした場所にある「宇都宮城址公園」に移動します。この公園は宇都宮市立の都市公園の一つで、その面積は3.7ヘクタールと広大です。

宇都宮城は平安時代後期に築城されたもので、初代の城主は現在の二荒山神社の神職の長「藤原宗円」でした。時代が進み戊辰戦争が勃発した際には建物のほとんどが消失してしまいましたが、平成時代に行われた発掘作業に基づいて本丸の土塁や櫓が復元されて現在の形をとどめています。

櫓の上からの景色を眺めよう!

普段は入場ができませんが、12月と1月の第三日曜日のみ櫓の2階が一般に開放されます。階段を上ると窓から外が眺められ、宇都宮市の市街地の景色が望めます。天気に恵まれれば富士山も見えるのでぜひこの日に合わせて出かけてみたいですね。

御本丸広場の東側には「清明館」と呼ばれる建物があり、宇都宮に関する歴史や文化について学べる展示コーナーがつくられています。城址公園は無料で入園することができ駐車場も無料で利用可能です。「関東七名城」にも数えられているこの観光スポットをぜひ観光コースに組み込みましょう。

観光スポットは栃木のココ!

宇都宮城址公園

  • 住所
    栃木県宇都宮市本丸町1-3520
  • 電話番号
    028-632-2989
  • 営業時間
    9:00~19:00
  • アクセス
    東北自動車道「鹿沼IC」より20分

ご当地グルメでランチ!

出典:ライター撮影

来らっせ本店

午前の部の最後はご当地グルメでのランチです。ランチグルメは宇都宮城址公園から3分ほどドライブした場所にある「来らっせ本店」でいただきましょう。宇都宮市のご当地グルメといえば何といっても餃子ですね。

宇都宮は人口一人あたりの餃子の購入金額が全国でもトップクラスとなっている餃子王国で、宇都宮市内には餃子を扱うお店が200軒以上もあるといわれています。中国満州に駐屯していた陸軍師団が帰国の際に本場中国の餃子を持ち込んだのがルーツとされていて、現在では栃木県を代表するグルメとしてその知名度は抜群です。

冬はアツアツのご当地グルメが最高!

来らっせは宇都宮市内にある餃子取り扱い店が加盟する「宇都宮餃子会」が運営する店舗で、常設店舗と日替わり店舗、お土産店舗の3つから成り立っています。常設店舗では宇都宮餃子の有名店全5店のグルメが常時提供されています。

また、日替わり店舗では30種類の餃子を日替わりで提供していて、その日によって異なる餃子を味わうことが可能です。特に初めて宇都宮餃子を食べるという人には、定番の味が体験できる常設店舗がおすすめですね。人気の店舗のためランチ時は少々の待ち時間を確保したスケジュールで臨みましょう。

観光スポットは栃木のココ!

来らっせ本店

  • 住所
    栃木県宇都宮市馬場通り2-3-1 MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮B1F
  • 電話番号
    028-614-5388
  • アクセス
    東北自動車道「鹿沼IC」より20分
  • 営業時間
    11:00~21:00

フルーツグルメで大満足

出典:ライター撮影

みぶストロベリーファーム

ご当地グルメに舌鼓を打った後はさっぱりとしたフルーツで口直しをしましょう。宇都宮市からお隣の壬生町に移動していちご狩りを楽しみます。来らっせ本店からはドライブで30分ほどです。栃木県はいちごの生産量が全国でもトップで、県内にはいちごを栽培する農家や観光いちご園が非常にたくさんあります。

せっかく栃木県を観光するならこの名産品を食さない手はないですね。みぶストロベリーファームは高速道路のサービスエリアから利用できる大変便利な施設で、いちご狩りといちごの販売両方を手掛けています。

新品種のいちごを食べてみよう!

いちご狩りは12月からゴールでウィーク過ぎまで体験することができ、時期によって料金が異なっています。40分間の食べ放題のプランとなっているのでいちご好きにはたまりませんね。いちご狩りができる品種は「とちおとめ」と「スカイベリー」、「とちあいか」という3種類ですが、特におすすめなのが新品種となっているとちあいかです。

酸味が少なく甘いのが特徴で、とにかくたくさんのいちごを食べたいという人にはこの品種がぴったりですね。全国的にもとちあいかのいちご狩り食べ放題はめずらしいのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。

観光スポットは栃木のココ!

みぶストロベリーファーム

  • 住所
    栃木県下都賀郡壬生町国谷1870-2
  • 電話番号
    0282-28-6915
  • 営業時間
    10:00~16:00
  • アクセス
    東関東自動車道「壬生IC」より5分

栃木土産はココでゲット!

道の駅 みぶ

美味しいいちごを頬張った後は観光土産を手に入れましょう。みぶストロベリーファームから歩いて行ける場所にある「道の駅みぶ」です。この道の駅は北関東自動車道のパーキングエリアを兼ねている施設で、外部からと高速道路からの両方の利用が可能となっています。

建物内にあるのは農産物の直売所やお食事処、土産店などですね。土産店では栃木県全域の土産物や地元壬生町の土産物がたくさん並んでいて、栃木観光のお土産を購入するには最適な施設となっています。特におすすめなのが壬生町の「みぶブランド」の土産物コーナーです。

ブランドマーク入のお土産を買おう!

土産店にはみぶブランドの認定品コーナーが設けられていて、地元壬生町の資源や地域の特徴をいかした土産物が集められています。みぶブランドの商品にはすべてに認定マークがついているので、ココでしか買えない地元ならではのお土産を探したいならこのコーナーを物色するのがおすすめです。

お土産をしこたま購入した後は、土産店の隣にあるフルーツパーラーでスイーツグルメを堪能してみてはいかがでしょうか。おすすめは「西日光いろ葉栗」で、1ミリメートルという細さで絞り出されるモンブランが山盛りになって出てきます。

観光スポットは栃木のココ!

道の駅 みぶ

  • 住所
    栃木県下都賀郡壬生町国谷1870-2
  • 電話番号
    0282-82-3591
  • 営業時間
    9:00~21:00
  • アクセス
    北関東自動車道「壬生IC」より5分

冬といえばやっぱりイルミネーション

出典:ライター撮影

グリムの森

お土産探しを楽しんだなら今度はお隣の下野市に移動して冬ならではのイルミネーションを楽しみましょう。イルミネーションは道の駅から10分ほどドライブした場所にある「グリムの森」で開催されます。グリムといえばグリム童話が有名ですね。ドイツ人であったグリム兄弟がドイツ伝承の昔話を残そうとつくり上げたのがこのグリム童話でした。

グリムの森のある場所は合併をする以前は石橋町という地名でしたが、その時代に町はグリム兄弟の活躍した村と姉妹都市の関係を結び、地域創生事業としてグリムの里を整備するプロジェクトを開始しました。

無料とは思えない充実のイルミネーション

イルミネーションが行われるのはグリムの森の公園内の一帯で、噴水や広場、周辺の木々や池の周りなどさまざまな場所にイルミネーションの電球を取り付けています。園内には散策路が設けられているので、来場者はそこを歩きながらイルミネーションを鑑賞します。

グリムだけにイルミネーションは童話に登場する主人公などをモチーフにしたものもたくさんありますね。ボリュームがあってとても無料とは思えない内容になっています。無料駐車場も完備されていて至れり尽くせりです。イルミネーションの開催は毎年11月下旬から翌年の1月3日までです。

観光スポットは栃木のココ!

グリムの森

  • 住所
    栃木県下野市下古山747
  • 電話番号
    0285-53-1829
  • 営業時間
    17:00~21:00
  • アクセス
    北関東自動車道「壬生IC」より15分

温泉でドライブ旅の一日を振り返り!

下野市保健福祉センター ゆうゆう館

イルミネーションを鑑賞した後は冷えた体を温泉で温めましょう。最後に訪れるのはグリムの森から15分ほどドライブした場所にある「下野市保健福祉センターゆうゆう館」です。この施設は下野市の社会福祉協議会が管理する施設で、普段は市民の福祉や保健に関するサービスを提供しています。

このセンターの中にあるのが「天平乃湯」という入浴施設で、天然温泉の成分を含んだ人工温泉を楽しめるようになっています。源泉から湧き出る温泉ではありませんが、湯船に満たされているお湯は温泉の成分がたっぷりです。

定期的に入れ替わる人工温泉

お風呂は男女別に内風呂と露天風呂があり、ジャグジーバスやサウナ、水風呂なども備えています。人工温泉をつくり出すために温泉の素を6種類ラインアップしていて、二週間毎に温泉の種類をチェンジするためいろいろな温泉を体験することが可能です。天然温泉ではないものの温泉気分を味わうには十分でしょう。

公共施設のため入浴料が大変リーズナブルで、高校生以上は330円、小中学生は220円と格安です。この入浴料でボディソープやリンスインシャンプー、ドライヤーなどが使えるというのはお得としかいいようがありません。

観光スポットは栃木のココ!

下野市保健福祉センター ゆうゆう館

  • 住所
    栃木県下野市小金井789
  • 電話番号
    0285-43-1231
  • 営業時間
    10:00~20:30
  • アクセス
    北関東自動車道「壬生IC」より10分

冬のドライブ旅は栃木に決定!

出典:ライター撮影

今週は冬の栃木県を巡るドライブ旅をご紹介しましたがいかがでしたか?いちご狩りを体験したり、綺麗なイルミネーションを鑑賞したりと冬の栃木は楽しさいっぱいです。人も車も冬装備を整えたならぜひドライブで冬の栃木県を旅してみてください。