シュラフカバーについて
シュラフカバーは、宿泊するキャンプや登山で使用する寝袋と併用できる便利なアイテムです。寝袋に被せるだけで、テント内で発生する結露などによって、寝袋内に充填されているダウンを濡らす事を防止でき、保温力低下を防ぐことができます。
被せることで汚れが寝袋本体につかないようにできるため、お手入れの手間を省くことにも繋げられる寝袋アイテムです。
シュラフカバーは本来の使い方として以外にも、登山で予定通りに下山することができず、山中で夜を明かすことになった場合には、身体を冷やさないように防寒グッズとしても使えます。
本記事は、人気の高いアウトドアメーカーより評判よいシュラフカバーを集めて紹介していく内容です。お好みの製品があるかチェックしてみてくださいね。（記載されている内容は2021年9月14日現在の情報を元に作成しています。）
オクトス&モンベルのシュラフカバー2選
おすすめ①透湿防水 タフシュラフカバー
透湿防水 タフシュラフカバーの特徴③
国内の登山用品メーカー・オクトスより販売されている透湿防水タフシュラフカバーは、上面のマスタードカラーの部分に、15デニール透湿防水マイクロリップナイロン素材を採用しているシュラフカバーです。
防水性や透湿性だけでなく、引き裂き強度にも優れている素材なので、キャンプで使用するシュラフを傷つかないようにしっかりと保管できます。
透湿防水 タフシュラフカバーの特徴②
縫製箇所にはシームテープ加工を施しているため、ダウン入りシュラフを濡らさないように水分の侵入を防ぐことも可能です。ファスナーは上下どちらからでも開閉可能となっています。
重さが約300gと軽いシュラフカバーで、必要ない時は持ち運びしやすいようにコンパクトにして収納バッグに入れられる商品です。登山の山小屋泊では単体でシュラフとして使えます。
おすすめ②ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー
ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー
| サイズ | サイズ/最大長224×最大幅77cm、収納サイズ/8×5×18cm |
|---|---|
| 素材 | ブリーズドライテック™2レイヤー[15デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ] |
ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバーの特徴①
国内の人気アウトドアブランド・モンベルから販売されているブリーズドライテックスリーピングバッグカバーは、透湿性や通気性を備えているモンベル独自の防水透湿性素材・ブリーズドライテック2レイヤーを採用し、軽量コンパクト性に優れた特徴も持っているシュラフカバーです。
ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバーの特徴②
2レイヤーのため単体での使用はできないシュラフカバーになります。ダウン入りシュラフを出した後にしまえるスタッフバッグも付属されている商品です。
ダウン入りシュラフに被せることで、テント内に発生した結露からシュラフ本体を守れるだけでなく、保温性を高められます。水蒸気を外側に排出する透湿性にも優れているため、シュラフ内部をドライで快適な状態にキープすることも可能なシュラフカバーです。
イスカ&ナンガのシュラフカバー2選
おすすめ①ゴアテックス インフィニアム シュラフカバー
ゴアテックス インフィニアム シュラフカバーの特徴①
国内の人気シュラフブランド・イスカより販売されているゴアテックスインフィニアムシュラフカバーは、超軽量な15デニールナイロンをベースとした、ゴアテックス3レイヤー素材で作られている高機能なシュラフカバーになります。
フード部分は立体裁断されているために圧迫感が少ないです。サイド側についている60cmのファスナーによって出入りも簡単にできます。
ゴアテックス インフィニアム シュラフカバーの特徴②
耐久性に優れている3レイヤー素材のシュラフカバーなので、単体で使うことも可能です。優れた防水性を持っているゴアテックスモデルなので、シュラフに被せておけば登山やキャンプで雨が降ってきた時にも濡らさずに済みます。透湿性も抜群によいので、蒸れを大幅に抑えることも可能です。
ゴアテックス インフィニアム シュラフカバーの特徴③
寝袋に使われている羽毛ダウンや化繊中綿が水分によって濡れることを防ぐ効果もあります。またシュラフに被れば保温力を高めることも可能です。重量はわずか360gと軽いので、力の弱い女性でも持ち運びが簡単にできます。
おすすめ②スリーピングバッグカバー
スリーピングバッグカバーの特徴①
国内の羽毛ブランド・ナンガより販売されているスリーピングバッグカバーは、2レイヤ地で20000mm、透湿性6000g/m2/24hrsという高レベルな防水透湿性能を持つオーロラテックスを素材にして作られています。キャンプや登山で宿泊する時に使うシュラフの携行に便利な軽量シュラフカバーです。
スリーピングバッグカバーの特徴②
シュラフを蒸れや結露から守れるように、透湿性や通気性も適度に備えています。寝ている最中も寝袋に被せながら使うだけで、結露の水分からダウンシュラフを濡らさないように守ることができ、保温力低下を防ぐことも可能です。
シュラフカバー単体では使えない商品になります。重量も400gと軽いシュラフカバーで、専用の収納バッグも付いているため、キャンプや登山にも楽々持っていくことが可能です。
バイレス&プロモンテのシュラフカバー2選
おすすめ①ゴアリップシュラフカバーシーム2 ワイド
ゴアリップシュラフカバーシーム2 ワイドの特徴①
好日山荘のオリジナルブランド・バイレスより販売されているゴアリップシュラフカバーシーム2ワイドは、30デニールのゴアテックス素材を材料にして作られた高機能シュラフカバーになります。重量が425gと軽いシュラフカバーで、必要なければコンパクトにできるので持ち運びも簡単です。
ゴアリップシュラフカバーシーム2 ワイドの特徴②
74cmの長さのサイドジッパーが付いているため出入りもしやすく、暑さを感じた場合にはジッパーを開閉して温度調整できます。縫い目には、水分の侵入をしっかりと防げるようにフルシーム加工が施されているシュラフカバーです。保温力の高いダウン入りシュラフを水分による温度低下から防ぐこともできます。
おすすめ②ライトウエイト3レイヤーシュラフカバー
ライトウエイト3レイヤーシュラフカバーの特徴①
山岳用の高機能ギアを揃えているアウトドアブランド・プロモンテより販売されているライトウエイト3レイヤーシュラフカバーは、株式会社東レと共同開発した防水透湿性・通気性の高い3layer生地を材料に作られているシュラフカバーになります。
ライトウエイト3レイヤーシュラフカバーの特徴②
重量がわずか300gと軽いシュラフカバーで、通気性や3レイヤーの相乗効果によって、従来のシュラフカバーと比較しても結露しにくくなっている製品です。巾着のように絞って閉じられる専用収納バッグもあるので、使っていない時は汚れがつかないように入れて保管しておけます。
ヘリテイジ&アライテントのシュラフカバー2選
おすすめ①eVent WINDPROOF シュラフカバー
eVent WINDPROOF シュラフカバーの特徴①
登山向けのエスパーステントやウェアを企画・開発しているメーカー・ヘリテイジより販売されているイーベントウィンドプルーフシュラフカバーは、素材に高い耐水性をはじめ、透湿性や通気性を備えているeVent®︎WINDPROOFを採用しているシュラフカバーです。
eVent WINDPROOF シュラフカバーの特徴②
ファスナー付きなので出入りも簡単にできます。縫製ラインにはシームシーリング加工を施していて、防水性を高めているシュラフカバーです。フラップによってガードされたファスナーは、左に傾斜して配されているため、寝ている最中にファスナースライダーが口周りに接触しにくく、右手で開けることも簡単にできます。
eVent WINDPROOF シュラフカバーの特徴③
ショートサイズの3シーズンシュラフに最適なSサイズ、厳冬期用のシュラフに適しているLサイズ、中間のMサイズの3タイプより選ぶことが可能です。
あくまでもテントやシェルター内でシュラフと併用することを目的とするアイテムなので、ビバークなど野外で単体で使うと、泥や体の油分などの汚れによって耐水性が落ちてしまいます。
おすすめ②E-シュラフカバー ラージ
E-シュラフカバー ラージの特徴①
国内の人気テントブランド・アライテントより販売されているE-シュラフカバー・ラージはヒートロスを防げるファスナーレスタイプの商品になります。
通気性に優れた3レイヤーの15dnリップストップナイロンを素材に採用して作られたシュラフカバーです。透湿性も高いため、シュラフに被せて使っている時にも蒸れないように水蒸気を外に逃がしてドライな肌触りをキープできます。
E-シュラフカバー ラージの特徴②
同じくアライテントより販売されているE-シュラフカバーよりも一回り大きいサイズで、せっかくのシュラフのロフトを無駄にしたくないという方や、体格が大きいという方にも適しているシュラフカバーです。
E-シュラフカバー ラージの特徴③
キャンプや登山で使うシュラフを結露や雨の水分から守れるだけでなく、やむを得ず山中で一夜を越すビバーク時にも快適に眠るために役立てられるアイテムになります。重量が340gと軽いシュラフカバーで、使わないときにはコンパクトなサイズにできるので持ち運びも簡単です。
おすすめシュラフカバーの比較一覧表
| 商品 |  | |  |  |  |  |  |  |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | オクトス 透湿防水 タフシュラフカバー | ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー | ゴアテックス インフィニアム シュラフカバー | ナンガ スリーピングバッグカバー | バイレス ゴアリップシュラフカバーシーム2 ワイド | ライトウエイト3レイヤーシュラフカバー | eVent WINDPROOF シュラフカバー | アライテント E-シュラフカバー ラージ |
| サイズ | 全長220cm×肩口幅94cm×底部幅54cm、ファスナー開口部 / 148cm、収納サイズ/縦18×横11×マチ5cm | サイズ/最大長224×最大幅77cm、収納サイズ/8×5×18cm | 表/ポリエステル100％、裏/ポリエステル100％ | 最大：210cm・最大幅：82cm・最小幅：56cm、収納サイズ：直径12×20cm | 使用時：210ｘ94cm、収納時：直径10ｘ29cm | 215×足幅85cm、収納サイズ:縦7cm×横8cm×高さ21cm | S、 M、L | 235×95cm (収納時：30×23cm) |
| 素材 | 上面(マスタード部分) / 15dn透湿防水マイクロリップストップナイロン、背面(グレー部分) / 40dnナイロン透湿防水ポリウレタンコーティング（頭部/背面部/底部） | ブリーズドライテック™2レイヤー[15デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ] | 87（肩幅）×209（全長）cm、収納サイズ : 7×8×22cm | 40dnオーロラテックス | GORE-TEX 3レイヤー、30デニールナイロンリップストップ | 20Dナイロンリップストップ+高通気エントラント+7Dトリコット3レイヤー | 30Dナイロンリップストップ、eVent® WINDPROOF | 15dnリップストップナイロン3レイヤード高通気エントラント |
| 商品リンク |
シュラフカバーの比較表について
上記は、本記事で人気メーカーよりご紹介してきたおすすめなシュラフカバーを一覧にしている比較表です。おすすめシュラフカバーの外観を見比べられるだけでなく、シュラフカバーの展開時・収納時のサイズ、使用素材も確認できます。
一番下にはAmazonや楽天への商品リンクも貼ってありますので、気になったシュラフカバーがありましたらクリックして情報を確かめてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか？シュラフカバーは、大切に愛用している寝袋を汚さないように守ったり、寝袋を水分から守って保温力を低下させないようにもできるアイテムです。いろいろなメーカーから高機能素材を使用して作られたシュラフカバーが販売されているので、気になったシュラフカバーがありましたら使ってみてくださいね。
シュラフが気になる方はこちらもチェック！
以下は、コンパクトなシュラフのおすすめ製品や寝袋の選び方についてを解説している記事、アウトドアブランド・モンベルより販売されているおすすめシュラフや失敗しない選び方についてを解説している記事です。
最後は、心地よい揺れを感じながら仮眠できるハンモックのおすすめや選び方についてを解説している記事になります。こちらの3記事でもキャンプで必要な存在となる寝具を紹介しているので参考にしてみてくださいね。
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出典：rakuten.co.jp