高級寿司でも一目置かれる!お寿司の食べ方
お寿司の食べ方については、『自己流の食べ方で食べている』、『高級店のカウンター席は板前さんとの会話に困る』、『実は回転すしの方が気楽』など、食べ方に自信がないという人がいらっしゃるのではないでしょうか。
お寿司は日本が誇る代表的な日本料理です。日本ではもちろん海外でも人気の料理なので、日本人として鮨文化や正しいお寿司の食べ方を押さえておいて損はありません。
そこで今回は、注文の仕方から、美味しい食べ方、鮨通ならではの振る舞いなど、どんな高級寿司店でも困らないお寿司の正しい食べ方をご紹介します。この機会に正しい食べ方を覚えてください。知っていると自慢できる鮨用語の解説もあります。
高級寿司でも困らない正しいお作法
お寿司以前の和食基本マナーと食べ方
お寿司は和食なので、基本的には和食の作法に従います。和食の作法といっても構える必要はありません。お寿司の食べ方は懐石料理などに比べると覚える作法は随分と少ないのです。基本のマナーを覚えておけば自然と食べ方が綺麗になり、高級寿司店でも堂々とふるまうことができます。
お箸・器・おしぼりのマナーと扱い方
手でお寿司を食べる食べ方もありますが、半月盆や桶に並べられるお寿司はやはりお箸が似合います。また、ガリや汁ものをいただくときにお箸は必須です。お箸を使うのが苦手な場合も、お箸のお作法は確認しておきましょう。
お箸は上げ下ろしを丁寧に行うとそれだけで上品な食べ方に感じられるものです。正しいお作法は、お箸を取り上げるときには右手で中央付近を取り、左手で受けてから右手で食べるときの持ち方に移行します。
また、和食では小皿以外の平皿は動かさないのが作法の基本です。もし動かすときには両手で扱いましょう。そして、おしぼりは手を拭くためのものです。口を拭ったり、ましてや顔を拭くなどは完全にマナー違反。高級店ではテーブルを拭くのも控えましょう。
正しい食べ方は美味しい食べ方
お寿司の食べ方に堅苦しいルールは多くありません。お寿司の食べ方のルールは美味しくいただく方法だと考えるといいでしょう。正しい食べ方を覚えると共に、なぜそうするのかを覚えておくと、間違えないばかりか通を気取ることができます。正しいお寿司の食べ方を覚えて、ぜひ美味しいお寿司を堪能してください。
お寿司の食べ方:基本マナー
美味しくお寿司を食べる方法
お寿司は生魚を食べる料理なので鮮度が命。出されたお寿司はすぐに食べるのが美味しい食べ方です。美しい鮨を見るとついつい写真を撮りたくなるものですが、写真撮影に夢中になってなかなか手を付けないのでは、美味しいお寿司が台無しです。
特にカウンター席では周囲のお客さんにとっても不愉快ですから、写真はお店の方に一言断ってから短時間で撮影します。
また、お寿司は一口で食べるのが基本です。嚙みちぎったり、箸で切り分けたりしてはいけません。もちろんシャリとネタを別々に食べるのもよくない食べ方です。ダイエットのためにネタだけを食べてシャリを残す”追いはぎ”などは言語道断の食べ方と心得ましょう。
そして、好みもありますが口に入れるときは、ネタが下の上に載るように入れるのが美味しい食べ方。こうすると、ネタの味をより深く感じることが出来るからです。この3つはお寿司を美味しくいただくために押さえておきましょう。
お寿司の美味しい食べ方
- 出されたお寿司はすぐに食べる
- 形を崩さないように一口で食べる
- ネタが下に乗るように口に入れる
お寿司の醤油の付け方
醤油は、シャリではなくネタに少しだけ付けるのが正しい付け方です。ごはんの部分に醤油を付ける食べ方は、にぎり寿司が崩れたり見た目が悪くなってしまうのでお勧めできません。ですが、寿司を裏返さないとネタだけに醤油を付けることは難しいです。
裏返すのはマナー違反なのではと悩むところですが、裏返すのは悪い食べ方ではありません。通なら180度裏返さずに90~160度くらい回転させてスマートにいただきます。
醤油を付ける方法
- シャリではなくネタに醤油を付ける
- 醤油は少しだけ付ける
- 寿司を横に向けたり裏返すのはOK
通っぽくお寿司を食べる方法
お寿司はお箸で食べてもかまいませんが、手で食べる方法が本来のお作法です。親指、人差し指、中指を使って摘まみ上げます。分からなければ、板前さんがお寿司を持つ手を見てみてください。一度手に持ったら口に運ぶまで持ち替えずに食べるのが通な食べ方です。
お箸でお寿司を食べる方法も、ネタに醤油を付けるのは同じです。かといって小皿などに移して、裏返して、醤油を付けて、と何度も摘まんだり置いたりを繰り返すのは綺麗な食べ方とはいえません。
お箸でお寿司をつまみ上げたら、口に運ぶまでお寿司を離さないのが基本の食べ方です。最初にお寿司を摘まむときにネタ側とシャリ側を箸に付けるようにつかんで、横向きに醤油皿へ持っていくと、スムーズに食べることができます。
お寿司をつまむ方法
- 手で食べるときは指三本で摘まみ上げるのが通
- お箸を使うときは何度も仮置きしないのが通の仕草
- 手が汚れたら指拭きを使う
お寿司の食べ方:応用マナー
ガリで醤油を付ける食べ方
握り鮨は裏返してネタに醤油を付けるのが基本ですが、軍艦巻など倒すと形が崩れるお寿司に醤油を付けにくいお寿司です。型崩れが気になる時にはガリを刷毛代わりにして醤油を付ける方法があります。軍艦に添えられたキュウリを使うのも通な食べ方です。
醤油に刷毛が添えられているお店では刷毛でサッと醤油をひと塗りすればOK。ただし、刷毛に滴るほど刷毛に醤油を付けるのは無粋な食べ方なので気を付けましょう。
ガリや刷毛で醤油を付ける方法
- ガリやキュウリで醤油を付ける方法はOK
- 握り鮨にガリの刷毛はNG
- 刷毛があるならサッと醤油をひと塗り
ネタが大きすぎるときの食べ方
お寿司は一口で食べるのが正しい食べ方とされていますので、ネタだけ先に食べる食べ方は避けましょう。でも、ネタが大きすぎて一口では食べられない場合もあります。そこで、シャリを半分ほど先に食べてから残りのネタとシャリを一口で頂くとスマートです。どうしても口に入らないときには小さめに握ってもらってもかまいません。
ネタが大きい時の対処方法
- ネタとシャリを別々に食べるのは避ける
- シャリの半分を先に食べる
- 小さく握ってもらう
席の選び方と上席
お寿司屋さんといえばカウンター席のイメージがあります。板前さんに美味しい食べ方を相談したりや鮨を握る様子を眺めたいなら、やはりカウンター席がおすすめです。逆に板前さんとの会話が苦手な場合や、人の視線が気になると食事を楽しめないならお座敷を選ぶといいでしょう。









出典:photo-ac