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鮮やかに冬の花壇を彩る、ガーデニングにおすすめの花13選!丈夫で初心者にも人気!

冬でもガーデニングを楽しみたい時は、花の種類にこだわることが大切です。本記事では、冬の花壇にぴったりな、ガーデニングにおすすめの花をご紹介します。いろいろな種類の花をガーデニングに取り入れて、鮮やかできれいな花壇を作りましょう。
2021年9月9日
kon_w
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冬にガーデニングを楽しめる花は多種多様!

春から秋にかけては園芸を楽しめても、冬は花壇が寂しくなってしまうという方は多いのではないでしょうか。しかし、冬でも取り入れる品種を工夫することで、ガーデニングを楽しめるようになります。殺風景になりがちな冬だからこそ、花を育てて素敵な日々を送りませんか?

きれいに咲く花で冬のガーデニングを楽しもう

たくさん咲いた紫色の花
Photo bypasja1000

本記事では、冬にぴったりなおすすめの品種をご紹介します。初心者でも簡単に育てられる人気の品種から、中級者、上級者になった時にチャレンジしたい品種まで、バリエーション豊かなガーデニング向けの品種を集めました。

自分のレベルに合わせた種類を厳選すれば、寒い冬が訪れても長い間花色を楽しめるようになります。定番の園芸品種をチェックして、自分なりのガーデニングを満喫していきましょう。

冬のガーデニングに適した花を選ぶコツ

寒い季節が訪れてもガーデニングを続けるためには、選び方にこだわることが大切です。冬の間は、どのような品種を選べばよいのか具体的にチェックしていきましょう。園芸ショップで花の種類を選ぶときの参考にしてみてください。

選ぶコツ①:長い間花を咲かせるもの

濃いピンク色の花
Photo byNowaja

生育が鈍ることが多い冬は、なるべく長い間花を咲かせる傾向のあるものを選ぶのがおすすめです。花がすぐに落ちてしまうような品種だと、せっかく花が咲いても楽しめる期間は短くなります。花の種類によっては長期間咲き続けるものもあるので、ガーデニングに取り入れてみてください。

選ぶコツ②:手入れが少ないと簡単

自宅でガーデニングを楽しみたいと思っても、仕事や家事に追われているとなかなか手入れが行き届かないことがありますよね。簡単に育てたい時は、手入れが少ないものを選んでください。剪定などの手間がほとんどかからない品種なら、冬でも気軽にガーデニングを始められます

選ぶコツ③:虫への耐性があると元気に育つ

たくさんの花びらがついたピンク色の花
Photo bypasja1000

元気に育ってもらうために気をつけたいのが、虫です。虫に弱い品種だと、せっかくガーデニングを始めてもすぐに枯れてしまう可能性があります。特に冬は花が弱りやすい傾向にあるため、虫への耐性がある品種を選ぶのがおすすめです。

また、苗を選ぶ時は虫がついていないかしっかりチェックしてください。最初から虫がついていると花が弱る原因になるので、注意が必要です。

POINT冬ガーデニング向けの花を選ぶコツまとめ

  • 長期間咲き続ける品種を選んで花を楽しもう
  • 初心者は剪定などの手間が少ないと簡単に育てられる
  • 虫に強く、元気に育つ傾向のある種類を選ぶ

冬ガーデニング向けの花5選:初心者編

「まだガーデニングに慣れていないから、きちんと育てられるか心配」と感じている方でも簡単に取り入れられる、初心者向けの品種を集めました。冬に強く、きれいな花を咲かせてくれる種類を中心に紹介するので、初心者の方もガーデニングを楽しんでいきましょう。

冬ガーデニング向けの花①:デンドロビウム

可憐な花を咲かせることで人気を集めている品種です。特にアジア圏内でたくさん自生しており、派生した種類は1,600以上とも言われています。気温が低い高山にも自生できる品種のため、冬に取り入れても枯れる心配をせずに済むのが魅力です。

日当たりがよい場所が好きなので、太陽が当たる場所をメインに置くようにしてください。また、風通しが悪いと蒸れやすくなり、枯れる可能性があります。置き場所さえ間違わなければ、初心者でも簡単に育てることが可能です。

乾燥気味の状態をキープ

根っこの部分が濡れた状態が続くと、株が弱る原因になります。乾燥気味の状態をキープするのが、元気に育てるポイントです。土の内側をチェックして、乾いているようなら水を与えましょう。また、花色の種類が多いため、苗を選ぶ際は好みの色の花を咲かせるものを選んでください。

冬ガーデニング向けの花②:水仙


虫や病気への耐性があり、初心者でも簡単に育てられることで知られている品種です。地植えにしておけば何年間も続けて花を咲かせ、自然に球根が増えていくこともあるため、手間がかからない品種をガーデニングに取り入れたい方におすすめ。

地植えにした場合は、土が乾かない限りは水やりをする必要はありません。鉢植えに植えた時は、土の表面を確認して、乾いているようなら与えるようにしてください。また、水捌けのよい土を選ぶのもガーデニングのポイントです。

追肥の必要はほとんどない

一度植えてしまえば、追肥の必要はほとんどありません。水やりさえ忘れなければ、冬の間もスクスクと育ってくれるでしょう。もし、明らかに元気がなさそうな様子が見られたら、リン酸を含んだ肥料を与えるのがおすすめです。

冬ガーデニング向けの花③:アネモネ

バリエーション豊かな花色を楽しめることで知られている品種です。ピンクや白、赤、青など、さまざまな花色があるので、好みに合わせて選びましょう。何種類かの花色を選んで、寄せ植えにするのも人気です。寄せ植えにすることで、冬の間もカラフルな花を楽しめます。

しっかりと寒い場所に置かないと花を咲かせないと言われているため、厳しい寒さが続く冬でも、元気に育ってくれるのが魅力。初心者が冬にガーデニングを始めるのに最適な品種です。

霜には注意が必要

寒さに強い一方で、霜には弱い傾向があります。冬の間は、霜がついていないか確認しながら育てるようにしてください。霜がついている時は、適宜取っておくと元気に育ちます。花が咲いた後は、花茎を切るようにするのが育て方のポイントです。

冬ガーデニング向けの花④:葉ボタン

古くから日本で親しまれてきた品種です。江戸時代には、お正月用の花として取り入れる人も多くいたと言われています。鮮やかな花を咲かせることから、縁起物として喜ばれてきました。

地植えにしてガーデニングを楽しむだけでなく、寄せ植えにしたり、花束にしたり、いろいろな方法で活用できるのも魅力です。寄せ植えのメインとして使えば、色鮮やかな雰囲気に仕上がるでしょう。

液体肥料を活用するのがおすすめ

窒素をたくさん含んだ肥料を使用すると、花色が悪くなるため注意してください。追肥をしたい時は、分量を調整しやすい液体肥料を使うとよいでしょう。水やりは、表面の土が乾いたタイミングで構いません。風通しがよく、葉が蒸れない場所に置くのも元気に育てつコツです。

冬ガーデニング向けの花⑤:パンジー

育て方のポイントを押さえることにより、半年以上花を咲かせてくれる品種として知られています。形や色の種類も豊富で、現在も続々と品種が登場しているのが特徴です。寒色系から暖色系までバリエーション豊かな花色があるので、好みに合わせて選びましょう。

小さくて可愛らしい花を咲かせるため、冬のガーデニングでは寄せ植えにするのもおすすめです。他品種との相性もよく、愛らしい寄せ植えになるでしょう。また、最近はエディブルフラワーとしても人気を集めています。

冬の水やりは午前中に

寒さが厳しい冬の間は、午前中に水やりをするのがガーデニングのポイントです。午後に水やりをすると土に水分が残り、夜の間に霜が下りる可能性が高まります。霜によって枯れてしまうこともあるため、午前中に水やりを終えて、元気に育てるようにしてください。

冬ガーデニング向けの花5選:中級者編

「初心者からレベルアップしたいから、もう少し難易度の高い品種に挑戦したい」という方から人気を集める、中級者向けの品種をご紹介します。中級者向けではありますが、育てるポイントを押さえれば簡単に育てられるのが、ぜひ取り入れてみてください。

冬ガーデニング向けの花①:マーガレット

寒さに強く、冬にガーデニングを始めたい時にも取り入れやすい品種として知られています。ただし、日当たりが悪いと枯れる原因になるため、冬の間は特に日当たりに気をつけてガーデニングをする場所を決めるようにしてください。

地植えにした場合、元気に育つと自然に株が増えていきます。水はけがよく、栄養を豊富に含んだ土を作って地植えにしましょう。もちろん、鉢植えに植えてもきれいな花を咲かせてくれます。

過度な水やりは避ける


乾燥を好む品種なため、常に水を与えていると根腐れする可能性があります。特に冬は、乾燥気味に育てるようにしてください。土の内側まで確認して、乾いていた場合はたっぷり水を与えます。しっかり花を咲かせたい時は、腐葉土を土に混ぜるのがおすすめです。

冬ガーデニング向けの花②:オステオスペルマム

冬に取り入れるのにぴったりな、ガーデニングの定番として知られている品種です。夜明けとともに花が開き、夜や雨の日には花を閉じるのが特徴。その日の天候によって、見せる姿が異なるところが魅力です。

いろいろな形や色の品種が揃っており、寄せ植えにするのも人気を集めています。日当たりがよく、風通しのよい場所に置いておくと元気に育つのもポイントです。乾燥した状態を好むので、水の与え過ぎには気をつけてください。

枯れた葉や花はこまめに摘み取る

ガーデニング中は花壇の様子をチェックして、枯れた葉や花があった場合は早めに摘み取るようにしてください。不要なものを取り除くことで、たくさん花を咲かせるようになります。葉がたくさんついてきたら剪定し、風通しをよくしましょう。

冬ガーデニング向けの花③:プリムラ

全世界で500種類以上、日本では20種類以上が自生していることで知られる品種です。丈夫で冬に強く、ガーデニングの定番として人気を集めています。白やピンクを始めとした可憐な色から、チョコレート色や黄色といった個性的な色まで、さまざまな色を楽しめるのが魅力です。

霜に強いため、冬の間も外でガーデニングを楽しめます。なるべく日の当たる場所を選び、元気に育つようにしましょう。

花の数が減ったら液体肥料を与える

ガーデニング中にしっかりと様子を見て、花の数が減ったり、葉の色が薄くなったりしたら、液体肥料を与えます。分量は、パッケージの記載事項を守りましょう。また、アブラムシがつくことがあるので、見つけた場合はすぐに取り除いてください。

冬ガーデニング向けの花④:福寿草

山間部に自生していることが多く、丈夫で冬も育ちやすいと言われている品種です。春の終わり頃には花が終わり、葉も枯れて、秋が訪れるまで休眠するのが特徴。再び冬が訪れたら元気になるので、夏の間は見守るようにしましょう。

さまざまな品種の中でも特に日当たりを好むので、なるべく太陽が当たる場所を選んでおくようにしてください。日当たりが悪い場所に置いていると、花付きが悪くなります。

しっかり水やりを行う

乾燥した状態を嫌う品種のため、水やりはきちんと行うようにしてください。特に冬は生育期にあたるため、多めに水を与えるのがおすすめです。ただし、花に水がついたままだと霜が下りる可能性があるので、花を避けて水やりをしましょう。

冬ガーデニング向けの花⑤:クリスマスローズ

寒い冬に花を咲かせることで知られる、ガーデニングの定番品種として人気を集めています。半日陰を好む傾向があり、直射日光は避けるのがおすすめです。特に夏は太陽が当たり過ぎると枯れる可能性があるので、元気に冬を迎えるためにも、半日陰を意識して育ててください。

冬は凍結に注意

寒さが厳しくなる冬は、日暮れ近くに水を与えると凍結する恐れがあります。午前中に水を与えて、凍結を防ぎましょう。土の表面を確認し、乾いていたらしっかりと水やりをします。また、夏場は根腐れを起こしやすいので、乾燥気味に育てるのがポイントです。

冬ガーデニング向けの花3選:上級者編

園芸に慣れてきた頃に取り入れてみたい、上級者向けの品種もチェックしていきましょう。上級者向けだからこそ、花が咲いた時の感動はひとしおです。ガーデニングのレベルを上げるために、挑戦してみてはいかがでしょうか。

冬ガーデニング向けの花①:スノードロップ


まるで雪を思わせる、可憐な花が人気を集めています。花壇に植えておけば、愛らしい雰囲気を楽しめるでしょう。

花がきれいなのはもちろんのこと、ピンッと伸びた葉が美しいことでも定評があります。夏が訪れると休眠期に入り、地上に出ている部分は枯れたように見えますが、水やりを忘れずに行ってください。

風通しがよい場所に設置

風通しがよく、適度に太陽の光が当たる場所におきましょう。風通しが悪いところに置いておくと、カビ病にかかる可能性があります。また、葉や茎に水が当たらないように水やりをするのも、病気を防ぐポイントです。気をつけていれば、冬になるときれいな花を見せてくれます。

冬ガーデニング向けの花②:エラチオールベゴニア

クシュクシュとしたフリルのような花の形が可愛らしい品種です。ピンクや赤などの鮮やかな花色が魅力。ガーデニングでは、寄せ植えのメインとして使用するのにもぴったりです。

肉厚で乾燥に強い品種のため、過度な水やりは根腐れの原因になります。また、葉に水があたると弱ってしまうので、なるべく葉を避けて水やりをしてください。

花が咲いたら液体肥料を忘れずに

花が咲いてきたら、生育をサポートするために液体肥料を与えるのがガーデニングのポイントです。2週間に1回を目安に、水やりをするタイミングで肥料を与えてください。きちんと肥料を与えておけば、次々に美しい花を咲かせてくれるでしょう。

冬ガーデニング向けの花③:エリカ

気温が下がる冬を好み、夏場の高温多湿は苦手とする品種です。花を咲かせる品種が少なくなる冬の間も、きれいな花を見せてくれるため、ガーデニング愛好家から人気を集めています。小ぶりの花が密集するように咲き、可愛らしい雰囲気を感じられるのが魅力です。

秋に有機肥料を与えよう

元気な花を咲かせるためには、秋に有機肥料を与えるのがガーデニングのポイントです。秋に栄養をしっかり与えておけば、可憐な花を見せてくれます。また、風通しが悪いと虫がつきやすくなるため、葉が密集しそうな時は選定を行ってください。

冬もガーデニングできれいな花を楽しもう

ガーデニング用具と苗
Photo byJillWellington

「冬はガーデニングができない」と思いがちですが、選ぶ植物にこだわることで、ガーデニングを楽しめるようになります。寒さへの耐性があり、丈夫で元気に育つ品種を中心に選ぶようにしましょう。

育てるコツは、品種によって変わります。水やりの頻度や置き場所を確認し、適切な方法でガーデニングを行うようにしてください。きちんとお手入れをしていればきれいな花を咲かせてくれるので、ぜひ冬もガーデニングを満喫してみてはいかがでしょうか。

冬のガーデニングが気になる方はこちらもチェック!

冬にガーデニングを楽しみたい時は、おすすめの品種や育て方を把握しておくことが大切です。関連記事でも冬のガーデニングで役立つ情報を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。