アガパンサスの花言葉にホッコリ!
和名「紫君子蘭」と呼ぶこの花の花言葉とは
涼しげな青い色合いの繊細な花姿が印象的なアガパンサス。アガパンサスは細長く伸びた花茎の先に小さなユリのような花を何個も咲かせて、まるで青色のパラソルを開いたかのように放射状に花を咲かせる多年草の花です。
和名を「紫君子草」と呼ぶアガパンサスの花言葉をその由来と共に解説します。青系の花が主流ですが白い花を咲かせる種類もあるアガパンサスの色別の花言葉は?そして育て方のコツなども一緒にご紹介します。
アガパンサスの花言葉
「恋の訪れ」「ラブレター」
アガパンサスの花言葉は「恋の訪れ」「ラブレター」という言葉です。アガパンサスとはギリシャ語で「愛の花」という意味。花の名前にそんな意味があることが「恋の訪れ」「ラブレター」という花言葉の由来となりました。
切り花として花束やアレンジメントの花材としても楽しめます。言葉では伝えられきれない恋の想いをアガパンサスの花言葉に託して、恋人にその気持ちを伝えるメッセンジャーとしても活躍してくれそうです。
「知的な装い」
アガパンサスのイメージとなる花言葉には「知的な装い」という花言葉もあります。この花言葉の由来は、すうっと伸びた花茎の先に数十輪もの繊細な花をまるでパラソルを広げたように咲かせる、そんな花姿からイメージされて付けられたといわれます。
涼しげで繊細、そして知的なイメージを持つ淡い青色の花にちなむアガパンサスの花言葉の1つです。
アガパンサスの色別の花言葉
白は「誠実な愛」
アガパンサスのポピュラーな花の色は青系。水色から濃い青のほか紫、そして白い花の色があります。その中で白いアガパンサスは特に「誠実な愛」という言葉で象徴されているのです。
由来の根拠は残念ながらはっきりとはわかりませんが、1説には白い花に共通する花言葉の「純粋」「誠実」「清純」などという言葉と、ギリシャ語のアガパンサスの花名の意味「愛の花」という言葉が互いにイメージされ付いた言葉だという説があります。
青や紫には特に色別の花言葉はない
夏の暑い日差しの中で、紫色の繊細な花姿がひときわ涼しげに映る紫色のアガパンサス。薄い水色のアガパンサスの花もとても軽やかに夏の季節を飾ります。
ただ青や紫色のアガパンサスには特に色別の花言葉はありません。アガパンサスの原種は南アフリカに20種類ほど咲いていますが、原種は青系。ですから青や紫のアガパンサスの花言葉はアガパンサスを代表する「恋の訪れ」「ラブレター」という花言葉で象徴されているのでしょう。
アガパンサスの特徴
ユリ科アガパンサス属の多年草
アガパンサスはユリ科アガパンサス属の多年草の植物です。学名はAgapanthusと表記します。原産地は南アフリカです。開花時期は5~8月。つやのある肉厚の葉の中から花茎を伸ばし、放射線状に涼しげな数十輪の花を付けます。
開花した花は小さなユリのような見た目です。草丈は50cmほどの矮性種から、1m以上になる高性種があり、花の色は品種によって濃い青から水色、紫、白などの花色が楽しめます。
名前の由来
花言葉の由来ともなるアバガンサスの名前は、先に解説したようにギリシャ語で「愛の花」という意味。英語の名前はAfrican lilyといいます。原産地名から由来した英名です。
和名は「紫君子蘭(ムラサキクンシン)」と呼びます。花の咲く姿が春に咲く「君子蘭(クンシラン)」に似ているのでこのような名前でも呼ばれているそうです。
ギリシャ語で「愛」と「花」を意味する花名
アガパンサスという呼び名は学名どおりの呼び名で「Agapanthus」と書きます。アガパンサスの花名となるこの言葉は、ギリシャ語の「agape(愛という意味)」と「anthos(花という意味)」の言葉が語源です。
アガパンサスの花言葉はこの花名を象徴してイメージされて付けられた言葉です。
アガパンサスの上手な育て方
苗から育てるのがおすすめ!
アガパンサスは種からでも育てられますが、種まきのものは開花するのに4~5年かかります。そのためポット苗を購入して育てるのがおすすめ。3月になると園芸店やホームセンターなどで株が出回ります。株の植え付け時期は3~4月です。
ポット苗の選び方は、ポットの中に3株以上入っているものを選んでください。小さい株だと植え付けた年に花が咲かないことがあります。
落葉種と常緑種があることに注意!
アガパンサスのポット苗を購入するときには、冬、地上部が枯れる落葉種と、常緑タイプの品種があることに注意してください。素人が苗だけを見ても見分けがつきにくいので、記載がなければ園芸店の方に聞いてみるのもよいでしょう。
冬の季節に積雪ある地方で育てる場合は、落葉種であれば冬越しの準備などしなくてもよいのでおすすめです。住んでいる地方に合わせて品種を選んで苗選びをしてください。
日当たりのよい場所で管理
気温が上がる5月頃になると、蕾がたくさん入ったネギ坊主のような形のものを茎のてっぺんに付けます。開花時期になるとその皮が破けてたくさんの花が咲いだします。
一般的なアガパンサスは、冬は地上部が枯れている落葉種。ただし落葉種も常緑種もどちらも、日陰では花が咲きにくいので、地植えのものは日当たりのよい場所に植え、鉢植えのものは日の当たる場所で管理するのが育て方のポイントです。
水やりなど日ごろの管理について
日ごろの管理では、乾燥に強い植物なので水やりは、土が乾いた時にたっぷりと水やりします。枯れた花の花柄をこまめに摘んであげると、新しい蕾が次々に出てきます。
数年すると株も大きくなります。地植えのものはそのままだと地下で球根が込み合い、そして鉢植えも何年も同じ鉢に植えておくと花付きが悪くなるので、地植えのものは株分けし、鉢植えは鉢替えしてあげます。その適期は3月、もしくは花後の9~10月です。
花後の管理
アガパンサスの楽しみ方は花壇に地植え、鉢植えにして楽しむほかに、切り花としてもお花屋さんに流通しています。庭のアガパンサスをカットして切り花にして楽しむ場合は花もちは5~7日です。
地植えしたものや鉢植えのものは、花後、花茎を根元からカットしてください。そのままにしておくと結実して種を作ってしまいます。結実する前にカットしてしまうことで翌年の生長に栄養が貯金されて、花をたくさん咲かせます。
種を採っても発芽しにくい
花後に種を採る場合は、咲き終わった花をそのままにしておくと、花の先に三角錐の生長初期のピーマンのようなの細長い種ができます。
枯れるまで待ってから種を採ることができますが、アガパンサスの種は発芽しにくいので種を採るより翌年の花数を増やすため花後は早く花茎をカットしてしまうのがおすすめです。
花言葉を知ってアガパンサスを観賞しよう
花の名前がギリシャ語で「愛の花」という言葉に由来するアガパンサスを代表する花言葉は、恋人に花束として贈るのにふさわしい「恋の訪れ」「ラブレター」という花言葉です。
夏に清々しくスッと咲くその花姿は「知的な装い」という花言葉でイメージされている雰囲気そのものです。花柄をこまめに摘めば次々に花が咲きます。花言葉を知って暑い夏に爽快な雰囲気で咲くアガパンサスの花に癒されてみませんか。
花言葉についてもっと知りたい方はこちらもチェック!
当サイト「暮らしーの」では花言葉について他にもまとめています。言葉に出せない想いを花言葉に託して花束を贈る習慣は、ヨーロッパから世界に伝わりました。日本でも花言葉をメッセージの代わりにして、恋人への告白のシーンにいろいろな花が利用されています。
花言葉を知ると日ごろの花選びもとても楽しくなりますよ!花言葉についてもっと知りたい方はこちらもチェックしてみてください。

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