お米がふるさと納税でおすすめな3つのワケ
ふるさと納税の返礼品でお米をおすすめする理由は、まずコスパのよさがあげられます。お米は食品の中で一番消費量が高く、少しでもお得に経費を浮かせたい食品です。
次に日本全国の美味しいブランド米が手に入る点です。楽天サイトのランキングなどでいろいろなお米を比較する楽しみもあります。最後は、"定期便"を使うと新鮮なお米が送られてくることです。ふるさと納税の返礼品で悩んでいる人は、ぜひお米を検討してみてください。（この記事は2021年10月28日時点の情報です）
ふるさと納税の概要と利用方法
ふるさと納税の利用自治体は約2,000
ふるさと納税を実施している自治体は約2,000もあり、全ての自治体を網羅するのは難しいといえます。しかし還元率からお得なふるさと納税をピックアップすることは可能です。今回は、楽天などのふるさと納税の8大サイトを参考に、還元率の高さでランキング形式でご紹介します。
しかし還元率＝自分好みのお米とは限らないこともあるため、いろいろチェックしてお得かつ美味しいお米を探してください。
還元率とは？
ふるさと納税のサイトで表示される還元率とは、返礼品がもらえる寄附金額に対し、その返礼品の市場で流通している価格が何割かを示すものです。返礼品がどれくらいお得なのかを確認するランキングのことになります。
いろいろなふるさと納税のサイトからコスパのよい返礼品を探せるはずです。お米もいろいろな自治体で用意してあるので、還元率を確認してください。
自己負担額が実質2,000円に抑えられる
ふるさと納税を上手に活用することで、実質2,000円の自己負担で地域に貢献ができ、なおかつ返礼品を受け取れることが可能です。例えば、60,000円の寄付をすると58,000円が控除されるため、実質は2,000円の寄付で抑えられたことになります。
後述しますが、楽天のふるさと納税のサイトでは税金控除の手続きなどについてのシミュレーションが簡単にできるので、ぜひご利用ください。
出身地でなくても寄付できる
ふるさと納税のよいところは、出身地に関係なく好きな地域に寄付できる点です。生まれ故郷だけではなく、関心のある地域や応援したい地域などで構いません。さらに1つの自治体だけではなく、複数の自治体に寄付するのも可能です。
自分が旅行した場所や両親の出生地、友人の居住地などを選ぶ人もいるようです。ふるさと納税で自治体の特色などもチェックしているうちに、その地域に詳しくなる楽しみも生まれるかもしれません。
ふるさと納税の利用方法
ふるさと納税の利用方法は、次の4ステップとなります。まずは、年収や家族構成ごとの「寄付金控除の上限額」を調べてください。次に返礼品や応援したい地域などの、寄付する自治体を決めて楽天などの専用サイトから申し込みます。
自治体から返礼品と「寄附金受領証明書」が届くので、大切に保管してください。最後に「確定申告」または、確定申告をせずに税制優遇が受けられる「ワンストップ特例制度」の申請手続きとなります。
簡単な楽天サイトを利用する
ふるさと納税のサイトは大きなものが8つほどありますが、他の商品を購入する頻度も高いであろう楽天サイトが好評です。シミュレーターで自分が寄附できる上限が自動計算できるため、面倒な計算は要りません。
寄付上限額に合った返礼品を探す方法は、ランキングから・ROOMでユーザーおすすめから・ジャンルから探す方法があります。ふるさと納税の中でトップクラスの人気があるお米は、上位で紹介されてあるため検索も便利です。
ふるさと納税で一番お得なお米：7位～10位
第10位：特Aが11年連続の留萌産「ななつぼし」
ふるさと納税 留萌産ななつぼし
出典:楽天還元率64.2パーセントのふるさと納税のおすすめ返礼米は、寄附金額3万9千円の北海道留萌市で生産されている「ななつぼし」6キログラム（3キログラム×2）です。
ななつぼしは甘みと粘りのバランスが非常に優れており、産地の北海道の食卓では最も人気な品種です。海沿いの留萌ですが、米栽培に適した南側にある盆地の幌糠地域はお米どころといえます。ちょっと珍しい留萌産のななつぼしをお試しください。
第9位：鮮度が違う今摺米の「きたくりん」
ふるさと納税 きたくりん無洗米
出典:楽天還元率65.2パーセントのふるさと納税のおすすめ返礼米は、北海道当麻町の寄附金額1万円の「今摺米きたくりん無洗米」11キログラムです。
北海道は、美味しいお米の新品種の開発が目覚ましい地域ですが、さらに当麻町は良質な米作りのトップクラスにランキングされています。お米を低温でモミのままで貯蔵し、配送直前にモミ摺りして精米したこだわりのお米です。令和3年産の新米という点からのコスパのよいふるさと納税米といえます。
第8位：熊本県産の「無洗米ひのひかり」他
無洗米ひのひかり・特別栽培米こしひかり・森のくまさん
出典:楽天還元率65.5パーセントのふるさと納税のおすすめ返礼米は次の3銘柄です。熊本県長洲町の寄附金額1万5千円の「特別栽培米新米こしひかり」「無洗米ひのひかり」「森のくまさん」の各5キログラム合計15キログラムとなります。
新米時期の9～12月に出荷された「特別栽培米新米こしひかり」、九州地方で栽培されている人気ブランドの「ひのひかり」、熊本県のブランド米「森のくまさん」を比較するのも楽しいものがあります。
第7位：低農薬栽培の北海道の「ななつぼし」
ふるさと納税 ななつぼし
出典:楽天還元率69.5パーセントのふるさと納税のおすすめ返礼品は、寄附金額5千円の北海道北竜町産「ななつぼし」の低農薬米と発芽玄米の各3キログラムです。
北海道の冷涼な気候で栽培されたお米は低農薬米が多く、農薬アレルギーが心配な人にも比較的安心です。さらに北竜町では化学合成農薬を50パーセント以上カットしており、安心度が感じられます。発芽玄米を併用することで栄養バランスの向上も期待できることでしょう。
ふるさと納税で一番お得なお米：4位～6位
第6位：お得な令和2年産の「さがびより」
ふるさと納税 さがびより
出典:楽天還元率は69.8パーセントのふるさと納税のおすすめ返礼品は、佐賀県神埼市の寄附金額1万円の「さがびより」4.5キログラムです。令和2年産の古米ながらも、米の食味ランキングで最高評価の「特A」を9年連続した実績のある品種米という点も非常にコスパが高いといえます。
開発が10年のお米は食べ応えのある大粒で、冷めても味わいが保たれています。令和2年産ですが、お子さんがいる家庭に特におすすめのふるさと納税米です。
第5位:50年以上の栽培実績「タワラ印」
ふるさと納税 タワラ印
出典:楽天還元率70.0パーセントのふるさと納税のおすすめ返礼米は、大阪府泉佐野市の寄附金額1万円の「タワラ印」15キログラム（5キログラム×3袋）です。お得ですが、通常は寄附金額が同額で12キログラムのため、さらにコスパが高くなっています。
タワラ印のお米は、国内産をオリジナルに数種類の品種によるブレンド米「一粒のかほり」です。長年培ったプロの技術で、どんな料理にも合う美味しいふるさと納税米となっています。
第4位：九州地区で大人気の「ひのひかり」
ふるさと納税 ひのひかり
出典:楽天還元率71.8パーセントのふるさと納税のおすすめ返礼米は、熊本県御船町の寄附金額3万円の人気品種米「ひのひかり」13キログラム（6.5×2袋）です。かなり高コスパなふるさと納税といえます。
コシヒカリと黄金晴から開発されたお米は、小粒ながらもほどよい粘りのもっちりした食感で、九州地方を中心に四国や中国地方・近畿地方でも広く栽培されています。名称どおりの光のようなお米を味わってください。
ふるさと納税で一番お得なお米：トップ3
第3位：10年がかりで開発された「さがびより」
ふるさと納税 さがびより
出典:楽天還元率76.8パーセントのふるさと納税のおすすめ返礼米は、佐賀県上峰町で生産されている寄附金額1万円の人気品種米「さがびより」10キログラム（5キログラム×2袋）です。令和3年産の新米のため、コスパが非常によいふるさと納税米といえます。
10年連続特Aの評価を受けた、味わいも見た目も極上のお米です。出荷の際は玄米中のたんぱく質の量や粒の大きさ、お米の透明度などを厳選し、合格したお米だけが選別されています。
第2位：サトウのごはん「つや姫」山形県産米
還元率78.3パーセントのふるさと納税のおすすめ返礼米は、山形県庄内町で生産されている寄附金額1万6千円の人気品種米「つや姫」200グラムパックを36個分です。他のふるさと納税と比較してコスパのよいふるさと納税となります。
つや姫を、あらゆるシーンで役立つことでもおすすめの「サトウのごはん」でも味わえるのはうれしい限り。レンチンしただけとは思えないほどに炊きたての美味しさが生かされているお米です。
第1位：銀座の料亭でも愛用「福岡みやま米」
還元率99.4パーセントのふるさと納税のおすすめ返礼米は、福岡県みやま市で生産されている寄附金額2万円の「福岡みやま米」20キログラム（5キログラム×4袋）です。ふるさと納税のお米のなかで一番お得な商品になっています。
銀座の料亭やおにぎり専門店でも愛用されているお米です。お米の全国大会で3年連続金賞も受賞し、通常5キログラム4,986円で販売されている高級品の人気のコスパのよいお米となります。
ふるさと納税でのお米の申し込み時の注意点
おすすめの季節
お米をふるさと納税で選ぶときのポイントは、新米の時期に申し込むことがあげられます。お米はふるさと納税のサイトでは通年で掲載されていますが、どうせなら鮮度のよい新米を食べたいものです。
そこで収穫時期の9月から精米時期の12月頃までの「新米」を選ぶようにしましょう。申し込む時期は収穫時期の秋ではなく、予約が始まる6月～7月がベストです。それ以外の時期にお米を選ぶと、古米の令和2年産となります。
人気銘柄も確認
農水省の令和2年の統計では、日本で生産されているお米の種類は869種類もあるそうです。それだけ日本の各地域では、こだわりのお米が作られているといえるでしょう。作付け別では、1位は圧倒的にコシヒカリが4割近くを占め、続いてひとめぼれ、ヒノヒカリとなります。
歴史が古くて長らく全国第2位の作付け量があったササニシキは、1993年の大冷害で壊滅的な被害を受けたことから生産量が激減したようです。
大躍進の北海道米
かつて北海道で生産されるお米は、あまり美味しくないといわれていました。しかし1990年を境に、生産者や農業試験場のたゆまぬ努力によって「ゆめぴりか」「おぼろづき」などのヒット商品をだすようになったのです。
温暖化の影響をいう声もありますが、北海道のお米がさらに美味しく感じられるようになったのは、農業関係者の人たちの長年の苦労が結実した成果といえるでしょう。
平均的な寄附額の相場
お米は地域特性を生かして全国の自治体で栽培されており、地域や長年培ってきたブランドによって値段が変わります。ふるさと納税でも自治体の寄附額によってお得感と量が変化しますが、平均的には以下の通りです。
上位ランキングをご紹介したように、5千円代で5キログラム・1万円台で20キログラム・2万円台で30キログラムといえます。中には1万円ちょうどの寄附額で10キログラムのお米を設定している自治体も多いようです。
定期便も検討しよう
ふるさと納税のお米には、まとめて申し込むと定期的にお米を届けてくれる「定期便」もあります。
毎回送料が発生し、多くの自治体の寄附金額では【一回ごとの寄附金額×お届けする回数】以上です。1万円の寄附額で10キログラムのお米を5回にすると、1万円×5回＝5万円となります。自治体によって設定しているお届け回数やお米の量が異なるため、何回分のお米が欲しいかによって楽天の専用サイトなどを検討したほうがよさそうです。
ふるさと納税で美味しいお米を手に入れよう！
ふるさと納税のお米で一番お得な自治体は、還元率が99.4パーセントの福岡県という結果が出ています。美味しいのはもちろんですが、金額的にもかなりお得なので楽天サイトなどを確認してみてはいかがでしょうか。
2位以降の還元率も高く、ふるさと納税の返礼品で迷っている人はぜひ楽天サイトなどでお米をご検討ください。全国の自治体で栽培されているお米は地域ごとに特性が異なるため、いろいろ寄附をして味を比較してみましょう。
人気なお米の種類が気になる人はこちらをチェック！
ふるさと納税の返礼品をお米にしたときは、品種や銘柄についても確認をしておきましょう。一口にお米といえども味わいに微妙な違いがあるため、自分好みのお米をみつけると楽しいものがあります。併せてふるさと納税のお米が届いた後の保管方法についても調べておくとよいですよ。
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出典：photo-ac.com