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【連載】ドライブで楽しむおすすめの旅 ~初冬の茨城で名所巡りを楽しもう!~

初冬の茨城県を観光してみませんか?自然に親しんだり、名物グルメに舌鼓を打ったり、綺麗な景色を眺めたりと日帰りでも楽しい時間が過ごせます。今週ご紹介するのは茨城県をドライブで巡るおすすめの観光コースです。7ヶ所の観光スポットに立ち寄ります。どうぞご覧ください。
2021年11月18日
iiyudana
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初冬の茨城をドライブで観光

出典:ライター撮影

いい旅してますか?今週は初冬の茨城県をドライブで観光します。旅の舞台となるのは茨城県行方市とかすみがうら市、土浦市でどの市も日本で第2位の面積を誇る湖「霞ヶ浦」を包含しているため、湖の魅力を思う存分堪能する環境が整っています。

ドライブ旅のスタートとなるのは常磐自動車道「土浦IC」で、霞ヶ浦周辺にある観光名所にアクセスするのに大変便利です。東京都心からも近いため日帰りであっても霞ヶ浦の魅力を存分に味わうことができるに違いありません。

ドライブ旅の行程をご紹介

ではここで今週のドライブ旅の行程をご紹介しましょう。まず行方市の名刹で遅い秋の風情を堪能し、そこから人気の道の駅に移動して観光土産をゲットします。その後はお隣のかすみがうら市に移り、市営の水族館で水の生き物たちと触れ合います。午前の部の最後は近くのレストランでランチをいただきます。

午後の部の最初はレストランの近くにある博物館にアクセスして市の歴史や文化に触れてみます。次はお隣の土浦市まで移動しますが、その途中にある茨城名物のお店でスイーツグルメを味わいます。ドライブ旅の最後は霞ヶ浦の畔にある公園でナイトイルミネーションを満喫します。

名刹はまだ秋の気配

出典:ライター撮影

西蓮寺

まず最初に観光するのは土浦北ICから45分ほどドライブした場所にある「西蓮寺」です。延暦元年に建立されたとされる歴史ある寺院で、敷地内には歴史的に貴重な文化財を多数有しています。数ある文化財の中でも特に有名なのが仁王門で、昭和25年には国の重要文化として指定されました。

室町時代末期につくられた門で、現在は1階建てとなっていますが建立された当時は三間一戸の2階建ての造りでした。歴史的な遺産を見学するのも魅力的ですが、西蓮寺には初冬の季節ならではのお楽しみがあります。それがイチョウの紅葉です。

紅葉した大イチョウの景色は圧巻

西蓮寺の敷地内には2本の大きなイチョウの木があり、11月下旬になると綺麗な黄金色の葉をまといます。このイチョウの木は西蓮寺を開いた最仙上人が手植えしたものとされていて樹齢はおよそ1,000年です。

背の高い方のイチョウの木は幹回り6メートル、高さは25メートルの大きさがあり、背の低い方のイチョウの木も幹回り8メートル、高さ20メートルの大きさがあります。紅葉の時期の大イチョウの姿は圧巻で、この綺麗な景色を楽しみに茨城県内外から大勢の観光客が訪れます。綺麗な紅葉が楽しめるのは12月上旬までです。

観光スポットは茨城のココ!

西蓮寺

  • 住所
    茨城県行方市西蓮寺504
  • 電話番号
    0299-56-0107
  • アクセス
    常磐自動車道「土浦北IC」より45分

行方グルメをお土産に!

出典:ライター撮影

道の駅たまつくり

綺麗な紅葉の景色を楽しんだ後は茨城県で人気の道の駅を訪ねてみましょう。西蓮寺からはドライブで10分ほどです。この道の駅は霞ヶ浦のすぐ近くにあり、目の前には霞ヶ浦にかかる霞ヶ浦大橋があります。敷地内にはウッドデッキが設置されていて、そこから眺める霞ヶ浦の景色はまさに絶景です。

道の駅の隣には霞ヶ浦ふれあいランドが隣接していて、ミュージアムやタワー、科学館など遊べる施設も整っています。今回のドライブ旅では霞ヶ浦ふれあいランドには寄らずに、道の駅の観光物産館「こいこい」で買い物を楽しんでみましょう。

霞ヶ浦の自然の恵みをお土産に!

道の駅のある行方市は霞ヶ浦と北浦に挟まれた肥沃な土壌が特徴で、昔から数多くの農産物が生産されてきました。こいこいはそんな地元産の農産物がたくさん並ぶ施設で、週末は開店と同時に買い物客が館内になだれ込みます。

いろいろな種類の野菜が販売されていてどれも値段がリーズナブルです。また、霞ヶ浦名物の川魚の加工品も人気で、川エビの佃煮やワカサギの佃煮など地元産の珍味が並びます。おすすめのグルメは「コイのうま煮」で、コイの身のうまさを引き出す絶妙な甘辛の味付けは一度食べたなら病みつきです。

観光スポットは茨城のココ!

道の駅たまつくり

  • 住所
    茨城県行方市玉造甲1963-5
  • 電話番号
    0299-36-2781
  • アクセス
    常磐自動車道「土浦北IC」より35分

水族館で生き物たちと触れ合おう!

出典:ライター撮影

かすみがうら市水族館

道の駅で地場野菜と名物グルメを購入したなら、今度は霞ヶ浦湖畔にある小さな水族館にアクセスしてみましょう。道の駅たまつくりから6分ほどドライブした場所にある「かすみがうら市水族館」です。赤いとんがり屋根の建物なので場所はすぐにわかりますね。

霞ヶ浦の畔に整備されている歩崎公園の中にある人気施設で、館内には霞ヶ浦と霞ヶ浦水系に生息する淡水魚を中心に約110種類、1,500匹の生き物たちが飼育されています。決して規模の大きな水族館ではありませんが、さまざまなタイプの水槽を用意して特徴的な展示を行っているのが魅力です。

週末には楽しいイベントも!

市営の水族館だけに入館料がリーズナブルで、高校生以上の大人は330円、小中学生は160円と非常にお手軽です。いくつかの水槽を組み合わせて川の上流から河口までを再現している展示コーナーや、霞ヶ浦の中をのぞいているようなフィーリングが楽しめるパノラマ水槽のコーナーなどがあり、霞ヶ浦と霞ヶ浦水系の生き物たちの多彩さがよくわかります。

週末には定期的にイベントが行われていて、生き物たちに直接触ったり、エサをやる体験ができたりと楽しい企画が盛りだくさんです。大人も十分楽しめるのでぜひ立ち寄ってみましょう。

観光スポットは茨城のココ!

かすみがうら市水族館

  • 住所
    茨城県かすみがうら市坂910-1
  • 電話番号
    029-896-0722
  • アクセス
    常磐自動車道「土浦北IC」より30分

霞ヶ浦の畔でランチ

かすみキッチン

水族館で遊んだ後はお楽しみのランチタイムといきましょう。ランチを食べるのは歩崎公園の端にある「かすみキッチン」です。水族館からは歩いて1分ほどと近場ですね。建物の1階はお土産コーナーやレンタサイクルコーナーとなっていて、レストランがあるのは建物の2階です。

ユニークなのはインテリアに廃校となった6つの小学校の備品が使われていることですね。黒板に書かれた絵やレトロな棚など懐かしさを感じさせる備品が店内には盛りだくさんです。平日は午前11時から午後3時まで、土日祝日は午前11時から午後4時まで営業しています。

時間が許せばBBQも!

地元産の食材を使ったグルメがこのレストランの自慢で、霞ヶ浦周辺で生産される多種多彩な食材が洋食グルメやイタリアングルメに調理されて出てきます。セットメニューのほかパスタやピザなどの単品メニューもラインアップされていて、お腹のすき具合によってグルメを選択できるのが魅力です。

美味しくてヘルシーなのが嬉しいですね。こちらのお店では手ぶらで楽しむBBQプランも用意していて、霞ヶ浦の綺麗な景色を眺めながら地元産食材をメインにしたBBQメニューを食すことができます。生産量日本一を誇るレンコンの味は最高です。

観光スポットは茨城のココ!

かすみキッチン

  • 住所
    茨城県かすみがうら市坂4784
  • 電話番号
    029-896-1227
  • アクセス
    常磐自動車道「土浦北IC」より30分

霞ヶ浦周辺の歴史に触れてみよう!

かすみがうら市歴史博物館

水の生き物たちと触れ合った後は今度は霞ヶ浦周辺地域の歴史に触れてみましょう。かすみがうら市水族館から2分ほどドライブした場所にある「かすみがうら市歴史博物館」です。この施設は城址ではないものの本物の城の形をしているのが特徴で、大手門をくぐると三重4階建ての櫓型の展示棟がお目見えします。

霞ヶ浦周辺地域の文化遺産を後の時代に残すことを目的に建設されているため、展示棟の中には歴史的に貴重な品々が目白押しです。博物館の建物そのものもとても素晴らしいため、茨城観光の思い出に写真を撮影する人も多くいます。

展望台からの景色もお見逃しなく!

1階から3階までが歴史的な展示物のコーナーとなっていて、霞ヶ浦周辺の地域に住む人々から寄贈された昔の農機具や漁具、生活用品など貴重な品々が展示されています。特に霞ヶ浦で漁をするために使われていた「帆引き船」の展示は興味深いですね。縮小版の帆引き船の模型なども展示されているのでぜひ楽しんでみてください。

地域の歴史に触れた後は4階にある展望台から景色を眺めてみましょう。博物館は高台につくられているため、展望台からは霞ヶ浦の景色はもちろんのこと、筑波山や遠く富士山の姿まで確認することができます。

観光スポットは茨城のココ!

かすみがうら市歴史博物館

  • 住所
    茨城県かすみがうら市坂1029
  • 電話番号
    029-896-0017
  • アクセス
    常磐自動車道「土浦北IC」より30分

茨城の名物グルメで休憩

蔵出し焼き芋かいつか かすみがうら店

歴史について学んだあとはおやつタイムとまいりましょう。休憩するのは歴史博物館から8分ほどドライブした場所にある「蔵出し焼き芋かいつか」です。茨城名物といえば干し芋が有名ですね。サツマイモをスライスして干してつくるスイーツグルメでヘルシーで栄養価も抜群です。

しかし、茨城県では焼き芋用のサツマイモも盛んに栽培されていて、一般的なサツマイモと比べて甘みが強く、ホクホク感や滑らかな舌触りが特徴となっています。蔵出し焼き芋かいつかは1975年創業のサツマイモの専門店で、かすみがうら市にあるこのお店が本店です。

グルメな焼き芋はイートインスペースで!

蔵出し焼き芋かいつかでは茨城県産のサツマイモをお店独自の製法で熟成させ、自然の甘みをより引き出すことに成功しています。一般的なお店の焼き芋とは一線を画す味わいで、焼き芋というよりもこれは完全なるスイーツグルメですね。

かすみがうら店にはイートインスペースがあり、そちらで座って焼き芋を味わうことができます。焼き芋以外にも焼き芋を使ったオリジナルスイーツやオリジナルドリンクなどを用意しているのでぜひ立ち寄って味わってみてはいかがでしょうか。もちろんお土産として購入するのもおすすめです。

観光スポットは茨城のココ!

蔵出し焼き芋かいつか かすみがうら店

  • 住所
    茨城県かすみがうら市大和田字地蔵前517
  • 電話番号
    029-879-8077
  • アクセス
    常磐自動車道「土浦北IC」より25分

綺麗なイルミネーションに感動

出典:ライター撮影

霞ヶ浦総合公園

美味しいスイーツグルメで元気になった後は本日最後の観光スポットへとドライブしましょう。次に向かうのは蔵出し焼き芋かいつかから30分ほどドライブした場所にある「霞ヶ浦総合公園」です。霞ヶ浦の畔に整備された公園施設で、水生植物園や屋外プール、ネイチャーセンターなどがあります。

この公園で楽しみたいのが夜のイルミネーションで、令和3年度の開催は12月1日から翌年の1月14日までです。約22万球ものLED電球を使って公園内を装飾していて、電球が点灯するとメルヘンチックな世界が展開されます。

オランダ風車が見どころ

イルミネーションが行われるのは公園のシンボルにもなっているオランダ風車の周辺で、霞ヶ浦や桜の花、土浦花火など地元土浦にちなんだものがテーマとなっています。可愛らしいキャラクターやトンネルなど綺麗に装飾が施された場所がたくさんありますが、最大の見どころはオランダ風車の装飾でしょう。

直径20メートルの風車の羽に装飾が施され、暗闇にそれが浮かび上がってとても綺麗です。風車の上からも景色が楽しめるので、ぜひそこから広場全体の綺麗なイルミネーションを眺めてみましょう。点灯時間は夕方5時から夜8時までです。

観光スポットは茨城のココ!

霞ヶ浦総合公園

  • 住所
    茨城県土浦市大岩田145
  • 電話番号
    029-826-4829
  • アクセス
    常磐自動車道「桜土浦IC」より15分

日帰りドライブは茨城に決まり!

出典:ライター撮影

今週は初冬の茨城県をドライブで巡る旅をご覧いただきましたがいかがでしたか?ご紹介した観光コースは東京都心からでも日帰りで十分に楽しむことが可能です。寒さもまだ本番でないこの時期こそぜひ茨城県を訪れてみてはいかがでしょうか。