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【連載】ドライブで楽しむおすすめの旅 ~栃木で紅葉の名所を巡って歩こう!~

秋の旅行は栃木県を候補に入れてみましょう。燃えるような紅葉を撮影できる魅力のスポットが目白押しです。今週は秋の栃木県をドライブで旅するおすすめの観光コースをご紹介します。紅葉のみならずグルメや温泉を満喫できる観光スポットも盛り込みました。ぜひご覧ください。
2021年11月7日
iiyudana
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秋の栃木をドライブで観光

出典:ライター撮影

いい旅してますか?今週は栃木県で素敵な秋を見つけるドライブ旅をご紹介します。旅の舞台となるのは栃木県那須塩原市と矢板市です。栃木県の山間地域を包含する2つの市は豊かな自然に恵まれており、その自然の恵みをいかした観光スポットが市内にはたくさんあります。

ドライブ旅のスタートとなるのは東北自動車道「西那須野塩原IC」です。栃木県を代表する温泉地「塩原温泉郷」にアクセスする重要ポイントにもなっていて、東京方面や東北方面からも年間を通じて多くの利用者があります。今回の旅でも終盤でその温泉地に立ち寄る予定です。

ドライブ旅の行程をご紹介

出典:ライター撮影

ここで今週のドライブ旅の行程をご紹介しましょう。まず有名な紅葉スポットにアクセスして真っ赤に色付くモミジのトンネルを撮影します。次に那須塩原市からお隣の矢板市に移動して、釣り堀でブランドマスを釣ってそれを食します。釣りをした後は山間部に移動して幻の滝を見学し、近くの観光施設でランチグルメを味わいます。

午後の部は矢板市から再び那須塩原市に入り、塩原温泉の温泉街で足湯を体験します。温まった後は塩原きっての紅葉名所にアクセスして紅葉狩りを堪能し、旅の最後は温泉街にある有名ホテルで日帰り温泉を満喫します。想像しただけでもワクワクしてきますね。

モミジのトンネルは絶好の撮影スポット

大山参道

今週のドライブ旅は西那須野塩原ICから10分ほどドライブした場所にある「大山参道」からスタートしましょう。この観光スポットがあるのは明治時代に活躍した陸軍軍人「大山巌」元帥の所有していた農場の敷地内で、彼の遺言によりこよなく愛したこの西那須野の土地に墓所が築かれました。

大正時代になって当時の宮内省の技師であった人物がここに参道をつくり、その際に沿道にたくさんのモミジやサクラの木々が交互に植栽されました。のちにサクラの木だけが枯れてしまったため伐採され、モミジの木だけがそのまま残されて今に至っています。

見頃の時期のモミジトンネルは圧巻

この参道は昭和30年に旧西那須野町に寄贈され、現在は大山公園として誰でも自由に立ち入りができるようになっています。公園内に駐車場が整備されているためマイカーで訪れてもまったく問題はありませんね。

イロハモミジはすべての木々が樹齢90年を超えているため、11月下旬の紅葉のピーク時には綺麗なモミジトンネルの景色を写真に収めることができます。約200メートルほどの距離にわたってトンネルが続いているので、ぜひカメラを向けながらのんびりと散策を楽しんでください。落葉して赤いじゅうたんが広がる景色もまた絶景です。

観光スポットは栃木のココ!

大山参道

  • 住所
    栃木県那須塩原市下永田
  • 電話番号
    0287-37-5107
  • アクセス
    東北自動車道「西那須野塩原IC」より10分

食欲の秋を満喫

金精川のます池

紅葉のアーケードを満喫した後は食欲の秋を体験しましょう。次に観光するのは大山参道から20分ほどドライブした場所にある「金精川のます池」です。金精川は山奥から湧き出る沢水が流れる小さな川で、水温が総じて低いため渓流魚の養殖に最適な環境が整っています。

この施設では「ヤシオマス」と呼ばれるニジマスの改良種を育てていて、特に厳格な基準をクリアしたマスは「プレミアムヤシオマス」として珍重されています。栃木県の認定生産者として出荷もしていますが、施設内の池で釣りをしたり、レストランで食べたりすることが可能です。

釣った魚を食べよう!

釣り池には「金精川のマス」と名付けられたブランドニジマスが放流されていて、貸し竿を使って自分の食べる分または持ち帰る分の魚を釣ることができます。魚はすべて買い取り制になっているため釣り過ぎには注意が必要ですね。

釣り上げたマスは塩焼きや唐揚げ、刺身などにして食べることができるので旅のいい思い出になるに違いありません。レストランではプレミアムヤシオマスの刺身も味わえます。めったに口にできないグルメなのでぜひ食してみることをおすすめします。食欲の秋をぜひこの釣り堀で満喫しましょう。

観光スポットは栃木のココ!

金精川のます池

  • 住所
    栃木県矢板市下伊佐野976
  • 電話番号
    0287-43-9292
  • アクセス
    東北自動車道「矢板IC」より25分

滝の絶景に癒されよう!

出典:ライター撮影

おしらじの滝

釣りとグルメを堪能した後は神秘的な滝を訪ねてみましょう。「おしらじの滝」までは金精川のます池からドライブで20分ほどです。以前は知る人ぞ知る穴場の観光スポットでしたが、神秘的な色をした滝壺の景色が話題となり、栃木県外からも多くの観光客が訪れるようになりました。

「しらじ」とは壺のことを意味していて、その滝壺は不思議なエメラルドブルーの色をしています。水量の少ない沢にある滝のため普段は滝壺に水が落ちていませんが、滝壺の水は枯れることがなく常に一定の水量をキープしています。それがまた神秘的ですね。

安全に注意しながら楽しもう!

一部の心無い人たちのマナー違反によって死亡事故が発生したため、残念ながら滝壺に近づくことができなくなってしまいました。現在は手前の観瀑台から滝を眺めるようになっていて、以前のような景色を写真に収めることはできません。

しかし、神秘的な滝の美しさはいまだ健在で、観瀑台の柵の内側からでも十分に景色を楽しむことができます。滝を見るための駐車場が整備されていますが、そこから滝まで続くアクセス路は決して良好なものではありません。観光の際には滑りにくい靴を持参するなど安全対策を万全にしましょう。

観光スポットは栃木のココ!

おしらじの滝

  • 住所
    栃木県矢板市下伊佐野
  • 電話番号
    0287-43-6211
  • アクセス
    東北自動車道「矢板北スマートIC」より35分

山のレストランでランチ

山の駅たかはら

神秘的な滝の景色に癒されたならお楽しみのランチタイムとしましょう。ランチを食べるのはおしらじの滝から来た道を2分ほど戻った場所にある「山の駅たかはら」です。矢板市から那須塩原市にかけて広がる山域は「八方ヶ原」と呼ばれていて、標高が高く登山やハイキングを楽しめる場所として知られています。

山の駅たかはらはそうした山岳レジャーの拠点として利用できる便利な施設で、地元の特産品や名産品を販売するショップや飲食が楽しめるレストランなどを備えています。クマ除けの鈴などもレンタルできるので大助かりですね。

地元産の食材が魅力

レストランではうどんやそばのメニューが充実していますが、どちらも地元矢板産の地粉が使用されています。かけうどんやかけそばといったシンプルなメニューもありますが、地場野菜の天ぷらが付いたセットメニューがおすすめですね。

もっとがっつりと食べたいなら肉料理の「ヤシオポークソテー定食」がいいでしょう。ヤシオポークは栃木県のブランド豚で、甘く感じる脂肪分とコクのある味わいが特徴となっています。肉質も柔らかく一度食べれば病みつきですね。山の駅を訪れたならぜひオーダーしてみたいグルメです。

観光スポットは栃木のココ!

山の駅 たかはら

  • 住所
    栃木県矢板市下伊佐野991-3
  • 電話番号
    0287-43-1515
  • アクセス
    東北自動車道「矢板スマートIC」より35分

足湯で気軽に名湯体験

出典:ライター撮影

湯っ歩の里

美味しいグルメでお腹を満たしたなら午後の部へと進みましょう。最初に訪れるのは道の駅たかはらから30分ほどドライブした場所にある「湯っ歩の里」です。この観光スポットは栃木県の名湯「塩原温泉」にある施設で、敷地内には全長60メートルの長い足湯用の湯船がつくられています。

池を囲むようにして湯船が設置されているため、温泉で足を温めながら外の景色を眺められるのが魅力です。日本最大級の足湯のため混雑とは無縁ですね。塩原温泉の温泉湧出量の豊富さをアピールするための施設であるため、足湯であっても源泉掛け流しの湯使いです。

飲泉所もアリ!

湯っ歩という名前の通り足湯は湯船の中を歩けるのが特徴です。湯船の底にはさまざまな形の石が埋め込まれていて、歩くと足裏に適度な刺激を感じます。温泉と石の刺激によって血行が促進されるため、徐々に体中が温まってくるのがわかりますね。

足湯は屋内のため悪天候であっても楽しむことができます。湯っ歩の里の敷地内には飲泉所があり、源泉から引き込む温泉を飲むことが可能です。使い捨ての紙コップが設置されているのでぜひ体の中から健康になってみましょう。秋には敷地内で綺麗な紅葉も楽しめるに違いありません。

観光スポットは栃木のココ!

湯っ歩の里

  • 住所
    栃木県那須塩原市塩原602-1
  • 電話番号
    0287-32-3101
  • アクセス
    東北自動車道「西那須野塩原IC」より20分

吊り橋とモミジのコラボレーション

紅の吊橋

足湯で温泉を堪能した後は再び美しい秋の紅葉を楽しみましょう。観光するのは湯っ歩の里から2分ほどドライブした場所にある「紅の吊橋」です。温泉街中心部を流れる箒川にかかる吊り橋で、橋の長さは52.5メートル、幅は1.5メートルあります。

吊り橋を渡った対岸にはモミジを中心とした広葉樹がたくさんあり、11月中旬からの見頃の時期にはそれらの木々が紅葉して素晴らしい絶景をつくりだします。まさに紅というにふさわしい景色ですね。吊り橋の周りには宿泊施設がたくさんあるため、宿泊客も歩いてこの絶景を眺めにやってきます。
 

塩原ものがたり館にも立ち寄ろう!

紅の吊橋には駐車場がないためすぐ近くにある「塩原ものがたり館」にマイカーをとめましょう。紅の吊橋で紅葉狩りを楽しんだならそのまま箒川沿いに整備された遊歩道を歩いてみてください。遊歩道は約900メートルにわたって続いていて、紅葉の景色を眺めながら散策を楽しむことができます。

紅の吊り橋は塩原ものがたり館のちょうど裏手にあるので、散策を楽しんだ後はぜひこちらの施設にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。建物内には川沿いにテラスが設けられていて、秋は清流と紅葉がコラボした絵画のような景色を堪能できます。

観光スポットは栃木のココ!

紅の吊橋

  • 住所
    栃木県那須塩原市塩原古町
  • 電話番号
    0287-32-2914
  • アクセス
    東北自動車道「西那須野塩原IC」より25分

温泉でドライブ旅の一日を振り返ろう!

出典:ライター撮影

ホテルニュー塩原

紅葉三昧を満喫した秋のドライブ旅の最後は温泉でシメましょう。温泉を満喫するのは塩原ものがたり館から2分ほどドライブした場所にある「ホテルニュー塩原」です。全国にリーズナブルな旅館やホテルを展開する大江戸温泉物語の宿泊施設で、経営が大江戸温泉物語に代わってからより温泉の魅力がアップしました。

ホテルニュー塩原は温泉街の中でも規模が大きく、温泉浴場は館内に3ヶ所もあります。自家源泉を2本所有しているため温泉の鮮度は抜群で、お風呂によって異なる泉質の温泉を体験することが可能です。日帰り温泉は夜9時まで利用できます。

ディナー付きの日帰りプランもおすすめ!

圧倒的な広さを誇る西館の大浴場を体験してみましょう。男女別の内風呂ですが湯船の広さが半端でなく、背後には大きな岩がいくつも配されていて大変ダイナミックです。人が少ない貸し切り状態の時の入浴は最高ですね。

入浴のみも可能ですが大江戸温泉物語自慢のディナーバイキングを味わって帰るのはいかがでしょうか。予約制とはなりますが日帰り温泉とディナーバイキングがセットとなった日帰りプランが用意されています。午後2時半から入館することができ、温泉入浴をゆっくりと楽しんでから90分間ディナーを味わえる贅沢なプランです。

観光スポットは栃木のココ!

ホテルニュー塩原

  • 住所
    〒329-2921
    栃木県那須塩原市塩原705
  • 電話番号
    0287-32-2611
  • 公式サイトURL
    https://newshiobara.ooedoonsen.jp/

秋は栃木に出かけよう!

出典:ライター撮影

今週はドライブで秋の栃木県を巡る旅をご紹介しましたがいかがでしたか?綺麗な紅葉を堪能したり、美味しいグルメに舌鼓を打ったり、温泉でのんびりとくつろいだりと栃木県の秋は楽しさいっぱいです。マイカーで観光スポットを巡れば、日帰りでも十分に旅を満喫することが可能です。秋の旅行はぜひ本記事を参考にして栃木県に出かけてみてはいかがでしょうか。