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害虫対策はこれでOK、木酢液の効果&使い方を解説!意外な用途もご紹介!

木酢液とは、ガーデニングや家庭菜園で活用できる便利なアイテムです。本記事では、木酢液の効果や使い方を詳しくご紹介します。また、木酢液の意外な用途についても解説。適切な濃度に希釈して、木酢液を効果的に活用していきましょう。
更新: 2021年9月30日
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目次

いろいろな効果がある木酢液

植物を育てる際にはさまざまなアイテムが必要になりますが、中でも注目しておきたいのが木酢液です。さまざまな効能・効果があり、家庭菜園やガーデニングの強い味方になると言われているので、ぜひ活用してみませんか?

木酢液とは

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木材を炭にする時に発生した水分を集めたものを、木酢液と呼びます。原料が木材となるため、木酢液とは木に含まれるさまざまな成分をギュッと詰め込んだものと言えるでしょう。

酸性の有機化合物やミネラルなど、多くの有効成分が含まれており、上手に使うことで植物に元気を与えられます。ホームセンターや園芸店、通販などで気軽に手に入れられるので、要チェック。にごりがなく、透明度のある褐色のものを選ぶのがポイントです。

木酢液の効果を取り入れよう

有効成分をたくさん含んでいる木酢液には、いろいろな効果を期待できます。特に、ガーデニングや家庭菜園をしている人にとって嬉しい効果があると言われているので、ぜひ役立てていきましょう。

本記事では、木酢液を使用することで得られる効果や使い方・作り方についてご紹介します。ガーデニング・家庭菜園以外にも便利な効果や用途があるため、日常生活でも木酢液を活用してみてくださいね。

木酢液の効果とは?

「木酢液という名前は聞いたことがあるけど、その効果とはどのようなものがあるのだろう」と気になる方は多いのではないでしょうか。まずは、木酢液の効果とは何があるのか具体的にご紹介するので、参考にしてみてください。

木酢液の効果①:葉っぱの成長を促進

緑色に茂る葉っぱ
Photo bypasja1000

植物は、元気がなくなると葉っぱの艶がなくなります。シワシワとした状態になり、見た目も悪くなるでしょう。そんな時に木酢液を使うと、葉っぱの状態が改善できる効果を期待できます。

ミネラルやビタミンなどの豊富な栄養を含んでいるため、植物の代謝を促せるのがポイントです。全体に栄養が行き渡ることで、葉っぱの先端までピンッと張りが出て、元気な状態になります。葉っぱに元気がないと光合成もしにくくなるので、木酢液を活用してみてください。

水を与えても元気が戻らない時に使おう

葉っぱが縮んで萎れているように見える場合は、水が不足している可能性もあります。元気がないようなら、まずは土の様子をチェックしてください。カラカラに乾いている場合は水を与えて、しばらく様子を見ます。

水が不足している時は、30分ほどすれば葉っぱに張りが戻るでしょう。もし、水を与えても全く元気にならない時は根本的な栄養不足が原因であると考えられるので、木酢液の効果を有効活用するのがおすすめです。

木酢液の効果②:虫除け

黄色い花のチューリップ
Photo bypasja1000

植物を育てる際に悩まされることが多いのが、害虫です。上手に虫と共存できればよいですが、せっかくできた芽や実を食べられるだけでなく、最悪の場合は根っこを食べられて植物が枯れてしまうことがあります。

木酢液は、害虫の被害を最小限に抑えるための効果も期待できるのが嬉しいポイントです。有効成分の中に殺菌や害虫を防ぐの働きがあると言われている成分も含まれているので、しっかりと散布することで有害な虫を寄せつけなくなります。

農薬の散布を抑えたい時に

害虫を撃退するために、農薬を使っている方も多いのではないでしょうか。しかし、農薬は健康への影響が気になるもの。野菜や果物を育てている時は、できあがった実に農薬がついてしまう心配もあります。

木酢液は、もともと木材から炭を作る際に出てくるものなので、農薬のような化学成分は含みません。自然由来のものだからこそ、体への影響を気にせずに取り入れることが可能です。なるべく農薬の散布を抑え、害虫の発生を防ぎたい時に適しています。

木酢液の効果③:生育の向上


たくさんの野菜を持った人
Photo byjf-gabnor

美味しい野菜や果物を作るために欠かせないのが、たっぷりの栄養です。きちんと栄養を与えることで、大ぶりの野菜や果物を作れるようになります。

栄養を与えるために化学肥料を使う人もいると思いますが、なるべく自然由来のものにこだわりたい時は、木酢液を活用すると効果的です。野菜や果物が成長するために必要な栄養成分をたくさん含んでいるため、定期的に散布することで生育がよくなると言われています。

旨味を含んだ野菜・果物に成長する

どんなに大きく成長しても、実際に食べてみると味気なかったり、甘みが少なかったり、といったことは珍しくありません。旨味を蓄えるために必要な栄養も含んでいるので、美味しい野菜・果物を作るためにも取り入れてみてください。

定期的に栄養を与えておけば、少しずつ旨みが蓄えられ、まるでプロが育てたような仕上がりになるでしょう。家庭菜園のレベルを上げたい時に重宝します。

木酢液の効果④:土中の微生物の活発化

植物を植え替え中の地面
Photo bymilesz

「自宅の敷地でガーデニングや菜園を始めたいけど、土自体の栄養が乏しい」と感じている時にも、木酢液を取り入れるのがおすすめです。土全体に散布することで、微生物の働きを活発化させる効果を期待できます

土が栄養不足になるのは、微生物の働きが鈍っているサインです。働きが活発化すれば土の中の成分を効率的に分解し、栄養を含んだ状態へと生まれ変わると言われています。最初から栄養豊富な土なら、スクスクと植物が育ってくれるでしょう。

土を柔らかくしたい時にも効果的

また、土を柔らかくするためにも活用できます。微生物が活発に動くことによって硬くなった土の中の成分が柔らかくなり、植物を育てやすくなるのが嬉しいポイント。

土が硬いままだと掘り返しにくかったり、根が張りにくかったり、といった弊害が出てきます。柔らかく扱いやすい土にするために、有効成分の効果を活用してみてはいかがでしょうか。

木酢液の効果⑤:堆肥作りの効率化

園芸道具が置かれた庭
Photo byskdunning

近年は、自然由来の堆肥を使ってガーデニングや菜園を行う人が増えています。自然環境に優しく、植物が元気に育つことから、自分で堆肥を作っている方も多数。

しかし、自分で堆肥を作るのには時間がかかります。夏は1ヶ月、冬は2ヶ月かかることもあるので、「もっと早く作れたらよいのに」と感じることもあるでしょう。効率的に堆肥を作りたい時にも、木酢液に含まれている成分が効果を発揮すると言われています。

堆肥の分解を活発化する

そもそも堆肥は、微生物によって有効成分が分解されることで完成します。微生物の動きが鈍く、分解が行われないと、いつまで経っても堆肥ができないので注意が必要。

「堆肥が完成する気配が見えない」と感じた時に木酢液を使うと微細物が活発に動くようになり、分解が進みます。通常よりも早いスピードで堆肥ができあがることもあるのが嬉しいポイントです。堆肥作りにチャレンジしたい、と思っている方はぜひ活用してみてください。

木酢液の効果⑥:雑草を減らす

雑草を減らす用途としても、効果を発揮することがあります。木酢液を高濃度の状態で散布することで、邪魔な雑草が生えにくくなると言われているのが特徴です。邪魔な場所に雑草が生えることが多い時に有効活用してみてはいかがでしょうか。

木酢液の効果的な作り方・使い方

さまざまな用途で使える木酢液は、作り方や使い方を把握しておくことが大切です。基本的な作り方・使い方についてご紹介します。効果的な方法で用いて、自宅のガーデニングや菜園に役立てていくようにしましょう。

木酢液の効果的な作り方:希釈を行う

波紋を浮かべる水面
Photo byronymichaud

用途に合わせて希釈を行い、最適な濃度にするのが基本です。容器のパッケージに用途別の希釈方法・濃度が記載されているので、それを参考にしてください。希釈方法や濃度を間違えると逆効果になることもあるため、きちんと確認することが重要です。


効果的な木酢液の使い方①:葉っぱ編

鮮やかな緑色の葉っぱ
フリー写真素材ぱくたそ

希釈を終えた木酢液を霧吹きの中に入れましょう。元気のない葉っぱを中心に、霧吹きでスプレーするようにしてください。全体に満遍なくスプレーをすることで、栄養を行き渡らせられるようになります。葉っぱの表側だけでなく、裏側や茎の部分にもスプレーするのがコツです。

効果的な木酢液の使い方②:虫除け編

実が成ったナス
Photo by nikunoki

害虫の発生が気になる時は、1週間に1回の頻度で植物全体に木酢液を撒いていきましょう。水やりをする前に散布すると有効成分が流れ出てしまうので、水を与えた翌日や翌々日に散布するのがおすすめです。定期的に散布をすることで、虫除けの効能を期待できます。

効果的な木酢液の使い方③:土作り編

スコップが刺さった地面
Photo byGoumbik

土作りをする際には、植物を植える2〜3週間前に木酢液を使ってください。直前に使用すると効果が強すぎてしまい、植物が枯れる可能性があります。栽培予定の土に木酢液を撒き、全体を混ぜ合わせましょう。しっかりと混ぜた後2〜3週間放置し、なじませたら完成です。

効果的な木酢液の使い方④:堆肥作り編

シャベルが刺さった土
Photo bywalkersalmanac

堆肥の分解状態が思わしくない時に、木酢液を取り入れます。堆肥の中に希釈した木酢液を入れ、混ぜ合わせましょう。

さらに微生物を活性化させるために、堆肥を温かい状態に置くのもポイントです。容器の中で堆肥を作っている場合は、布で包みます。土の上で堆肥を作成している時は、新聞紙やビニールシートを被せるのがおすすめです。

木酢液の意外な用途と効果

植物を育てるために使用するイメージが強いですが、実は他にも意外な用途があります。日常生活の中でも役立つ、便利な効果・使い方についてチェックしていきましょう。好みの方法に合わせて、活用してみてください。

意外な効果と使い方①:消臭

ゴミが入ったゴミ箱
フリー写真素材ぱくたそ

殺菌作用により、嫌なニオイを消す効果を期待できます。ゴミ箱や排水口など、ニオイが気になるところに活用しましょう。濃度を薄めた状態でスプレー容器に入れ、全体に吹きかけます。1週間に1回を目安に散布するのがおすすめです。

意外な効果と使い方②:防カビ

カビの発生を抑える効果を期待できるのも、嬉しいポイントです。お風呂場など、湿度が高くカビが発生しやすいところに活用してみてください。自然由来のものなので、きちんと希釈してあれば人が触れる場所に使用しても問題はないと言われています。

濃度を薄めた状態でスプレー容器に詰め、カビの発生を抑えたい場所にスプレーしましょう。2〜3週間に1回の使用がおすすめです。

木酢液の効果を得るための注意点

嬉しい効果・効能を期待できる木酢液ですが、取り扱いの際には気をつけておきたいこともいくつかあります。きちんと注意点を把握した上で使用することが大切。どのような点を意識すればよいのか、ポイントをチェックしていきましょう。


木酢液の注意点①:原液に直接触れない

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原液のままの状態で触れると、激しい刺激を伴うことがあります。皮膚を守るために、原液の状態では触れないでください。使用する際には、ゴム手袋などでしっかりと手を保護した状態で希釈をするとよいでしょう。

子供やペットにも注意

大人が気をつけていても、子供やペットが誤って原液に触れてしまうことがあります。最悪の場合、誤飲してしまう可能性も考えられるので要注意です。使用していない時は、子供やペットの手が届かない場所に置くようにしてください。

木酢液の注意点②:太陽光を避ける

青い空に浮かぶ太陽
Photo by Richard, enjoy my life!

原液や希釈した状態のものを保存する時は、太陽の光を避けてください。直射日光に当て続けると、劣化の原因になります。日陰になる場所を選んで保存しておくと安心です。また、気温が高い場所も劣化を引き起こす可能性があるので、注意してください。

木酢液の注意点③:希釈を忘れずに

原液のまま植物に使用すると、刺激が強すぎて枯れる原因になります。慣れないうちはうっかり希釈を忘れてしまうことがあるので、必ず濃度を薄めることを忘れないでください。基本の作り方・使い方を覚えた上で用いることが重要です。

木酢液の効果を活用しよう!

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生育の向上や堆肥作り、虫除けなど、さまざまな場面で効果的な働きをしてくれる木酢液は、1つ持っておくと便利なアイテムです。自然由来のものなので、化学的な農薬を使用するよりも自然環境や植物に優しいのも嬉しいポイント。

ガーデニングや菜園以外には、消臭・防カビのためにも効果を発揮してくれます。用途に合わせた使い方を取り入れて、木酢液を有効活用してみてはいかがでしょうか。今回ご紹介した情報を役立ててくださいね。

木酢液の効果が気になる方はこちらもチェック!

木酢液は、ガーデニングや家庭菜園を楽しみたい方にぴったりな効果を発揮してくれます。関連記事ではガーデニングや家庭菜園のノウハウをご紹介しているので、併せて参考にしてみてください。