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錆びたスキレットはたわしで復活!賢いお手入れ方法&洗剤を使わない理由も解説!

アウトドアだけでなく、おうちの料理にも使えるスキレット。そんなスキレットに錆びが出てしまったことはありませんか?錆びたスキレットの錆の落とし方だけでなく、使用後に洗剤を使ってはいけない理由や、シーズニングの方法もご紹介します。
2021年12月16日
monsanpoko
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スキレットに錆びが出てしまったら?

錆びが出る原因は?

出典先:pixabay.com

スキレットとは厚みのある鉄製のフライパンのことです。オーブンに入れることが可能で、ふたがあれば蒸す、燻す(いぶす)こともできます。非常に錆びやすい道具ではあるのですが、料理を作ってそのままにしていたり水分が残っていたりすると、錆びが出てしまうのです。

錆び取りの方法は?

出典先:pixabay.com

錆びを取るときのポイントは2つあります。1つ目は水分を残さないこと、2つ目は油を塗った状態で保管することです。ひんぱんに使うのであれば、内側だけ油をひいておくだけで問題ありませんが、長期間使わない場合は外側にも油を塗っておきましょう。

たわしを使う

たわしを使って洗います。錆びをおとしたところは地金の色になる場合もありますが、問題ありません。使うのは金属たわしではなく、亀の子たわしにしましょう。金属たわしだと削れ過ぎてしまい、錆びだけでなく表面の油の膜もとれてしまいます。

空だきする

先述しましたが、スキレットに水分は大敵です。そのため錆び防止のために、しっかりと加熱して水分を飛ばしましょう。強火で空だきをして表面の色が白っぽくなって手をかざして熱くなってから、側面も熱します。側面を熱するときには火傷に気を付けてください。

紙やすりで磨く

スキレットが冷めてから紙やすりで錆びを磨きましょう。使う紙やすりは100番から150番がおすすめです。いきなり細かい目の紙やすりから使うとなかなか錆びを削ることができないので、目の粗い100番から使って150番の紙やすりを使いましょう。

シーズニングをする

シーズニングとは油ならしのことです。錆びを落としたスキレットをそのままにしておくと、次に調理をしたときに焦げつきやすくなってしまいます。焦げつくと料理が失敗する上に、片付けも大変になってしまうので、きちんとシーズニングをしましょう。

赤錆の錆び取り方法は?

出典先:pixabay.com


赤錆は錆びの中でも落ちにくい部類に入ります。そんなときはまず、赤錆を焼いて炭化つまり炭にしましょう。その後粗熱がとれてから、たわしで炭化した赤錆をこすります。たわしが赤錆に届きにくい場合は紙やすりを使うのもおすすめ。

赤錆がとれたらさっと水洗いをして、水分を飛ばすために空だきをします。その後シーズニングを行ないます長期間使わない場合は粗熱がとれてから新聞紙にくるむと、錆びの原因になる余分な水分を新聞紙が吸ってくれるのでおすすめです。

シーズニングはどうやればいい?

必要な道具は?

出典先:pixabay.com

必要な道具は5つあり、たわし、油、キッチンペーパー、トングまたは菜箸、野菜くずです。さらに耐熱手袋があると火傷をする恐れが低くなります。たわしはスキレットを洗うときに使い、キッチンペーパーやトングまたは菜箸は油を広げるために使います。

シーズニングのやり方は?

出典先:pixabay.com

シーズニングの目的はスキレットの表面に油の膜を作って焦げつきを防ぐこと。初めて使うときや、錆びを落としたあとはもちろん、使い終わるたびに行なうと焦げつきにくくなります。スキレットを長持ちさせるためには、2回目以降もシーズニングをするのがおすすめです。

空だきする

まずは煙が出るまで空だきしましょう。煙が出ているかわからない場合は、先述しましたが表面が白っぽくなっているか、手をかざして熱を感じるかどうかを目安にしてください。ただし空だきしすぎると火事の原因となってしまうので、長時間熱するのは危険です。

スキレットに油を入れる、油を出す

多めの油をスキレットに入れて熱しましょう。内側全体に油が行き渡るように回します。このときスキレットの取っ手も熱くなっているので、火傷防止のためにキッチンミトンなどを使いましょう。内側全体に行き渡らせたあとの油はオイルポットや耐熱性の容器に入れてください。

再び油を入れて炒める

スキレットに新しい油を注ぎます。温かくなってから、野菜の皮などを炒めて油をなじませましょう。このときに野菜の皮などが冷たいと焦げてしまうことがあるので、常温に戻してください。焦げたものをそのまま加熱し続けると、スキレットに焦げつく場合があります。

使う前と使ったあとの手入れは?

使う前の手入れ方法は?

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新品のスキレットには錆びを防止する薬剤が塗られているので、このときは洗剤を使って洗う必要があります。洗った後は錆びが出ないように、しっかり水分を飛ばしましょう。水分を落としたあとはシーズニングを行なって、焦げを防止してください。

料理で使ったあとの手入れ方法は?

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火傷をするおそれがあるので、スキレットが完全に冷めてから汚れを拭きとります。汚れを取ったあと、たわしで水洗いしましょう。洗剤を使う必要はなく、反対に洗剤で洗うと焦げやすくなってしまいます。

水洗いが終わったら、スキレットを火にかけて水分を飛ばすのがポイント。ここで水分が残っていると錆びが出てしまいます。スキレットが乾いてからシーズニングを行ないましょう。

スキレットはどう保管すればいい?

スキレットを洗剤で洗ってはいけない?

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スキレットは鉄で出来ていて、フッ素加工をしていません。そのため焦げつきやすい道具でもあるため、油で膜を作るのですが、洗剤を使ってしまうとせっかく作った油の膜が落ちてしまうのです。もしも洗剤を使ってしまった場合は、スキレットを熱して錆び対策として水分を飛ばした上で、シーズニングをしましょう。

料理を入れたままにしない

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料理を入れたままにしておくと、酸化してしまい錆びの原因になります。スキレットには保温性があるので、料理を入れたまま温かい状態で食べたいところですが、錆びを防止するために出来るだけ別の皿に移して食事をしましょう。

シーズニングを毎回行なう

スキレットは鉄で作られているので、油がなじめばなじむほど焦げつきにくくなります。そのため使い終わるたびにシーズニングをすると、毎回焦げることなく料理を作ることが出来るのです。またシーズニングは錆び防止にもなるので、ぜひ毎回行なってください。

湿気の多い場所で保管しない

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コンロやシンクの下は湿気が多いため、錆びが出る可能性があります。そのため湿気の少ないところで保管しましょう。例えばガスの近くに立てかけて収納したり、おたまやフライ返しなどと一緒に壁かけたりすると、錆びが出にくい上におしゃれになります。

おまけ:スキレットの上手な選び方

サイズと重さに気を付ける


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スキレットはサイズが大きくなるとその分重くなるので、使う人数によってサイズを決めましょう。1人だと15cmほど、2~3人の場合は22cmくらいが扱いやすくておすすめ。また1kgくらいだと片手で扱えるので使いやすいです。

IHクッキングヒーター対応か確認する

家でIHクッキングヒーターを使用している場合は、IHクッキングヒーターに対応しているかを確認する必要があります。IHクッキングヒーターに対応していないと温度が伝わりにくかったり、反対に高温になりすぎてしまったりすることがあるので、きちんと対応しているものを選びましょう。

ふたが必要かどうか考える

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蒸し料理や燻製、無水料理を作りたい場合はふたが必要になります。そのためふたがついているかどうか確認しましょう。ふたをすると圧力がかかるので、硬いものでも調理することが出来るようになりますよ。ふたがない場合は別途に購入することも出来ます。

錆びの出たスキレットを復活させて使おう!

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スキレットは錆びが出ても落とすことが出来るので、捨てずに復活させて使いましょう。使うたびにシーズニングをすれば、錆びも怖くありません。表面に出来た油の膜をはがさないように、洗剤を使わずお湯で洗ってくださいね。

スキレットが気になる方はこちらをチェック!

どんなスキレットを使えばいいかわからない、ふたを買う以外のアイディアについて知りたい方にはこちらの記事がおすすめです。