多肉植物の土の作り方を解説!
多肉植物を長く楽しんでいきたいとお考えであれば知っておきたいのが、土の作り方です。あまり大きくない多肉植物を購入しても1~2年に1回は植え替えをして育てることになりますので、どのような土が適しているのは知っておく必要があります。
今回はそんな多肉植物の土について、重要なポイントや作り方などを詳しくご紹介しました。これから育てていく方はぜひ参考にしてみてください。
多肉植物の土で重要なことは?
多肉植物は水を貯める植物
通常の観葉植物とは土の作り方が違いますが、その違いが生まれる理由は、多肉植物が水を多く貯める性質を持つためです。ふっくらと膨らんだ葉には水分を貯められるため、乾燥に強い性質を持っています。
多肉植物にもいろいろなタイプがあり、春秋時期が好きなタイプ、夏が好きなタイプ、冬に成長するタイプとそれぞれです。サボテンも仲間になりますので、同様に知っておいてください。
多肉植物の土は水はけのよさが重要
多肉植物の土で重要なことは水はけです。葉に水分を沢山蓄えますので、もし水はけの悪い土を使ってしまいますと水がありすぎる状態になってしまいます。水がありすぎると根腐れの原因となって枯れてしまうかもしれません。
一般的な観葉植物よりも乾燥した状態を好みます。目安としては3日ほどで乾く程度の水はけ具合、水やりペースで育ててください。水が多すぎてはいけないとはいえ、与えるときはたっぷりと与えるメリハリも重要です。
多肉植物の土は肥料分が少なめ
もう一つの土作りで重要な要素が、肥料分です。どれぐらいの肥料が必要かは植物によりますが、多肉植物の土の場合はほとんど肥料分がないのが特徴になります。原産地では土が乾燥気味で荒れている場合が多いためです。
しかし、肥料がまったく必要ない訳ではありません。通常の観葉植物よりは少なく管理するイメージで、緩効性肥料を最初だけ混ぜておくとよいでしょう。元肥を入れてしまえば追肥はわずかです。
手間を省きたい方は多肉植物の培養土
多肉植物の土
今回は土の作り方をご紹介していきますが、自分で作りたくない、手間を省きたい方は市販の多肉植物の土を使っても大丈夫です。ホームセンターや園芸用品店などどこでも販売されていますので、見に行ってみて下さい。
土を選ぶときは実績のあるメーカーであったり、これから育てる予定の多肉植物に合っているかをチェックします。また、肥料分がどれぐらいあるものかも見て選びましょう。
多肉植物の土の作り方
多肉植物の土作りに使う土の種類
土作りでは、大きく分けて2つの土を使います。それが基本用土と補助用土です。基本用土とは赤玉土や鹿沼土を指し、この基本用土で全体の6~7割を構成します。どちらも有機質を含まないので、清潔です。
加えて用意するのが補助用土で、こちらは腐葉土やピートモスになります。保水性や保肥性があり、基本用土では足りない部分を補助用土で補っていく形です。この二つを用意して作ってください。
市販の培養土を多肉植物の土に改良する方法
市販されている多肉植物の土を使用しても大丈夫ですが、もし観葉植物用の土を既にお持ちであれば、その土を改良して多肉植物に利用することもできます。観葉植物の土に、もう少し水はけがよくなるように土を足してください。
水はけを高めたいときは基本用土を足せばよいので、観葉植物の土3割、赤玉土を4割、水はけの改善によく使われる軽石を3割といった具合で混ぜれば適した土に仕上がります。
全て自分で土を作る時の配合目安
基本用土も補助用土もすべて自分で用意する場合の方法ですが、基本用土である赤玉土を4割、さらに鹿沼土を3割をベースにして、腐葉土3割の割合で構成するのがおすすめです。この割合で混ぜれば水はけには困りません。
もしさらに水はけを高めなければいけない場合は、基本用土の割合を1割増やしてください。腐葉土を増やしてしまうと保水性が高まってしまいますので注意しましょう。
ヤシの繊維はあり?なし?
最近は100均ショップでも多肉植物の土が販売されていますので、園芸店が近くにない方でも土を用意することができます。しかし、100均の土には原価の安い有機質が使われていることが多く、デメリットは虫や雑菌の発生しやすさです。
ヤシの実の繊維がよく入っていますが、外で育てる予定であればそちらでも構いません。もし室内で育てる予定であれば安価な有機質は少ない方がよいので、ご自分で混ぜるのがおすすめになります。
多肉植物の土で植え替え
多肉植物の植え替えは1~2年に1回
配合した土が必要になるタイミングが、植え替えの時です。多肉植物も定期的に植え替えが必要になりますが、目安としては1~2年に一度程度。春か秋の穏やかな時期に行ってください。土を混ぜるタイミングは直前で構いません。
植え替えをしないと根詰まりを起こして成長が悪くなるほか、土が古くなると水はけが悪くなり、根腐れに繋がってしまいます。一回り大きな鉢を用意して、定期的に植え替えしてください。
多肉植物の土の植え替えは乾いた状態で
植え替え時に新しい土を用意することは重要ですが、今植えられている土の状態も重要です。土が濡れた状態で植え替え作業をしてしまうと、土を崩す際に根を傷めてしまうかもしれません。土を乾燥させてから植え替え作業をしてください。
水分を含んでいる土は色が濃く、ずっしりとしています。逆に、乾いている土は白っぽくなり、とても軽いのですぐに分かるはずです。土に触れて確かめてみましょう。
鉢底に軽石と土を少し入れる
駄温鉢
植え替えをする方法ですが、まずは購入した鉢底に土を少し入れていきます。軽石を使用する場合はここで先に敷いてください。このタイミングでは、土は4分の1程度だけ入れます。
用意する植木鉢の種類ですが、一般的な植木鉢である素焼き鉢は、多肉植物に適していません。水はけがよすぎますので、おすすめは駄温鉢です。こちらは水はけが適切ですので水やりのコントロールがしやすくなります。多くの種類に適していますので検討してみてください。
苗を入れて土で埋めて植え替え完了
元の鉢から株を抜いて粗方の土を落とします。古くなっている根があればこのタイミングでカットしておいてください。用意した植木鉢に移して、植木鉢の上部から2㎝程度の高さまで土を入れたら植え替え完了です。
あとは個々の種類に応じた育て方で管理していきましょう。育て方の基本は、メリハリをつけて水やりをしていくことです。また、適切な環境で管理してください。
まとめ:多肉植物の土作りは簡単!
多肉植物の土を自分で作ろう
多肉植物の土を作る方法をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたか?水を葉に貯めますので、少し乾燥気味に管理するのが育て方のポイントです。育て方を間違えると状態が悪くなっていきますので、適切に管理してください。
また、土の作り方は基本用土と補助用土を配合するだけですので、作り方は難しくありません。基本用土を6~7割、補助用土を3~4割の割合で混ぜて作ってみてください。
多肉植物の土の作り方が気になる方はこちらもチェック!
今回は多肉植物の土の作り方についての解説をお届けしましたが、暮らしーのではこの他にも多肉植物に関する記事を多数ご紹介しています。もっと多肉植物のことが知りたい方はぜひチェックしてみて下さい。

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