ピークファイブ
エメラルド オクラ
白い丸莢オクラ
レッドサン
マグァンプk
オルトラン
種まきの土
住友液肥2号 実もの用
オクラの特徴
オクラとは
オクラは、アフリカ原産のアオイ科トロロアオイ属の植物です。アフリカでは多年草ですが、日本では冬に枯れてしまうため1年草扱いとなります。若い果実を収穫して食用にする野菜で、春に種をまき、夏から秋までが収穫時期です。
種からでも育てやすいオクラ
暑さや病害虫に強いオクラは、夏の家庭菜園でたいへん育てやすい野菜と言えるでしょう。種からの育て方とプランター栽培の注意点、追肥のやり方まで、詳しく解説いたします。夏バテ予防にもなるオクラを家庭菜園で楽しんでください。
家庭菜園でオクラ栽培に向く場所
オクラは強い直射日光にも耐えますので、日当たりが強すぎて植物を育てにくいベランダでの栽培に向いています。半日陰でも元気に育ちますので、午前または午後の数時間しか日が当たらない場所でも栽培できる野菜です。追肥をやることで、初夏から秋まで長期間の収穫が期待できます。
オクラの花の特徴
オクラは明治初期にアメリカから伝わりました。最初は観賞用として栽培されていたという説もあるそうです。アオイ科の植物ですので、タチアオイやハイビスカス、フヨウと似た花が咲きます。クリーム色の花びらで中心が黒く、家庭菜園を美しく彩ります。
主な品種・種類
オクラは大別すると4種類に分類されます。もっともよく栽培されている角オクラ、角の無い丸オクラ、サヤが赤い赤オクラ、花を食べる花オクラです。角オクラは切り口がきれいで、丸オクラは成長し過ぎてもサヤが固くなりにくいなど、それぞれ特徴があります。品種による特徴を知って、種を選ぶ準備をしましょう。
プランター栽培に向く品種
種選びの準備
細かくオクラの品種を見ていくと、柔らかくて生で食べるとおいしい品種や揚げるとおいしい品種などがあります。花オクラは花を食べるオクラですので、ここでは他の3種類のグループに入る品種を見ていきましょう。プランターで栽培する場合は、草丈がコンパクトなものを選ぶと管理しやすいですよ。
ピークファイブ
五角オクラのなかでも、葉が小さく密植しやすい品種となります。草丈が低く風に当たっても倒れにくいので、ベランダでの管理がしやすいでしょう。サヤのイボの発生が少なく肉厚なので、きれいな果実が期待できます。断面は五角形です。
ピークファイブ
満天
五角オクラのグループで、ピークファイブよりさらに草丈がコンパクトです。丈が低くても収穫量が多いのが特徴。家庭菜園で長期間収穫が楽しめます。果実が7~8cmぐらいになった頃が、収穫の適期です。切り口がきれいな星形なので「満天」と名付けられました。
エメラルド
丸オクラのグループで、固くなりにくいのが特徴です。収穫が遅れても、柔らかな食感が楽しめます。色は鮮やかな緑色で、サヤが14~15cmと長めの品種となります。生食に向く品種といえるでしょう。成長力が強く栽培しやすいです。
エメラルド オクラ
白い丸莢オクラ
丸オクラのグループに分類され、サヤの色が淡い緑色です。サヤの長さは15cmぐらいで、柔らかく粘り気のある食感となります。淡い色を生かした料理を作るのも楽しいものです。一般的な丸オクラより草丈が低いので、管理や収穫が楽です。
白い丸莢オクラ
レッドサン
五角オクラのグループで赤いサヤが鮮やかな品種です。葉が小さくすっきりした草姿をしています。サヤが曲がりにくい性質も持っていて、生のままスライスして料理の彩りにおすすめ。赤い色の成分はハイビスカスティーと同じアントシアニン色素で、ゆでると濃い緑色になります。
レッドサン
オクラの種からの育て方
オクラ栽培に適したプランター
オクラの根は直根性で、まっすぐ深く伸びていきます。横長プランターの場合は、深さが30cm以上のものを選びましょう。1株につき、幅と奥行きも30cm以上必要です。2株を同時に育てるときは、株間を30cm取る必要があります。容量が48リットル以上がおすすめ。野菜用のプランターなら、深さや奥行きがゆったりとしています。
菜園コンテナ
オクラ栽培に適した鉢
丸い鉢の場合は、直径30cm、深さ30cm、10号サイズのものが適しています。なかでもスリット鉢と呼ばれる鉢がおすすめ。鉢の側面下方に細い溝があり、根が縦にまっすぐ伸びる構造になっています。根がぐるぐる巻かないので、地植えと同じように生育がよくなります。
スリット鉢
ベランダでのプランターの置き方
日当たりと風通しのよい場所に置きましょう。ただし熱風は株を傷めてしまいますので、エアコンの室外機の風が当たる場所は避けます。夏は、ベランダのコンクリートが焼けて高温になるので、レンガなどを両端に置いて、その上にプランターを置くのがおすすめ。レンガを離して置いて、隙間に風が通るようにしておくと、根が傷みにくくなります。
種まきの時期
オクラの種まきの適期は5月下旬から6月初旬です。発芽する地温は25℃から30℃と高いので、地面の温度が充分上がる5月後半まで待ちましょう。地面の温度を測るのは難しいので、種子の袋を見て住んでいる地域の適期を確認するといいですね。
種まきの準備
オクラの種子は種皮が固く発芽しにくいので、前日から水に漬けておきます。根が少し出るまで数日漬けておいてもよいです。皮が割れて白い根が少し見えるぐらいが、ほどよいタイミングとなります。ペンチなどで軽く割れ目を入れてまく方法もありますが、種子をつぶしてしまわないように注意してください。
オクラの種まきに向く用土
直径9cmのポリポットに種まき用の土を八分目まで入れます。土は小粒の赤玉土4、バーミキュライト4、ピートモス2の割合で混合してください。市販のフミン酸入りの種まき用土を使うと発芽後の生育がよくなります。
種まきの土
種からの育て方
ポリポットの底から水が出てくるまでたっぷり水をやります。直径4cm、深さ1cmくらいの穴を作り、4~5粒をまき、1cmほど土をかけてください。手で軽く押さえて、上から静かに水やりします。発芽するまで土の表面が乾かないように、水やりをしましょう。
プランターに直接まく場合
オクラは根が直根性でまっすぐ伸びますので、植え替えると根を傷めてしまう場合があります。プランターに直接まいたほうが、育てやすいと言えるでしょう。プランターに野菜用の土を入れて深さ1cm程度の穴を作り、オクラの種子を4粒まきます。手で軽く押さえて水やりします。
発芽後の管理
1日1回は水やりをします。本葉が3~4枚出たら、小さい芽はそっと抜いて間引きしましょう。間引く芽を根本からハサミでカットする方法もあります。残す芽の根を傷めないので、おすすめの方法です。気温が25℃以下になるときは、不織布などで覆いをしてあげましょう。
プランターでの育て方
プランターに植え付けるときの注意点
ポリポットにオクラの種をまいた場合、6月頃の25℃を超えた時期にプランターに植え付けます。本葉が3~4枚以上出た頃が目安です。プランターに入れた土に、ポットと同じ大きさの穴を開けて、たっぷりと水を入れます。オクラの根は細くて弱いので、根を傷つけないようにそっとポットから出して、植えましょう。
プランターへの植え付けの準備
プランターに鉢底土を2cmの高さまで入れます。その上に、市販の野菜用の培養土と、元肥としてチッソ、リン酸、カリを同じ割合で配合した肥料を混ぜて入れます。緩効性肥料のマグァンプK中粒を使うと、かんたんです。鉢やプランターにそのまま使える培養土もありますので、それを利用してもよいでしょう。
マグァンプk
培養土の注意点
古土に、腐葉土やバーミキュライトなどの再生材と元肥を入れて使うこともできますが、オクラは連作障害を起こす野菜ですので、要注意です。前回アオイ科の植物を育てた土は使わないようにしましょう。アオイ科の植物にはフヨウやモロヘイヤがあります。
間引きの注意点
プランターに直まきした場合、植え替えの必要はありませんが、間引きをして丈夫な苗を1本残します。ポリポットと同様に、本葉が3~4枚出たころが、間引きの適期です。一番よく育って丈夫な苗を残し、残りをピンセットでそっと抜きます。細いハサミで根本からカットしてもよいでしょう。
水やりの注意点
春から初夏は、鉢土の表面が乾いたら、たっぷり水やりをしましょう。プランターの底から水が出てくるまで、水やりします。プランターや鉢の受け皿にたまった水は捨ててください。真夏には成長が早く、花や実をつけますので、朝か夕方毎日水やりします。水切れをおこすと、果実が固くなりますので、気をつけましょう。
秋以降の水やりの注意点
真夏ほど水やりをしなくて大丈夫ですが、土の表面が乾いたら水やりが必要です。オクラは寒さに弱いので、夜間の気温が15℃より下がる時期には、日中の暖かい時間帯に水やりをします。午前10時から午後3時ぐらいの間が最適です。
追肥のやり方
家庭菜園でオクラの収穫を楽しむためには、追肥が大事なポイントとなります。6月下旬になって花が咲いたら、追肥をやる時期です。化成肥料を大さじ1杯ぐらい、株元から10cm以上離れたところに土と混ぜて軽くなじませてやります。
つぼみがなかなか開花しなかったり、茎の先端で花が咲き始めたら、肥料不足です。即効性のある液肥をやりましょう。肥料食いと言われるオクラは、追肥が育て方のポイントとなります。
住友液肥2号 実もの用
支柱を立てる時期の注意点
オクラは倒れやすい野菜ですので、草丈が伸びたら、倒れないように注意が必要です。追肥をやる時期に、支柱を立てて育てます。コンパクトな品種でも1mぐらいにはなりますので、少し長めの支柱を立てて、園芸用のビニタイで茎と支柱を結んでください。きつく結ぶと茎を傷めますので、ゆるく八の字に結びます。
家庭菜園での注意点
家庭菜園への植え付けの準備
家庭菜園での育て方のポイントは、土作りです。オクラはアルカリ性の土を好みますので、苗を移植する2週間以上前に、1平方メートル当たり150gの苦土石灰をまいて、土に混ぜておきます。植え付けの1週間前に元肥を1平方メートル当たり100g入れて、耕しておきます。
家庭菜園への植え付けの注意点
15~20cmの高さに畝を作ります。その上へ穴あきマルチを敷いて、穴に苗を植え付けると除草の手間が省けます。本葉が5~6枚になったら、家庭菜園への植え付け時期です。ポリポットに水をやり、土が崩れにくいように準備しておきます。マルチの穴に1本づつ植えて、根元を軽く手で押さえます。
苗からの育て方の注意点
市販のオクラの苗はポリポットに数本の芽が出ているものもありますが、そのまま崩さずに植え付けます。ポリポットの土ごと一緒に植えて、根を傷めないことがポイント。苗が根付いて新芽が出たら、間引きをしてください。
害虫対策
ネコブセンチュウに弱いので、フレンチマリーゴールドをコンパニオンプランツとして植えるのもよいです。オルトランを株元にまくのも、家庭菜園では手軽にできる予防法となります。
生育時期にはネキリムシ、ヨトウムシが、収穫時期にはアブラムシ、スリップス、メイガ、オオタバコガなどの被害が出やすいです。殺虫剤を商品の説明に従って使用しましょう。
オルトラン
病気対策
おもな病気はモザイク病、うどんこ病、葉すす病、苗立枯病です。葉すす病は、葉の裏に灰色のカビが発生する病気ですので、水やりのときに葉の裏側をチェックしましょう。傷んだ葉は摘み取り、焼却ゴミに出してください。株のそばに置いておくと、広がってしまいます。広がってしまったら、市販の殺菌剤を使いましょう。
オクラの収穫
収穫のコツ
開花から5日ぐらいで、サヤの長さが5~8cmぐらいになったら収穫時期です。サヤの大きさは品種によりますので、種の袋の説明を参考にしてください。毎日、ほどよい大きさになったサヤを付け根からハサミで切り取ります。
収穫開始後の育て方
収穫したサヤの下の葉を1~2枚残して、それより下の葉を根元から取り除きます。こうすることで風通しがよくなり、病気の予防になります。日当たりもよくなり、サヤの緑色が鮮やかになることも期待できるでしょう。
オクラの調理法
採りたてのオクラを生食する場合は、塩をまぶして軽くこすって表面の細い毛を取ります。刻んでサラダに入れたり、納豆と混ぜて食べてもおいしいです。ゆでる場合は、茎を切り落としガクを剥いて、塩を入れた熱湯で1~2分ゆでます。オクラに塩をまぶして軽くもんで、熱湯でゆでる方法もおすすめ。色が鮮やかになります。
オクラのおすすめ料理
オクラを刻んでスープに入れると、ほどよいとろみがつき、のど越しがよくなります。パプリカと一緒に、軽く焦げ目がつくまで焼いて、ステーキなど肉料理の付け合わせにもおすすめ。レンコンの薄切りと一緒に素揚げしてカレーに添えると、いつものカレーがおしゃれになります。
オクラの栄養成分
オクラのネバネバした成分は、ガラクタンとアラバン、ペクチンなどの食物繊維です。食物繊維は腸を整え便秘や下痢の調整をします。体内でビタミンAに変換されるβカロテンをレタスの3倍以上も含みます。βカロテンは、抗ガン作用や免疫を高める作用があります。
オクラのプランター栽培まとめ
オクラの育て方まとめ
種を水に漬けてからまき、追肥を切らさないようにして、長期間オクラを栽培してください。きっと満足のいく収穫ができるでしょう。来年またオクラを栽培するときは、プランターの土を入れ替えることも大事です。コツを覚えれば、オクラは夏の家庭菜園の定番となります。
オクラ栽培の楽しみ
家庭菜園の初心者におすすめのオクラは、花もきれいで夏のベランダを華やかにしてくれます。育て方のコツを押えて、種から挑戦してみてはいかがでしょうか。夏の水やりや追肥は暑くてたいへんですが、ご家族で協力すれば、収穫のときの喜びも大きくなります。
オクラの育て方や利用法が気になる方はこちらをチェック!
当サイトでは、オクラの育て方や利用法を扱った記事をたくさん掲載しています。種からの育て方やオクラのレシピが気になる方はぜひ参考にしてみてください。ちょっと珍しいオクラ水の作り方や効果を扱った記事もあります。

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