散策がてら気軽に満喫。白馬の紅葉スポットおすすめ12選、今年の見頃と併せてご紹介！

白馬エリアの紅葉スポットをご紹介します

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白馬エリアは、長野県や富山県にわたる北アルプスの大自然に囲まれたエリアです。標高の高い山が峰をなすこのエリアの紅葉時期は、例年、早いところで9月下旬ごろから見ごろがはじまり、10月に入ってピークを迎え、11月上旬ごろまで続きます。

今回は、そんな白馬エリアの紅葉スポットや紅葉に合わせて訪れたい観光スポットについてのご紹介です。なお、本稿は2021年9月24日現在の情報を元に作成しています。

白馬エリアとは？

白馬エリアとは、白馬岳の東側に位置する長野県北安曇郡白馬村を中心に、北部の小谷村、東部の小川村、南部の大町市あたりまでのエリアのことです。白馬岳は標高2932m、その南の唐松岳は標高2695mと標高の高い峰々から9月の中旬を過ぎると紅葉しはじめ、10月も半ばを過ぎると、山麓の紅葉も鮮やかな姿へと様相を変え、見ごろを迎えていきます。

今回は、白馬エリアを白馬村、小谷村、小川村、大町市とさらにエリアに分けて紅葉でおすすめのスポットをご紹介します。

紅葉時期はや営業時間や混雑状況も要確認

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白馬エリアは大自然の観光スポットとして全国的に人気が高いです。このため、紅葉とトレッキングを楽しみたい登山客が増える秋には混雑が予想されます。

また、観光スポットやゴンドラなどには営業時間にも注意が必要です。時間ギリギリまで楽しみたい気持ちもわかりますが、営業時間が終わってしまったということがないように事前に確認して、なるべく混雑を回避して紅葉を楽しむようにしましょう。

2021年の紅葉の状況について

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気象庁の予報によりますと、2021年の秋の気温は平年並みだということです。つまり、紅葉の見ごろ時期はほぼ平年並か少し遅れるということになります。北アルプスに位置する白馬エリアの例年の紅葉時期は9月下旬ごろからはじまりますので、10月～11月上旬を目指して紅葉狩りに出かけるようにしましょう。

なお、紅葉の状況の詳細は、お出かけ前に現地の情報を確認することをおすすめします。

2020年の白馬エリアの紅葉はどうだったか

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ちなみに、2020年の白馬エリアの紅葉状況や天気などを調べてみると、白馬エリアの南に位置する上高地あたりでは10月半ばごろに見ごろを迎えていました。2020年の紅葉は例年よりも遅めだったということを考えると、10月に入ったら天気予報や紅葉情報をチェックするのがいいということがわかります。紅葉の見ごろのタイミングを逃さなようにしたいです。

白馬でおすすめの紅葉スポット【白馬村4選】

①八方池【ゴンドラを乗り継いでたどり着く絶景】

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八方池は、白馬岳の南に鎮座する唐松岳に向かう尾根道沿いに位置する小さな池で、天気がいい日に周囲の峰々の姿が鏡のように水面に映り込むことで知られています。この八方池は白馬を代表する紅葉スポットで、池の水面に紅葉した木々の様子が映り込み、白馬の紅葉が広がっていくという絶景スポットです。

唐松岳への紅葉狩りトレッキングに出かけようという方、ぜひ八方池の紅葉とともに秋を感じましょう。例年、9月下旬ごろから紅葉が色づきはじめます。

白馬の紅葉スポットまでのアクセス方法

人気の紅葉スポットである八方池へのアクセスは、ゴンドラとリフトを乗り継いで尾根づたいをトレッキングで向かいます。

最寄駅はJR白馬駅で、路線バスで「八方」で下車すると、白馬八方尾根スキー場の八方ゴンドラであるアダムとアルペンクワッドリフトとグラートクワッドリフトがあります。これらを乗り継ぎ、八方池山荘前からトレッキングコースを行くと、1時間～1時間半ほどで八方池です。

②白馬五竜高山植物園【秋の訪れを知らせる高山植物でいっぱい】

雄大な北アルプスの峰々に囲まれた高山植物園がこちらです。白馬五竜高山植物園までは8人乗りゴンドラに乗って空中散歩が楽しめます。季節の訪れを知らせる高山植物の宝庫で、紅葉の前に訪れても植物の姿が見られるのもうれしいです。

この植物園から五竜岳へと登山ルートが伸びていますが、途中の小遠見山の山頂までのトレッキングコースは、雄大な景色と紅葉が楽しめておすすめです。例年、紅葉は10月ごろからとなっています。

白馬の紅葉スポットまでのアクセス方法

白馬五竜高山植物園まではJR神城駅から1.6kmほどに位置するゴンドラとおみ駅へとアクセスします。道の駅白馬から車で2分ほどと車でのアクセスもいいのが魅力です。

ゴンドラとおみ駅からはゴンドラに乗って山頂アルプス平駅で降ります。このゴンドラを下りたところが白馬五竜高山植物園です。ここから小遠見山の山頂までのトレッキングは、片道90分ほどになっています。

③白馬岩岳マウンテンリゾート【白と紅葉色と緑のグラデーション】

白馬エリアで人気の白馬岩岳マウンテンリゾートは、一年を通してさまざまなアクティビティを楽しめるマウンテンリゾートです。この白馬岩岳の紅葉は、長野県の中でも人気の観光スポットで、北アルプスの雪冠の白、中腹の秋色が鮮やかな紅葉で染まり、麓は緑に萌える美しい風景を楽しむことができます。

例年、このエリアの紅葉の見ごろは10月中ごろからです。ぜひともここでしか見られない景色を探しに出かけましょう。

白馬の紅葉スポットまでのアクセス方法

白馬岩岳マウンテンリゾートは、最寄りのICからおよそ1時間ほどかかります。上信越自動車道を利用する場合、長野ICで下り、長野南バイパスから国道19号、県道長野大町線(31号)を経て白馬方面へと向かいますが、長野自動車道安曇野ICや北陸自動車道糸魚川ICを利用する場合、国道148号が目標です。岩岳スキー場の看板に従えばたどり着きます。

ゴンドラリフトの横に駐車場があり、ゴンドラで登っていきます。ゴンドラにはペットも乗車できますが有料です。

④白馬大橋【雪帽子と紅葉と松川の深い青が美しい】

白馬大橋は、白馬八方尾根にほど近く、国道148号線と並行する白馬村にかかる橋です。橋の下には松川は飛騨山脈の白馬連峰を源流とし、深い青色が美しいことでも知られています。この白馬大橋から白馬岳をの紅葉がとても美しいと評判です。

山に架かる雪帽子、秋色に広がる紅葉に、水辺の美しさが加わり、これまでにない四重奏が聞こえてきます。周辺の観光の帰りにぜひ立ち寄って、できれば写真に収めたいポイントです。

白馬の紅葉スポットまでのアクセス方法

出典: https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000152825/?screenId=OUW3701

白馬大橋は、JR白馬駅から車で6分ほどです。白馬駅から県道322号線を道なりに進んでいった最初の橋が白馬大橋となります。白馬大橋は日本の道百選に選ばれたのは昭和のころで、多くの観光客が訪れる名所です。

近くに「白馬塩の道温泉倉下の湯」という温泉もあり、川沿いの散策でリラックスできます。10月の紅葉のころにはぜひ足を伸ばしてみましょう。

白馬でおすすめの紅葉スポット【小谷村2選】

①栂池自然園【白馬エリア一番人気の紅葉スポット】

標高1900mほどに位置する栂池自然園は、日本を代表する高層湿原です。例年、9月下旬ごろから草紅葉が赤く燃えはじめ、紅葉の見頃に合わせて紅葉祭りも行われていることでも知られています。

園内に整備されｔ遊歩道は5.5kmほどあり、白馬の峰々に囲まれながら開放的なトレッキングが楽しめます。山頂に雪がちらつき、雪の白色と紅葉の秋色、木々の緑色が美しく彩る姿、ぜひフレームに収めましょう。

白馬の紅葉スポットまでのアクセス方法

出典: https://www.jalan.net/yad374722/

栂池自然園へのアクセス方法は、各ICから国道148号線で白馬方面へと進み、岩岳入口信号から栂池地区へと入って行く方法や栂池高原看板のある交差点から栂池地区へと入って行く方法があります。駐車場は広く、また、つがいけロープウェイを使って自然園まで行くことが可能です。

宿泊してのんびりと過ごしたいという方は、栂池自然園の目の前に立つ山荘で宿泊するのもおすすめです。夜には満天の星空を眺めながら、唯一無二のひと時をすごしましょう。

②鎌池【紅葉の色彩が映り込む澄んだ池】

鎌池は、標高1190mに位置する1周2kmのひっそりとした神秘的な池です。紅葉の時期になると、青い空、白い雲、豊かな紅葉の色彩が静止した水面に映り、言葉を失うほどの美しさに圧倒されます。

そんな息を飲む美しさに魅了され、多くのカメラマンが訪れることでも有名です。トレッキングコースも整備され、秋を肌で感じることもできます。白馬エリアでもより自然と戯れたい方におすすめです。

白馬の紅葉スポットまでのアクセス方法

出典: https://travel.yahoo.co.jp/domestic_hotel/shisetsu/HT10048139/

鎌池へのアクセス方法は、国道148号線から「小谷温泉口」の信号を温泉方面へと進みます。40分ほどでこの絶景に到着です。

せっかくはるばる訪れたのだから、のんびりと温泉にでも浸かって過ごそうという方は、近くに湧く温泉、山田旅館がおすすめです。こちらは秘湯の宿で、昔ながらの風情を残した温泉となっています。

白馬でおすすめの紅葉スポット【小川村2選】

①アルプス展望広場【同じ目線で北アルプスの紅葉を感じる】

長野県上水内郡小川村にあるアルプス展望広場は、雄大な北アルプス後立山連峰を同じ目線で望める絶景スポットです。紅葉時期に限らず、春の桜、新緑の木々、冬の雪景色と、四季の移り変わりを目の高さで感じることができます。

こちらの展望広場にはトイレも完備され、山の名前が見てわかる案内板なども設置されています。登山やトレッキングの後などに立ち寄ると、さらに感慨深くなるはずです。

白馬の紅葉スポットまでのアクセス方法

白馬エリアの中でも小川村へのアクセスは、白馬・長野オリンピック道路を通じてアクセスします。小川村内を走る長野県道36号線の一部が小川アルプスラインとして通っているため、この道路を使うことが可能です。

この展望広場からの白馬エリアの紅葉は、9月下旬から10月にかけて楽しむことができます。冬期間は積雪のためビューポイントが閉鎖されてしまうため、注意しましょう。

②アルプス展望デッキ【アルプス展望広場と合わせて立ち寄れる】

こちらの展望デッキは、アルプス展望広場のそばにあって、同じく雄大な北アルプス後立山連峰を望むことができる絶景スポットです。こちらの展望デッキは、アルプス展望広場よりも標高が高く、より多くの峰々を眺めることができます。紅葉して鮮やかに色づく山の移ろいをのんびりと眺めることができますので、展望広場と合わせてぜひ立ち寄ってみましょう。

白馬の紅葉スポットまでのアクセス方法

出典: https://www.jalan.net/yad378710/

アルプス展望デッキは、アルプス展望広場と同じく、県道36号線からアクセスできます。この小川アルプスラインは観光ラインとして小川村の観光スポットにも通じていますので、上手に利用しましょう。

なお、大自然に囲まれた白馬エリアは小川村で、満天の星を見学し、地元の食材をいただきながらのんびりと過ごしたいという方は、こちらの宿がおすすめです。小さい村ながら評判のよい宿ですので、ぜひのんびりと紅葉狩りに出かけましょう。

白馬でおすすめの紅葉スポット【大町市4選】

①青木湖【澄んだ水が秋色を映し出す】

白馬エリアは長野県大町市北部に位置する湖が青木湖です。大町市北部には仁科三湖と呼ばれる3つの湖がありますが、この青木湖は最も大きくハートの形をした湖で、水が澄んでいることで知られています。

まるで絵に描いたかのように美しいこの湖は紅葉の時期になるとすっかり秋色に染まり、真夏のキャンプや冬のスキーなどでの賑わいとは異なる姿が印象的です。白馬エリアの観光で大町市のあたりを回る方はぜひこの青木湖の紅葉もチェックしましょう。

白馬の紅葉スポットまでのアクセス方法

青木湖はJR簗場駅から徒歩20分ほどに位置します。車の場合、国道148号線を白馬村から15分ほど下ったところです。青木湖の西側にはキャンプ場やホテルが点在します。青木湖から西に進んだところに鹿島槍スキー場がありますが、このあたりから見える鹿島槍ヶ岳の紅葉も美しいと評判です。合わせて紅葉を楽しみましょう。

②中綱湖【オオヤマザクラだけではない】

中綱湖は、青木湖のすぐ南に位置する小さな湖です。仁科三湖のひとつで、湖から鹿島槍スキー場が眺められます。釣りが楽しめる湖ですが、何と言ってもオオヤマザクラの幻想的な風景で有名です。しかし、桜だけではなく、紅葉も実に見事で、秋の姿が湖面に映り込み、観光客を喜ばせてくれます。

白馬の紅葉スポットまでのアクセス方法

出典: https://travel.yahoo.co.jp/domestic_hotel/shisetsu/HT10057155/

中綱湖へは簗場駅のほど近くで、国道148号線からもアクセスが便利となっています。中綱湖の西側に鹿島槍スキー場がありますが、このあたりから見える鹿島槍ヶ岳の紅葉も美しいと人気です。

紅葉狩りでのんびりと休日を過ごしたいという方は、こちらのロッジがおすすめです。アットホームなロッジで充実したひと時を過ごすことができます。

③高瀬渓谷【エメラルドグリーンと紅葉の鮮やかなコントラスト】

高瀬渓谷は、槍ケ岳を源流として流れ下る高瀬川に、自然の石でできた高瀬ダムや七倉ダム、高瀬ダムを含む景勝地で、10月中旬ごろから11月上旬ごろに紅葉の見ごろを迎えます。エメラルドグリーンの高瀬川に、赤や黄色の紅葉が鮮やかに映え、その美しいコントラストは必見です。

近くには葛温泉が湧き、紅葉狩りの後はホッコリと過ごすこともできます。秋のドライブスポットとしてもおすすめです。

白馬の紅葉スポットまでのアクセス方法

出典: https://travel.yahoo.co.jp/domestic_hotel/shisetsu/HT10021688/

高瀬渓谷はJR信濃大町駅から車で20分ほど、長野自動車道安曇野ICから北アルプスパノラマロード・県道槍ヶ岳線を経由してアクセスします。このあたりには信州の秘湯と呼ばれる葛温泉が湧き、温泉宿も多いエリアです。

北アルプス裏銀座コースの起点として利用しやすい宿、高瀬館には自然に囲まれた露天風呂もあります。日帰り温泉も利用できますので、ぜひ足を伸ばしたいです。

④霊松寺【真っ赤に燃えるドウダンツツジが鮮やか】

長野県大町市にある霊松寺は、県内最古の曹洞宗寺院で、秋の紅葉シーズンになると、赤や黄色のイチョウやモミジ、真っ赤に燃えるドウダンツツジが印象的です。例年、紅葉の見ごろは10月下旬から11月上旬で、紅葉狩りに多くの方が訪れます。こちらの寺では定期的にコンサートなども行われ、紅葉狩りとともに楽しみたいイベントです。

白馬の紅葉スポットまでのアクセス方法

霊松寺へのアクセスはJR大糸線信濃大町駅からタクシー10分、安曇野ICから45分、長野ICから60分ほどです。車で訪れる場合、高瀬渓谷にもドライブで足を伸ばせば、もっと紅葉を楽しむことができます。この季節だけにしか見られない美しい景色をぜひ満喫しましょう。

さっそく白馬へ紅葉狩りに出かけよう！

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長野県白馬エリアでは、北アルプスの峰々に囲まれた独特の紅葉が楽しめます。トレッキングや登山が好きな方はもちろん、大自然に色づく素朴な紅葉を楽しみたいという方は、ぜひ今回ご紹介した白馬エリアで紅葉狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか。紅葉が鮮やかな自然を散策し、時間があればおすすめの宿でのんびりと過ごし、すてきな休日を過ごしましょう。

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