Colemanコンパクトスモーカー
snowpeakコンパクトスモーカー
SOTOいぶし処 スモークスターターキット
焚き火の簡単な火付けと燻製の作り方
スモークチーズやベーコンが人気の焚き火で作る燻製
キャンプやバーベキューでの楽しみは何ですか?自然を楽しむのももちろんですが、美味しい焼肉や燻製などの食の愉しさも捨てがたいという意見が多く、アウトドアでやってみたいことの上位にランクインします。
しかしバーベキューや燻製づくりだけでなく、キャンプでの明かりや暖として利用できる焚き火の付け方は意外と初心者には難易度が高いものです。
初心者でも1からわかる焚き火と吊るす燻製の作り方を解説!
キャンプで人気のスモークチーズや吊るしベーコンなどの燻製を作る方法を焚き火の上手な火の付け方から、初心者にもわかりやすく解説していきます。
薪や炭の扱いに慣れていない方でもこの記事を参考にして、本格的な薪での燻製作りにチャレンジしてみましょう!
脱初心者!焚き火の簡単な火の付け方
キャンプやバーベキューをするときに最初に困るのが、焚き火になかなか火が付かないということである方が多いです。まずはこの火の付け方からご説明します。
難しいといわれる焚き火の薪に火を付ける作業も、コツを知っておくことで格段に成功率があがります!手早く火を付けられると周りのみんなからも一目置かれることもあるでしょう。
焚き火は火付けが難しい!
焚き火で難しいのは火の火力調節よりも前にまず火が付かないというをあげる方が多いです。というのも炭や薪は火力を長時間持続させるために燃えにくくもしているため。元々ぼわっと燃えるものではないので、火が付きにくいのも当たり前といわざるを得ませんね。
しかし火付けはコツを知っておくと、この難易度の高い焚き木での火の付け方も簡単になりますよ!
焚き火の火の付け方のコツ|並べ方
焚き火の火が初心者ではなかなか付きにくいのは、木を燃やす基本的な知識不足も関係してきます。焚き火は何も考えずに木を積んでマッチを近づけてもまず火は99.9%付かないです。
マッチやライターなどで簡単に火がつけられるものから、段々と火が燃え移るようにして最終的に薪に火を付けるように並べるのがよい方法。
紙や枯れ葉が火種となるもので、小枝・中くらいの枝・太さのある薪と並べて順に燃え移るようにしていきます。
焚き火の火の付け方のコツ|着火剤
紙や枯れ葉に火を付けられても、そこから枝に火が付かないということもあります。これはその木か湿気っていたりする場合。このような状況に有効なのが着火剤を使う方法です。
着火剤はロウに可燃液体(アルコール・シンナー・灯油など)を混ぜて固形に固めたもので長時間かけて燃え続けます。マッチやライターなどよりも火がつきやすくなっているため、こちらも使ってみましょう。
焚き火の火の付け方のコツ|風の通りを意識する
いったん薪に火が付いても、そこで消えてしまう場合もあります。これは火が燃えるための空気不足が原因であることが多いです。ろうそくに火を付けてコップをかぶせると火が消えますね。燃焼には酸素が必要だからです。
焚き木にも木が密接しているとその間には酸素が供給されず火が消えてしまいます。ただ木を積み上げるのではなく、空気の通り道も意識しつつ焚き火を組んでいくと成功率があがります。
100均商品で作る!焚き火での燻製のコツ
焚き火が上手にできるようになったら、早速燻製を作っていきましょう。燻製の作り方はコツを知ればとっても簡単です。
はじめてトライする方は本格的な道具がなくてもできる100均のアイテムでやる方法からはじめるとハードルが低くおすすめでしょう。
100均のアルミ鍋で作る燻製の方法1.
準備するもの
ここで使用するのは100均のアルミ鍋2枚・丸形の網・お好みのスモークチップとざらめ砂糖です。スモークチップは100均で扱いのない場合もありますので、ホームセンターなども覗いて見るとよいでしょう。
アルミ鍋は市販の燻製鍋のように重さがなくて風で飛んでいってしまうので、重しとなるもの(水を入れて金属のマグカップなど)を使います。
100均のアルミ鍋で作る燻製の方法2.
アルミ鍋を使った燻製器のセットの仕方
まずは1枚の皿にスモークチップとザラメを目分量で入れていきます。この量はいぶす時間に左右されるので、お好みのいぶし具合によって多くしたり少なくしたりするとよいです。
ざらめ砂糖を入れるのは色を濃く付けるため。チップだけでも色は付きますのでこちらもお好みで入れたり入れなかったりはお選びください。必須というものではありません。
100均のアルミ鍋で作る燻製の方法3.
セットを焚き火台の上に置き燻製を作る
さきほども申し上げたとおり100均の使い捨てアルミ鍋はとても軽いです。重しをしておかないとちょっとした風でも飛んでいってしまいます。焚き火台に乗せたら必ず上から重いものを置いておいてください。
あとは焚き火の火が強くなりすぎないよう薪や炭の量を加減しながら、生でも食べられるもので香り付け程度であれば10分を目安に燻します。
燻製で大人気の吊るしベーコンの作り方
焚き火で吊るしベーコンの燻製を作る方法にもいろいろとあります。縦長の燻製器を使う本格的な方法もありますが、そんな道具がなくてもできるとっても簡単な方法をご存知ですか?
今回はそのやり方を解説します。文字だけではわかりにくい場合もありますので、参考になる動画をご紹介しながらご覧いただきましょう。
焚き火で吊るしベーコンの燻製作り1.
材料はスモークチップとベーコンの塊
燻製吊るしベーコンの簡単な作り方は動画を見たらすぐできるくらい簡単です。焚き火さえしっかりと燃やすことができれば、ほかに難しいことはないので燻製初めてという方でもチャレンジしやすくおすすめ!
使うのはお好みのスモークチップとベーコンの塊。ベーコンを吊るすためのフックは100均などで売られているS字カンというものを利用するとよいですよ。特別なものは必要としません。
焚き火で吊るしベーコンの燻製作り2.
燻製チップを焚き火に直接投入する
燻製は煙でいぶして綺麗な色や香りを付けた食品のことです。他の燻製の作り方では煙を充満させるために囲んだりしますが、時間をかければただ焚き火でチップを一緒に燃やすだけで美味しそうな色と香りが付くでしょう。
チップが燃え尽きてしまうと焚き木の煙しか当たりませんので、様子を見ながらチップを時々足していくのが作り方のコツです。
焚き火で吊るしベーコンの燻製作り3.
ベーコンを吊るす時間は1時間程度を目安とする
スモークするといってもあまり下から加熱しすぎるとベーコンの油が落ちて美味しくなくなってしまいます。いぶす時間は1時間程度を目安として、やりすぎないように注意してください。
ほどよい色が付いたと思ったら1時間未満でもできあがりとしてよいでしょう。いぶす温度にもよるのですが、燻製時間の目安は香り付けで10-1時間。焚き火のように火力が強めで食材に近い高温状態であれば、30-40分が目安となります。
焚き火で使える燻製器!おすすめ3選
キャンプやバーベキューで使える燻製器もいろいろありますが、紙製のものは焚き火で使おうとすると燃えてしまうので適しているものとはいえません。
ここでは焚き火でするということに重点を置いた燻製器選びについてご紹介していきましょう。
焚き火で燻製を作るのに適した燻製器1.
Colemanコンパクトスモーカー
Colemanコンパクトスモーカー
持ち手がなく丸い球体をしているのがColemanのコンパクトスモーカーの特徴です。素材は錆びずにメンテも楽なステンレス製なので、家に帰ってから洗うというキャンプの洗い場事情でも安心して使用できます。
中は網が2段ありますので、チーズなどの小さなものも下に落ちずしっかり燻製することが可能です。
焚き火で燻製を作るのに適した燻製器2.
snowpeakコンパクトスモーカー
snowpeakコンパクトスモーカー
こちらも焚き火の上に置くことができる燻製器です。横長タイプで長い物も入りますので吊るすことにこだわらなければ、ベーコンの塊をまるごと入れることもできます。
これらのタイプのよいところは、蓋がしっかりと閉まることから中の煙を無駄なく使いいぶすことが可能なところ。こちらも網が2段でたっぷり作れるサイズ。長いものでなくてももちろんスモークが可能なのでいろいろな燻製づくりが楽しめます。
焚き火で燻製を作るのに適した燻製器3.
SOTOいぶし処 スモークスターターキット
SOTOいぶし処 スモークスターターキット
先程は焚き火の上に直接ベーコンを吊るして作る燻製の作り方をご紹介しました。キャンプでは有効な方法ですが庭で作りたいという時は煙がご近所迷惑になることもありますね。
そんな時に便利なのが縦長の燻製器です。しっかりとベーコンとチップを内部に入れられるので、もくもくとした煙が外に漏れることはありません。チップやそれを入れる皿・網も付いてくるスターターセットでどうぞ。
まとめ
アウトドアの醍醐味!焚き火で作る燻製を楽しもう
いかがでしたでしょうか。今回は焚き火を調理のエネルギーとして利用する燻製のやり方をご紹介しました。
はじめての方におすすめの手軽に集められる道具を使った方法と、食べごたえのある人気の吊るしベーコンの作り方と2種類解説していますので、どちらからでもお好みのやり方をお試しください。
焚き火での燻製づくりが気になる方はこちらもチェック
今回は燻製の作り方をメインとしてご紹介してきましたが、暮らしーのではこのほかにもいろいろな燻製に役立つ記事があります。
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出典:https://photo-ac.com/