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日本で買える、多肉植物の代表種9選!タイプや特徴別に人気の品種をご紹介!

多肉植物には種類がたくさんあり、どれがいいのか分からないという方も多いことでしょう。今回はそんな方に、日本で買える多肉植物の代表種をご紹介していきます。代表種の簡単な育て方なども一緒にお伝えしていきますので、ぜひお迎えしたい種類を見つけてください。
2021年10月21日
大石ゆう
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目次

日本で買える多肉植物の代表種!

SNSなどでもよく見かけるようになった多肉植物。実際にSNSなどで見ていると、欲しくなる方も多いことでしょう。ですが、園芸自体やったことがなく、多肉植物を全く知らないため何を選べばいいのか分からない方が多いのではないでしょうか?

今回は日本で買える多肉植物の代表種をお伝えしていきます。どの多肉植物にしようか迷っていた方はぜひ、参考にしてみてください。

多肉植物は種類が豊富

Photo byKarinKarin

多肉植物と一言で言っても種類は何千とあり、また、似たような種類もたくさんあるためどれがいいのか分からないという方も多いです。多肉植物によって人気の代表種があるので、代表種から挑戦してみるのがいいでしょう。

多肉植物の生育タイプ別に代表種をご紹介していきます。最近では100均などでも購入できる種類もありますので、手軽に挑戦できるでしょう。代表種ということも手に入りやすさでは大切ですが、やはり自分の好みのものを見つけていくといいですね。

多肉植物の生育タイプ別による育て方

ではまず、多肉植物の生育タイプ別による育てる方法を始めにお伝えしていきます。多肉植物を始めて購入したいと考えている方は、全くどのように育てるかもわからないという方が多いことでしょう。

多肉植物は生育している地域が異なり、種類によって生育する季節が異なってきます。同じ生育タイプは基本的に同じような育て方になるので、この点を把握しておけば簡単に多肉植物の代表種が育てられるでしょう。

春秋型

Photo byscottwebb

多肉植物の生育タイプ、春秋型は型の名前の通り春と秋に生育する種類となります。夏と冬はそれぞれ生育が緩やかになる、もしくは休眠するため水やりの頻度は減らしていきましょう。

基本的に明るい場所で管理し、春や秋は土が乾いた時点で水やりを行ってください。夏や梅雨時期などは根っこが腐りやすくなりますので、その点を気を付けて管理していくといいでしょう。冬に関しても、水やりは極力行わなくて大丈夫です。

夏型

Photo byFoto-Rabe

夏型品種の性質は、夏時期に生育が旺盛になり、春と秋は緩やかに、冬は休眠するタイプになります。この種類ももちろん、太陽の光が大好きです。日の当たる場所で育ててあげるようにしてください。

夏場や春、秋は土が乾いたら水やりをするのですが、夏は湿気がある季節でもありますので、蒸れないよう風通しがいい場所に置くことをおすすめします。冬は休眠期になりますので、水やりをしすぎないように管理していきましょう。

冬型

冬型は、夏と反対で夏に休眠、冬に生育。春と秋には成長が緩やかになります。とはいえ、5度以下の寒さには弱い種類も多くありますので、寒い日はできるだけ室内に取り込んであげるといいでしょう。

水やりは土が乾いたらが基本ですが、冬は暖かい午前中にあげるようにすることをおすすめします。春秋、夏、冬型とありましたが、さらに種類によっても生育方法は異なってきますので、お迎えした多肉植物の種類によって管理方法を変えていくようにしてください。

多肉植物の代表種:春秋型3選

ではさっそく、多肉植物の代表種をお伝えしていきます。まず初めにお伝えするのは、春秋型の三種類です。多肉植物には先ほどの型の中にもたくさんの種類があり、それが属名で分かれています。

今回は春秋型の中でも代表種であるハルオチア属、セダム属、エケベリア属の種類をご紹介していきましょう。それぞれの属でもさらに人気の代表種をお伝えしていきますので、ぜひ気に入った多肉植物を見つけてください。

①ハルオチア属

多肉植物の代表種、ハルオチア属は南アフリカが原産地です。アロエに近い種類ではありますがアロエほど大きくならず、小さく楽しめる多肉植物でもあります。さらに葉が固い種類と柔らかい種類の二つがあり、どちらもロゼット型です。

ハルオチア属代表種のオブツーサは葉っぱが独特な種類

始めにご紹介する多肉植物の代表種はオブツーザという種類。写真を見ると分かるのですが葉の先が独特で、透明できれいなタイプの種類です。透明のところは「窓」と呼ばれており、ここで光合成が行われます。

10~15cmほどのサイズで、2~6月ごろに小さな花を咲かせてくれるでしょう。ハルオチアの中でも育てやすい種類でもありますし、日本でも手に入れやすい種類となっています。

葉の固いハルオチア属の代表種は十二の巻

ハルオチア属の中でも葉の固い種類の代表種、「十二の巻」をご紹介しましょう。面白い名前の付いた種類ですが、写真を見ると分かる通り、硬いとげとげした葉っぱには白の線が縞々に入っています。

十二の巻は乾燥を好む種類ですので、蒸れやすい夏場は風通しのいい場所で育ててあげましょう。また直射日光も得意ではないので、室内か、優しい光が届くところで管理するようにしてください。

②セダム属


次にご紹介する代表種はセダム属です。セダム、という名前は、園芸をされている方は聞いたことがあるかもしれません。セダム属は園芸店の多肉植物コーナーだけでなく、花壇苗のコーナーでも取り扱われていることもあります。

セダム属の人気代表種はかわいらしい虹の玉

先の丸い玉が魅力の虹の玉をご紹介しましょう。こちらは100均ダイソーでも販売されていることもあり、手に入りやすい種類となっています。また育てやすい種類でもありますので、初心者の方にもおすすめです。

秋になると木の葉っぱのように赤く紅葉し、それも魅力的な多肉植物となっています。大きく育てていくと、6~9月ごろに黄色い花を咲かせてくれるかもしれません。

庭でも育つセダムの代表種はアクレエレガンス

セダムにはグランドカバーとして利用できる種類も多くそろっており、園芸店でも見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。グランドカバーができるほど、管理も簡単ですので初心者の方にも人気の種類です。

水はけのいい用土で、風通しのよく日当たりのいい場所で育ててあげるといいえしょう。また、秋になると紅葉も楽しめる種類となっています。

③エケベリア属

春秋型の代表種であるエケベリア属も、名前を聞いたことがある方もいるかもしれません。この種類の性質は、ロゼット型の葉と、紅葉が楽しめることです。ずっと緑色をした種類もありますが、紅葉を楽しめるというのも魅力の一つとなっています。

エケベリア属の代表種オウンスローの性質とは

エケベリア属の代表種、オウンスローは日当たりを好む種類ですので、明るい日当たりのいい場所で育ててあげるようにしてください。また、蒸れるのを嫌いますので風通しのいいところで管理しましょう。

株分け、葉挿しで増やしていくこともできますので、たくさんの種類を増やしたいという方にもおすすめです。秋にはきれいな紅葉を見せてくれますので、年間を通して楽しめるでしょう。

きれいな独特な葉色の代表種アフターグロウ

葉色が紫、縁がピンクの美しい代表種、アフターグロウ。こちらも日本で手に入りやすい種類となっています。割と大き目のサイズ感で、多肉植物の寄せ植えではメインとして使える代表種です。

紅葉時期には葉っぱが赤く染まっていきます。なんといっても葉の色が魅力的な種類ですので、葉色に目を引かれた方はぜひ、アフターグロウをお迎えください。

多肉植物の代表種:夏型3選

では次に多肉植物の夏型の代表種をご紹介しましょう。夏型でご紹介する代表種はクラッスラ属、カランコエ属、アガベ属です。どの種類も夏型ではありますので、夏に強くはなりますが、やはり多湿には弱いですので風通しのいい場所で管理してあげるようにしてください。

①クラッスラ属

夏型の多肉植物の代表種に、クラッスラ属があります。クラッスラ属は夏型以外にも春型もありますが、ここでは夏型のクラッスラ属代表種をご紹介していきましょう。春から秋の生育旺盛な時期は、日当たり、風通し共にいい場所で管理してください。

聞いたことのある金のなる木は多肉植物の代表種

金のなる木、という植物は聞いたことがあるという方も多いことでしょう。実は金のなる木は多肉植物の夏型の一種で、まん丸の葉っぱが魅力的な種類となっています。

幸運を招くという花言葉を持っているため、自分のために購入するのはもちろん、贈り物としても喜ばれるでしょう。育てるのも簡単なので、初めて多肉植物に挑戦するという方にも人気です。

クラッスラ属の代表種神刀は刀のような葉っぱが独特な種類

夏型クラッスラの代表種に神刀という種類があります。写真を見ると分かる通り、刀のような形をした葉っぱが特徴の多肉植物です。この種類も日当たりのいい場所で、かつ、風通しのいいところで管理してあげるようにしてください。

とはいえ、直射日光には弱いので、カーテンなどの優しい日の光が入る場所で育ててあげるといいでしょう。冬は休眠期に入りますので、水やりはしすぎないように注意してください。

②カランコエ属


次の夏型代表種はカランコエ属です。この代表種は鉢花でも流通があり、花の形や色などもさまざまな種類があります。カランコエ属の背丈は5cmほどから3mほどの大きさになるものもあり、育て方も簡単なので初心者でも育てやすい種類です。

カランコエ属の代表種サニーデイの性質とは

夏型の性質をもつ、カランコエ属の代表種、サニーデイは写真を見ても分かるように、豪華な花が咲く品種となります。基本的に、日当たりのいい場所で管理し、夏は半日陰で育てるといいでしょう。

多肉植物は主に葉っぱを楽しませる方も多いですが、この代表種はたくさんの花を咲かせてくれる種類なので、お花も楽しみたいという方におすすめの種類となっています。

代表種コダカラベンケイソウは縁起がいい

子孫繁栄を願う方にも人気の品種、コダカラベンケイソウは、写真のように葉っぱの間から子株がたくさん出ているのが分かります。日当たりのいい場所を好み、多湿を嫌いますので風通しのいい場所で育ててあげましょう。冬の霜には弱い種類ですので、寒い時期には室内に取り込んで育てていくようにしてください。

③アガベ属

最後にご紹介するのは夏型の性質をもった多肉植物の代表種、アガベ属という種類です。アガベ属はとげとげした葉っぱが特徴的な種類となっています。アガベ属の種類は、花を咲かせるまでに30年以上かかるというものもあり、それが魅力的でもある多肉植物です。

多肉植物夏型の性質をもった代表種ナンバーワン

多肉植物、夏型アガベ属の代表種、ナンバーワン。ナンバーワンという名前の通り、アガベ属の中でも人気の代表種となっています。すくすくと育っていき、大きくなると60cmほどにもなるようです。

根っこが大きく張っていきますので、大きめの鉢で育てていくといいでしょう。アガベの代表ともいえる「ナンバーワン」気になった方はぜひチェックしてみてください。

幸運の花を咲かせるアガベの雷神

アガベ属の雷神という種類は、実は幸運の花を咲かせるといわれて親しまれている種類でもあります。乾燥に強く、育てやすい性質を持っているので、初心者の方にも簡単に育てられる種類です。

雷神の花はとても貴重で、数十年に一度しか咲かず、花を咲かせると株は枯れてしまいます。花の茎を三回こすりながら願いを掛けると願いが叶うとも言われており、大変人気です。

多肉植物の代表種:冬型3選

では、多肉植物の冬型代表種を見ていきましょう。冬型は冬に生育する性質を持っているとはいえ、やはり霜の降りる寒さでは枯れてしまう種類もあります。ここでは代表種であるアエオニウム属、コノフィツム属、リトープス属をご紹介していきましょう。葉っぱも独特な種類もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

①アエオニウム属

多肉植物冬型の代表種、アエオニウム属は花色が鮮やかな種類が多くそろっています。他の種類は冬に休眠期を迎えるのに対し、冬型アエオニウム属は夏に休眠期を迎えるため、他の生育期の育てる方法とは異なりますので、その点は注意して育てるようにしてください。

多肉植物の代表種黒法師はかっこいい

黒い葉色がかっこいい種類、多肉植物の代表種、黒法師です。夏以外の季節は日当たりのいい明るい場所で管理してあげるといいでしょう。また、夏は半日陰で育てるのがおすすめです。

この代表種は茎が伸び、その上に写真のお花のような黒い葉っぱが咲いているような感じで成長していきます。夏に休眠期を迎え、葉が落ちていきますが、枯れているわけではないので心配はありません。かっこいいフォルムの多肉植物なので、男性の方にもおすすめです。

可愛い名前の代表種レモネード

多肉植物は種類も豊富だということもあり、名前のバリエーションもさまざまです。アエオニウム属の代表、明るい緑色の葉っぱが特徴の多肉植物はレモネードと呼ばれています。

冬にも割と強い性質を持っており、冬の霜が降りているときでも耐えてくれるでしょう。多湿に弱い種類ではありますので、夏場は特に多湿に注意し、風通しのいい場所で管理してあげてください。こちらも夏になると下葉を落としますが、問題ありません。

②コノフィツム属

次の冬型の多肉植物代表種はコノフィツム属です。コノフィツム属の一つ一つの葉っぱが育ち、その葉っぱの形はさまざま種類があります。葉の色も種類が多く、コノフィツム属は昆虫にもある、脱皮をする珍しい多肉植物です。


冬型多肉植物の代表種花園はぷっくり葉っぱが特徴

足袋型と呼ばれる葉っぱの種類で、その名の通り足袋の形をした多肉植物の種類です。一つの葉っぱは4cm程度まで大きくなり、写真のようなかわいらしいお花を咲かせます。

夏が始まる前に脱皮が始まり、新しい葉っぱが出てくるのでそういった変化も楽しめるでしょう。育てる方法に関しては、夏に休眠期に入りますのでその時期は半日陰で育ててあげるようにしてください。また、どの多肉植物とも同じですが水のやりすぎには注意しましょう。

丸い玉が特徴の代表種はブルゲリ

つやつやとした丸い葉っぱが特徴的な、冬型の代表種はコノフィツムブルゲリです。まるで宝石が飾ってあるような葉っぱで、季節が来ると花も咲きます。

群生していくので株分けで増やしたり、花が咲いて種ができればそれを植えてさらにブルゲリを増やすことも可能です。キラキラと輝くかわいらしい葉っぱなので、とても人気のある種類となっています。

③リトープス属

南アフリカに生息している多肉植物であるリトープス属も代表種の一つ。リトープス属の葉っぱはとても独特で、岩のような面白い見た目をしているためそれを好んで育てている方も多いです。リトープス属には冬型のほかに、春秋型もあります。

多肉植物の代表種リトープス福来玉はいかが

冬型多肉植物の代表種、リトープス福来玉。なんとも縁起のいい名前の種類ですが、こちらも独特な葉っぱを持つ種類となっています。育てる方法はやはり、日当たりよく風通しのいい場所がおすすめです。

秋あたりに花を咲かせると、古い葉っぱを破って新しい新芽が出てきます。まるで脱皮のように新しい新芽が出ると、夏には休眠期を迎えるというちょっと変わった多肉植物です。

リトープス日輪玉はブラウン色の葉っぱ

リトープス属の中でも丈夫な種類に入る代表種、日輪玉です。茶色の葉っぱと網目模様が特徴的で、1つの葉っぱは7cmほどの大きさになります。真ん中から花を咲かせ、花色は黄色です。

こちらも脱皮をする種類で、葉っぱがぱっくりと剥けていき、下に新しい葉っぱが出てきます。柔らかな日差しを好む多肉植物ですので、レースカーテン越しで育てるなど、柔らかい日差しの下で育ててあげてください。

まとめ

Photo byFree-Photos

今回は日本で買える多肉植物の代表種をたくさんご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。生育期の違い、属の違いでさまざまな多肉植物があり、どれをお迎えしようか迷ってしまう方も多かったことでしょう。

多肉植物は育てる楽しさ、見る楽しさ、寄せ植えを楽しんだりといろいろな楽しみ方ができます。葉っぱではありますが、色もさまざま、形も種類があるので、自分好みのものを見つけてください。

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