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【連載】アリッサムの花言葉!色別の花言葉は?秋から春まで楽しめるこの花の種まきの時期

ほんのりと甘い香りがする可愛い花姿が人気のアリッサムは、寄せ植えのわき役として欠かせない花です。今回はアリッサムの花言葉を解説します。色別の花言葉や、寄せ植えのアクセントとしてメインの花を引き立たせてくれるアリッサムの種まきの時期なども一緒にご紹介します。
2021年10月13日
ティンカー・ベル
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アリッサムの花言葉!種まきの時期もご紹介

寄せ植えの名わき役のアリッサムの花言葉

秋から春まで長い期間花壇で可愛い花を楽しませてくれるアリッサムは、寄せ植えの名わき役として人気の花です。今回は小花をまとめて咲かす姿に癒されるアリッサムの花言葉を解説します。

アリッサムは寄せ植えのほかハンギングや、花壇の縁どりにも大活躍してくれる花期の長い1年草です。花色別の花言葉やアリッサムの種まきの時期も一緒にご紹介します。

アリッサムの花言葉

「美しさを超えた価値」

アリッサムを代表する花言葉は「美しさを超えた価値」という花言葉です。この花言葉の由来は、甘い香りの小さな花が地面にまるで絨毯を引きつめたように咲く、そんな光景から付いたといわれる説が1説に紹介されています。

メインの花のわき役の花として人気ですが、わき役でも紫やピンク、白い小花が花壇や植木鉢の縁からあふれんばかりに咲きほこる光景は観賞する価値があり、まさにアリッサムのこの花言葉にぴったりです。

「優美」

アリッサムは「優美」という花言葉でもイメージされています。「優美」という花言葉は、春と秋に香りのよい小花をあふれんばかり咲かす様子にちなむでついた言葉だといわれます。

「美しさを超えた価値」という花言葉同様に、アリッサムをイメージするにふさわしい花言葉です。

「奥ゆかしい美しさ」

アリッサムは「奥ゆかしい美しさ」という花言葉でもイメージされています。メインの花の引き立て役ともいわれ、寄せ植えや花壇の中でしゃしゃりでて花を咲かせているわけではありません。しかし誰もが目を止める花姿です。

甘い香りのする小花をまとめてもりもり咲かせるアリッサムは、寄せ植えや花壇でメインの花には選ばれませんが、わき役ながらも可愛い花姿に誰もが目を奪われる、そんなアリッサムに似合う花言葉です。

「飛躍」

Photo byMay_hokkaido

4弁の可愛い小花からはイメージできない言葉ですが、アリッサムには「飛躍」という花言葉もあります。由来の根拠は明確ではありません。

ただ1説には、アリッサムの花は開花時期を迎えると、一気に力強く咲き誇るそんな特徴が「飛躍」という花言葉の由来となっているという説があります。

アリッサムの色別の花言葉とは

色別の花言葉は特にない!

アリッサムの花の色の種類は白、紫、ピンク、黄色などで、品種改良によってオレンジ色の種類もあります。花色が豊富なバラやガーベラやチューリップなどには色別に花言葉がありますが、アリッサムには色別の花言葉は特にありません。

ただ白い花はどの花にも共通して「純潔」「「純粋」という言葉が花言葉とされています。ですから白いアリッサムもこのような花言葉でイメージされると捉えても間違えではありません。

アリッサムの特徴

アブラナ科アレチナズナ属の多年草

アリッサムはアブラナ科アレチナズナ属(アリッサム属)の1年草の植物です。学名はLobularia maritimaと表記します。植物図鑑によっては「別名スイートアリッサム」などと記載のある紹介を目にすることもあることでしょう。

しかしアリッサムとスイートアリッサムは同じアブラナ科でも属が違う植物です。昔は同じ植物として扱われていましたが、今はスイートアリッサムはニワナズナ属の植物と区別されています。

アリッサムとスイートアリッサムの違い

Photo by Mustang Joe

素人にはアリッサムとスイートアリッサムの見た目の違いはほとんどわかりません。植物図鑑によって花色で区別している図鑑もありますが、アリッサムも品種によってスイートアリッサムと同じ色の花を咲かせる種類もあります。


別の植物として扱われるようになったのが最近なので、園芸店でも同じ種類の花として扱っているところも多いです。また花言葉もスイートアリッサムもアリッサムと同じイメージの言葉で表現されています。
 

原産地は地中海沿岸地方

Photo by mikecogh

アリッサムの原産地は地中海沿岸地方です。中央ヨーロッパから南ヨーロッパ、北アフリカに生息しています。アリッサム(Alyssum)の花名の由来はギリシャ語で「狂気しない」を意味の言葉が語源です。

語源の意味を解説すると、昔、アリッサムが狂犬病にかかった動物に噛まれたときの治療薬として利用されていたことに由来しているのです。「Alyssum」の「a」は否定を表し、「lyssa」は狂犬病の意味を有します。

和名は春の七草に由来する

Photo byBuntysmum

アリッサムの和名は「庭薺(ニワナズナ)」と書きます。和名の由来は花姿が春の七草の1つであるナズナに似ているからだそうです。

ちなみに英名は「Sweet Alyssum」と呼ばれています。先に解説したように日本ではアリッサムとスイートアリッサムという名の植物は属の異なる違う植物だと解説しましたが、英語ではアリッサムをスイートアリッサムと呼んでいます。

アリッサムの開花の季節

アリッサムは花期が長く、開花の季節は10月~6月くらいまで次々に花を咲かせます。夏の高温多湿に弱い花ですが、花後、切り戻しを上手に行えば、夏を越して育つこともあります。

長くきれいに咲かせるコツは、こまめに花がらを摘むことや、花後に切り戻しを上手にすること、また根を傷めないように根鉢をくずさないことです。

アリッサムの種まきの時期

種まきは9月~10月

花壇の縁や寄せ植え花の間を飾ってくれるアリッサム。自分のお庭にも飾りたい方も多いことと思います。アリッサムの種まきの適期は9月~10月です。寒冷地なら3月~4月の春まきにします。

移植を嫌うので直まきするのがおすすめですが、育成トレイやビニールポットに種まきして、小さいうちに移植するのでもよいでしょう。苗を移植する時は根をくずさないように丁寧に植え替えしてください。

苗を購入し育てるのがおすすめ

種をお持ちであるなら、適期に種まきして育てることもできますが、アリッサムは秋もしくは春に、苗を購入して育てるのが一般的です。種から育てる場合は生長過程を楽しめますが、何色の花が咲くかわかりません。

寄せ植えの花のカラーコーディネートも、花の咲き始めた苗を購入するとイメージの色でコーディネートすることができます。株を選ぶときは茎がしっかりとしていて、花や蕾がたくさん付いている苗を選ぶようにしましょう。

根を傷めないように植え付ける

育成トレイやビニールポットに種まきして育てた苗や、購入した苗を植え付けるときは、根を傷つけないように注意しながら植え付けしましょう。

アリッサムは根がまっすぐ伸びる直根草です。根を切ると生長が鈍るので、根鉢くずさないように植えます。

日当たりのよい場所で管理する

アリッサムを植えたらできるだけ日当たりのよい場所で乾燥気味に育てます。ただし寄せ植えにした場合、一緒に植えた花の性質もあります。寄せ植えでは同じ性質の植物を選んで寄せ植えにするとよいでしょう。

肥料は開花している時期には2週間に1回、市販の液肥を追肥してあげると花つきがよくなります。春から梅雨時期にかけてはアブラムシなどの害虫が付きやすくなります。見つけたらこまめにとるか薬剤で駆除してください。

切り戻しの時期

花後、種ができてしまうと株が弱るので、咲き終えた花から順に花がらを摘みをします。葉の付け根の上で切り取るのがコツです。

またこまめに花がら摘みを重ねていくと茎も伸びてきます。もう花も終わりの時期になったら、思い切って株元から5cm前後に短く切り戻ししてしまいます。そうすると夏を越して秋にまた花が咲くことがあります。切り戻したらゆっくりと効果があらわれる緩効性肥料を追肥して追肥しましょう。

花言葉を知ってアリッサムを楽しもう

Photo byMay_hokkaido

寄せ植えや花壇の名わき役の花と人気のアリッサムの花言葉は、主張しない印象によく似合った言葉でイメージされています。わき役の花と知られていますが、アリッサムだけの鉢植えも素敵です。

種からでも育てられますが、苗からだと色を選んで楽しめます。花言葉を知って可愛いアリッサムの花に癒されてみませんか。

花言葉についてもっと知りたい方はこちらっもチェック!

当サイト「暮らしーの」では花言葉についてほかにもまとめています。特に月曜日は連載して季節の花を追いながら花言葉のほか、その花にまつわる伝説や花名の由来などをご紹介ているので、こちらのサイトもぜひご覧ください。