みかんを美味しく食べたい!
箱買いしたみかん
冬場にみかんを箱買いする人が多くいると思います。私も外へ買い物へ行くたびに大量の袋に詰まったみかんを手にとってしまいがちです。最初は美味しく食べていたみかんも数日経つと飽きてテーブルの上に残りっぱなしになることも。
今週はそんなみかんを腐らせてダメにする前に簡単・美味しいスイーツへアレンジするレシピを紹介します。またみかんには免疫力を高めるとされる栄養が豊富に詰まっていますので、美味しく食べながら風邪や体調不良の予防につなげてみましょう!
みかんの旬や栄養は?
みかんの旬
冬になるとスーパーや成果店にみかんがたくさん出回ります。それもそのはず。みかんは12月をピークに暖かくなる3月頃までが旬となります。
また春以降もみかんが店頭に並びますがハウス栽培のものとなっており、酸味が少なく、甘みが強いという特徴があります。
冬に旬を迎える温州みかんは収穫時期によって分類され「極早生」・「早生」・「中手」・「晩成」となり、それぞれ「ごくわせ」・「わせ」・「なかて」・「おくて」と読みます。
収穫時期が早いほど酸味が強く、徐々に甘味が強くなるのが特徴です。今食べているのは晩成ということになり、甘味が強い収穫時期のものということになります。
みかんの産地
国内でみかんの産地と言えば和歌山・静岡・愛媛がほぼ毎年上位3県にランキングします。2018年にはトップ3で全国の出荷量の半分弱を生産しているのは驚きですね。
いずれも豊富な野菜やくだものが栽培されている県となり、和歌山では梅や柿、愛媛ではそら豆や栗が、静岡ではセロリやチンゲンサイが多く出荷されています。
みかんの栄養をチェック!
みかんにはビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。ビタミン類はA・B群・C・Eが含まれており、健康・美容に相乗効果が見込める食材です。
中でもビタミンCがたくさん含まれており、みかんを2つ食べると1日に必要な摂取量を満たすことが可能だと言われています。
ミネラル分にはカリウムが特に多く含まれており、摂取しがちな塩分を体外に排出したり細胞の浸透圧を調整したりと毎日の体調維持に欠かせない成分です。
気になるカロリーは?
みかんは甘いフルーツなのでカロリーが高いのでは?と気になります。しかし、みかんは可食部となる部分のほとんどを水分で構成しており、温州みかん100グラムあたりのカロリーは45キロカロリー程度となります。
ごはん100グラムが168キロカロリー、クッキー100グラムが500キロカロリーと比べると同じ重量を食べても低カロリーとなりますので、甘いものが欲しくなったときに最適です。
おすすめ!美味しいみかんスイーツレシピを紹介!
簡単で美味しいおすすめレシピをチェック!
余ったり・飽きてしまったりしてしまいがちなみかんを美味しいスイーツにアレンジする簡単レシピを5選して紹介します。そのまま食べても美味しいみかんは一手間掛けることでおやつやデザートにピッタリなスイーツに大変身!
加熱したり冷蔵したりしておくことで傷むまでの期間を伸ばすことにもつながります!
スイーツレシピ1:みかんジャム
材料 (中瓶1本分)
みかん中玉30個くらい
砂糖2カップ(260g)
ポッカレモン大さじ2
みかんジャムの調理手順はみかんの皮をむき、ミキサーですりつぶします。ざるで裏漉しをしてから果肉部分と砂糖を鍋に入れて中火に掛け、よく混ぜます。沸いてきたらアクをすくってレモン果汁を加えてください。とろみがつくまで煮詰めたら冷やして完成です。
詳しくはクックパッドをチェック!
みかんの大量消費にもっともおすすめです。果汁はジュースとして飲んだりゼリーにアレンジしたりすれば一度の調理でさまざまなみかんの味わいを楽しめます。
スイーツレシピ2:コンポート
材料
みかん3個〜4個
重曹(食品用)小さじ1
■ シロップ
水100cc
白ザラメ適量
レモン汁適量
コンポートの作り方はみかんの皮をむき、1房ごとに分けて重曹を溶かした熱湯に1分30秒ほど茹でてから冷水にとり薄皮を取り除きます。次にシロップを作り、薄皮をむいたみかんを漬け込み、冷蔵庫で冷やせば完成です。
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コンポートとはみかんのシロップ漬けのことです。甘味の少ないみかんに当たった場合におすすめのレシピとなります。重曹を使うことで薄皮を溶かすことができるので、子供と一緒に作って実験のように楽しむのもいいかもしれませんね。
スイーツレシピ4:みかんゼリー
材料 (4人分)
みかんLサイズで8個くらい
ゼラチン10g
砂糖(オリゴ糖)大さじ8お好みで増減可
みかんゼリーの作り方はまずみかんを半分に切りジューサーなどで果汁を搾ります。鍋に移して40度程度まで加熱しておきましょう。別の容器にゼラチンを熱湯で溶かし、みかんジュースと砂糖を混ぜて容器で冷やし固めれば完成です。
詳しくはクックパッドをチェック!
果肉感を味わいたい人はジューサーの使用がおすすめ。手作りならではのツブツブ感を楽しめます。滑らかな食感を求める人は一手間加えてザルなどで裏漉しを。ジュースと果肉を分別しながら作ってみてください。
スイーツレシピ5:みかんのパウンドケーキ
おすすめレシピを紹介してきましたが、今回自分で作ったレシピはみかんのパウンドケーキです。小さな焼き型(17センチ)しかなかったため分量を少なく調整して調理しました。みかんを搾ってジュースを作り、生地に混ぜ込むことで全体にみかんの風味を感じられるように工夫しました。
現在、ダイエット中なので、いつもならバターをたくさん使うところですが、オリーブオイルを使うことでオレイン酸など良質な脂肪を摂取できるようにもアレンジしています。
材料
材料(17センチ型1個分)
みかん・3個
薄力粉・80グラム
ベーキングパウダー・小さじ1
砂糖・100グラム
たまご・2個
バター・20グラム
オリーブオイル・60グラム
調理手順
みかんパウンドケーキの作り方はまずみかん3個を包丁で頭とお尻をカットしてから1/2にし、皮と果肉の境界に包丁を入れて薄皮をなるべく残さないようにします。みかん1個分は鍋に搾って、グラニュー糖20グラムを加えて加熱し、砂糖が溶けるまでかき混ぜます。火に掛けすぎると焦げてしまうので要注意。
次にバターとオリーブオイルをボールに加えてバターとオリーブオイルが馴染むまでスパチュラでよくかき混ぜます。そこへ砂糖を加え、溶き卵を数回に分けながら入れてください。
薄力粉とベーキングパウダーを振るいながらボールへ加えてムラが出ないようにさっくりと混ぜ合わせてください。粉っぽさがなくなったら生地の完成です。
焼き型にスライスしたみかんを並べてその上から生地を流し入れます。生地を入れ終わったら焼き型を2、3回トントンと落として生地から空気抜き&ムラをなくしておくと上手に焼き上がります。
180度に予熱しておいたオーブンに入れて20〜30分焼成すれば完成です。冷めるまで待って、型から外し食べやすい厚さにスライスして盛り付けましょう!
味の感想
パウンドケーキは簡単に作れるので我が家でもよく作る定番のお菓子です。加熱されたみかんはマーマレードジャムを食べているような食感と味わいでした。みかん果肉が入っていない部分もみかんジュースを加えたことで甘いケーキの味のあとに爽やかな風味が追いかけてきます。
自家製パウンドケーキのサクサクとふわふわを一緒に楽しめるところへみかんの爽やかな風味は相性抜群でした。またみかんに飽きてきた頃に作りたいと思います。
大量消費しながら美味しく食べよう!
まとめ
今回は美味しくてまとめ買いしたみかんを飽きないスイーツアレンジを紹介しました。気になったレシピを試してみてください。いずれのレシピも自宅に常備しているものだけで短時間・簡単に作れます。
それぞれ単独で作って楽しんだりジャムとパウンドケーキを一緒に作って組み合わせて食べたりするのもおすすめ。栄養満点のみかんを食べて寒い毎日に負けない体作りにつなげてみましょう。
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