Picogrill398 正規販売店商品
ソロキャンでも手軽に使える焚き火台
ソロキャンはブームが到来したこともあり、今ではすっかり当たり前のアウトドアの楽しみ方の1つになりました。とはいえ、ソロキャンの場合従来のキャンプ用品だとサイズが大きすぎたりするのが難しいポイントです。
調理をするにしても1人前作るだけでよいため、スキレットや焚き火台なども自ずと小さめのサイズ・1人用の製品で何ら問題がありません。ソロキャンを検討している際に現在持っている用具が複数人用の場合、新調を検討する必要があります。
ソロキャンへピコグリルの焚き火台を検討してみよう
今回の記事では「ピコグリル」の焚き火台を紹介いたします。ソロキャンでも心強い相棒になってくれるであろう丁度いいサイズ感や使い勝手のよさを兼ね備えた焚き火台です。ピコグリルの焚き火台の特徴を紹介いたします。
また、ピコグリルの焚き火台は偽物・類似品の存在もたびたび話題になります。本記事ではそれら類似品などとの違い、本物だからこその特徴などにも注目していきましょう。なお、本記事は2021年12月14日時点の情報を基に作成されています。
ピコグリルという焚き火台について知ろう
最初に、頭に留めておきたいのが「ピコグリル」はメーカーやブランドの名前ではないというポイントです。ピコグリルは焚き火台のシリーズ名。メーカーは通称STC社、スイスの「SnowTrekker Company」が販売しています。
ピコグリルはスイス生まれの焚き火台、ということになります。元々は「ハイキングに持っていける焚き火台」というコンセプトを掲げて作られました。登場当時は革命的だったとも言われるほど革新的な商品でした。
ピコグリルの商品名のパターン
一口にピコグリルと言っても、複数のモデルが展開されています。モデルごとに商品名は異なりますが、基本的に「ピコグリル+○○(数字)」というパターンで販売中です。例えばピコグリル85や、ピコグリル760といったモデルが実在しています。
執筆時点では4種類の焚き火台が販売されており、小型のものからBBQなどにおすすめな大型モデルまで幅広く展開中です。今回は特にソロキャンにおすすめなピコグリル398に比重を置いて紹介いたします。
ピコグリルの焚き火台が持つ最大の特徴
一体なぜピコグリルの焚き火台は根強い人気を誇っているのでしょうか。偽物や類似品が市場に出回るということは、当然多くのユーザー・キャンプ好きの人たちから高い人気や評価を得ているからなはずです。実際にピコグリルの焚き火台を知れば、なぜ人気を得ているのかが分かります。
ピコグリルの焚き火台はとにかく「軽い」
ピコグリルの焚き火台における最大の特徴とも呼べるポイントが「軽さ」です。軽いことを売りにしている焚き火台は非常に数多く存在しています。しかし、ピコグリルの焚き火台はなんと約445g(ピコグリル398)です。
従来の焚き火台と比較してみてもその軽さが分かるのではないでしょうか。ソロキャンでも軽いので持ち運びがとても楽です。ちなみに、ウッドストーブであるピコグリル85の場合本体重量は僅か82gという圧倒的な軽量さを特徴としています。
収納ケースを合わせてもおよそ500gほど
ピコグリル398の本体重量がおよそ445gですが、収納ケースと合わせても重さは僅か500gほどです。圧倒的軽量っぷりが否が応でもご理解いただけるでしょう。ピコグリルの焚き火台は、軽い焚き火台を探している方に自信をもっておすすめできます。
「超・コンパクト」になるので荷物にならない
ピコグリル398は、軽いだけが特徴の焚き火台ではありません。収納する際に、ものすごくコンパクトにまとまってしまいます。そのため、全くもって荷物になりません。しかも先述した通り圧倒的に「軽い」ため、持ち運びになんら苦労しないでしょう。
収納すると厚みはおよそ1センチほどで、大きさもA4用紙よりも一回りほど大きい程度のサイズ感です。軽量かつコンパクトにまとまるというのは、ピコグリル398最大の特徴と言っていいでしょう。
ピコグリルは組み立て簡単・燃焼効率もいい
Picogrill398 正規販売店商品
ピコグリル398は、軽くてコンパクトなだけでなく、組み立ても非常に簡単です。土台のアームを展開し、火床プレートをその開いたアームに取り付けるだけで組み立て完了です。僅か2~3ステップで完結してしまうほどシンプルに組み立てができてしまいます。
ソロキャンだと、到着後の用具準備が億劫に感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ピコグリル398であればそういった方でも安心できます。
シンプルな構造なのに燃焼効率がパワフル
では、ピコグリル398の燃焼効率はどうなのでしょうか。組み立てられた状態のピコグリル398を見てみると、火床プレートが「くの字」であること、更にしっかり穴が開いており、空気の通り道が確保されていることが分かります。これらによって、非常に高い燃焼効率を実現。パワフルな燃焼効率を備えている焚き火台だと言えます。
ダッチオーブンを使う時は注意が必要かも
ピコグリル398はコンパクトです。調理などにももちろん問題なく使用できますが、ダッチオーブンなどを使う際は注意が必要です。小さめのダッチオーブンであれば問題ありませんが、サイズによってはうまく使用できないという可能性があります。
ダッチオーブンなどの器具を購入前であれば、ピコグリル398との相性・サイズ感を合わせてから選ぶようにしてください。
類似品との比較情報
ピコグリルの焚き火台は人気が非常に高いため、入手困難なことがあります。その人気からか、類似品・模倣品とも呼べる製品がさまざまなメーカーから販売されているというのも事実です。では、それら類似品とはどういった部分が異なるのでしょうか。
作りなど粗いことがある
言い方を悪くすれば「偽物」と言える類似品たちですが、比較してみると製品によっては作りの粗さが目立つケースが多いです。特にAmazonなどで見られる中華系のピコグリルの類似品たちに共通して見られる特徴だと言えます。
ピコグリルは、本来非常に使い勝手のいい焚き火台です。しかし類似品と比較してみると基本的にオリジナルよりも劣っている部分が多いので注意しましょう。可能であれば本物の購入を強くおすすめいたします。
ソロキャンパーにおすすめ
今回はピコグリルの焚き火台の中でも特に398について紹介してきました。ピコグリル398はサイズ的にはソロキャンプや少人数での焚き火台として最適です。軽量・コンパクトなので持ち運びも簡単。
類似品も多いですが、クオリティではオリジナルに敵いません。ぜひ着火の際は炭などを活用してみていただき、ソロキャンプを更に充実した格別の時間へしましょう。ピコグリルの焚き火台を使えば、今まで以上に楽しくなるかもしれません。
ピコグリルの焚き火が気になる方はこちらもチェック
本サイトには他にもキャンプに関連した記事が多数掲載されています。例えば、下記リンクではキャンプの定番・バーベキューの時に役立つ炭に関する知識を紹介。炭を上手く扱えれば、時短にもなり大活躍間違いありません。
また、炭だけでなく焚き火台について、他社製品のものを紹介・解説している記事も多数掲載中です。徹底比較特集記事もございますので、ぜひ下記のリンクからチェックしてみてください。
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