園芸用鉢底ネット|ロール 30×50cm
花ごころ|多肉植物・ミニ観葉の土 1L
花ごころ|きれいな鉢底石 6L
PC|土入れ 3ツ組 グリーン
「多肉植物の寄せ植えは難しそう」? いいえ、やり方とコツさえ分かれば簡単なんです!
多肉植物の寄せ植え、とってもおしゃれですよね! お部屋に緑があると潤った気持ちになれますし、リラックスしますよね。なかでも多肉植物は都会的なイメージもあり、近年人気を伸ばしています。
実は、この寄せ植え、誰でもかんたんに自分で作ることができるんです。 「なんだか難しそう……」「普段植物の世話はしないし……」そう思っていませんでしたか? 今回は、はじめての方でもかんたんにできる、おしゃれな寄せ植えの作り方をご紹介します!
寄せ植えに使いたい多肉植物を選ぼう
まず、あなたは多肉植物をすでに育てていますか? 多肉植物をまだ育てていない人は、寄せ植えに使いたい多肉植物をゲットするところからはじめましょう。最近では、なんと100円ショップでも購入可能です。 すでに多肉植物を育てている人は、寄せ植えに使いたい種類を選別しましょう!
どんな寄せ植えを作りたい? 完成したときのイメージを持つのがコツ
多肉植物を選ぶときは、寄せ植えの完成時のイメージを持つことが大事です。 似た種類の多肉植物だけで作りたいのか、ツタ状に垂れ下がるものを取り入れたいのか……。 多肉植物同士の色味や、大小のバランスも考えましょう。 色あざやかに作りたいときは、紅葉する多肉植物を取り入れるのがおすすめ。 多肉植物の中には、秋が深まると葉先や全体が赤く紅葉する品種があります。
どれくらい赤くなるのかもさまざまですし、なかには紫色に紅葉するものもあるので、ぜひ色々な商品を見比べてみてください。 また、白っぽい粉が全体を覆っているものを使えば、クールで上品なイメージの寄せ植えを作ることができます。
ロゼッタ状の大きな多肉植物を取り入れて、多肉植物でありながらバラの寄せ植えかのような雰囲気を出すのもいいですね。 花が咲くサボテンを使えば、非常にカラフルなものを作ることだってできちゃいます。可能性がたくさん広がって、想像するだけで楽しいですよね!
イメージをまとめるには、あまり欲張りすぎないほうが◎
寄せ植え初心者さんのうちは、使う多肉植物の種類を限定したほうがおしゃれに作りやすいです。 寄せ植えは作り方こそ簡単ですが、さまざまな種類に統一感を持たせてまとめようとすると、難しく感じられるもの。
最初はシンプルに、同じ種類のものの中で大きさやカラーバリエーションが違う物を使うのをおすすめします。
多肉植物の寄せ植えを作ってみよう! やり方を解説
寄せ植えに使う多肉植物は選べましたか? では、さっそく寄せ植えを作っていきましょう!
まずは必要な物を確認
・寄せ植えに使う多肉植物の苗 ・多肉植物を植える容器(鉢) ・鉢底ネット ・土(多肉植物用のもの) ・鉢底石 これらは寄せ植えに最低限必要な物です。
寄せ植えは鉢でなくても、さまざまなユニークな容器(100均のマグカップや陶器の小物入れなど)で作ることができるのですが、最初は園芸用の鉢をおすすめします。鉢底に穴があいているので、水はけがよく根腐れも起りにくく、管理しやすいからです。
園芸用鉢底ネット|ロール 30×50cm
鉢底ネットは、ロール状のものを鉢底穴の大きさに合わせてそのつどカットしていく方法がおすすめです。インターネットでは鉢底石やほかの商品と買うと安くなる場合もあるので、要チェックです。
花ごころ|多肉植物・ミニ観葉の土 1L
多肉植物には多肉植物専用の土が売っており、普通の園芸用の土とは違います。元気に育てるためには、多肉植物用の土を使いましょう! インターネットで小容量からの購入が可能です。「アパートやマンションでひとり暮らしをしていて、園芸用品を収納するスペースが取れない……」という人にも嬉しいですね。
花ごころ|きれいな鉢底石 6L
鉢底石とは、こういう商品です。あまり植物を育てたことのなかった人には馴染みのないアイテムかもしれませんが、寄せ植えをするなら、小容量のものからぜひ買ってみましょう。
寄せ植えの作り方① 多肉植物のコンディションを整える
寄せ植えを作る一週間ほど前から、苗の水やりを控えて育てます。 というのも、苗は乾燥気味に育てたものを使うほうが、植え替え後も元気を保てるからです。これは土や鉢底石も同様。植え替えに使うとき湿っていないように準備しておきましょう。
寄せ植えの作り方② 鉢の準備
いよいよ寄せ植え作業に入ります。屋内で行う場合や周りを汚したくない場合は、新聞紙等を敷いた上で行ってくださいね。 まず、鉢の穴を鉢底ネットでふさぎます。これは鉢の中から土がこぼれないようにするためです。
その上に鉢底石を入れましょう。水はけをよくし、空気の通り道を作って根腐れを防ぐ効果があります。鉢底ネットが完全に上から見えなくなるくらい入れてください。
鉢底石を入れたら、次に多肉植物用の土をその上から入れてください。だいたい鉢全体の3分の1くらい入れておきます。
寄せ植えの作り方③ 多肉植物のレイアウトを決める
楽しいながらも悩ましい作業、レイアウトの決定です。 使用する苗をもともと入っていた鉢やポットから掘り起こし、寄せ植えを作る鉢の上に置きながら、どんな配置で植えるのか決めていきましょう。
寄せ植えに使う鉢が大きい場合は、ポットごと置いて考えていくと苗が倒れず、やりやすいです。 おしゃれに作るコツは、メインとなる多肉植物を決めること。
もっとも簡単な方法は、一番大きいものをメインにすることですが、大きさに大差ない場合は高低差をつけるのもよいでしょう。メイン以外のものに土を先にかぶせ、メインにしたいものを後から入れれば、高低差がつけられます。
寄せ植えの作り方④ レイアウトに合わせて多肉植物を植える
レイアウトが決まったら、多肉植物を植えていきましょう。 大きくて根がたくさんあるものから先に植え、小さなものほど最後のほうに回して植えていくのがコツ。特に小さなものは、あらかた植え終わって土をならす段階で、指や先の細い物(ピンセット等)でくぼみを作り、差し込むと楽です。
必須ではないですが、筒型スコップがあれば、サラサラと片手で土をかけながら作業できるのでおすすめです。 ちなみに、V字形に切りとった牛乳パックやペットボトルで代用するやり方もあります。
作り方はハサミで手に馴染みの良い大きさに切りとるだけ。スコップを購入するほどでもないと思った方は、このやり方を試してみるのもいいかもしれません。
PC|土入れ 3ツ組 グリーン
筒型スコップとは、こういった商品です。こちらは大中小のサイズ3つがセットになっています。寄せ植えしたい鉢の大きさに合わせて使えるのが嬉しいですね。作業効率アップにおすすめ。お値段もリーズナブルなので、興味のある人は手に入れてみてください。
完成! 寄せ植え後も水やりには気を配ろう
苗を全部植え終わったら完成です! どうですか? そう難しくない作り方で出来てしまうことがお分かりいただけたのではないでしょうか。 完成後も、植え替え前と同じように、一週間は水やりをしないでください。
というのも、根は植え替えで多少なりとも傷付いている可能性が高く、そこに水分が入ると悪くなってしまいやすいからです。 根が切れてしまった状態は、人間で言えば傷口が開いているようなもの。
一週間経ったときにはじめて水やりを行い、その後は様子を見ながら、徐々にもとの水やりへと戻していきましょう。せっかく完成した寄せ植えですから、上手に管理して長く育ててくださいね。
おしゃれに作るアイディアをご紹介!
寄せ植えを作るなら、やっぱり見た目のおしゃれさにこだわりたくありませんか? 基本をマスターするには鉢底に穴のあいているものを使用するのがおすすめですが、慣れてきたらさまざまな容器を鉢として使ってみましょう!
工夫次第で、「こんなものも寄せ植えに利用できるの!?」と周りを驚かせるような作品が生み出せるかも? おしゃれに作るアイディアをご紹介します!
多肉植物のカップ
カップの中に多肉植物を寄せ植えするアイディアです。 形も丸く、鉢に似ているので、「鉢以外の容器に植えてみよう!」と思ったとき最初にチャレンジしやすいのがポイント。
マグカップやコーヒーカップなど、好きなタイプのカップで作ってみましょう。下にソーサーを添えるのがおしゃれに作るコツ。鉢底に自分で穴を開けた場合、水やりの受け皿になるという実用的なメリットもあります。
こちらの画像の作品は、ロゼッタ状の大きな多肉植物をメインとして、同じシルエットをしたサイズの小さい物をまわりにギッシリと植えていますね。非常にバランスがよく、美しく仕上がっています。手前の縁に葉の細いものをこまごまと植えていることで、印象が単調になっておらず見事です。
メセンだけで寄せ植え
こちらは「メセン」と呼ばれる種類の多肉植物だけで寄せ植えをしています。 赤いハート型の鉢に、赤い多肉植物を使っているのがポイントですね。
メセンは他の多肉植物と比較したとき、形が個性的なので、うまく使えばおもしろいアイディアを作品に盛り込めます。メセンに限らず、同じ種類の多肉植物だけで寄せ植えすると、鉢全体の世界観を統一しやすいですよ。
メセンと石を一緒に
こちらは簡単かつユニークな寄せ植え方法です。 メセンと一緒に、似た大きさの石を表面に並べるだけ! 一瞬どれが多肉植物でどれが石なのか、迷ってしまう感じが楽しいですよね。
メセンと石はカラフルで似た色のものを揃えるのがコツ。茶色っぽいメセンがあるなら茶色っぽい石を、緑っぽいメセンがあるなら緑っぽい石を用意しましょう。
テラリウム
透明な入れ物に寄せ植えする方法です。 涼しげな雰囲気が良いですよね。鉢底を見ることもできるので、水やりの量を管理しやすいですよ。窓辺に置くと、太陽の光が透けて美しいです! 使う多肉植物の量が少なくても、寂しげにならないやり方です。
ウォールグリーン
おしゃれな緑の壁掛けインテリア、「ウォールグリーン」を多肉植物の寄せ植えで作ることもできるんです。 「どうやって水やりするの?」という感じがするかもしれませんが、多肉植物は水をあまり必要としないので、普段は霧吹きで水をかけてあげれば大丈夫。
作るときは市販の額縁を使うのがおすすめ。たくさんの種類の多肉植物を使いたいときも、比較的まとまりを出しやすい寄せ植え方法です。
やり方とコツさえつかめば簡単! あなたのアイディアで、多肉植物のおしゃれな寄せ植えを作ろう!
寄せ植えには無限の可能性があります。 一度作れば、ふつうの植物より管理もずっと楽で、インテリアとして日常的に楽しめちゃいます! ぜひあなたもオリジナルの寄せ植えに挑戦してみませんか? あなたのアイディアで、周りをあっと驚かせるような寄せ植えを作っちゃいましょう!
多肉植物の寄せ植えに使える鉢は、さまざまな種類が販売されています。こちらは丸々としたたまご型のボディがかわいい商品です。鉢底にはしっかり穴があいているので、水はけも抜群。かわいい鉢を用意するのも、寄せ植えをおしゃれに作るコツのひとつです!