イワタニカセットガス トーチバーナー
ユニフレーム ファイアグリル
武田コーポレーション 直火式ホットサンドメーカー
ハスクバーナ ハチェット H900
APECTY シースナイフ サバイバルナイフ
冬ソロキャンプの練習に
暮らし〜のライター「ソウカワヨウスケ」です。連載4回目は冬のソロキャンプデビューに体を慣らすため、兵庫県川西市にある「知明湖(ちみょうこ)キャンプ場」でデイキャンプをしてきました。
久しくキャンプに行っていないと、外にいるだけで疲れてしまうことから、いきなり宿泊を伴うキャンプをするのではなく、少しずつ外にいる時間を増やすようにデイキャンプに取り組んでいるところです。
これまで、ファミリーキャンプ向けのギアばかり持っていましたが、ソロキャンプに対応するための装備が変わったり、楽しみ方を増やしたりしようとすると、楽しい反面わからないことだらけだと気付かされます。
2回目のデイキャンプで買い増しが必要と感じたものと、「知明湖キャンプ場」のおすすめポイントや施設情報などをお伝えします。
知明湖キャンプ場、その魅力は芝生が綺麗なフリーサイト!
「知明湖キャンプ場」は兵庫県川西市の北部にある市営キャンプ場です。フリーサイトとなっており、美しい芝生がキャンプサイト全体に張られ、周囲の景色と合わせて美しいのが魅力。
食材(要予約)や薪などの販売もしているため、現地購入できるのも嬉しいポイントです。また、機材レンタルは2021年11月時点、テントや調理器具の貸し出しを中止しています。キャンプに必要なアイテムを準備していかなければならないことに注意が必要です。
アクセス
- 住所:兵庫県川西市黒川字落合381番地
- 問い合わせ:0120-37-2008・072-738-4696
- 予約方法:公式サイトの予約ページからのみ受付
利用料金
利用料金は2種類あり、近隣自治体(川西市・伊丹市・宝塚市・三田市・猪名川町・豊能町)に住んでいる人は日帰り・宿泊ともに大人300円、子ども(中学生以下)150円です。記載した市町村以外に住んでいる人は日帰り・宿泊ともに大人900円・子ども450円となります。
それに合わせて駐車料金として500円が必要です。今回は私と妻、娘の3人で訪れたので1,250円で丸1日楽しめました。
駐車場
駐車場は施設の中心に位置し、広くて駐車しやすいです。2カ所の駐車場があり、メインが30台・臨時駐車場が70台停められます。管理事務所から駐車場までの間もサイトが点在していることと車1台分の幅しかないため、走行には注意が必要です。
サイト
A〜Fまでフリーサイトがあります。A〜Dサイトは管理事務所周辺、水遊びできる場所が整備されているので、子どもさんを連れて行くキャンパーさんにおすすめです。E・Fサイトは駐車場から離れてしまいますが、開放感があるキャンプを楽しめます。
また、注意事項としては焚き火をする際は、芝生を保護するため、焚き火台を必ず使用してください。
炊事場
水道とかまどが整備された炊事場が4カ所あります。私は使用しませんでしたが、定期的に使われている場所は綺麗な状態です。水道は飲料水のためそのまま飲めます。(管理事務所に確認済)飲料水を持っていかなくてもいいのはメリットです。
シャワー室・トイレ
キャンプ場内のシャワー室は1カ所、トイレは2カ所です。シャワー室は6月〜10月に限られていますが、1回200円で利用可能。トイレは水洗・障がい者用トイレが整備されてます。
※注意事項
キャンプで出たゴミは原則持ち帰りです。ペット同伴での入場はできません。また、打ち上げ花火や発電機、カラオケなど騒音が伴う行為も禁止です。
実際にデイキャンプをやってみた!
フリーサイトにテントとコット、焚き火台を設営して楽しみました。私たちは平日に訪れたため、広々とサイトを利用。関西ではリピーターがたくさんいるキャンプ場として有名です。週末は早い段階からいっぱいになるため、週末に訪れたい人はキャンプの計画を立てたらすぐに予約しましょう!
フリーサイトにテントとコット、焚き火台を設置。
焚き火をしている様子。
今回はホットサンドメーカーも持参して、いろいろお惣菜を温めてキャンプの食事としました。
目前に流れる川には小魚が生息している。
今回のデイキャンプで必要と感じたアイテム
焚き火台を久しぶりに利用しました。これまでは基本的に木炭を使用して、バーベキューコンロとして使っていたため、薪の火付けから焚き火したのは初めてです。コンパクトなナイフを持っていきいましたが、太い薪に刃が立たずほんの少し削るので精一杯でした。
火付けするのにトーチバーナーを使って薪を炙ってなんとか着火。次回までに手持ちサイズの斧とフェザースティック作りや調理にも使えるシースナイフの必要性を感じました。
私が持っているアイテムのおすすめポイントと、次回キャンプへ出かけるまでに購入しようと検討しているアイテムを紹介します。
今回使用したアイテム
これまでの連載で紹介したアイテムを除いて、私が今回使用したアイテムを紹介します。トーチバーナー、焚き火台、ホットサンドメーカーのおすすめポイントや使ってきた感想などをお伝えしますので、買おうか迷っている人の参考になれば幸いです。
トーチバーナー:イワタニ
イワタニカセットガス トーチバーナー
キャンプを始めたときからずっと使っている、イワタニ「アウトドアトーチバーナー」は、強い火力で薪や木炭に着火できます。『上手に着火できないかもしれない』と想像したので、今回は持っていきましたが、正解でした。多少湿った炭や薪にも着火できますし、正しい使い方ではないかもしれませんが、肉やチーズを炙るのにも使っています。
焚き火台:ユニフレーム
ユニフレーム ファイアグリル
ユニフレーム「ファイアグリル」もキャンプを始めたときから使用しています。もう7〜8年は使い込んでいますが、まったく壊れることなく丈夫です。耐荷重も約20kgとダッチオーブンにも対応できます。コンパクトに折りたためないので、荷物のかさを気にしないオートキャンパーにおすすめです。
スペック
ユニフレーム「ファイアグリル」
- サイズ(展開時):約43×43×33cm
- サイズ(収納時):約38×38×7cm
- 本体素材:ステンレス
- 焼き網素材:鉄
- 脚素材:スチールパイプ
- 重量:約2.7kg
ホットサンドメーカー:武田コーポレーション
武田コーポレーション 直火式ホットサンドメーカー
武田コーポレーション「直火式ホットサンドメーカー」は、2枚に分割して使えるのがおすすめポイントです。ちょっとした料理やお惣菜の温め直しに最適。家庭でも活躍するので、持っていて損はありません。私は友人にも『2,000円でQOLが上がるアイテム』としてすすめているアイテムです。
スペック
武田コーポレーション「直火式ホットサンドメーカー」
- サイズ:全長35×幅15×厚み3cm
- 本体素材:アルミニウム合金
- 表面加工:フッ素樹脂塗膜加工
- 重量:約480g
検討中のアイテム
久しぶりに焚き火台を使用しました。バーベキューするために使っていたため、薪から火起こし・焚き火を楽しんだのは今回が初めてです。そこから斧とシースナイフはソロキャンプ前にそろえておくべきアイテムと認識したので、Amazonのレビューなどを参考に購入したいと感じたアイテムを紹介します。
手斧:ハスクバーナ「H900」
ハスクバーナ ハチェット H900
今回、現地で購入した薪はしっかりとした太めの薪でした。そのため、火付けに苦労し、長時間ガスバーナーで薪を炙る羽目になってしまったので購入を検討。ハスクバーナ「H900」は900gの重量と持ち運びやすいケースが特長です。
製品説明でも柄が軽量、ヘッドが重心となるため、大きなインパクトを得られると紹介されています。口コミでも使いやすさと耐久性の高さが評判です。
スペック
ハスクバーナ「H900」
- サイズ:34cm
- 重量:900g
- ヘッド重量:700g
- 材質:ガラス繊維
斧を数十本使ってきたと言う薪屋のオヤジが一番に勧めてました。確かに使いやすいです。
シースナイフ:APECTY「フルタング刃長9cm」
APECTY シースナイフ サバイバルナイフ
手斧を購入するので、ナイフは取り回しやすさを重視し、刃の長さが短いものを選びます。太い薪をバトイングするのではなく、フェザースティックを作ったり細い薪にしたりするのに使用するつもりです。また、調理にも使いやすそう・メンテナンスにそこまで気を使わなくてもよいステンレススチールと幅広く使えるこちらを購入してみます。
スペック
APECTY「フルタング刃長9cm」
- ナイフの全長:約200mm
- 刃長:約90mm
- 刃幅:約25mm
- 刃厚:約3mm
- ナイフの重量:約90g
- 総重量:約150g
バトニング、フェザースティック、料理と使用してます。
「知明湖キャンプ場」へ行ってみよう!
今回は2回目のデイキャンプとして「知明湖キャンプ場」へ出かけました。施設の概要やおすすめポイントを紹介しましたので、関西にお住まいの方はチェックしてみてください。週末は予約があっという間に埋まってしまうほどの人気キャンプ場となっていますので、早めに公式サイトから予約しておくと安心です。
また、冬のソロキャンプデビュー前にデイキャンプをしておくことで、外に長時間出ているのに慣れることと、必要なアイテムがわかってきました。ファミリーキャンプやレンタルが充実している場所では『必要ない』と判断していたものがなければ困るものと事前に認識し、そろえておくのは大切です。
これまでの連載はこちらから!
11月の1週目から冬キャンプデビューから楽しみ方、魅力までをお伝えする連載を担当させていただいています。初めて記事を読まれた方は、これまでの記事を読んでもらえると、冬キャンプデビューするまでにそろえておくべきものを素肌感覚で知ることができますので、ぜひお読みください!
【冬キャンプデビューしたい!】第1回思い立ったきっかけと道具選び
冬キャンプの魅力を伝える企画として、11月より寄稿させていただく「ソウカワヨウスケ」です。アウトドア経験はあるものの、冬キャンプは初心者。そ...
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