シームレスダウンハガー900#3
シームレスダウンハガー900#1
シームレスドライダウンハガー900#3
ダウンハガー800#5
ダウンハガー800EXP.
ダウンハガー650#3
ダウンハガー650#0
バロウバッグ#3
バロウバッグ#0
寝袋ならモンベルがおすすめ
シュラフは重要なギア
キャンプではテントが一番重要なギアと思われていますが、テントよりも大切なギアがシュラフ(寝袋)です。特に冬だとテントだけでもある程度防寒できますが、テントだけで暖かく過ごすのは不可能です。一方、適切なシュラフだとテントで防寒できなくても寒さを感じることなくぐっすり寝られるようになりますよ。
モンベルの寝袋の魅力
国内外のさまざなブランドから寝袋は発売されていますが、なぜモンベルがおすすめなのかというと、登山でも使われている信頼性の高い本格的な寝袋という点と、トップブランドと比較するとリーズナブルな点の2つの大きな魅力があります。キャンプで使う場合でも登山用として使用できる信頼性は重要ですよ。
また、寝袋のバリエーションも豊富で自分の使い方、宿泊地の環境に合った性能の寝袋が必ず見つかる点、オールシーズン使えるなどの魅力もあります。
手に取れる
初心者がキャンプ用品を通販で買うのは以外と大変です。モンベルのようなトップブランドだと価格が安くても通販では高価な部類となるため、実際に目で見て、手にとって選びたいという方もおおいのではないでしょうか?モンベルは全国に直営店があるため寝袋やマットなどの寝具を含めモンベルの人気各種ギアを見に行けますよ。
初めてキャンプ用品を買うという方は店員と相談しながら買うといいでしょう。
モンベルの寝袋の種類
種類が豊富
どんな種類の寝袋があるのか簡単に紹介しますね。種類によって特性や値段が大きく変わってきますよ。また、モンベルには10種類を超える寝袋があるため種類別の特徴と選び方は非常に重要です。詳しい選び方は後述しますね。
中綿の種類
寝袋の中綿は天然素材のダウン(羽毛)と中空ポリエステルなどの化繊の2種類があり大きく性能、特性が異なりますよ。登山ではコンパクトで軽量なダウンがおすすめになりますが、キャンプならどちらのタイプでも大丈夫です。ただし、自転車や徒歩だとコンパクトになるダウンのほうが荷造りしやすいでしょう。
ダウン | 化繊 | |
サイズ・重さ | コンパクトで軽い | 大きい・重たい |
保温性 | 高い | ダウンと比較すると低い |
価格 | 高い | 安い |
メンテナンス | やや難しい | 簡単 |
形状の種類
掛け布団、敷布団のように分けることができ、家族で使いやすい四角い形状の寝袋を封筒型といいます。長さがあり四角いため収納サイズは大きいですが、自宅でも使いやすいタイプになります。2つの寝袋を連結し、大きな寝袋としても使えますよ。
ピラミッドの中で出土したミイラ(マミー)が入っていた棺(ひつぎ)のように体を包み込んでくれる寝袋をマミー型といいます。保温性が高く、コンパクトになるモンベルでは主流の寝袋の形状です。
モンベルの寝袋の選び方
形状で選ぶ
封筒型かマミー型を決めるとかなりスムーズに選べるようになります。モンベルでは家族向けの寝袋が唯一の封筒型になります。小学生高学年や中学生になるとマミー型の子ども向けサイズもあるため小さな子どもがいないキャンプだとマミー型を中心に選ぶといいでしょう。
また、封筒型は布団と似た構造になることから、寝袋に慣れていない方でも使いやすい魅力もあるため、前述した封筒型とマミー型の違いを考えながらどちらの形状にするか選んでくださいね。
中綿で選ぶ
形状が決まったら値段が安く、メンテナンスが簡単な化繊か、化繊よりも軽量でコンパクトになり暖かいダウンか選びましょう。前述したように持ち運びやすさに重点を置く場合は基本的にダウンがおすすめになります。オートキャンプしかやらないのであれば、あまり持ち運びやすさを重視する必要はありません。
保温は化繊でも十分ですよ。また保温性も冬用の化繊シュラフなら、きちんと冬キャンプができるためよく考えて選んでくださいね。
封筒型にも化繊とダウンがある
封筒型は化繊だけというメーカーも多いですが、モンベルでは封筒型でもダウンタイプがあります。どちらが使いやすいか比較して選ぶといいでしょう。封筒型に限り、ダウンのほうが化繊より重たいので注意してくださいね。
使用温度で選ぶ
寝袋には使用できる温度が定められています。モンベルの場合はコンフォート温度とリミット温度で表記されていて寒さに弱い方はコンフォート温度を参考にして選びましょう。例えばコンフォート温度が0℃、リミット温度が-5℃の場合は、0℃までなら寒がりな方でも快適に睡眠でき、-5℃までなら寒さに強い方(筋肉量が多い方など)が寝袋の中で丸まれば寒さを感じずに寝られる温度になります。
封筒型では快適温度として目安が表記されています。
番手に注目
モンベルの寝袋には製品名の後に番手が付いています。#3や#1などの数値は使えるシーズンを表していて数字が小さくなるほど寒さに強い冬向きの寝袋になります。#0~2は冬山、#2~3は3シーズン、#5、7は夏向けのようにある程度製品名を見ただけで使える季節がわかりますよ。番手だけでもいいですが、冬キャンプでは使用できる温度もきちんと確認して選んでくださいね。
その他
一部の寝袋では、左にファスナーがあるタイプもありますよ。使いやすい方を選びましょう。また、身長に応じたものが選べるようになっていてレディースやロングタイプもあります。
【ダウン】モンベルのおすすめ寝袋7選
シームレス ダウンハガー900 #3
シームレスダウンハガー900#3
非常に画期的な最新モデルのダウンシュラフです。一般的にダウンは隔壁がないと偏り、保温できる場所とできない場所が生まれてしまうことから、ダウンジャケットでも寝袋でも隔壁がきちんとあり、隔壁部分が凸凹とした特徴的な模様になってます。本製品は隔壁をすべて取り払い、縫い目を極力なくすることで非常に保温性が高くなっています。
隔壁がなくても特殊な糸が一定量のダウンを保持するため、中綿の偏りが生まれにくく使いやすいですよ。
900FP
製品名の後にある3桁の数字はダウンの質を意味します。通販では安いダウンもありますが、ダウンの品質が不明だったり、質の低いダウンが使われている場合があります。ダウンシュラフの選び方として、ダウンの品質も重視してくださいね。一般的に650FP(フィルパワー)以上のダウンが高品質となり、700FP以上は最高品質と呼ばれる保温性が非常に高いダウンになります。
#3のため3シーズン(場合によりオールシーズン)使えるモデルです。
シームレス ダウンハガー900 #1
シームレスダウンハガー900#1
フィルパワーは変わりませんが、番手が#1になったことでコンフォート温度が-2℃、リミット温度が-8℃となり冬キャンプでも暖かく、安心して使える保温性が高いモデルです。
保温性を高めるため中綿の量が増えていますが、ダウンの特性のおかげで非常に軽く、厳冬期にも使える寝袋ですが、重さはわずか807gしかありません。収納サイズもΦ16×32cmしかなく、化繊の厳冬期モデルと比べると非常にコンパクトで軽量です。
伸びるから使いやすい
モンベルの寝袋にはストレッチ性を生み出す特殊な縫い方が採用されています。軽さ求めないという方は本製品のように、スーパースパイラルストレッチ仕様になっているものがおおすすめですよ。寝袋に慣れていないとマミー型は窮屈に感じやすいですが、本製品(同シリーズ)は135%もの伸縮性があり、足を動かしても寝袋が伸びるため快適です。
注意点
135%と一般的なシュラフと比べるとよく伸びますが、マミー型は2人用としては使えないので注意してくださいね。また、#1や#2などの冬用は夏だと暑いためオールシーズン使うには不向きです。オールシーズン使う場合は3などの3シーズン向け用の寝袋にインナーシュラフなどを追加すると温度調整しやすいですよ。
シームレス ドライ ダウンハガー900 #3
シームレスドライダウンハガー900#3
夏では標高の高い山で使え、冬は低地でのキャンプなどに使えるオールシーズン対応モデルです。900FPの非常に品質の高いダウンが中綿に使われていて隔壁がないシームレスタイプとなり保温性が非常に高い新作の寝袋です。
寝袋の表面は透湿素材として非常に有名なゴアテックスが使われ、水濡れに非常に強いですよ。専用カバーを付けなくても結露などで中綿が濡れず、登山では荷物が1つ減るため非常に使いやすくなったモデルになります。
ワンランク上のシュラフ
ダウンシュラフは濡れてしまうと、ダウンが空気を溜め込めなくなり保温性が大きく低下します。そのため寝袋を濡らさないように防水性があるカバーを別途用意して使いますが、本品は前述したように水濡れに強いです。
また、他のモデルと同様に135%もの伸縮性があり高機能なまま防水性が加わった形です。モンベルの中でも高価な製品になりますが、その分性能が高いですよ。コンフォート温度が4℃、リミット温度-1℃となります。
ダウンハガー800 #5
ダウンハガー800#5
高品質な800FPのダウンを中綿に使ったシュラフです。平地でのキャンプなら3シーズン利用できるコンフォート温度が8℃、リミット温度が4℃です。寒い場合はインナーシュラフなどを追加するとさらに使いやすくなりますよ。身長が高い人はロング、女性、背の低い方はレディースがあります。
収納サイズはΦ12×24cmとなり軽量かつコンパクトで自転車や徒歩でのキャンプにもおすすめです。また、ファスナーの位置を選べる製品です。
#5でも暖かい
FP(フィルパワー)が高いため、#5でも4~8度まで使えます。FPが高いほどダウンがふわふわしていて少量でもしっかり厚みができ、保温性が高いです。コンパクトで軽量なため移動手段問わずさまざまなキャンプスタイルで使えます。また、マミー型は1人用ですが、ジョイントで連結でき2人用のように使用できます。
対応身長は183cmまでとなり、体格のいい方はロングがおすすめです。他の寝袋と同じようにストレッチ性があり快適ですよ。
ダウンハガー800 EXP.
ダウンハガー800EXP.
モンベル最強の寝袋になり、冬キャンプが好きな方で寒さが苦手という方におすすめできます。対応温度はなんと、コンフォート温度が-13℃、リミット温度が-21℃と極地遠征でも使えるレベルになります。保温性が非常に高いですが、135%ものストレッチ性は変わらず使い心地も非常に高いです。
真冬の高地以外では温かすぎることから自宅で使ったり、オールシーズンや3シーズン向けとして使えない冬専用モデルとなります。
細かなところも工夫されている
首周りにチューブ状の生地を設けてマフラーのように空気の出入りを遮断したり、ファスナー部分から空気が入らないように隔壁を設けたりと、細かなところも徹底されています。雪上キャンプ、雪中キャンプをする場合に非常に便利ですよ。
極地でも耐えられる中綿がたくさん詰まったモデルのため収納サイズはΦ21×42cm、1500g他のダウンシュラフと比べると化繊シュラフ並の大きさになるため注意してくださいね。
口コミ
モンベル ダウンハガー800 EXP ですね。私は、モンベル アルパイン バロウバッグ 0 を 雪山で 使ってます。モンベルは、良いですよ✌️
— 銀ちゃん (@J89a0oG0SSyMnkp) December 22, 2020
雪山でも安心して使える寝袋として口コミでも人気があります。寒さが苦手な方でも安心して熟睡できる高い保温性が魅力的です。
ダウンハガー650 #3
ダウンハガー650#3
エントリーモデルとしても購入しやすい650FPのダウンシュラフです。900や800と比べるとリーズナブルな価格になっていますよ。FPは下がりましたが、選び方で紹介したようにダウンが持つ保温性、軽さ、コンパクトさは変わらず収納サイズはΦ15×30cmしかありません。コンフォート温度が3℃、リミット温度-2℃と厳冬期以外でも使いやすい3シーズンモデルになります。
厳冬期もインナーシュラフなどを使うとある程度対応できます。
エントリークラスでも使いやすい
650FPでも使いやすさは上位の800FPや900FPのモデルと変わりません。135%もの伸縮性があり初めてマミー型の寝袋を使う方でも使いやすいままで、ファスナーで連結できる点も同じです。キャンプや登山だけではなく、災害用に備えておきやすいモデルですよ。
口コミ
下位モデルですが化繊と比べると十分にコンパクトで軽量で、暖かいと評価されています。長さなどの仕様は上位モデルと変わらず183cmまで対応し、ロングモデルもきちんとありますよ。
ダウンハガー650 #0
ダウンハガー650#0
下位モデルですが、冬キャンプ、冬季の登山でも使える冬用の寝袋もきちんとあります。650FPで冬用のため少し大きめですが、コンフォート温度-8℃、リミット温度-15℃と3000m級の山で使える保温性がありますよ。収納サイズはΦ20×40cmです。
実は新モデルとして650FPの寝袋は少し軽くなり、持ち運びやすくなっていて、上位モデルとの差が少し埋まっているため2020年以降の650FPモデルはおすすめです。
上位モデルと変わらない工夫
ファスナー部分から冷気が侵入しないようになっていたり、マフラーのように首元を包む構造など、上位モデルの厳冬期モデルと変わらない構造になっていて下位モデルですがしっかり雪山などでも使えます。新モデルになったことで100g以上軽くなりより使いやすくなった入門にもおすすめモデルです。
口コミ
冬用シュラフでダウンハガー650#0よりコスパいいのってある?イスカとナンガはよくわからん
— きんのさん (@rin27N27) September 7, 2019
上位モデルとの重量の差が少し埋まったことで非常にコスパのいい冬用の寝袋になっています。口コミでもコスパの高さは話題になっていますよ。
【化繊】モンベルのおすすめ寝袋3選
バロウバッグ #3
バロウバッグ#3
価格が安く、メンテナンスがしやすい化繊を中綿にしたタイプの寝袋です。3シーズン向けでコンフォート温度が6℃、リミット温度が1℃です。ダウンシュラフと同じようにインナーシュラフなどを追加すると、冬でも使いやすくなる汎用性の高いモデルです。化繊のため水濡れにも強く、カバーを使わなくてもいいため荷物は減りますが、収納サイズはダウンより大きくなるので注意してくださいね。
収納サイズは、Φ18×36cmになります。
化繊は手入れが楽
化繊は家庭で丸洗いしやすい素材です。また中綿自体はシリコーンコーティングにより水濡れに強く、汗や雨で濡れても保温力が落ちません。洗った後では撥水加工により素早く乾き、ハウスダストなどが発生しにくいですよ。さらに利き手合わせて右ジッパー、左ジッパーが選べるモデルです。また、ダウンと同様に化繊でも135%ものストレッチ性があります。
口コミ
化繊でも対応温度内なら問題なく使えますよ。口コミでもきちんと使えると高く評価されています。モンベルの化繊寝袋は、キャンプ入門におすすめの寝袋になります。
バロウバッグ #0
バロウバッグ#0
ダウンと同じように3000m級の雪山でもきちんと使える厳冬期用のモデルの化繊シュラフです。化繊の扱いやすさはそのままに化繊でもしっかり保温できますよ。対応温度はコンフォート温度-7℃、リミット温度-14℃になります。その分、収納サイズがΦ22.8×45cmと大きくなっているので注意してくださいね。
重さは2179gにもなることから登山で使うには向いていません。オートキャンプなどがおすすめです。
口コミ
夜中は下手をしたら氷点下まで気温が下がるけど、バロウバッグ#0があればへっちゃらや。ありがとう、モンベル。 pic.twitter.com/c86MuRTlgC
— よーいち (@yoichi_195) November 2, 2019
収納サイズが丸太のように大きいですが、その分氷点下でも使える厳冬期向きの化繊シュラフです。コストやキャンプスタイルによりダウンより化繊を愛用している方も多いですよ。
アルパイン バロウバッグ #3
アルパイン バロウバッグ#3
通常のバロウバッグ#3よりも少し寒さに弱くなっていて、ストレッチ性も120%に下がっていますが、その分軽量化されコンパクトになったモデルです。化繊の扱いやすさ、メンテナンス性と共に軽さ、収納サイズの小ささを求める方におすすめモデルになります。
対応温度はコンフォート温度が7℃、リミット温度が2℃になり、それぞれ1度だけ上昇しています。1℃程度なら服装の工夫や湯たんぽなどの寒さ対策グッズでカバーできますよ。
口コミ
対応温度の低下はほとんど誤差みたいなものなので、気温が低くくてもきちんと3シーズン(工夫するとオールシーズン)使えますよ。伸縮性は下がりましたが、収納サイズが小さくなって小型の車でも積載しやすいモデルです。
気温7度幕内10度その後外気温3度幕内5度でも十分温かく寝させて頂きました。
収納は一度キッチリで余裕で袋に収まってくれます(ダウンは2回ほど圧縮しなければ収まらない)。大きさも思っていたより小さかったです。
まとめ
キャンプスタイルに合った寝袋を選ぼう
モンベルには使いやすい寝袋がたくさんあります。軽量なアルパインモデルは登山に向き、135%もの伸縮性があるモデルは体を動かしやすく使いやすいですよ。ダウンと化繊は何を重視する方で選び方が変わってくるでしょう。自分のキャンプスタイルに合った寝袋を選んでくださいね。
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