みかんの食べ方はバリエーション豊か!
たっぷりとした甘みを感じられるみかんは、大人から子供まで人気のある果物の1つ。そのまま食べるのはもちろんのこと、さまざまな方法でアレンジすることが可能です。お気に入りの食べ方を取り入れて、新たな美味しさを発見しませんか?
お気に入りのみかんの食べ方を見つけよう
本記事では、美味しくみかんを食べたい時におすすめの食べ方をご紹介します。基本的な皮のむき方から大量消費できるレシピまで、バリエーション豊かな食べ方を集めました。
好みの食べ方が決まっていれば、たくさんみかんを手に入れた時も安心です。「食べきれなくて無駄にしてしまった」という事態を防げるでしょう。人気の食べ方をチェックして、取り入れてみてください。
基本的なみかんの食べ方
美味しいみかんが手に入ったら、まずはそのまま食べたいですよね。まずは、知っているようで知らない、簡単な皮のむき方の秘訣をご紹介します。邪魔な薄皮もきれいに取り除ける方法も解説するので、役立てていきましょう。
白い筋が取れる厚皮のむき方
そのまま食べる場合は「白い筋が気になる」と感じることはありませんか?むき方を工夫することで、なるべく筋を取り除けるようになります。まずは、ヘタのない方を上に向けましょう。中心部分に親指を入れ込み、皮ごと半分に分けます。
次に、ヘタがついている方から厚い皮をむいてください。上からゆっくりとむくことで、白い筋が取れていきます。この方法で全ての厚皮を取り除いたら、完了です。とても簡単なコツできれいなみかんに仕上がります。
デザート用に!薄皮のむき方
どんなに意識して厚皮をむいても、薄皮を完全に取り除くのは難しいですよね。しかし、ゼリーなどのデザートレシピに使う場合は、薄皮を全て取った方が口当たりがよくなります。なるべく見た目を綺麗にしたい時は、重曹を活用しましょう。
水250mlに対して、小さじ1/2の重曹を溶かし、火にかけます。お湯が沸いてきたら、厚皮をむいたみかんを入れ、3〜4分茹でてください。冷たい水を入れたボウルに果肉を移し、優しく皮をむいたら完了です。
丁寧に扱うのがポイント
加熱をした後に乱暴に扱うと、果肉が潰れてしまうことがあります。なるべく丁寧に、撫でるように薄皮を取り除くのがポイントです。重曹の効果で、少ない力でもすぐに皮が取り除けるようになります。皮を取った後は、好みのデザートレシピに活用しましょう。
薄皮には栄養が豊富!
見栄えを綺麗にしたい時は筋や薄皮を取り除くのがベストですが、そのまま食べるのであれば、残しておく食べ方もおすすめです。実は、薄皮の部分には豊富な栄養が含まれています。
食物繊維やポリフェノール、ビタミンなど、体に嬉しい栄養を含有しているので、捨ててしまうのはもったいないと言えるでしょう。気にならない時は、なるべく食べて豊富な栄養を無駄にしないようにしてください。
みかんの美味しい食べ方4選:冷スイーツ編
ひんやりとしたスイーツは、甘みの強いみかんを美味しくいただきたい時にぴったりな食べ方です。食後にデザートを食べたい場合にもおすすめ。初心者でも簡単に取り入れられる、おすすめの食べ方をご紹介します。
みかんの食べ方①:ゼリー
甘みの強いみかんを美味しくいただきたい時におすすめの食べ方です。果汁をしっかりと絞り、果肉も入れることで粒々とした食感を楽しめるようにするのが食べ方のポイントです。おしゃれな型で冷やし固めれば、おもてなしスイーツにもぴったりな仕上がりになります。
みかん(大きめ)3~4個
粉ゼラチン5g
砂糖大さじ1~2(お好みで)
水100cc
おすすめレシピ
ゼラチンを水の中に混ぜ入れてふやかしておきます。みかんは半分にカットして、果汁を絞りましょう。果汁を絞った後、残った果肉を手でこそげ取り、果汁の中に入れておきます。薄皮は入らないようにするのがポイントです。
ゼラチンが入った水を鍋に入れ、加熱します。ゼラチンが完全に溶けたタイミングで砂糖を入れ、火を止めた後に果汁と加えてください。お好みの型に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。
みかんの食べ方②:牛乳寒天
どこか懐かしい味わいを感じられる、人気の食べ方です。柔らかな味わいの牛乳との相性はバッチリ。みかんの甘酸っぱさが加わり、リピートしたくなる美味しさに仕上がります。
寒天は、少しずつ加えないとダマになるので注意が必要です。もし、ダマになった場合は茶こしで濾してから冷やしましょう。
寒天4g
牛乳500cc
みかん4個
おすすめレシピ
牛乳を鍋に入れたら火にかけて、砂糖を加えます。薄い膜ができないように、絶えず混ぜながら牛乳を温めましょう。沸騰してきたら、簡単を少量ずつ入れて溶かしていきます。寒天を全て溶かした後、10分ほど続けて加熱してください。
加熱し終えた牛乳を火から下ろし、薄皮を取ったみかんを混ぜ入れます。お好みの型に流し入れて、冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。
みかんの食べ方③:レアチーズケーキ
濃厚な味わいのチーズケーキをさっぱりいただきたい時におすすめの食べ方です。みかんを丸ごと入れることで、ジューシーな味わいを楽しめるようになります。材料を混ぜて冷やし固めるだけなので、オーブンがない時にも最適です。
みかん7個
クリームチーズ250g
生クリーム200cc
砂糖50g
ビスケットorオレオ70g
無塩バター30g
レモン汁大さじ1
ゼラチン10g
水50g
おすすめレシピ
ゼラチンは水と合わせてふやかし、クリームチーズは常温に戻しておきます。ポリ袋にビスケットを入れ、麺棒で叩き粉々にしましょう。電子レンジで溶かしたバターを加えて全体に揉み込み、型に敷き詰め、冷蔵庫で冷やしておきます。
クリームチーズを練り混ぜた後に、砂糖・レモン果汁・ゼラチンの順番で混ぜ合わせてください。続いて、8分立てにした生クリームを加え、混ぜます。型にみかんを敷き詰めた後に生地を流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。
みかんの食べ方④:ティラミス
おしゃれなデザートを食べたい時にぴったりな食べ方です。ティラミスはコーヒーを染み込ませたスポンジを使うのが一般的ですが、紅茶を使うのが食べ方のポイント。みかんの甘酸っぱさと紅茶は相性がよいので、ぜひ取り入れてみてください。
曽保みかん2個
紅茶の葉4~6g
クリームチーズ150g
卵黄1個
希少糖含有シロップ40g
スポンジ(直径5cm、高さ1cm位)6切れ
水150ml
ミント適量
おすすめレシピ
紅茶を淹れて、スポンジに染み込ませておきます。みかんの1個分は厚皮をむいた後、薄皮を取り除き、刻んでください。もう1つは果汁を搾ります。ボウルに果汁・シロップ・卵黄・刻んだ薄皮を入れて混ぜ合わせましょう。
常温に戻したクリームチーズを加えて混ぜます。お好みの型にスポンジ・クリームの順番で重ね、仕上げにみかんの果肉とミントを載せたら完成です。食べる直前まで冷蔵庫で冷やします。
みかんの美味しい食べ方2選:焼き菓子編
じっくりと加熱することによって、みかんの甘みはさらに引き立ちます。バリエーション豊かな焼き菓子の食べ方をチェックして、美味しくいただいてみませんか?簡単な方法で作れるものばかり集めたので、参考にしてください。
みかんの食べ方①:チョコパイ
サクサクのパイシートとジューシーなみかんの組み合わせは、一度はやっておきたい食べ方です。冷凍パイシートを使う方法で、初心者でも簡単に作れるのが嬉しいポイント。
ミルクチョコレートやホワイトチョコレートなど、チョコレートの種類を変えると味わいも変わるので、いろいろな食べ方を楽しんでみてはいかがでしょうか。
みかん1〜2個
冷凍パイシート2枚
板チョコレート8カケ
シナモンパウダー適量
卵黄適量
水適量
おすすめレシピ
パイシートは常温に戻して、8等分にしておきます。みかんは皮をむいて、小房に分けておきましょう。半分のパイシートの上に、チョコレートとみかんを乗せ、シナモンパウダーを振りかけます。
残りのパイシートに切れ込みを入れ、上からかぶせてください。卵黄を表面に塗った後、200度〜180度のオーブンで焼き色がつくまで焼いたら完成です。
みかんの食べ方②:パウンドケーキ
しっとり&ふんわりとした食感を楽しめるパウンドケーキは、初心者でも簡単に作れることでも人気を集めています。みかんのシロップを塗ってしばらく置いておくことで、しっとり感が増すのが食べ方のポイント。紅茶やコーヒーのお供に、いただいてみてください。
☆小麦粉120g
☆ベーキングパウダー4g
●みかんスライス(1+1/2個分)8枚
●砂糖40g
◇みかん果汁(1/2個分)40g
◇卵2個
★バター(常温)100g
★砂糖100g
おすすめレシピ
スライスしたみかんに砂糖をまぶして、600Wの電子レンジで2分加熱し、シロップを作ります。バターと砂糖を白っぽくなるまで混ぜてください。卵黄とみかん果汁を混ぜたものを2〜3回に分けて混ぜ入れます。
ベーキングパウダーと小麦粉をふるい入れ、ヘラでさっくりと混ぜましょう。型を生地に流し入れた後、スライスしたみかんの半分を上に乗せ、180度のオーブンで40分焼きます。粗熱を取ってからハケでシロップを塗り、残りのみかんを乗せたら完成です。
みかんの美味しい食べ方3選:食事編
たくさんのみかんを消費しきれない時は、普段の食事にも役立てていきましょう。サラダや煮込み料理など、さまざまな食べ方で美味しくいただけるようになります。おすすめの食べ方を活用して、余すことなく最後まで味わっていきましょう。
みかんの食べ方①:ヨーグルトサラダ
さっぱりとした風味のヨーグルトドレッシングは、みかんとの相性がよいことで人気を集めています。ベビーリーフやレーズンも組み合わせて、栄養豊富なサラダを作っていきましょう。
食べ応えを出したい時は、サラダチキンをプラスする食べ方もおすすめです。シンプルなレシピなので、お好みの方法でアレンジしてみてはいかがでしょうか。
温州みかん小2個
レーズン20g
ベビーリーフ50g位
■ ドレッシングの材料
ヨーグルト(無糖)大1
マヨネーズ大1/2
レモン汁小1/2
塩ひとつまみ
黒こしょう少々
おすすめレシピ
レーズンは熱湯をかけて30秒ほど置いておきます。みかんは厚皮をむいて、薄く輪切りにしておきましょう。ヨーグルト・マヨネーズ・レモン果汁・塩・胡椒を混ぜ合わせてドレッシングを作ります。
軽く洗って水気を取ったベビーリーフとみかん、レーズンをお皿に盛り付けてください。ヨーグルトで作ったドレッシングを食べる直前にかけたら、完成です。
みかんの食べ方②:チキンのトマト煮込み
鶏肉のトマト煮込みは定番の食べ方ですが、みかんを加えることで本格的な味わいに仕上がります。甘酸っぱい風味は鶏肉やトマトとの相性がよいので、ぜひ試してみてください。
食べきれないみかんも、このように煮込み料理に活用すれば、しっかり消費しきれるのが嬉しいポイントです。冷蔵庫に余っている野菜をいろいろ入れれば、栄養豊富なメイン料理になります。また、お好みでチーズをトッピングする食べ方もおすすめです。
鶏もも肉200g
○自然塩小1
○粗挽きこしょう適量
にんにく1片
米油適量
玉ねぎ1個
キャベツ3枚
しめじ50g
△自然塩小1
みかん3個
□トマトピューレ30g
□赤ワイン適量
□てんさい糖小2
パセリお好みで
おすすめレシピ
一口大に切った鶏肉に塩と胡椒をまぶし、油を敷いたフライパンで焼きます。鶏肉に焼き色がついた後、食べやすくカットしたキャベツやしめじ、玉ねぎ、刻んだニンニクを加え、塩を振って炒め合わせましょう。
みかんの果汁とトマトピューレ、赤ワイン、てんさい糖を入れ、蓋をして煮込みます。全体に火が通ったら器に盛り付け、パセリをふって完成です。
みかんの食べ方③:鯛のカツレツ
おしゃれな一品を作りたい時は、鯛のカツレツにチャレンジしませんか?あらかじめみかんの果汁に浸しておくことで、爽やかな香りを感じられるようにするのが食べ方のポイントです。
揚げ焼きにするので、揚げ物が苦手な方でも簡単に作れるのも魅力。コクを出したい時は、オリーブオイル以外にバターも入れるのがおすすめです。また、鯛以外の白身魚で作っても、美味しく仕上がります。身近な白身魚を活用して、作ってみましょう。
真鯛(中)一尾※もしくは焼き魚用切り身2切
☆みかん果汁(ポンジュースでも可)50cc
☆塩小さじ1/2
☆こしょう少々
パン粉適量
パセリのみじん切り(乾燥パセリでも可)適量
オリーブオイル適量
おすすめレシピ
塩・胡椒・みかん果汁を混ぜ合わせ、食べやすい大きさにカットした鯛を30分ほど浸しておきます。次に、パセリとパン粉を混ぜ合わせましょう。
水気を軽く取った鯛にパン粉をまぶし、多めのオリーブオイルを敷いたフライパンで揚げ焼きにします。両面に焼き色がつくまで揚げ焼きにしたら、完成です。
人気の食べ方でみかんをいただこう!
そのままいただいても十分に美味しいみかんですが、さらに美味しくいただきたい時は食べ方にこだわってみましょう。ひんやりとしたゼリーや寒天にしたり、しっとり食感のパウンドケーキを作ったり、さまざまな食べ方でアレンジできます。
また、余すことなく消費したい時は、食事に使うのもおすすめの食べ方です。サラダや煮込み料理、カツレツなど、意外とたくさんの食べ方でいただけるのがみかんのよいところ。今回ご紹介したレシピを活用していきましょう。
みかんの食べ方が気になる方はこちらもチェック!
基本的な知識を身につけておけば、みかんの食べ方のバリエーションをさらに増やせるようになります。関連記事ではみかんの皮に含まれる栄養や品種の特徴、人気の食べ方など、さまざまな情報をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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